この記事のポイント
TeamsのAI機能が3層構造(Standard・Premium・Copilot)であることを理解できる
Copilotによる会議要約・チャット要約の具体的な活用方法がわかる
Teams PremiumとCopilotの機能差分と使い分けが整理できる
AIエージェント(ファシリテーター・カスタムエージェント)の活用方法を学べる
料金体系と2026年7月の価格改定を踏まえた導入判断ができる

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
Microsoft Teamsには、標準機能・Teams Premium・Microsoft 365 Copilotという3つの層でAI機能が搭載されています。
本記事では、Copilotによる会議要約・チャット要約から、インテリジェント議事録、AIエージェント活用、さらにChatGPTやClaude等の生成AI連携まで、TeamsのAI活用を網羅的に解説します。
ライセンス別の機能比較や料金体系、住友商事・日本製鉄等の日本企業の導入事例も紹介するので、Teams AIの導入検討にぜひお役立てください。
✅Microsoft 365 Copilotの最新エージェント機能「Copilot Cowork」については、以下の記事をご覧ください。
Copilot Coworkとは?機能や料金、Claude Coworkとの違いを解説
目次
Teams PremiumのIntelligent Recap
Copilot以外のMicrosoft Teams生成AI連携
Microsoft TeamsのAI機能とは

TeamsのAI機能は、ライセンスに応じてStandard(標準)、Teams Premium、Microsoft 365 Copilotの3層構造で提供されています。どのライセンスでどのAI機能が使えるかを理解することが、Teams AI活用の第一歩です。
以下の表で、各層のAI機能と必要なライセンスを整理しました。
| 層 | 必要なライセンス | 主なAI機能 |
|---|---|---|
| Standard | Microsoft 365 基本ライセンス | 文字起こし、ライブキャプション、ノイズ抑制、背景ぼかし |
| Teams Premium | Teams Premiumアドオン($10/user/月) | Intelligent Recap、ライブ翻訳キャプション、ライブ翻訳文字起こし、背景装飾 |
| Microsoft 365 Copilot | Copilotアドオン($30/user/月) | 会議要約、チャット要約、Copilot Chat、AIエージェント |
表から分かる通り、Standard層でも文字起こしやライブキャプションといった基本的なAI機能は利用できるという点です。
Copilotによる会議要約やAIエージェントを使いたい場合はCopilotライセンスが必要ですが、議事録の自動文字起こしだけであればStandard層で対応できます。
つまり、すべての企業がまずStandard層のAI機能を活用し、必要に応じてPremiumやCopilotへ段階的に拡張するという導入アプローチが可能です。
Microsoft Teams Copilotの主要機能

Microsoft 365 CopilotをTeamsで利用すると、会議の自動要約、チャットのキャッチアップ、情報検索などが実現します。
2026年2月のアップデートでは、カスタマイズ可能な会議要約テンプレートや視覚リファレンスなど、さらに実用的な機能が追加されました。
Teams Copilotで会議を要約する
Teams Copilotの最も代表的な機能が、会議の自動要約です。会議中にCopilotを起動すると、リアルタイムで発言内容が分析され、会議終了後には要約、アクションアイテム、意思決定事項が自動で整理されます。
2026年2月時点で利用できる会議要約の主な機能を紹介します。
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カスタマイズ可能な要約テンプレート
2026年2月時点で一般提供されている機能です(テナント・リージョンで反映時期が異なる場合があります)。スピーカーサマリーやエグゼクティブサマリーなどのプリセット形式に加え、自由テキストでカスタムテンプレートを作成できます。部門ごとに異なるフォーマットの議事録が必要な場合に特に有効です(参考: Microsoft Support)。
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視覚リファレンス
同じく2026年2月にGAとなりました。画面共有中の重要な場面がスクリーンショットとして要約に自動的に含まれます。資料の説明やデモを行った会議で、どのスライドについて議論したかを後から視覚的に確認できます。
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リアルタイム質問
会議中に「これまでに出た主な意見は?」「決定事項をまとめて」といった質問をCopilotに投げかけると、その時点までの議論内容をもとに回答を生成します。途中参加した場合のキャッチアップにも役立ちます。
これらの機能により、議事録作成に費やしていた時間を大幅に削減できます。Microsoft公式のForrester TEI調査によると、ある企業ではTeams Copilotの会議要約だけで年間12,000時間の削減を達成しています。
Teams Copilotでチャットを要約する
Teams Copilotのもう一つの主要機能が、チャットの要約です。長期休暇後や複数プロジェクトを掛け持ちしている場合、未読メッセージが大量に溜まることは少なくありません。
Copilotはチャットやチャネルの会話を分析し、要点・アクションアイテム・意思決定を抽出して表示します。具体的には、以下のような操作が可能です。
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チャット要約
個別チャットやグループチャットで「過去7日間の要約」を生成し、重要な議論やタスクを素早く把握できます。
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チャネル要約
チームのチャネルで投稿された内容を要約し、特定のトピックに関する議論だけを抽出することも可能です。
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Copilot Chat統合
2026年2月時点で一般提供が進んでいる機能で(テナント差あり)、チャット・チャネル・会議のCopilot体験が統一されました。チャット履歴、会議トランスクリプト、カレンダーコンテンツを横断的に分析し、「先週の会議で決まった◯◯の件、その後のチャットでの進捗は?」といった質問にも回答できます。
チャット要約は、情報過多になりがちな大規模チームで特に効果を発揮します。住友商事では、Teams会議の内容キャッチアップにCopilotを活用することで、定例会議の出席数削減にまでつなげています。
Teams Premiumのインテリジェント機能

