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ChatGPTの領収書・請求書を発行する方法!インボイスや円表示についても解説

この記事のポイント

  • 経費精算にはブラウザ版「設定→サブスクリプション管理」からの領収書ダウンロードが最短。アプリ経由契約の場合はApple/Google決済画面から取得すべき
  • 2025年1月以降、OpenAIはJCT(日本消費税10%)を請求書に記載するようになったが、適格請求書(インボイス)番号は未対応。仕入税額控除が必要な法人はEnterprise契約を検討すべき
  • 勘定科目は「通信費」または「支払手数料」が第一候補。研究開発用途なら「研究開発費」として計上し、税制優遇を活用するのが有効
  • Enterprise契約はリバースチャージ方式のため、経理部門との事前調整が必須。消費税の申告処理が通常と異なり、対応を誤ると税務リスクが生じる
  • 宛名変更は「設定→ビジネス情報」から可能だが、過去の領収書には遡及適用されない。法人利用開始時に正しい会社名を最初から登録すべき
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

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Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

ChatGPT Plusやビジネスプランを利用していて、請求書や領収書の発行方法がわからず困っていませんか?
請求書の発行が遅れて経理処理に支障を来たすことや、領収書がないために経費精算が出来ないといった事はビジネスにおいて大きな問題です。

本記事では、こうしたChatGPTユーザーの抱える課題を解決するために、請求書と領収書の発行手順を詳しく解説します。2025年1月以降のJCT(日本消費税)対応や適格請求書(インボイス)の最新状況、Enterprise契約で留意したいリバースチャージ方式、経費精算の勘定科目例、API利用料の請求書ダウンロード方法もまとめます。
また、領収書が発行できない場合の対処法や宛名変更の手順も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ChatGPTの新料金プラン「ChatGPT Go」($8/月)も登場しています。各プランの領収書発行方法は共通です。

✅最新モデル「GPT-5.4」については、以下の記事をご覧ください。
GPT-5.4(ChatGPT5.4)とは?使い方や料金、GPT-5.2との違いを徹底解説

ChatGPTの領収書・請求書発行方法

ChatGPTを業務利用している企業や個人事業主にとって、経費処理や会計監査に必要な「領収書・請求書」を適切に取得できるかどうかは非常に重要です。
特に ChatGPT Plus・ChatGPT Business(旧Team)・ChatGPT Enterprise などの有料プランを利用している場合、請求書を発行して保存しておくことで、確定申告や経理処理がスムーズになります。また、個人で利用している場合でも、クレジットカード明細だけでは不十分なケースがあり、正式な領収書を入手しておくと安心です。

しかし、「どこからダウンロードすればいいのか」「発行手続きは難しくないか」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実際には、ChatGPTの管理画面から簡単な操作で請求書や領収書を取得することが可能です。

この記事では、 わずか4ステップで領収書・請求書を発行する方法 をわかりやすく解説します。

実際の手順

  1. ChatGPTにログインして、左下の「設定(Setting)」をクリックします。

    設定ボタン
    設定ボタン

  2. 「アカウント(account)」をクリックします。

    アカウント
    アカウント

すると、次の画面に遷移します。

遷移先画面2

遷移先画面
遷移先画面

  1. 発行したい領収書・請求書の、「インボイスの履歴」欄直下の日付横のマークをクリックします。宛名を変えたい場合は、請求先情報を変更してください。
    発行したい領収書・請求書の日付選択画面
    発行したい領収書・請求書の日付選択画面

  2. 必要に応じて、領収書や請求書の詳細を確認し、PDF形式でダウンロードします。

ダウンロードした請求書画像
ダウンロードした請求書画像

  1. このようにダウンロードできていれば完了です。

ダウンロードした領収書画像
ダウンロードした領収書画像


万が一、書類に誤りがある場合や特別な要件がある場合、OpenAIのカスタマーサポートチームに連絡することにより、迅速な対応が期待できます。

API利用料の請求書ダウンロード方法

ChatGPTのサブスクリプション(Plus / Business等)と、OpenAI API利用料は請求画面が異なるため、混同に注意が必要です。API利用料については、OpenAI developer platform側の請求画面から請求書をダウンロードします。

  1. platform.openai.com にログインし、左メニューから「Billing(請求)」に移動します。
  2. 「Billing history(請求履歴)」から、対象月の請求書を選択します。
  3. ダウンロードボタンからPDFを保存し、経費精算の証憑として保管します。

