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【カテゴリ別】Stable Diffusionのおすすめモデル12選を紹介!

この記事のポイント

  • SD1.5・SDXLに対応したリアル系・アニメ系の厳選12モデルをカテゴリ別に紹介
  • 各モデルの商用利用可否やライセンス情報を明確に提示
  • CivitaiやHugging Faceからの入手方法と導入手順を解説
  • SD3.5・Stable Diffusion 4・Flux.1など2026年最新の画像生成AI動向も紹介
  • モデル選びの4つのポイント(用途・バージョン・コミュニティ・ライセンス)を説明
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

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Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

画像生成AI技術は日進月歩で進化を続けており、Stable Diffusionもその最前線にいます。2025年8月にはStable Diffusion 4が発表され、SD3.5シリーズやFlux.1といった新世代モデルも注目を集めています。
一方で、2026年2月時点でカスタムモデルの種類が最も豊富で、実用的な画像生成に広く使われているのは依然としてSD1.5SDXLの二つのバージョンです。Civitaiなどのプラットフォームには膨大なカスタムモデルが公開されており、リアル系からアニメ系まで目的に応じた選択肢が揃っています。

本記事では、SD1.5とSDXLに対応した厳選12モデルをカテゴリ別にご紹介します。それぞれの特徴や商用利用の可否、導入方法に加え、SD3.5やFlux.1など最新の画像生成AIの動向も解説しています。

【カテゴリ別】Stable Diffusionおすすめモデル12選

Stable Diffusionは、画像生成AIの中でもトップクラスの人気を誇り、幅広いスタイルや用途に対応できる豊富なモデルが揃っています。

2026年2月時点では、SD3.5シリーズ(2024年10月リリース)やStable Diffusion 4(2025年8月発表、動画生成特化)、さらにStable Diffusionの創設者が開発したFlux.1といった新世代モデルも登場しています。しかし、カスタムモデル(チェックポイント)の種類が最も豊富で、LoRAやControlNetなどの拡張機能が充実しているのは、依然として「SD1.5」と「SDXL」の二つです。

本記事では、この二つの主要バージョンに焦点を当て、おすすめモデルをカテゴリ別にご紹介します。

SD1.5は、軽量で動作がスムーズな点が特徴で、カスタムモデルの数が圧倒的に多いため、初心者から上級者まで幅広く活用されています。

一方、SDXLは、より高解像度の生成能力とリアリティの高い表現を実現しており、プロフェッショナルな用途や複雑なデザインに向いています。近年はSDXLベースのIllustrious XLPony Diffusion V6 XLといった派生モデルも人気を集めています。

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SD1.5用実写・リアル風モデル3選

リアルで精細な描写を求めるクリエイターにおすすめのモデルをご紹介します。これらのモデルは、人物や風景を実際の写真のように再現することに特化しており、高品質な画像生成が可能です。

特に、プロフェッショナルなプレゼンテーションや作品制作に適しています。


Realism_By_Stable_Yogi

Realism_By_Stable_Yogiは、高品質なリアル系画像の生成に特化したStable Diffusionモデルです。特に、現実的な質感やディテールの表現に優れています。

項目 内容
作者 Stable_Yogi
推奨VAE なし
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 リアルな質感やディテールを持つ画像の生成

Realism_By_Stable_Yogi例
生成画像の例 出典:https://civitai.com/models/166609/realismbystableyogi?modelVersionId=967230


LeMix Realistic Asians

Lemix Realistic Asiansは、リアルなアジア人の画像生成に特化したStable Diffusionモデルです。特にアジア人女性の写真風画像を高品質に生成することが得意です。

項目 内容
作者 lesishu
推奨VAE なし
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 リアルなアジア人、特にアジア人女性の写真風画像の生成

LeMixRealisticAsians例
生成画像の例 出典:https://civitai.com/models/564358/lemix-realistic-asians


yayoi_mix

yayoi_mixは、リアル系の美しい女性画像を生成するために開発されたStable Diffusionモデルです。特に日本人を含むアジア系の女性像を高品質に描写することに優れています。