Teams Premiumは、Microsoft 365 Copilotとは別のAIアドオンとして、会議のインテリジェント機能を提供しています。Copilotライセンスなしでも利用できるAI機能があるため、段階的なAI導入を検討している企業にとって有力な選択肢です。
Teams PremiumのIntelligent Recap
Intelligent Recapは、Teams Premiumの中核となるAI機能です。会議終了後にAIが自動で要約ノートを生成し、推奨タスクやパーソナライズドタイムラインを提供します。
Intelligent Recapの主な機能を以下にまとめます。
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AIノート
会議内容をAIが自動で構造化し、トピックごとに整理されたノートを生成します。手動で議事録を書く必要がなくなります。
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パーソナライズドタイムライン
自分が言及された場面や、自分に関連するアクションアイテムがハイライト表示されます。1時間の会議でも、自分に関係する部分だけを数分で確認できます。
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スピーカータイムライン
各参加者の発言時間と発言内容をタイムラインで可視化します。誰がどのトピックについて発言したかを一目で把握できます。
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チャプター分割
長時間の会議が自動的にトピック別のチャプターに分割されます。録画を最初から見直す必要がなく、関心のあるチャプターだけを再生できます。
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多言語対応
2026年2月時点で、日本語を含む複数言語でIntelligent Recapの提供範囲が拡大しています。対応言語は更新されるため、導入前に最新のMicrosoftサポート情報を確認してください。
なお、2026年2月時点ではAudio Recap(ポッドキャスト型音声要約)もPublic Previewで提供されています。最大8件の会議をまとめた音声要約を生成する機能で、移動中に会議内容を確認したい場合に便利です。ただしAudio RecapにはMicrosoft 365 Copilotライセンスが必要です。
Teams Premiumのライブ翻訳機能
Teams Premiumには、多言語コミュニケーションを支援するAI翻訳機能が搭載されています。
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ライブ翻訳キャプション
会議中の発言を40言語以上にリアルタイム翻訳し、字幕として表示します。参加者ごとに異なる言語の字幕を選択できるため、通訳を介さずに多言語会議を進行できます。
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ライブ翻訳文字起こし
会議のトランスクリプト(文字起こし)をリアルタイムで翻訳します。翻訳された文字起こしは会議終了後も参照可能で、海外拠点とのコミュニケーション記録として活用できます。
Teams PremiumとCopilotの使い分けは以下が目安です。会議のAI要約と翻訳が主な目的ならTeams Premium($10/user/月)、チャット要約やAIエージェントまで含めた総合的なAI活用ならCopilot($30/user/月)を選択するのが合理的です。
Microsoft TeamsのAIエージェント活用
TeamsのAIエージェントは、会議中のタスク管理やチャネルの情報整理を自動化するAI機能です。2026年に入り、Microsoftはプリビルト(組み込み済み)エージェントの拡充と、企業が独自エージェントを構築するための開発基盤を強化しています。