API利用料の請求書にも、2025年1月以降はJCT(消費税10%)が含まれます。サブスクリプションの領収書と混同しないよう、それぞれ別に管理することをお勧めします。

【関連記事】
ChatGPT API(GPT-5・Codex)の料金は?モデル比較・費用削減のコツを解説

ChatGPTの領収書発行時の注意点

ChatGPTの請求書発行は簡単に行えますが、いくつかの注意点があります。

支払いは基本的にクレジットのみ(ブラウザ版)

ChatGPT Plusの支払いは、現在クレジットカードを通じてのみ可能です。(ブラウザ版)
入力されたクレジットカード情報通じて定期的に課金が行われる仕組みとなっています。安全性の観点からも、OpenAIはセキュリティ対策を徹底しており、ユーザーの決済情報は厳重に保護されます。

領収書はドル表記のみ(ブラウザ版)

ChatGPTの領収書は円表記での発行は対応しておらず、すべての請求は米ドルで表記されます。このため、為替レートにより請求額が変動することを念頭に入れておく必要があります。

しかし、アプリ経由での利用の場合はAppleおよびGoogleから領収書が発行されるため、円表示で発行されます。
円表示での請求書を希望する場合は、スマホアプリ経由で有料版へ登録することをお勧めします。

インボイス制度(適格請求書)への対応状況

2025年1月1日以降、OpenAI LLCは日本の適格請求書発行事業者に登録されました(登録番号: T4700150127989)。これにより、ブラウザ版で契約している場合の請求書には以下の変更が加わっています。

  • JCT(日本消費税)10%が請求書に加算される
    2025年1月1日以降に発生した請求について、消費税10%が上乗せされます。それ以前の請求書は更新されません。

  • 税額が日本円で表示される
    価格はUSD表記のままですが、適格請求書には税額が日本円で併記されます。これにより、日本のインボイス制度の要件を満たす証憑として利用できるようになりました。

  • スマホアプリ課金の場合は注意が必要
    App StoreやGoogle Play経由で課金している場合、領収書の発行元はAppleやGoogleになります。これらの領収書がインボイス制度の適格請求書要件を満たすかは別途確認が必要です。経理処理を確実に進めたい場合は、ブラウザ版で契約しOpenAIの請求書を保存する運用が推奨されます。

Enterprise契約の場合(リバースチャージ方式)

ChatGPT Enterpriseの請求書は、契約先(請求元)が海外事業者となる場合があります。この場合、日本の消費税では「国外事業者から受ける電気通信利用役務」に該当し、いわゆるリバースチャージ方式で処理が必要になるケースがあります。

  • 請求書に消費税相当額が表示されない、または reverse charge 等の表記がある場合は、社内の税務処理ルールに沿って仕訳します。
  • 監査や税務調査に備え、請求書と契約情報(プラン名、利用者数、期間など)をセットで保存しておくと安心です。

なお、2025年1月以降のJCT適用はPlus・Pro・Businessなどの一般プランが対象です。Enterprise契約は個別交渉のため、リバースチャージ方式が適用されJCTは請求書に含まれないのが一般的です。

宛名変更の手順

領収書の宛名(請求先情報)を法人名に変更したい場合は、以下の手順で対応できます。

  1. ChatGPTにログインし、「設定」→「アカウント」→支払いの「管理する」に移動します。
  2. 「請求先情報」の欄で、会社名や住所を入力・変更します。
  3. 変更を保存すると、次回以降の請求書・領収書に反映されます。

すでに発行済みの領収書の宛名は変更できません。経費精算で法人名が必要な場合は、有料プラン登録時に請求先情報を正しく設定しておくことが重要です。

領収書が発行できない・届かない場合の対処法

領収書が取得できないケースとして、以下のような原因が考えられます。

  • スマホアプリ経由で決済している場合
    App StoreやGoogle Play経由で課金している場合、OpenAIの管理画面には請求履歴が表示されません。各ストアの購入履歴から領収書を確認してください(iOSはApp Storeの「購入履歴」、AndroidはGoogle Playの「お支払いと定期購入」から確認可能です)。