項目 内容
作者 kotajiro001
推奨VAE なし
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 リアル系の日本人女性の画像生成

yayoi_mix例
生成画像の例 出典:https://civitai.com/models/83096/yayoimix


SDXL用実写・リアル風モデル3選

最新の技術で強化されたSDXL用の実写風モデルは、これまで以上にリアリティとディテールにこだわった画像生成が可能です。多様なシーンや被写体に対応できるため、あらゆる分野で幅広く活用されています。高度な表現力を求める方に最適です。

epiCRealism XL

epiCRealism XLは、高品質なフォトリアルな画像生成に特化したStable Diffusion XLモデルです。特に、リアルな人物やシーンの描写に優れています。

項目 内容
作者 epinikion
推奨VAE なし
商用利用 基本的に不可
得意な分野 リアルな人物やシーンのフォトリアルな描写

epiCRealismXL
生成画像の例 出典:https://civitai.com/models/277058?modelVersionId=1074830


fuduki_mix

fuduki_mixは、高品質でリアルな日本人女性の画像を生成するモデルです。難しい設定を行わなくても美しい女性画像を生成しやすく、日本語コミュニティで根強い人気を持っています。

項目 内容
作者 kotajiro001
推奨VAE Automatic1111付属のVAE(または好みで調整)
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 リアルな日本人女性、ナチュラルなポートレート

参考:https://civitai.com/models/129830/fudukimix


Juggernaut XL

Juggernaut XLは、Stable Diffusion XL(SDXL)1.0を基盤とした高品質なフォトリアリスティック画像生成モデルです。特に人物、動物、風景などのリアルな表現に優れています。

項目 内容
作者 KandooAI
推奨VAE 自動設定または好みのVAE
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 フォトリアリスティックな人物、動物、風景

参考:https://civitai.com/models/133005/juggernaut-xl


SD1.5用アニメ・イラスト風モデル3選

アニメやイラスト風の画像生成を手軽に行いたい方におすすめのモデルです。キャラクターデザインや背景画など、カラフルで魅力的なイラストを作成するのに最適です。初心者から上級者まで、幅広い用途で使用可能なモデルを厳選しました。

Disney Pixar Cartoon Type A

Disney Pixar Cartoon Type Aは、ピクサー映画のような3Dカートゥーンスタイルの人物画像を生成するモデルです。

項目 内容
作者 PromptSharingSamaritan
推奨VAE YOZORA
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 ディズニー、ピクサー風キャラクター

DisneyPixarCartoonTypeA例
生成画像の例 出典:https://civitai.com/models/65203/disney-pixar-cartoon-type-a


Ether Blu Mix

Ether Blu Mixは、パステル調の鮮やかな色彩と絵画的なタッチでキャラクターイラストを生成することに特化した、スタイライズドアニメモデルです。このモデルは、Silicon29やCounterfeit 3などのモデルをベースに、独自の解釈でパステルミックススタイルを実現しています。

項目 内容
作者 gamerdan69
推奨VAE Waifu Diffusion VAE kl-f8-anime2
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 パステル調の鮮やかな色彩を持つキャラクターイラストの生成

EtherBluMix例
生成画像の例 出典:https://civitai.com/models/17427/ether-blu-mix


MeinaUnreal

MeinaUnrealは、アニメとリアルの中間的な2.5Dスタイルの画像生成に特化したStable Diffusionモデルです。特に、アニメ風のキャラクターをリアル寄りに表現する際に優れた性能を発揮します。

項目 内容
作者 Meina
推奨VAE なし
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 アニメ風キャラクターのリアル寄りな表現

参考:https://civitai.com/models/18798/meinaunreal*


SDXL用アニメ・イラスト風モデル3選

SDXLモデルの高度な性能を活かしたアニメ・イラスト風モデルをご紹介します。これらのモデルは、精密な描画力と多彩な表現力を兼ね備え、幻想的で鮮やかな作品制作を可能にします。新たなスタイルを探しているクリエイターにぴったりの選択肢です。