Teams Copilotのプリビルトエージェント
Microsoftが提供するプリビルトエージェントのうち、Teams上で活用できる主要なものを紹介します。
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ファシリテーターエージェント
会議中にリアルタイムでノートを作成し、アクションアイテムを自動で追跡します。会議の進行役が議論に集中できるよう、記録作業をエージェントが代行します。2026年2月時点でGAとなっています。
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チャネルエージェント
チームのチャネル内の会話を管理し、タスクの割り当てや進捗レポートの生成を支援するエージェントです。プロジェクトチャネルで「今週の未完了タスクは?」と質問すると、チャネル内のやり取りから候補を整理できます。2026年3月時点ではPublic Previewとして案内されています。
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SharePointエージェント
SharePointサイト内の情報に基づいて質問に回答するエージェントです。Teams上からSharePointの社内ナレッジベースを自然言語で検索できるため、情報の分散を解消できます。公開範囲や呼称が更新されやすいため、利用前に最新のSharePoint/Copilot公式情報を確認してください。
これらのプリビルトエージェントは公開状況が異なり、ファシリテーターはGA済み、チャネルエージェントなどはプレビューを含みます。Microsoft 365 Copilotライセンスが前提となる機能が多いため、利用前に自社テナントで提供対象かを確認してください。Microsoftの公式ブログによると、Gartnerは2026年末までにエンタープライズアプリの40%がタスク特化AIエージェントを搭載すると予測しています。
Teams上でカスタムAIエージェントを構築する
自社固有の業務に対応するには、カスタムAIエージェントの構築が有効です。Copilot Studioを使えば、ノーコード/ローコードでTeams上に独自のAIエージェントを展開できます。
以下の表で、カスタムエージェントの2つの構築アプローチを比較しました。
| 項目 | Declarative Agents | Custom Engine Agents |
|---|---|---|
| AIモデル | Copilotの基盤モデルを使用 | 独自のLLM(Azure OpenAI等)を使用 |
| ホスティング | 追加ホスティング不要 | Azure等の外部ホスティングが必要 |
| 開発方法 | Copilot Studio(ローコード)/ Agents Toolkit(プロコード) | Copilot Studio / Agents Toolkit / Semantic Kernel / LangChain |
| 適した用途 | 社内FAQ、ナレッジ検索、定型タスク | 高度な推論、外部API連携、独自モデル活用 |
| 動作環境 | Teams, Outlook, Word, Excel, PowerPoint, SharePoint | 同左 |
Declarative Agentsは、Copilotの基盤モデルをそのまま活用するため開発コストが低く、社内のFAQ対応やナレッジ検索から始めるのに適しています。一方、Custom Engine Agentsは独自のLLMを使えるため、業界固有の専門知識を必要とするユースケースに向いています。
Copilotエージェントの詳しい作り方や活用事例は、関連記事で解説しています。
Copilot以外のMicrosoft Teams生成AI連携

TeamsのAI活用は、Microsoft Copilotだけに限りません。ChatGPTやClaude、Azure OpenAI Serviceなど、サードパーティの生成AIをTeams上に統合することも可能です。
既に特定のAIサービスを業務で利用している企業にとっては、Teams連携によって利用率を高められるメリットがあります。
以下の表で、主要な生成AIのTeams連携方法を整理しました。
| サービス | 連携方法 | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | Business版のネイティブTeamsコネクタ / Power Automate経由 | $25/user/月(Business版) | 汎用的な質問応答、文書作成 |
| Claude | Anthropic MCP ConnectorでM365と統合 | Team/Enterpriseプラン | 長文分析、コード支援。現時点では読み取り専用 |
| Azure OpenAI Service | カスタムBOTをTeams上に構築 | 従量課金(トークン単位) | 自社データとの統合、セキュリティポリシーに準拠 |
| PKSHA AI Helpdesk | Teams連携AIチャットボット | 個別見積 | 社内ヘルプデスク自動化に特化 |
ここで重要なのは、Copilotとサードパーティ生成AIは排他的な選択肢ではないという点です。例えば、社内のM365データに関する質問にはCopilotを使い、コーディング支援にはClaudeを使うといった併用パターンも現実的です。
Azure OpenAI Serviceを利用して独自のAIチャットボットをTeams上に構築する企業も増えています。SMBCグループのSMBC-GAIや、NTT東日本のPKSHA Chatbot連携など、大企業を中心に独自AI BOTの導入事例が報告されています。
Microsoft Teams AI機能の導入事例

