この記事のポイント
2026年のMicrosoft 365 Copilotアップデートをカテゴリ別・月別に日本語で全項目解説
3月はWave 3発表。Copilot Cowork・マルチモデル対応(Claude)・M365 E7スイートなど大型アップデート
Agent Mode(Word/Excel/PowerPoint)やAgent間連携など、エージェント機能の進化を時系列で追える
Teams会議レキャップの刷新やOutlookの自然言語操作など、日常業務に直結する改善を網羅
月次で更新中。最新のM365 Copilot動向を日本語で継続的にキャッチアップ可能

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
Microsoft 365 Copilotは毎月のように新機能が追加されていますが、公式ブログは英語ベースで情報量も膨大です。
「Agent Modeって何が変わった?」「IT管理者として押さえるべき設定は?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2026年のMicrosoft 365 Copilotアップデートをエージェント機能・Teams会議・Outlook・IT管理などカテゴリ別・月別に整理し、公式ブログの全項目を日本語で解説します。毎月更新していきますので、ブックマークしてご活用ください。
✅Microsoft 365 Copilotの最新エージェント機能「Copilot Cowork」については、以下の記事をご覧ください。
Copilot Coworkとは?機能や料金、Claude Coworkとの違いを解説
Microsoft 365 Copilotアップデートまとめ
Microsoft 365 Copilotは、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teamsなど、日常的に使うMicrosoft 365アプリにAIアシスタントを統合したサービスです。文書の作成・データ分析・メールの要約・会議のレキャップなど、あらゆるオフィス業務をAIが支援するプラットフォームとして急速に進化しています。
Microsoftは毎月、Tech Communityブログで "What's New in Microsoft 365 Copilot" を公開していますが、英語ベースで情報量も多く、すべてを追いかけ続けるのは負担になりがちです。
そこで本記事では、Microsoft公式ブログをソースとして、2026年のアップデートをカテゴリ別・月別に整理して日本語で解説します。エージェント機能の進化からTeams会議の刷新、IT管理者向けのガバナンス機能まで、全項目を網羅した上で実務でのインパクトも添えています。
毎月更新していきますので、ブックマークしてご活用ください。
月別アップデートサマリー
Microsoft 365 Copilotは毎月大規模なアップデートが行われており、エージェント機能の拡充・Teams会議体験の刷新・IT管理ツールの強化など、多岐にわたる機能改善が実施されています。このセクションでは、各月のアップデートをカテゴリ別の件数・注目トピックとともにサマリーテーブルで一覧しています。
テーブル内のリンクから、該当カテゴリの詳細セクションに直接ジャンプできますので、気になる機能をすぐに確認できます。
2026年3月
3月はWave 3の発表が最大のトピックです。Microsoft 365 CopilotがAIアシスタントから「エージェンティックな実行レイヤー」へ進化する方向性が示され、Copilot Coworkの発表、マルチモデル対応(AnthropicのClaudeをメインチャットで利用可能に)、Microsoft 365 E7: The Frontier Suite(月額99ドル/ユーザー)の発表が行われました。
また、2月に「3月ロールアウト予定」とされていた機能の多くが順次展開されています。月次の公式What's Newブログは未公開のため、公開後に全件数を確定します。
3月の主な発表・ロールアウト(暫定):
| カテゴリ | 件数 | 注目トピック | ステータス |
|---|---|---|---|
| エージェント機能 | — | Copilot Cowork、Project Managerプレビュー、Agent間連携ロールアウト | Wave 3 / ロールアウト |
| Copilot Chat・検索 | — | マルチモデル対応(Claude)、GPT-5.3 Instant、SharePointグラウンディング | Wave 3 / ロールアウト |
| Outlook・メール | — | メール推敲のリアルタイム支援、クラシックOutlook向け会議スケジューリング | ロールアウト |
| Office アプリ | — | Word/Excel/PowerPoint Agent全世界展開の推進 | ロールアウト |
| IT管理・導入 | — | Microsoft 365 E7: The Frontier Suite、Power User Report、Readinessページ全世界展開 | 発表 / ロールアウト |
参考:Powering Frontier Transformation with Copilot and agents(2026/3/9)
参考:Copilot Cowork: A new way of getting work done(2026/3/9)
2026年2月

2月は2026年に入って最も更新件数の多い月となりました。Project Managerエージェントのプレビュー開始、Agent間連携の実装、OneDriveへのエージェント展開など、エージェント機能が一気に拡充されています。IT管理面ではPower User ReportやFederated Connectorsなど、導入・運用を支える機能も充実しました。
全7カテゴリで合計33件のアップデートが発表されました。以下の表にカテゴリごとの件数と注目トピックをまとめました。
| カテゴリ | 件数 | 注目トピック | ステータス |
|---|---|---|---|
| エージェント機能 | 9件 | Project Managerエージェント | プレビュー/ロールアウト |
| Copilot Chat・検索 | 6件 | SharePointグラウンディング | ロールアウト |
| Teams・会議 | 3件 | カスタマイズ可能なレキャップテンプレート | プレビュー/ロールアウト |
| Outlook・メール | 5件 | AIによる会議スケジューリング | ロールアウト |
| Office アプリ | 2件 | Wordのデフォルト直接編集 | ロールアウト |
| IT管理・導入 | 6件 | Power User Report | ロールアウト |
| セキュリティ・ガバナンス | 2件 | Defender AIセキュリティ態勢管理 | プレビュー/ロールアウト |
エージェント機能だけで9件と最多で、Agent間連携やOneDriveエージェントなど、Copilotがアプリ横断で自律的に動く方向へ大きく舵を切った月です。
IT管理・導入カテゴリも6件と充実しており、ライセンス申請のビジネス正当性機能やコネクタ利用レポートなど、エンタープライズ運用を支える基盤が整いました。
公式:What's New in Microsoft 365 Copilot | February 2026
2026年1月

