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ChatGPTのモデルとは?OpenAIの最新モデル一覧と特徴を解説【2026年最新版】

この記事のポイント

  • 2026年3月にGPT-5.4がリリース。ネイティブPC操作・100万トークンコンテキスト搭載の最新フラグシップモデル
  • GPT-5.2シリーズ(Instant/Thinking/Pro)も引き続き利用可能。GPT-5.3 Instantがデフォルトモデル
  • 開発者向けのOpenAI APIでは、GPT-5.4/5.2に加えGPT-4.1やGPT-4oも利用可能で、コストや性能に応じた選択が可能
  • 個人利用ならGPT-5.3 Instant、深い推論ならGPT-5.4 Thinking、最高品質ならGPT-5.4 Proを選ぶのが効果的
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

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Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

2026年2月、OpenAIはChatGPTのモデルラインナップを大幅に刷新し、GPT-4oやGPT-4.1をChatGPTから引退させ、GPT-5.2シリーズを新たな標準モデルとしました。Instant(高速)、Thinking(推論)、Pro(最高品質)の3段階で用途に応じた選択が可能です。
本記事では、ChatGPTアプリ版、API専用版、推論特化型のoシリーズに分けて、それぞれの特徴と選び方をわかりやすく解説します。

GPT-5.2の詳細は以下の記事で解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
GPT-5.2(ChatGPT 5.2)とは?性能の違いや使い方、料金を解説!

✅最新モデル「GPT-5.4」については、以下の記事をご覧ください。
GPT-5.4(ChatGPT5.4)とは?使い方や料金、GPT-5.2との違いを徹底解説

ChatGPTのモデルとは(2026年3月時点)

ChatGPTのモデルとは、 ユーザーの入力に応じて最適な応答を生成するために設計されたAIエンジンのことです。

モデルごとに性能や速度、得意なタスクが異なり、アプリ版やAPI専用として提供されています。利用プランや目的に合わせて選択します。

2026年2月13日、OpenAIはChatGPTのモデルラインナップを大幅に刷新し、GPT-4oやGPT-4.1をChatGPTから引退させ、GPT-5.2シリーズを標準モデルとしました。さらに2026年3月5日には、最新フラグシップモデル**GPT-5.4**がリリースされ、ネイティブ・コンピュータ操作や100万トークンコンテキストを搭載しています。現在利用できるモデルは大きく分けて2種類です。

  • ChatGPTアプリ版で利用できるモデル
    (例:GPT-5.3 Instant、GPT-5.2 Thinking、GPT-5.2 Pro、o3、o3-proなど)
  • API専用で提供されているモデル
    (例:GPT-5.2、GPT-4.1、GPT-4o、o3、o4-miniなど)

本記事では、これらのモデルの特徴と違いについて詳しく解説します。

【関連記事】
AIモデルとは?その一覧や作り方、モデルごとの比較をわかりやすく解説

OpenAI
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ChatGPTアプリ版に搭載されているモデル


ChatGPTで選択できるモデル一覧
ChatGPTで選択できるモデル一覧

ChatGPT(chatgpt.com)で利用できるモデルは、2026年3月時点では主に以下のとおりです。2026年2月13日のモデル刷新により、GPT-4oやGPT-4.1はChatGPTから引退し、GPT-5.2シリーズが標準となっています。

モデル名 特徴・用途 利用プラン
GPT-5.4 Thinking 2026年3月5日リリースの最新フラグシップ。ネイティブPC操作・100万トークンコンテキスト・Tool Search搭載 Plus / Pro
GPT-5.4 Pro GPT-5.4の最上位バリアント。ARC-AGI-2で83.3%、BrowseCompで89.3%を達成 Pro
GPT-5.3 Instant 2026年3月3日〜のデフォルトモデル。ハルシネーション最大26.8%低減、不要な拒否の削減、Web検索品質の向上 全プラン(Freeは回数制限あり)
GPT-5.2 Instant 日常チャット・情報検索向けの旧デフォルトモデル。2026年6月3日まで「レガシーモデル」として利用可能 有料プラン(レガシーモデルから選択)
GPT-5.2 Thinking コーディング、長文分析、数学・論理問題など深い推論が必要なタスク向け Plus以上
GPT-5.2 Pro 最高品質の推論を提供する最上位モデル。学術研究や高度な専門タスクに最適 ProBusinessEnterprise
GPT-5.2 Mini 軽量フォールバックモデル。利用枠超過時に自動切替 Free(枠超過後)、Plus/Go(枠超過後)
o3 推論能力を強化したモデル。思考の一貫性に優れる 設定から有効化して利用可
o3-pro o3の最上位版。最高の信頼性と推論能力。数学・科学・コーディング等で特に優れる Pro/Teamプラン