  • 請求履歴が反映されていない場合
    支払い直後は反映に数時間かかることがあります。時間をおいて再度確認してください。

  • メールが届かない場合
    登録メールアドレスの誤りや、迷惑メールフォルダへの振り分けが原因の場合があります。迷惑メールフォルダを確認し、OpenAI(noreply@openai.com)からのメールが受信できるよう設定してください。

  • 上記で解決しない場合
    OpenAIヘルプセンターからサポートに問い合わせることで対応してもらえます。

経費精算の勘定科目(例)

ChatGPTの利用料は、利用目的や会社の会計方針によって勘定科目が変わります。以下は一般的な例です。

利用シーン 勘定科目(例) 補足
ChatGPTのサブスクリプション(Plus / Businessなど) 通信費、支払手数料、諸会費など 社内ルールに合わせて統一すると運用しやすくなります
API利用(開発・検証、アプリ組み込み) 研究開発費、ソフトウェア利用料など プロジェクト別に管理しておくと集計が容易です
研修・学習目的の利用 研修費など 業務関連性のメモを残しておくと精算がスムーズです

ChatGPTの料金プラン

ChatGPTは、ユーザーのニーズに合わせた柔軟な料金プランを提供しています。基本的には無料プランと有料プランがあり、個人向け・ビジネス向けに分かれています。それぞれのプランによって利用できる機能やサービスに違いがあります。

以下は主要なプランの一覧です。

プラン名 月額料金 主な対象
無料版 $0 初心者、学生、カジュアル利用者
Goプラン $8 無料版では物足りないライトユーザー
Plusプラン $20 個人、フリーランス
Proプラン $200 専門職、研究者、開発者
Businessプラン (旧:Teamプラン) $25/ユーザー(年額課金の場合)
$30/ユーザー(月額課金の場合)
中小企業、教育機関、チーム利用
Enterpriseプラン 要問い合わせ 大企業、官公庁、グローバル組織

ChatGPT料金プラン
ChatGPT個人料金プラン

ChatGPTビジネス料金プラン
ChatGPTビジネス料金プラン

無料プラン

無料プランでは、基本的な質問応答機能を利用することができます。日常の疑問解決や、簡単な文章作成のアシストなど、ChatGPTの基本機能を体験することが可能です。しかし、利用にはいくつかの制約があります。例えば、アクセスが集中した時には優先的にサービスを利用できない場合があるほか、一部の高度な機能にアクセスできないなどの制限が設けられています。

利用可能モデルGPT‑4o mini(無制限)、GPT‑4o(制限あり)

無料プランの主な特徴

  • GPT-4o miniに無制限アクセス:日常会話、質問、要約など基本機能が十分に使えます。
  • 検索機能、ファイルアップロード:リアルタイムの情報取得や情報の追加が可能です。
  • GPT-4oのアクセス(制限あり):高性能モデルを試せます。
  • 音声モード利用(制限あり):AIと音声で会話が可能です。
  • カスタムGPTの利用:他ユーザーが作成したカスタムGPTを使えます(作成は不可)。
  • 画像生成(制限あり):GPT-4oで画像生成が可能です。

有料プラン(ChatGPT Plus)

有料プランのChatGPT Plusでは、無料プランの制約なしに、より高度な機能や特典を享受することができます。

料金 月額 20ドル

利用可能モデルGPT-5.2(利用上限緩和)、GPT-5.2 thinking(利用上限緩和)、GPT-4o、GPT-4.1、o3、o4-mini など

Plusプランの主な特徴

  • ファイルアップロードの回数が増加
  • 画像生成・音声モードも制限緩和
  • カスタムGPTの作成・公開が可能に
  • Deep Researchのアクセス(制限あり):複雑なオンライン調査やデータ解析を自動化するAIエージェントを利用可能です。
  • Sora動画生成:OpenAIが発表した最先端の動画生成AIモデル
  • ChatGPTエージェント:ウェブ操作や資料作成などを自律的に実行(月40タスクまで)


最新モデルのGPT-5へのアクセスが大幅に緩和されるだけでなく、趣味や日常業務の効率化まで、幅広く活用できるのが魅力です。コストを抑えながら、無料版よりも高機能なAI体験が可能になります。

【関連記事】
ChatGPTの無料版と有料版の違いは?各モデルの特徴と活用例を解説!
ChatGPT料金プランを比較!無料・有料プランの違いと選び方【2026年最新】