1月はAgent Modeの本格展開が最大のトピックです。Word・Excel・PowerPointの3アプリでAgent Modeがロールアウトを開始し、ドキュメントを直接編集するAIエージェントとしてのCopilotの姿が明確になりました。IT管理面では管理センターの全面刷新とPurview統合が注目です。
全6カテゴリで合計21件のアップデートが発表されました。(Teams・会議カテゴリは1月の更新なし)
| カテゴリ | 件数 | 注目トピック | ステータス |
|---|---|---|---|
| エージェント機能 | 7件 | Agent Mode(Word/Excel/PPT) | ロールアウト |
| Copilot Chat・検索 | 1件 | 音声チャットのMemory参照 | ロールアウト |
| Outlook・メール | 4件 | 自然言語によるメール操作 | ロールアウト |
| Office アプリ | 4件 | PowerPointのView-Onlyモード対応 | ロールアウト |
| IT管理・導入 | 3件 | 管理センター刷新 | ロールアウト |
| セキュリティ・ガバナンス | 2件 | Purview統合・DLP | ロールアウト |
Agent Modeだけで6件(+関連のNotebookグラウンディング1件)と、エージェント機能が圧倒的な比重を占めています。Word Agent・Excel Agent・PowerPoint Agentという「1プロンプトで完成品を作る」新エージェントも同時に発表されました。
管理者向けでは、Copilot概要ページとReadinessページの全面刷新により、テナント全体のCopilot状態を一目で把握できるようになりました。
公式:What's New in Microsoft 365 Copilot | January 2026
エージェント機能
Microsoft 365 Copilotのエージェント機能は、AIが単なる提案にとどまらず、ドキュメントの直接編集やタスクの自律的な実行を行う方向へ進化しています。Agent Mode、専用エージェント、Agent間連携など、2026年に入って最も活発にアップデートが行われているカテゴリです。
2026年3月
3月はWave 3の発表に伴い、エージェント機能が大きく前進しました。Copilot Coworkの発表、2月から予告されていたAgent間連携やProject Managerエージェントのロールアウトが進んでいます。
Copilot Cowork
Wave 3の目玉として、Microsoft 365 Copilotの新しい実行レイヤー「Copilot Cowork」が発表されました。タスクの委任、ワークフローの調整、成果物の生成をAIがバックグラウンドで実行し、ユーザーはコントロールを保ちながら作業を任せられます。
メールのトリアージ、リサーチ、プロジェクト進捗トラッカーの作成など、複数ステップにわたるタスクを一括で処理できる点が特徴です。AnthropicのClaude Coworkの技術基盤を活用して構築されており、長時間にわたるマルチステップタスクの実行に対応しています。Research Previewとして限定テスト中で、3月中にFrontierプログラムで拡大提供予定です。
参考:Copilot Cowork: A new way of getting work done
Project Managerエージェント
2月に発表されたプロジェクト管理特化型エージェントのパブリックプレビューが3月に開始されました。計画の立案、タスクの整理、進捗の追跡をAIが支援します。
専用のプロジェクト管理ツールを導入していない中小チームにとって、M365内でプロジェクトをAIが管理してくれる点は大きなメリットです。4月の全世界展開が予定されています。
参考:Project Managerエージェントの管理者向け設定
Agent間連携
2月に発表されたAgent-to-Agent Coordinationが3月にロールアウトを開始しました。Copilot StudioやFoundryで構築されたAIエージェント同士が、あるエージェントが別のエージェントをツールとして呼び出す形で協調してタスクを処理できます。
たとえば「営業エージェントがCRMデータを取得→分析エージェントがレポート作成→メールエージェントが送信」といったワークフローの自動化が実現します。マルチエージェントアーキテクチャの実装として、Copilotエコシステムの中核機能になる見込みです。
Adaptive Cardコンテンツの動的更新
カスタムエンジンエージェントにおいて、Adaptive Cardのコンテンツをリアルタイムに更新できる機能が3月にロールアウトを開始しました。エージェント体験内で動的なデータ表示が可能になります。
従来は静的なカード表示のみでしたが、本機能により在庫状況やチケットステータスなど、リアルタイム性が求められるデータをエージェント内で直接確認できます。
Outlookでのカスタムエージェント利用
Copilot StudioやFoundryで構築したカスタムエージェントに、Outlook内から直接アクセスできる機能が3月にロールアウトを開始しました。メールワークフローの中でエージェントを活用できます。
営業担当者がメールを読みながら、そのまま社内のナレッジエージェントに質問したり、承認エージェントに依頼を投げたりするユースケースが想定されています。
2026年2月
2月はエージェント機能が9件と最多カテゴリです。Project Managerエージェントの登場、Agent間連携の実装、OneDriveやOutlookへのエージェント展開など、Copilotのエージェント化が一気に加速しました。