これらのモデルは、精度や処理速度、対応できるタスク内容が異なっており、ユーザーの用途やプランに応じて自動的に選択・切り替えられます。有料プランでは「GPT-5.2 Auto」モードも利用でき、クエリの複雑さに応じてInstantとThinkingが自動で切り替わります。


各モデルの特徴と使い分け

各モデルには特徴があり、用途に応じて使い分けるのが効率的です。大半の業務にはGPT-5.3 Instant(GPT-5.2 Instantの後継)で対応できます。

  • カジュアルなチャットや簡単な調査にはGPT-5.3 Instant(標準で選択される)
  • コーディングや論理的な分析にはGPT-5.4 ThinkingまたはGPT-5.2 Thinking
  • 最高の信頼性と深い思考が求められるタスクにはGPT-5.4 ProまたはGPT-5.2 Pro
  • 画像・音声入力を使うマルチモーダル利用も、全プランでGPT-5.2が対応。Plusプラン以上ではThinkingモデルでの画像分析も可能

ポイントは、「速さ重視ならInstant、思考力重視ならGPT-5.4 Thinking、最高品質ならGPT-5.4 Pro」という基準で選ぶことです。


ChatGPTのAPI専用で提供されているモデルとは?


モデル比較
モデル比較

ChatGPTの裏側では、API専用にさらに細分化されたモデル群が展開されています。API経由で開発を行う場合には、以下のようなモデルが選択肢となります(2026年3月時点)。

ChatGPTから引退したGPT-4oやGPT-4.1も、APIでは引き続き利用可能です。廃止スケジュールが公表されていないモデルも多く、既存アプリケーションへの影響は限定的です。

モデル名 特徴・用途 入力/出力($/ 100万トークン)
GPT-5.4 2026年3月〜の最新フラグシップ。ネイティブPC操作・Tool Search対応 $2.50 / $15.00
GPT-5.4 Pro GPT-5.4の最上位版。追加計算リソースで最深の推論 $30.00 / $150.00
GPT-5.3 Instant 2026年3月〜のデフォルト。gpt-5.3-chat-latestで利用可能 $1.75 / $14.00
GPT-5.2 GPT-5.2 Thinkingに相当。推論エフォート調整可能(low〜xhigh) $1.75 / $14.00
GPT-5.2 Pro 最高品質の推論。Pro/Business/Enterprise向け $21.00 / $168.00
GPT-4.1 コーディング特化、最大100万トークンコンテキスト $2.00 / $8.00
GPT-4.1 mini GPT-4.1の軽量版。低コストで日常タスクに最適 $0.40 / $1.60
GPT-4.1 nano 最小モデル。分類や自動補完に適している $0.10 / $0.40
GPT-4o マルチモーダル対応。ChatGPTでは引退済みだがAPIでは利用可 $2.50 / $10.00
o3 推論特化。o1の後継で、ツール連携も可能 $2.00 / $8.00
o3-pro o3の上位版。最高の信頼性と推論能力 $20.00 / $80.00
o4-mini 推論特化型。ChatGPTでは引退済みだがAPIでは利用可 $1.10 / $4.40

APIモデルは、チャット向けというよりも、アプリ開発や企業向けカスタム実装に適しています。なお、gpt-4-turbo系は2026年3月26日に廃止予定であり、GPT-5やGPT-4.1への移行が推奨されています。

APIモデルの比較は公式ページからも確認できます。

【関連記事】
ChatGPT API(OpenAI API)とは?使い方や料金体系、活用事例を解説!


ChatGPTの推論(Reasoning)特化型モデル「oシリーズ」とは?