Teams AIを導入した日本企業の事例を紹介します。いずれもMicrosoft公式の導入事例として公開されているもので、定量的な効果データが含まれています。
住友商事(総合商社)
グローバル約9,000名にMicrosoft 365 Copilotを全社導入しました。
日本企業初のグローバル全社導入事例です。Teams会議の内容キャッチアップにCopilotを活用し、定例会議の出席数削減を実現しています。月間アクティブユーザー約90%、年間約12億円のコスト削減効果を見込んでいます。
日本製鉄(鉄鋼)
パイロット300名から開始し、本格展開4,400名、グループ11,000名へと段階的に拡大した導入事例です。
導入後1ヶ月でTeams会議AIメモが約2万件利用され、Copilot Chatは5万回以上活用されました。年間数万時間の業務効率化を見込んでいます。
デンソー(自動車部品)
先行300名から6,000名、本社30,000名へと段階的に拡大した導入事例です。製造部門の交代勤務者が、夜勤時に昼間の会議要約をCopilotで確認するというユースケースが特に評価されています。先行導入の300名では、1人あたり月12時間の業務時間削減を達成しました。
九州電力グループ(電力)
約1万人を対象に全社展開を実施しています。2023年11月のPoCから2025年5月の全社展開まで約1年半をかけた段階的な導入です。打ち合わせ・チャット/メール・資料作成の各領域で最大13.2%の時間削減効果が報告されています。
これらの事例に共通するのは、パイロット→段階拡大→全社展開という3段階のアプローチです。住友商事の年間12億円のコスト削減は9,000名規模での数字ですが、まず小規模チームで効果を検証し、成功事例を社内に共有してから拡大するのが現実的な導入パスです。
グローバルでは、Forrester TEI調査がTeams × Copilotの投資対効果を分析しています。
同調査によると、ROIは116%(NPV $19.7M)で、1人あたり月平均9時間の業務時間削減が報告されています。
Microsoft Teams AI機能の注意点と制限

Teams AIを導入する際には、ライセンス要件や技術的な前提条件を事前に確認する必要があります。機能ごとに制限事項が異なるため、ここで主要な注意点を整理します。
文字起こしの有効化が必須
会議要約やIntelligent Recapを利用するには、IT管理者がTeams管理センターで文字起こし(Transcription)を有効にする必要があります。録画(Recording)も有効にすると、より完全な会議要約が生成されます。これらの設定が無効のままではAI要約機能は動作しません。
###ライセンスの重複に注意
Teams PremiumとMicrosoft 365 Copilotの両方を導入する場合、一部機能が重複します。Intelligent RecapはTeams PremiumでもCopilotでも利用可能ですが、チャット要約やAIエージェントはCopilot専用です。必要な機能を洗い出し、どちらのライセンスで対応できるかを事前に整理してください。
###対応言語と精度
Copilotの会議要約は日本語に対応していますが、専門用語や業界固有の略語の認識精度は英語と比べて劣る場合があります。重要な会議では、AI要約を叩き台としつつ、人間による確認・修正を併用することを推奨します。
###データプライバシーとコンプライアンス
Microsoft 365 Copilotはテナント境界内でデータを処理し、ISO/IEC 42001:2023認定を取得しています。ただし、Copilotが参照するデータの範囲はユーザーのアクセス権限に準じるため、SharePointやOneDriveの権限設定が適切でないと、本来アクセスできないはずの情報がCopilotの回答に含まれる可能性があります。
O365コネクタの廃止
Office 365コネクタ(Incoming Webhooks)は2026年4月30日に完全廃止されます。現在O365コネクタを使って外部サービスからTeamsに通知を送信している場合は、Teamsワークフロー(Power Automate)への移行が必要です。
サードパーティAI連携のセキュリティ
ChatGPTやClaude等のサードパーティAIをTeamsに連携する場合、データがMicrosoftのテナント外に送信されることがあります。機密情報の取り扱いポリシーを事前に策定し、利用可能な範囲を明確にしてから導入してください。
これらの注意点は、導入前のチェックリストとして活用できます。特に文字起こしの有効化とSharePointの権限設定は、AI機能の効果を最大化するために不可欠な準備作業です。
Microsoft Teams AI機能の料金体系