Project Managerエージェント
Microsoft 365 Copilotに、プロジェクト管理に特化した新エージェントが登場しました。計画の立案、タスクの整理、進捗の追跡をAIが支援します。
専用のプロジェクト管理ツールを導入していない中小チームにとって、M365内でAIアシスタントがプロジェクトを管理してくれる点は大きなメリットです。3月にパブリックプレビュー開始、4月に全世界展開予定となっています。
参考:Project Managerエージェントの管理者向け設定
PowerPoint Agenticモード(Web版)
PowerPoint Web版でCopilotがエージェンティックに動作するようになりました。自然な会話を通じてプレゼンテーションを作成・編集でき、ファイル・会議メモ・メールなどの情報を参照しながらスライドを構築します。
ブランドキットとの連携にも対応しています。
これまでのCopilot in PowerPointは「提案→承認」のフローでしたが、本アップデートにより連続的な会話ベースの編集が可能になりました。実務では、会議後にすぐ報告資料をCopilotと会話しながら仕上げるワークフローが実現します。
参考:Word/Excel/PowerPoint Agentの公式ドキュメント
OneDriveエージェント
OneDrive上でエージェントを作成できるようになりました。共有フォルダやファイルセット全体を理解し、そのコンテキストに基づいて応答するエージェントを構築できます。
チーム共有のドキュメントフォルダに対して「このプロジェクトの最新仕様を教えて」と聞けるエージェントを簡単に作れる点が実務的に強力です。SharePoint上のナレッジベースとの使い分けも明確になっています。
エージェントのプロアクティブ推薦
Copilot Chatが会話のコンテキストに基づいて、役立ちそうなエージェントをプロアクティブに推薦するようになりました。ユーザーが明示的にエージェントを探す手間が省けます。
組織内に複数のカスタムエージェントが構築されている環境では、適切なエージェントの発見性が課題になりがちです。この推薦機能により、エージェントの利用率向上が期待できます。
Adaptive Cardコンテンツの動的更新
カスタムエンジンエージェントにおいて、Adaptive Cardのコンテンツをリアルタイムに更新できるようになりました。エージェント体験内で動的なデータ表示が可能になります。
従来は静的なカード表示のみでしたが、本機能により在庫状況やチケットステータスなど、リアルタイム性が求められるデータをエージェント内で直接確認できます。3月ロールアウト予定です。
Agent間連携(Agent-to-Agent Coordination)
Copilot StudioやFoundryで構築されたAIエージェント同士が、複雑なタスクを協調して処理できるようになりました。あるエージェントが別のエージェントをツールとして呼び出す仕組みです。
これはマルチエージェントアーキテクチャの実装であり、たとえば「営業エージェントがCRMデータを取得→分析エージェントがレポート作成→メールエージェントが送信」といったワークフローの自動化が視野に入ります。3月ロールアウト予定です。
Outlookでのカスタムエージェント利用
Copilot StudioやFoundryで構築したカスタムエージェントに、Outlook内から直接アクセスできるようになりました。メールワークフローの中でエージェントを活用できます。
営業担当者がメールを読みながら、そのまま社内のナレッジエージェントに質問したり、承認エージェントに依頼を投げたりするユースケースが想定されています。3月ロールアウト予定です。
宣言型エージェントのPDFサポート
Copilot Studioの宣言型エージェントが、SharePoint上のスキャン済みPDFや画像ベースのドキュメントをグラウンディングソースとして利用できるようになりました。
紙の書類をスキャンしてSharePointに保存している企業は多く、これまでそれらはCopilotの参照対象外でした。本機能によりレガシーな紙文書もAIの知識ベースに組み込めます。
参考:宣言型エージェントの概要
Teams CommunitiesでのAgent活用
Teams Communitiesにおいて、コミュニティ内の会話を組織のナレッジとして活用するエージェントが利用可能になりました。過去の議論に基づいて回答の下書きを提案します。
社内コミュニティでの繰り返しの質問対応を自動化でき、ナレッジマネジメントの観点で価値があります。2月にパブリックプレビュー、4月に全世界展開予定です。
2026年1月
1月はAgent Modeの本格展開が中心です。Word・Excel・PowerPointの3アプリでAgent Modeがロールアウトし、さらに1プロンプトで完成品を作る専用エージェントも発表されました。