ChatGPTの進化の中で、特に注目されているのが推論(Reasoning)特化型の「oシリーズ」です。従来のGPTシリーズが汎用性を重視していたのに対し、oシリーズ(o1、o3、o3-proなど)は論理的な思考力や推論過程の精度を高めることを目的に開発されています。

また、oシリーズでは「Deliberative Alignment(熟慮的整合性)」という手法が採用されており、単なる答えの出力だけでなく、思考プロセスの正確性や一貫性を重視した応答が可能です。

なお、2026年2月13日にo4-miniはChatGPTから引退しましたが、APIでは引き続き利用可能です。また、GPT-5.2 Thinkingモデル自体にも推論エフォート調整機能が組み込まれており、oシリーズと同等の推論力を発揮できる場面が増えています。

o1 / o3 / o3-proの使い分け

以下の表で、現在利用可能な推論特化型モデルの特徴を整理しました。

モデル名 特徴 主な用途
o1 数学・科学分野の問題に強く、深い推論力を持つ 研究開発、技術検証
o3 / o3-mini 論理的な文章作成や一貫性重視のタスクに適している コンサル資料、議論整理
o3-pro o3を上回る最高の信頼性と推論能力。数学・科学・コーディング等、最も困難なタスク向け 先端研究、重要プロジェクト
o4-mini 自律的推論+ツール連携も可能(APIのみ、ChatGPTからは引退) API開発、業務オートメーション

ここで注目すべきは、GPT-5.2 Thinkingとoシリーズの棲み分けです。GPT-5.2 Thinkingは汎用的な推論タスクに対応し、oシリーズ(特にo3-pro)は数学や科学など特定分野で最高精度が求められるタスクに強みを持ちます。日常的な業務にはGPT-5.2 Thinkingで十分対応でき、より高度な専門分野でoシリーズを併用するのが効率的です。


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ChatGPTのモデル選びのポイント【用途別おすすめ】

どのモデルを使うべきかは、目的によって異なります。2026年3月時点のおすすめを以下にまとめました。

日常利用・個人利用なら?

**GPT-5.3 Instant**が最適です。GPT-5.2 Instantの後継モデルで、ハルシネーション低減やWeb検索品質の向上、不要な拒否の削減が図られています。Freeプランを含む全プランで利用でき、超過後はGPT-5.2 Miniにフォールバックします。

ビジネス・開発用途なら?

GPT-5.2 Thinkingを使うことで、マルチモーダルな情報処理に加え、深い推論が可能になります。API開発者ならGPT-4.1シリーズ($2.00/100万トークン〜)でコストパフォーマンス重視の設計も有効です。なお、GPT-5.3-Codexはコーディング特化のエージェント型モデルとして、ChatGPTのCodex機能やCLIから利用できます。

高度な推論・研究開発なら?

GPT-5.2 Pro(Pro/Business/Enterpriseプラン)が最高品質の推論を提供します。特にGPQA Diamond(93.2%)やAIME 2025(100%)といったベンチマークで、他のモデルを上回る結果を示しています。さらに専門分野ではo3-proも有効で、数学・科学・コーディングにおいて最高の信頼性を発揮します。


モデルの性能比較


モデルの性能比較
モデルの性能比較

生成AI領域ではあらゆるモデルが登場し、性能が急速に向上しています。GPT-5.2はGPQA Diamond(93.2%)、AIME 2025(100%)、SWE-Bench Verified(80.0%)など複数のベンチマークでトップクラスの成績を記録しています。

モデル間の性能を比較する際には、以下のサイトが便利です。

サイト名 特徴 URL
lmsys.org (Chatbot Arena) OpenAI、Anthropic、Google、Mistralなど各社のLLMを実戦形式(ユーザー投票)で比較。信頼性が高い lmsys.org
Artificial Analysis GPT-5.2、Claude、Geminiなど最新モデルの知能スコア・速度・価格比較をグラフで掲載 artificialanalysis.ai
FastEval 複数のLLMを対象にベンチマーク(MMLU、GSM8K、HumanEvalなど)スコア比較表を公開 fasteval.ai
Hugging Face Open LLM Leaderboard オープンソースLLM中心だが、標準ベンチマーク(MMLU、ARCなど)による定量評価を一覧で確認可能 huggingface.co/open-llm-leaderboard

特にChatbot Arenaはユーザー投票ベースで実用的な品質を反映しており、Artificial Analysisはコストパフォーマンスの比較に優れています。モデル選定で迷った場合はこれらのサイトを活用してみてください。