Teams AIの料金体系は、どの層のAI機能を利用するかによって大きく異なります。ここでは、2026年2月時点の料金と、2026年7月に予定されている価格改定を整理します。
以下の表で、Teams AI機能に関連するライセンスの料金を比較しました。
| ライセンス | 月額(USD) | Teams AI機能の範囲 |
|---|---|---|
| Microsoft 365 Business Basic | $6/user | Standard層のみ(文字起こし、ライブキャプション) |
| Microsoft 365 Business Standard | $12.50/user | Standard層 + Copilot Chat(基本機能) |
| Microsoft 365 E3 | $36/user | Standard層 + Copilot Chat(基本機能) |
| Teams Premiumアドオン | $10/user | Intelligent Recap、ライブ翻訳、背景装飾 |
| Microsoft 365 Copilotアドオン | $30/user | 会議要約、チャット要約、AIエージェント |
| Business Basic + Copilotバンドル | $27/user(導入価格) | Basic + Copilot全機能 |
| Business Standard + Copilotバンドル | $22/user(導入価格) | Standard + Copilot全機能 |
この表を読み解くポイントは、Teams PremiumとCopilotの価格差($10 vs $30)に見合う機能差があるかどうかです。
会議のAI要約と翻訳だけが目的であればTeams Premium($10/user/月)で十分ですが、チャット要約やAIエージェントまで含めた総合的なAI活用を目指すならCopilot($30/user/月)が必要になります。
また、**2026年7月の価格改定にも注意が必要です(2026年2月時点の公表計画)。
** Microsoftの公式発表によると、以下の値上げが予定されています。
| ライセンス | 現行価格 | 改定後 | 変動率 |
|---|---|---|---|
| Business Basic | $6/user/月 | $7/user/月 | +17% |
| Business Standard | $12.50/user/月 | $14/user/月 | +12% |
| E3 | $36/user/月 | $39/user/月 | +8% |
| Business Premium | $22/user/月 | 据え置き | - |
この価格改定に伴い、Copilot Chat機能がBusiness Standard以上のプランに標準搭載される予定です。
つまり、7月以降はCopilotの全機能を使う場合はアドオン($30/user/月)が必要ですが、基本的なAIチャット機能はBusiness Standardでも利用可能になります。
導入を検討している企業は、2026年7月の改定前に年間契約を締結することで、現行価格での利用期間を確保できます。
Microsoft Teams上で業務を自動化するAI Agent Hub
TeamsのAI活用をさらに拡張し、バックオフィス業務まで自動化したい企業には、AI Agent Hubがおすすめです。
AI Agent Hubは、普段お使いのTeams上でそのまま動作するバックオフィス業務自動化プラットフォームです。AIエージェントがチャットから経費精算・請求書処理・承認ワークフローを代行します。AI Agent Hubが選ばれる4つの特徴を紹介します。
- AI-OCRによる自動読み取り
領収書・請求書を瞬時にデータ化し、手入力の工数を大幅に削減
- Microsoft Teams完全統合
新規システムの構築不要。使い慣れたTeams上で申請・承認が完結
- データは原則として自社テナント内で処理・保持
設定・契約条件に基づきAI学習には利用されず、金融機関レベルのセキュリティ基準に対応
- 設計から運用まで伴走支援
段階的な導入ロードマップを提供し、定着までサポート
AI Agent Hubは、導入設計から運用定着まで専任チームが伴走するため、DXの知見がない部門でも段階的に自動化を進められます。インボイス制度・電帳法にも対応済みです。
まずは無料の資料で、自社の業務にどう活用できるかご確認ください。
バックオフィス業務をAIで自動化 AI Agent Hub
Microsoft Teams上でAIエージェントが業務を代行
Teams上でAIエージェントが経費精算・請求書処理・承認ワークフローを自動実行。インボイス制度・電帳法にも対応し、金融機関レベルのセキュリティで安心導入。
まとめ
本記事では、Microsoft TeamsのAI機能をStandard・Premium・Copilotの3層構造で体系的に解説しました。
TeamsのAI活用がもたらす価値は、大きく3つに整理できます。
-
会議要約やIntelligent Recapによる議事録作成の自動化
日本製鉄では1ヶ月でAIメモが2万件利用され、デンソーでは1人あたり月12時間の業務削減を達成しています。 -
チャット要約やCopilot Chat統合による情報のキャッチアップ効率化
住友商事では定例会議の出席数削減にまでつながりました。 -
AIエージェントやサードパーティ生成AI連携による業務プロセスの高度化
ファシリテーターエージェントやカスタムBOTにより、定型業務の自動化が進んでいます。
導入のアプローチとしては、まずStandard層の文字起こしを有効化し、次にTeams PremiumのIntelligent Recapで効果を検証、最終的にCopilotライセンスでAIエージェントまで展開するという段階的な拡張が推奨されます。
住友商事や日本製鉄の事例が示すように、パイロット→段階拡大→全社展開のステップを踏むことで、投資対効果を確認しながら安全に規模を拡大できます。
Teams AIの機能は2026年を通じて急速に進化しています。Microsoft 365 Copilotの最新動向やPower Automateとの連携もあわせて確認し、自社に最適なAI活用戦略を策定してください。