Agent Mode in Word
WordでCopilotがAgent Modeとして動作するようになりました。文書を直接編集し、変更理由を透明性をもって表示します。すべての変更は完全にレビュー・元に戻すことが可能です。
従来の「提案をサイドバーで表示→手動で反映」というフローから、Copilotがドキュメント内で直接作業する体験に変わりました。11月からライセンスユーザーにロールアウト開始、2月からはCopilot Chatユーザーにも展開されています。
Agent Mode in Excel
Excelでもスプレッドシートの直接編集が可能になりました。Web版は12月から、デスクトップ/Mac版は1月からライセンスユーザーにロールアウトされています。
数式の挿入、データの整形、ピボットテーブルの作成などをCopilotが自律的に実行します。作業過程が表示されるため、AIが何をしているかを常に把握できます。
Agent Mode in PowerPoint
PowerPointでのAgent Modeは2月からWeb版でロールアウト開始です。プロンプトに応じてスライドの編集・追加・レイアウト変更をCopilotが直接実行します。
Word Agent
1つのプロンプトから完成度の高い文書を丸ごと生成する新エージェントです。リッチな構造・書式・詳細を備えた完全なドラフトを作成します。
Agent Modeが「既存文書の編集支援」であるのに対し、Word Agentは「ゼロから完成品を作る」ことに特化しています。報告書やプロポーザルの初稿作成で時間短縮が見込めます。2月からロールアウトが始まっています。
Excel Agent
1つのプロンプトから完成度の高いスプレッドシート分析を生成する新エージェントです。データの加工・グラフ作成・分析結果の整理まで一括で実行します。
PowerPoint Agent
1つのプロンプトから完成度の高いプレゼンテーションを生成する新エージェントです。構造・書式・詳細を備えたスライドデッキを作成します。
Copilot Notebookへのエージェントグラウンディング
Copilot Notebook上でエージェントをグラウンディングできるようになりました。Notebookに蓄積した参考資料やワーキングメモを、エージェントの回答精度向上に活用できます。2月からロールアウトが始まっています。
Copilot Chat・検索
Copilot Chatは、Microsoft 365全体を横断してAIに質問・指示できるインターフェースです。グラウンディング(回答の根拠となるデータソースの指定)や検索統合、音声対話など、ユーザーがCopilotとやり取りする体験全般の改善がこのカテゴリに含まれます。
2026年3月
Wave 3の目玉の一つとして、マルチモデル対応が発表されました。AnthropicのClaudeがFrontierプログラム経由でCopilot Chatのメインチャットで利用可能になり、GPT-5.3 Instantモデルも導入されています。
マルチモデル対応(Claude in Copilot Chat)
Wave 3により、Copilot ChatでAnthropicのClaudeをメインチャットで利用できるようになりました。Frontierプログラム経由での提供で、OpenAIの最新モデルと併用する形です。
これまでMicrosoft 365 CopilotはOpenAIモデル専用でしたが、本アップデートによりユースケースに応じてモデルを使い分けられるようになりました。長文の分析・要約タスクではClaude、コード生成ではGPT系といった使い分けが視野に入ります。マルチモデル対応はCopilotの基盤アーキテクチャの大きな転換点です。
参考:Powering Frontier Transformation with Copilot and agents
GPT-5.3 Instantモデル導入
3月3日(Wave 3発表の6日前)に、OpenAIの最新モデルGPT-5.3 InstantがMicrosoft 365 CopilotおよびCopilot Studioで利用可能になりました。前モデルのGPT-5.2 Instantからの進化で、日常的な作業シナリオでの応答精度と速度が向上しています。
メール要約やドキュメント検索といった頻度の高いタスクで、より正確で表現力のある回答が得られるようになりました。Web情報の検索結果とモデル自身の知識・推論をより適切に統合する点も改善されており、Copilotの「普段使い」の体験が底上げされています。M365 Copilotライセンスユーザーには優先アクセス、Copilot Chatユーザーには標準アクセスとして順次展開中です。
参考:Available today: GPT-5.3 Instant in Microsoft 365 Copilot(2026/3/3)
Copilot応答のテキスト選択
2月に発表された、Copilotの応答文中の特定テキストをハイライトして「Ask Copilot」ボタンでフォーカスした追加質問ができる機能が3月にロールアウトを開始しました。
長い応答の中から気になる部分だけを掘り下げられるため、調査・リサーチ系のタスクで特に有用です。従来は応答全体に対して追加質問するしかなく、ピンポイントの深掘りが難しい点が課題でした。
SharePointリスト/サイトへのグラウンディング
Copilot Chatのワークモードで「/」コマンドを使ってSharePointリストやサイトをプロンプトのグラウンディングソースに指定できる機能が3月にロールアウトを開始しました。
在庫管理リストや顧客マスターなど、SharePointリストに格納された構造化データへのアクセスが可能になった点が大きな進展です。組織のデータを直接AIの回答に活用できるため、回答精度の向上が期待できます。
参考:SharePointリストをナレッジソースに追加する方法
Copilot Chat × 検索の統合
Copilot Searchにおいて、検索結果の閲覧とCopilotとの対話を同時に行える機能が3月にロールアウトを開始しました。ツールを切り替えることなく、検索しながらAIに質問できます。
従来は「検索→結果を確認→Copilotに切り替えて質問」というステップが必要でしたが、本機能により検索とAI対話がシームレスに融合します。情報収集の効率が大きく向上する実務的に重要なアップデートです。
参考:Microsoft 365 Copilot Searchの概要
2026年2月
2月はCopilot Chat・検索カテゴリで6件の更新がありました。SharePointリスト/サイトへのグラウンディング、検索体験との統合、モバイルウィジェットなど、Copilotへのアクセス方法とデータ参照の幅が大きく広がりました。