Nova Anime XL

Nova Anime XLは、Stable Diffusion XL(SDXL)向けに開発されたアニメ・2.5D・3Dスタイルの画像生成モデルです。特に、高精細で色鮮やかなデジタルアートやイラストの生成に優れています。

項目 内容
作者 Crody
推奨VAE なし
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 高精細で色鮮やかなアニメ・2.5D・3Dスタイルのデジタルアートやイラストの生成

NovaAnimeXL例
生成画像の例 出典:https://civitai.com/models/376130/nova-anime-xl?modelVersionId=420025


Hassaku XL

Hassaku XLは、アニメ調の高品質な画像生成に特化したStable Diffusionモデルです。

項目 内容
作者 Ikena
推奨VAE 特に指定はありません。
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 高品質なアニメ調の画像生成

参考:https://civitai.com/models/140272/hassaku-xl-illustrious*


CounterfeitXL

CounterfeitXLは、Stable Diffusion XL(SDXL)1.0をベースにファインチューニングされたモデルで、高品質・高解像度のアニメ画像生成に特化しています。特に、透明感のある塗りや光と影の表現力が向上しており、プロンプトの工夫次第で多彩なイラストを生成可能です。

項目 内容
作者 rqdwdw
推奨VAE 特に指定はありません。
商用利用 一部可能(詳細はライセンス要確認)
得意な分野 高品質・高解像度のアニメ画像生成

参考:https://civitai.com/models/118406?modelVersionId=265012*


Stable Diffusionモデルの入手方法と使い方

Stable Diffusionのモデルは、複数のプラットフォームで簡単にダウンロードすることができます。ここでは、主な入手方法と、それぞれのインストール手順を解説します。

Civitaiからのダウンロード

Civitaiは、Stable Diffusionのモデルを豊富に取り扱うプラットフォームです。ユーザー登録後、希望のモデルを検索し、「Download」ボタンをクリックすることで、モデルファイルを簡単にダウンロードできます。
ダウンロード後は、Stable Diffusionのモデルフォルダに追加します。

Civitaiアイコン公式サイトより引用

Civitaiについては、こちらで詳しく解説しています。

Hugging Faceからのダウンロード

Hugging Faceは、AI関連のツールやモデルを提供するサイトです。Stable Diffusionのモデルも多く取り扱っており、ログイン後にモデルページから「Download」オプションを選びます。ダ

ウンロードしたファイルを同様にStable Diffusionに導入することで使用可能です。

HuggingFaceアイコン公式サイトより引用

Stable Diffusionへの導入方法

モデルをダウンロードしたら、Stable Diffusionのインストールフォルダ内の「models」フォルダに配置します。配置後、Stable Diffusionを再起動し、新しいモデルを選択して使用します。
設定が完了すれば、スムーズに画像生成が行えるようになります。

Stable Diffusion WebUI Forgeについては、こちらで解説しています。


Stable Diffusion モデルを選ぶ際のポイント

1. 用途に合ったモデルを選ぶ

画像生成の目的に応じて、リアル系かアニメ系のどちらを選ぶかを明確にしましょう。

  • リアル系モデル: 写実的な人物や風景、現実感のある表現を目指す場合に適しています。
  • アニメ系モデル: キャラクターデザインやイラスト、創作的なスタイルの表現に適しています。

自分が得たい結果に合った方向性をまず決めることが重要です。

2. モデルのバージョンやベースモデル

Stable Diffusionは複数のバージョンが存在し、それぞれに特徴があります。2026年2月時点の主要なバージョンは以下のとおりです。

  • SD1.5 カスタムモデルの数が最も多く、軽量で汎用性が高い。VRAM 4GB程度でも動作可能

  • SDXL(Stable Diffusion XL) 高精細な画像を生成可能で、Illustrious XLやPony Diffusion V6 XLなどの派生モデルも充実。VRAM 8GB以上推奨