ChatGPTの支払い方法

ここでは、ChatGPTの支払い方法に関する具体的な情報と手順を解説します。
支払いプロセスは以下の4ステップです。

  1. ChatGPTまたは提供元のウェブサイトにログインし、「サブスクリプション」または「アカウント設定」セクションを訪れます。
    ChatGPTの支払い方法1
    ChatGPTの支払い方法1

  2. 「プランをアップグレード」または「支払い情報を入力」のオプションを選択します。
    ChatGPTの支払い方法2
    ChatGPTの支払い方法2

  3. クレジットカードの情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)を入力し、必要に応じて請求先住所を提供します。
    ChatGPTの支払い方法3
    ChatGPTの支払い方法3

  4. 入力情報を確認し、「支払いを確定」することでプロセスを完了します。
    ChatGPTの支払い方法4
    ChatGPTの支払い方法4


OpenAIはユーザーの利便性を最優先し、支払いプロセスを可能な限りシンプルに保っています。
請求情報の更新や、支払い方法の変更もウェブサイト上で数ステップの操作で完了するようになっており、利用者が迅速かつ容易に手続きを行えるように配慮されています。

ChatGPT への支払いがうまくいかない場合は、こちらの記事をご覧ください。
ChatGPT Plusにアップグレードできない原因は3つ!対処法を解説


ChatGPTの領収書・請求書に関するよくある質問

  1. Q. 領収書はドル表記しかないのですか?円表示にできますか?

    A: ブラウザ版(OpenAI公式)の領収書は米ドル建てです。2025年1月以降、JCT(消費税)の税額は日本円で併記されるようになりましたが、利用料金自体はUSD表示のままです。円建ての領収書が必要な場合は、スマホアプリ(App Store / Google Play)経由で課金すると、Apple・Googleから円表示の領収書が発行されます。

  2. Q. JCT(消費税)はいつから請求書に含まれるようになりましたか?

    A: 2025年1月1日以降の請求から、OpenAIの請求書にJCT 10%が上乗せされています。OpenAI LLCは日本の適格請求書発行事業者に登録されており(登録番号: T4700150127989)、適格請求書としての要件を満たしています。2024年12月以前の請求書にはJCTは含まれません。

  3. Q. プランを途中でキャンセルした場合、返金は可能ですか?

    A: ChatGPTはサブスクリプションベースのサービスであり、通常のポリシーでは途中解約による返金は行われません。特別なケースではサポートチームが対応可能な場合もあるため、OpenAIヘルプセンターから問い合わせてください。

  4. Q. 支払いに問題が発生した場合、どうすればいいですか?

    A: 支払いに問題がある場合は、カード発行会社に連絡するか、OpenAIのカスタマーサポートに問い合わせてください。エラーメッセージや問題の詳細を準備しておくと、対応がスムーズになります。

  5. Q. ビジネスで複数人が利用したい場合、どのプランを選べばいいですか?

    A: チームでの利用にはChatGPT Business(旧Team、$25〜30/ユーザー/月)が適しています。大規模組織向けにはChatGPT Enterpriseもあり、SSO・管理コンソール・請求書払いなどが利用可能です。法人契約の詳細はChatGPTの法人契約方法をご覧ください。


まとめ

この記事では、ChatGPTの有料プランを利用しているユーザー向けに、領収書や請求書の発行方法を解説しました。以下に要点を整理します。

項目 ポイント
発行手順 「設定」→「アカウント」→支払いの「管理する」→日付横のマークをクリックしPDFダウンロード
API利用料 platform.openai.comの「Billing」→「Billing history」から別途ダウンロード
通貨 ブラウザ版はUSD表記。アプリ版(Apple/Google経由)は円表示
JCT(消費税) 2025年1月以降、10%が請求書に加算。適格請求書として税額が日本円で併記
インボイス OpenAI LLC登録番号 T4700150127989。Enterprise契約はリバースチャージ方式
宛名変更 請求先情報を変更すると次回以降の領収書に反映。発行済みの変更は不可
経費精算 勘定科目は利用目的によって通信費・研究開発費・研修費等を使い分ける

2025年1月以降のJCT対応により、ブラウザ版で契約している場合の請求書はインボイス制度の適格請求書要件を満たすようになりました。経費精算や確定申告で領収書が必要な場合は、支払いのたびにPDFをダウンロードし、クレジットカード明細とセットで保管しておくことをお勧めします。

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監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

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