Copilot応答のテキスト選択
Copilotの応答文中の特定テキストをハイライトし、「Ask Copilot」ボタンでフォーカスした追加質問ができるようになりました。長い応答の中から気になる部分だけを掘り下げられます。3月ロールアウト予定です。
SharePointリスト/サイトへのグラウンディング
Copilot Chat(ワークモード)で、「/」コマンドを使ってSharePointリストやサイトをプロンプトのグラウンディングソースに指定できるようになりました。組織の構造化データを直接AIの回答に活用できます。
在庫管理リストや顧客マスターなど、SharePointリストに格納された構造化データへのアクセスが可能になった点が大きな進展です。3月ロールアウト予定です。
参考:SharePointリストをナレッジソースに追加する方法
Copilot Chat × 検索の統合
Copilot Searchにおいて、検索結果の閲覧とCopilotとの対話を同時に行えるようになりました。ツールを切り替えることなく、検索しながらAIに質問できます。3月ロールアウト予定です。
参考:Microsoft 365 Copilot Searchの概要
Copilotモバイルウィジェット・アクションボタン
iOS/Androidのホーム画面やロック画面にCopilotウィジェットを配置できるようになりました。ワンタップでチャット開始、音声会話、写真添付が可能です。
移動中やデスクから離れた場面でも、ロック画面からすぐにCopilotにアクセスできる点がモバイルワーカーにとって実用的です。2月にロールアウト済みです。
Brand Kits(Create体験)
Copilot Createで、組織のブランドガイドラインドキュメントをアップロードしてBrand Kitを作成できるようになりました。カラー・フォント・スタイル要素が自動抽出されます。2月にロールアウト済みです。
メール添付ファイル検索
Copilot Searchを通じてメールの添付ファイルを検索できるようになりました。全文検索、Outlookフィルター、SharePointフィルターに対応しています。2月にロールアウト済みです。
2026年1月
1月はCopilot Chat・検索カテゴリで1件のみですが、音声チャットのMemory参照という重要な更新がありました。

音声チャットのMemory参照
Microsoft 365 Copilotアプリの音声チャットで、ユーザーのパーソナライズ設定に保存されたメモリを参照して回答できるようになりました。文字入力時と同じパーソナライズが音声でも実現します。1月にロールアウトされました。
Teams・会議
Microsoft TeamsにおけるCopilotの会議支援機能です。会議レキャップの自動生成、スケジューリング支援、Communities連携など、チームコラボレーションをAIが強化する機能群です。
2026年3月
3月時点ではTeams・会議カテゴリの新規発表は確認されていません。月次公式ブログの公開後に更新予定です。
2026年2月
2月はTeams・会議カテゴリで3件の更新がありました。会議レキャップのビジュアル化、カスタマイズ可能なテンプレート、Copilot ChatのTeams会議統合と、レキャップ体験が大幅に刷新されています。

会議レキャップのビジュアル表示
Teams会議のレキャップに、共有画面からの重要な画面キャプチャが自動で組み込まれるようになりました。テキストだけでなく、視覚的な情報も含めた包括的なサマリーが生成されます。2月にロールアウト済みです。
会議に参加できなかったメンバーが、発表資料のキャプチャ付きでレキャップを確認できるため、情報伝達の精度が上がります。
カスタマイズ可能なレキャップテンプレート
会議レキャップのテンプレートを選択・カスタマイズできるようになりました。「Speaker Summary」や「Executive Summary」から選べるほか、フリーテキストのプロンプトで独自テンプレートも設計できます。12月にパブリックプレビュー開始、2月に全世界へロールアウトされました。
経営会議・技術レビュー・1on1など、会議の種類によって求められるサマリーの形式は異なります。テンプレートのカスタマイズにより、各チームが最適なレキャップ形式を定義できるようになりました。
Copilot ChatのTeams会議統合
Teams会議でのCopilot体験がCopilot Chatに統合されました。チャット履歴、会議トランスクリプト、カレンダーコンテンツを分析して、スマートなレキャップの生成、メッセージの書き換え、関連インサイトの表示が可能です。2月にロールアウト済みです。
Outlook・メール
OutlookにおけるCopilotのメール支援機能です。自然言語によるメール操作、音声インタラクション、会議スケジューリング支援など、メール業務の効率化に直結する機能群です。
2026年3月
2月に発表されたOutlook関連機能のクラシックOutlook向け展開が3月に進んでいます。
メール推敲のリアルタイム支援
Outlookでメール作成中に、Copilotがリアルタイムで文面の推敲・調整を支援する機能が3月にロールアウトを開始しました。受信トレイから離れることなく、書きながら即座にトーンの調整や表現の改善提案を受けられます。
これまでのCopilot in Outlookは「下書き生成→手動修正」のフローが中心でしたが、本機能により人間の文章とAIの提案がリアルタイムに融合する体験が実現します。特に英語でのビジネスメール作成時に、ネイティブライクな表現への修正が即座に行える点が実務的に価値があります。
AIによる会議時間推薦(クラシックOutlook展開)
2月に新Outlookで先行ロールアウトされた、参加者全員の空き状況を分析して最適な時間枠を推薦する機能が、3月にクラシックOutlookにも展開されました。視覚的なスケジュールコンテキストも表示されます。
クラシックOutlookをメインで使い続けている組織は依然として多く、新Outlook限定だった機能が順次クラシック版にも展開されることで、組織全体でのCopilot体験の均一化が進んでいます。
メールスレッドからの会議スケジュール(クラシックOutlook展開)
同じく2月に新Outlookで先行した「Schedule with Copilot」機能が、3月にクラシックOutlookにも展開されました。メールスレッド上の「Schedule with Copilot」ボタンから、時間の検索・会議室の予約・アジェンダの作成・招待の送信をワンフローで完了できます。
メールで調整が始まった会議を、カレンダーアプリに切り替えることなくそのまま確定できる点が実務で便利です。
会議準備インサイト(全世界展開)
1月にパブリックプレビューが開始された、会議前にリアルタイムのインサイト・コンテキストサマリー・関連ドキュメントを表示する機能が、3月に全世界へ展開されました。
会議が多い管理職やプロジェクトマネージャーにとって、準備時間の短縮と会議の質の向上を両立できる機能です。特に外部との打ち合わせ前に、過去のやり取りや関連資料が自動で表示される点が有用です。
2026年2月
2月はOutlook・メールカテゴリで5件の更新がありました。AIによる会議スケジューリングが目玉で、メールスレッドからの日程調整自動化が実現しています。

