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RecraftV3とは?主要機能や使い方、料金を解説!商用利用についても紹介

この記事のポイント

  • ベクター画像やテキスト入り素材の生成ならRecraftが最適で、SVG出力とテキスト配置精度でMidjourney・GPT Image 1.5より明確に優位
  • アート表現重視ならMidjourney V7、写真リアリズムならGPT Image 1.5を選ぶべきで、Recraftはデザイン実務特化のケースで真価を発揮する
  • 個人利用なら無料プランで十分だが、商用利用と高解像度出力にはProプラン以上が必須で、API連携による大量生成の自動化も有料プランが前提
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

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Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

AI画像生成ツールの進化が加速する中、デザイン制作に特化した画像生成AI「Recraft」が注目を集めています。
本記事では、Recraft V3の基本機能からV4の最新アップデート、ベクター画像生成やテキスト配置、AI編集ツールの使い方まで、2026年最新の実践ガイドとして解説します。
料金プラン、商用利用の条件、Midjourney V7やGPT Image 1.5との比較まで網羅しています。AI画像生成サービスの全体像についてはおすすめのAI画像生成サービス・サイトを紹介もあわせてご覧ください。

Recraft V3とは(2026年最新ガイド)

Recraft V3は、英国のスタートアップ企業Recraftが2024年10月にリリースしたデザイン特化型の画像生成AIサービスです。設立者のAnna Veronika Dorogushは機械学習ライブラリCatBoostの開発者としても知られており、機械学習の深い技術知見をベースに、プロのデザイナーが実務で使える品質の画像生成を目指して開発されました。Recraftの最大の差別化ポイントは、ベクター画像(SVG)のネイティブ生成に対応している点です。ラスター画像のみを生成する他のAIサービスとは異なり、ロゴやアイコンなど拡大縮小しても画質が劣化しない成果物を直接出力できます。

Recraft V3イメージ

Recraft V3は、Artificial Analysis(HuggingFace)のベンチマークでELOレーティング1172点を記録し、MidjourneyやBlack Forest LabsのFLUX.1を上回る評価を獲得しました。特にテキスト生成能力において、画像内の特定位置にテキストを配置できる唯一のモデルとして、長文テキストを含むデザイン画像の生成で他のサービスを大きくリードしています。2026年2月にはV4がリリースされ、プロンプト精度と出力品質がさらに向上しています。

以下のテーブルで、Recraftの基本情報を整理しました。このテーブルを確認することで、サービスの全体像と2026年時点での位置づけを把握できます。

項目 内容
サービス名 Recraft(V3 / V4)
提供元 Recraft(英国スタートアップ)
核心原理 デザインワークフローに最適化されたテキスト・画像・ベクター統合生成
対比手法 汎用画像生成AI(プロンプトからの1枚生成のみ)
主要機能 ベクター画像生成、テキスト配置、AI編集ツール群、スタイルカスタマイズ
2026年注目動向 V4リリース(2026年2月、V4/V4 Pro 2バージョン構成)
代表的ツール Recraftエディタ、API、24種類のスタイルプリセット

この基本情報が示すとおり、Recraftは「画像を1枚生成して終わり」ではなく、生成から編集・出力までのデザインワークフロー全体をカバーするプラットフォームとして設計されています。AI画像生成市場は2025年の4.3億ドルから2026年に5.1億ドルへ成長しており(CAGR 17.4%、Business Research Company調査)、Recraftはその中でもデザイナー向けのニッチ市場で独自のポジションを確立しています。

画像生成研修

V4リリースとGPT Image 1.5登場が変えるAI画像生成市場の2026年動向

2026年のAI画像生成市場では、Recraft V4のリリースと競合サービスの大幅アップデートにより、ツール選定の基準が大きく変化しています。Recraft V4は2026年2月にリリースされた「ゼロからの再構築(ground-up rebuild)」モデルで、プロンプト精度とデザイン品質が大幅に向上しました。V4はV4(1メガピクセル出力、高速イテレーション向け)とV4 Pro(4メガピクセル出力、印刷品質の高解像度アセット向け)の2バージョンで提供されています。両バージョンともベクター出力に対応しており、APIでは1枚あたりV4が$0.08、V4 Proが$0.30の料金で利用できます。