Hugging Face Open LLM Leaderboardの実際の使い方

LLMのモデルの比較にもHugging Faceは有効です。使い方をご紹介します。

1. まずアクセス

このページに行くと、ずらっとたくさんのLLMモデルのリストが出てきます。

2. 基本画面の見方

LLM Leaderboard画面
LLM Leaderboard画面

ページに入ると、こういう表が見えます。

Rank Model MMLU ARC HellaSwag TruthfulQA Avg
  • Rank 順位(スコア順に並んでいる)
  • Model モデル名(例:GPT-4o、Claude 3.5、Mistralなど)
  • MMLU 大学入試レベル問題(Multi-task Language Understanding)の正答率
  • ARC 小学生レベル推論問題(AI2 Reasoning Challenge)の正答率
  • HellaSwag 常識推論問題の正答率
  • TruthfulQA 嘘をつかないか検証する問題の正答率
  • Avg 各種スコアの平均(総合力を示す指標)

このAvgが高いほど、総合的に「賢い」モデルとみなせます。


3. モデルを探す・絞り込む

入力画面
入力画面

  • 上の検索窓(Search bar)に
    gpt-4o」 や 「o4-mini」 と入力すると、すぐ該当モデルだけに絞れます。
  • また、**カラム(列)名をクリックすると、並び替え(昇順/降順)**もできます。
    • 例:MMLUスコア順に並び替えて、「一番学問に強いモデル」を探す。

4. 詳細ページを見る

  • モデル名をクリックすると、さらにそのモデルの詳細ページに飛べます。
    • どのベンチマークにどれくらい強いか
    • モデルの開発元(OpenAI, Anthropic, Meta, Mistralなど)
    • 公開されている場合、モデルカード(技術解説ページ)へのリンクもある

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ChatGPTモデルの料金体系

ChatGPTのモデルは、利用形態(アプリ版 or API)によって料金体系が異なります。以下に、2026年3月時点の主な料金構成を整理しました。

アプリ版(chatgpt.com)のプラン料金

ChatGPTアプリ版は月額制のサブスクリプションで利用します。プランによって使えるモデルや利用回数が変わります。

プラン 月額料金 利用可能なモデル
Free 無料 GPT-5.3 Instant(回数制限あり)、超過後Mini
Go $8(約1,200円) GPT-5.3 Instant、Freeの約10倍の利用枠
Plus $20(約3,000円) GPT-5.3 Instant + Thinking 160回/3時間
Pro $200(約30,000円) 全モデル無制限(GPT-5.2 Pro含む)

日常利用ならFreeまたはGoで十分対応できます。コーディングや分析にThinkingモデルを使うならPlus、研究や高度な専門業務にはProが適しています。

API版の従量課金

API利用は入出力トークン数に応じた従量課金です。本記事のAPIモデル一覧テーブルに各モデルの料金を記載しています。最もコストパフォーマンスに優れるのはGPT-4.1 nano(入力$0.10/100万トークン)で、GPT-5.2 Pro(入力$21.00/100万トークン)が最も高品質な選択肢です。

法人向けにはChatGPT Business($25〜30/席/月)やChatGPT Enterprise(カスタム価格)も提供されています。

※ 上記はいずれも2026年3月時点の価格であり、最新情報はOpenAI公式サイトをご確認ください。

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まとめ

2026年3月時点、ChatGPTのモデルはGPT-5.2シリーズを中心とした体系に刷新されています。

  • 日常会話のデフォルトモデルは**GPT-5.3 Instant**に更新。Thinking / Proと合わせて速さ・推論力・最高品質を使い分け
  • **oシリーズ(o3、o3-pro)**は数学・科学など特定分野の高精度タスクに特化
  • API開発者向けにはGPT-4.1やGPT-4oも引き続き利用可能で、コスト別の選択肢が豊富

といった構成になっています。2026年2月13日のモデル刷新でGPT-4oがChatGPTから引退し、GPT-5.2が標準となったことで、モデル選びの基準も「GPT-4o vs o系」から「Instant vs Thinking vs Pro」へとシンプルになりました。

最適なモデルを選ぶことは、これからのAI活用において重要な戦略です。目的に合わせたモデル選択を心がけ、進化するAI技術を活用していきましょう。

監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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