AIによる会議時間推薦
Copilot Chat in Outlookで、参加者全員の空き状況を分析して最適な時間枠を推薦する機能が追加されました。視覚的なスケジュールコンテキストも表示されます。新Outlookは2月からロールアウト開始、クラシックOutlookは3月展開予定です。
メールスレッドからの会議スケジュール
メールスレッド上の「Schedule with Copilot」ボタンから、時間の検索・会議室の予約・アジェンダの作成・招待の送信をワンフローで完了できるようになりました。
メールで調整が始まった会議を、カレンダーアプリに切り替えることなくそのまま確定できる点が実務で便利です。新Outlookは2月からロールアウト開始、クラシックは3月展開予定です。
会議準備インサイト
クラシックOutlookで、会議前にリアルタイムのインサイト、コンテキストサマリー、関連ドキュメントを表示する機能が追加されました。1月にパブリックプレビュー開始、3月に全世界展開予定です。
会議時間の分析・可視化
Copilot Chat in Outlookで、会議時間をカテゴリ別に照会・可視化できるようになりました。月次比較も可能です。2月にロールアウト済みです。
「今月、社内会議にどれだけ時間を使ったか」を即座に把握でき、会議の最適化に役立ちます。
Outlookでのメールグラウンディング強化
Microsoft 365 Copilotライセンスを持たないユーザーでも、Outlookで開いているメールをCopilot Chatのグラウンディングソースとして使えるようになりました。メール内のテキストを部分選択して、その部分だけをコンテキストとして使うことも可能です。2月にロールアウトされました。
2026年1月
1月はOutlook・メールカテゴリで4件の更新がありました。自然言語によるメール操作のロールアウトが進み、Copilotでメールをハンズフリーで管理できる体験が整ってきました。

Outlook Mobileの音声インタラクション
Outlook Mobileで未読メールの要約をハンズフリーで聞き、返信の作成・削除・アーカイブ・ピン留め・フラグ設定などのアクションを画面に触れずに実行できるようになりました。iOSは1月、Androidは2月にロールアウトです。
メールの暗黙的グラウンディング
Copilot Chat in Outlookで、開いているメールが自動的にグラウンディングソースとして追加されるようになりました。テキストをハイライトするとグラウンディングが自動更新され、コピー&ペーストの手間が省けます。12月にロールアウトされました。
自然言語によるメールトリアージ
「マネージャーからの未読メールをすべてフラグ付けして」のような自然言語コマンドで、メールの既読/未読、ピン留め、フラグ設定、アーカイブが実行できるようになりました。12月からロールアウトが始まっています。
自然言語による自動応答設定
自然言語で自動応答のオン/オフ、日付範囲の設定、応答メッセージの作成が可能になりました。過去の文体を参考にした応答メッセージの作成にも対応しています。12月からロールアウトが始まっています。
Office アプリ
Word・Excel・PowerPointの個別アプリに特化した機能改善です。Agent Mode以外のアプリ固有の新機能(View-Onlyモード対応、ローカルファイルサポートなど)をこのカテゴリでまとめています。
2026年3月
Wave 3の一環として、Word/Excel/PowerPointのAgent Modeが全世界のテナントへの展開を推進しています。
Word/Excel/PowerPoint Agent全世界展開の加速
1月に発表されたWord Agent・Excel Agent・PowerPoint Agentが、3月中に大半の全世界テナントへの展開を完了する見込みです。1つのプロンプトから完成品を直接生成するエージェンティックな体験が、標準機能として定着しつつあります。
Wave 3の発表では、Excel Agentがビジネスデータを分析してインサイトを導出するデモが紹介されました。従来の「Copilotに聞く→提案を確認→手動で反映」というステップが不要になり、AIが直接スプレッドシートを操作する体験が当たり前になってきています。
参考:Word/Excel/PowerPoint Agentの公式ドキュメント
2026年2月
2月はOffice アプリカテゴリで2件の更新がありました。Wordでの直接編集がデフォルト化され、Copilotの利用体験が大きく変わりました。