  • SD3.5 2024年10月リリース。Large(8.1Bパラメーター)、Large Turbo(高速版)、Medium(2.5B、軽量版)の3種。Stability AI Community License(年商$1M以下は商用無料)で提供。カスタムモデルはまだ発展途上

  • Flux.1(Black Forest Labs) Stable Diffusionの創設者が開発した新世代モデル。プロンプト追従性やテキスト描画、人体構造の正確性でSDを上回ると評価される。Pro / Dev / Schnellの3グレードがあり、SchnellはApache 2.0ライセンスで無料利用可能

これらのバージョンは、それぞれ得意な用途やリソース要件が異なります。カスタムモデルの豊富さを重視するならSD1.5やSDXL、最新のベースモデル性能を重視するならSD3.5やFlux.1が選択肢になります。

3. コミュニティのサポート

人気のあるモデルは利用者が多く、生成例やアドバイスが豊富に提供されています。特に初めてモデルを選ぶ場合、コミュニティが活発なモデルを選ぶことで、問題解決や学習がスムーズになります。

  • フォーラムやレビュー: モデル選びの参考に役立つ。
  • 生成例の確認: 他のユーザーの成果を見て、適性を把握できる。

4. ライセンスと利用規約

特に商用利用を予定している場合、モデルのライセンス条件を確認することが重要です。一部のモデルは非商用利用に限定されているため、用途に合ったものを選びましょう。

  • 商用利用の可否: 商業的に画像を使う場合は、明確に許可されているモデルを選ぶ。
  • 利用制限: 再配布や修正に関する制限があるか確認する。

自分の環境や目的を明確にしたうえで、これらのポイントを参考にモデルを選んでみてください。

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Stable Diffusionモデルの商用利用について

Stable Diffusionモデルを商用利用する際には、ライセンス条件や法的リスクを確認することが重要です。商用利用とは、生成した画像を収益目的で使用することを指し、条件を無視すると法律的な問題に発展する可能性があります。

以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ライセンスの確認
    モデルのライセンスを必ず確認してください。一部のモデルは商用利用が許可されていますが、非商用限定のものもあります。ライセンス情報はモデルの配布元(CivitaiやHugging Face)に記載されているため、使用前に確認しましょう

  • SD3.5のCommunity License
    SD3.5シリーズは「Stability AI Community License」で提供されており、年間売上が100万ドル(約1.5億円)未満の個人や企業は商用利用が無料です。売上がこの基準を超える場合は、Enterprise Licenseの契約が必要になります

  • 法的リスクの注意
    生成した画像が特定のブランドやキャラクター、人物に似ている場合、著作権や肖像権、商標権を侵害するリスクがあります。問題が発生しそうな画像は商用利用を避けるか、修正して使用してください

  • クレジットや免責事項
    一部のモデルでは、商用利用時にクレジット表記や免責事項の記載が求められる場合があります。これらが条件として指定されている場合、必ず従いましょう

  • 法的助言の活用
    商用利用が不安な場合や大規模プロジェクトで使用する場合は、弁護士や法務専門家に相談すると安心です

商用利用を前提にモデルを選ぶ場合は、ライセンスが明確で商用利用が許可されているモデルを選択しましょう。条件を守って適切に利用することが、安全な活用の鍵です。

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まとめ

本記事では、Stable Diffusionのおすすめモデル12選をSD1.5・SDXLのカテゴリ別に紹介しました。

  • SD1.5はカスタムモデルが最も豊富で、軽量なGPUでも動作するため、手軽に画像生成を始めたい方に適しています
  • SDXLは高解像度・高品質な生成が可能で、Illustrious XLやPony Diffusion V6 XLなどの派生モデルも充実しています
  • 2026年2月時点では、SD3.5(Community Licenseで年商$1M以下は商用無料)やFlux.1(プロンプト追従性に優れた新世代モデル)など、新しい選択肢も登場しています
  • 商用利用を検討する場合は、モデルごとのライセンス条件を必ず確認しましょう

モデルの性能だけでなく、コミュニティのサポートや使用環境との相性も考慮しながら、目的に合ったモデルを見つけてください。

監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

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