Wordのデフォルト直接編集
WordでCopilot Chatを使うと、デフォルトで文書を直接編集するようになりました。すべての変更は完全にレビュー・元に戻すことが可能です。2月ロールアウト中です。
これまでは「Copilotに聞く→提案を確認→手動で反映」というステップが必要でしたが、Copilotが直接文書を編集する体験がデフォルトになりました。
空白文書でのEdit with Copilot自動有効化
空白文書でプロンプトを入力すると、「Edit with Copilot」が自動的に有効になるようになりました。新規文書作成時のフローが途切れません。2月ロールアウト中です。
2026年1月
1月はOffice アプリカテゴリで4件の更新がありました。PowerPointのView-Onlyモード対応とエンタープライズアセット統合が注目です。

PowerPointのView-Onlyモード対応
読み取り専用で開いたプレゼンテーションでも、Copilotに質問・サマリー取得・内容の確認ができるようになりました。編集権限がなくてもCopilotの支援を受けられます。1月からロールアウトが始まっています。
他チームの資料を閲覧する際に、編集権限のリクエストなしでCopilotに質問できる点が実務的に便利です。
エンタープライズアセット統合
PowerPointでCopilotがスライドを作成する際、SharePoint Organization Asset LibrariesやTemplafyライブラリに登録された承認済みの企業アセット(ロゴ、テンプレートなど)を自動使用するようになりました。ブランド一貫性が保たれます。
プレゼンテーション作成コントロール
Copilotによるプレゼンテーション作成時に、デッキの長さ、ナラティブのトーン、スライドスタイル、AI生成画像の組み込みを制御できるようになりました。12月にロールアウトされました。
ローカル保存のモダンWorkbook対応
Excelでローカル保存されたモダンWorkbookに対してもCopilotが動作するようになりました。クラウドストレージを経由せず、より高速で安定した支援が得られます。2月からロールアウトが始まっています。
クラウド保存が必須だった制約が外れ、ローカルファイルでの作業が多いユーザーにも恩恵があります。
IT管理・導入
Microsoft 365管理センター、Copilotダッシュボード、導入・展開支援ツールなど、IT管理者がCopilotを組織全体で管理・推進するための機能群です。Copilotの料金プランや購入条件についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
2026年3月
Wave 3とあわせて、Microsoft 365 E7スイートの発表やCopilot運用の可視化ツールのロールアウトが進んでいます。
Microsoft 365 E7: The Frontier Suite
Microsoft 365 E5、Microsoft 365 Copilot、Agent 365を統合した新スイート「Microsoft 365 E7: The Frontier Suite」が発表されました。Work IQを基盤とした単一ソリューションとして提供され、2026年5月1日の一般提供開始が予定されています。価格は1ユーザーあたり月額99ドルです。
構成要素を個別に調達した場合、E5(60ドル)+ Entra Suite(12ドル)+ Copilot(30ドル)+ Agent 365(15ドル)で合計117ドルとなるため、E7はバンドル価格で約15%のコスト削減になります。Agent 365は組織内のAIエージェントを一元的に監視・管理・保護するためのプラットフォームで、同じく5月1日にGA予定です。Frontierプログラムの機能(マルチモデル対応、Copilot Coworkなど)もE7に含まれます。
参考:Introducing the First Frontier Suite built on Intelligence + Trust
Power User Report
2月に発表されたCopilot Adoption Power BIダッシュボードのPower User Reportが3月にロールアウトを開始しました。ユーザーをパワーユーザー・習慣的ユーザー・初心者・未利用者に分類し、導入施策のターゲティングを支援します。
組織全体のCopilot活用度を定量的に把握できるため、「導入したが使われていない」問題の早期発見に役立ちます。利用頻度に基づく分類で、部門ごとのトレーニング計画の策定にも活用できます。
インテリジェントサマリー
Copilotダッシュボードで採用トレンドのサマリーと推奨プロンプトが自動表示される機能が3月にロールアウトを開始しました。管理者がダッシュボードのデータをより効率的に探索できるようになります。
ライセンス申請のビジネス正当性
ユーザーがCopilotライセンスを申請する際にビジネス上の正当性(理由)を記入できる機能が3月にロールアウトを開始しました。管理者が情報に基づいた迅速な承認判断を下せるようになります。
Copilot Readinessページ(全世界展開)
M365管理センターのCopilot Readinessページが、2月のパブリックプレビューを経て3月に全世界へ展開されました。推奨設定をデプロイメント必須事項・エンドユーザー体験・データセキュリティのカテゴリに整理して表示します。
コネクタ利用レポート
M365管理センターで、アクティブなコネクタ数、エージェントからの参照状況、日次トレンド、エンゲージメントのインサイトを確認できるレポートが3月にロールアウトを開始しました。
2月に発表されたFederated Connectorsの拡大に伴い、どのコネクタがどの程度利用されているかを把握する需要が高まっています。本レポートはその運用可視化の第一歩です。
2026年2月
2月はIT管理・導入カテゴリで6件の更新がありました。Power User Reportやコネクタ利用レポートなど、利用状況の可視化と導入推進を支える機能が充実しました。

Power User Report
Copilot Adoption Power BIダッシュボードに、ユーザーをパワーユーザー・習慣的ユーザー・初心者・未利用者に分類するレポートが追加されました。利用頻度に基づく分類で、導入施策のターゲティングが可能になります。3月ロールアウト予定です。
インテリジェントサマリー
Copilotダッシュボードで採用トレンドのサマリーと推奨プロンプトが自動表示されるようになりました。ダッシュボードのデータをより深く探索できます。3月ロールアウト予定です。
ライセンス申請のビジネス正当性
ユーザーがCopilotライセンスを申請する際にビジネス上の正当性(理由)を記入でき、管理者が情報に基づいた迅速な判断を下せるようになりました。3月ロールアウト予定です。
Copilot Readinessページ(更新版)
M365管理センターのCopilot Readinessページが更新され、推奨設定をデプロイメント必須事項・エンドユーザー体験・データセキュリティのカテゴリに整理して表示します。2月にパブリックプレビュー、3月に全世界展開予定です。
コネクタ利用レポート
M365管理センターで、アクティブなコネクタ数、エージェントからの参照状況、日次トレンド、エンゲージメントのインサイトを確認できるレポートが追加されました。3月ロールアウト予定です。
AI活用スキルプロファイル自動更新
Microsoft Graphのアクティビティデータを使って、ユーザーのスキルプロファイルをAIで自動更新できるようになりました。2月にロールアウト済みです。
2026年1月
1月はIT管理・導入カテゴリで3件の更新がありました。管理センターの全面刷新が注目です。

Copilot概要ページの刷新
M365管理センターにCopilotの新しい概要ページが追加されました。テナント全体のCopilot環境の状態、構成、推奨アクションを一元的に把握できます。1月にロールアウトされました。
Copilot Readinessページ
Microsoftの推奨設定を「デプロイメント必須事項」「エンドユーザー体験」「データセキュリティ」のカテゴリに整理した新ページです。構造化されたCopilot展開計画の策定を支援します。1月にロールアウトされました。
Copilot Chat InsightsのライセンスしきいeValue引き下げ
Copilotダッシュボード(Microsoft Viva)のCopilot Chat Insightsが、従来の50ライセンス以上という要件から1ライセンスに引き下げられました。小規模チームでも採用状況の追跡が可能になります。2月からロールアウトが始まっています。
セキュリティ・ガバナンス
Microsoft Purview、DLP(データ損失防止)、Microsoft Defenderなど、Copilotの利用に伴うセキュリティとデータガバナンスに関する機能群です。
2026年3月
3月時点ではセキュリティ・ガバナンスカテゴリの新規発表は確認されていません。ただし、Wave 3で発表されたCopilot Coworkやマルチモデル対応に伴い、エージェントのセキュリティ管理やデータガバナンスの重要性はさらに高まっています。月次公式ブログの公開後に更新予定です。
2026年2月
2月はセキュリティ・ガバナンスカテゴリで2件の更新がありました。Federated ConnectorsとDefender AIセキュリティ態勢管理が注目です。

Federated Copilot Connectors
Canva、HubSpot、Notion、Linear、Intercom、Google Contacts、Google Calendar などの外部サービスに対して認証し、ライブデータにアクセスできるFederated Connectorsが追加されました。2月にパブリックプレビューとして全テナントでデフォルト有効になっています。
M365エコシステム外のデータにもCopilotからアクセスできるようになった点が大きな変化です。ただし、取得データはリアルタイム取得でインデックスはされず、現時点では Researcher でのみサポートされています。IT管理者はどのコネクタを有効にするかのガバナンス判断も求められます。
Microsoft Defender AIセキュリティ態勢管理
Microsoft Defenderに、AIエージェントのリスクベースのインベントリ管理機能が追加されました。組織内のAIエージェントのセキュリティ態勢を評価し、推奨事項と脆弱性を特定します。11月にパブリックプレビュー開始、2月に全世界へロールアウトされました。
エージェント機能の急速な拡大に伴い、組織内に構築されるエージェントのセキュリティ管理が重要課題になっています。本機能はその可視化と管理の第一歩として位置づけられます。
参考:Defender for CloudのAIセキュリティポスチャ管理
2026年1月
1月はセキュリティ・ガバナンスカテゴリで2件の更新がありました。Purview統合とDLPポリシーの有効化です。

Microsoft Purview統合
M365管理センターにMicrosoft Purviewが統合され、Copilot利用における過剰共有リスクの可視化、機密データの使用状況モニタリング、修復ガイダンスが提供されるようになりました。1月にロールアウトされました。
Copilotが社内データを参照する際に、権限設定の甘いファイルが意図せず参照されるリスクへの対策として重要な機能です。
DLPポリシーの有効化
管理者がCopilotでの機密データの使用状況を把握し、データ損失防止(DLP)ポリシーを有効にしてデータを保護できるようになりました。Purview統合と連携して動作します。1月にロールアウトされました。