V4の最大の進化は、ネイティブSVGベクター出力の品質です。V3でもベクター画像の生成は可能でしたが、V4ではラスター画像をトレースしてベクター化するのではなく、実際のSVGパス、構造化されたジオメトリ、クリーンな構成を持つネイティブSVGファイルを直接生成します。これにより、生成後の手作業による修正が大幅に削減され、デザイナーがそのまま制作物に組み込める品質のベクターアセットが得られます。

競合サービス側でも大きな変化が起きています。OpenAIは2025年12月にDALL-E 3をGPT Image 1.5に置き換え、ChatGPTの画像生成をネイティブマルチモーダルモデルへと進化させました。GPT Image 1.5はLM ArenaでELO 1264を記録し、プロンプト精度では業界トップの評価を得ています。Midjourney V7は完全なアーキテクチャ再構築により不良生成を30〜40%削減し、動画生成機能も追加しました。Flux ProはBlack Forest Labsの$32.5億の企業評価を背景に、最も写実的な画像生成能力でLM Arena第3位に位置しています。Ideogram 3.0はテキスト描画精度90%を達成し、テキスト含有画像では依然として業界リーダーです。

こうした競合の進化の中で、Recraftの独自性はベクター画像のネイティブ生成とデザインワークフロー統合にあります。他のサービスが「1枚の美しい画像を生成する」ことに注力する一方、Recraftは生成した画像をそのまま商用デザインに組み込めるワークフローを提供している点が差別化要因です。

主要機能と使い方の実践

Recraft V3/V4は、画像生成AIの使い方を理解している方にとっても、従来のサービスとは異なるデザイン統合型のアプローチを提供しています。画像生成、画像編集、スタイルカスタマイズ、多様な出力形式、API連携の5つの機能を一つのプラットフォームで完結させることで、デザインワークフローの効率を大幅に向上させます。

テキストプロンプトから高品質な画像を生成する基本機能に加え、画像内のテキスト配置(サイズと位置の指定が可能)、24種類のスタイルプリセット(写真、イラスト、絵画、3Dなど)、独自スタイルの学習と適用といった機能を備えています。

画像生成1

プロンプトの具体性を高めることで、生成画像の品質は大きく向上します。たとえば「カラフルな色彩のカフェでコーヒーを飲む女性」という基本的なプロンプトに対し、「カラフルなカフェでコーヒーを飲む実在感のある女性。明るく鮮やかな色合いで、大きな窓から差し込む自然光が背景を照らす、写真風のリアルな描写。」と具体的に指定すれば、よりイメージに近い画像を生成できます。

画像生成2

スタイル例

以下のテーブルで、Recraft V3/V4が対応する出力形式と用途を整理しました。ベクター形式とアニメーション形式を含む4種類の出力に対応しており、デザインの目的に応じた最適な形式を選択できます。

形式 特徴 おすすめの使い道
PNG 背景を透過できる。画質を落とさず保存可能 ロゴやアイコン、Webデザインに最適
JPG ファイルサイズが小さく軽い。画質は少し劣化 写真や容量を抑えたい画像に向いている
SVG ベクター形式。拡大しても画質が劣化しない ロゴ、イラスト、印刷物のデザインに最適
Lottie 動くアニメーション形式。軽量で滑らか Webサイトやアプリのアニメーション要素に最適

特にSVG形式でのネイティブ出力は、Recraftが他のAI画像生成サービスに対して持つ最大の優位性です。Stable DiffusionFLUX.1 Kontextなどの競合サービスではラスター画像のみの生成となるため、ベクター形式が必要な場合は別途変換ツールを使う必要があります。

テキスト配置・ベクター生成・AI編集ツールの活用手順

Recraft V3/V4のAI編集ツール群は、生成画像の後処理をプラットフォーム内で完結させるために設計されています。AI Eraser(不要オブジェクトの自然な除去)、Modify Area(指定領域の部分的な再生成)、Inpainting(欠損部分の補完)、Outpainting(画像の拡張)、AI Mockuper(Tシャツやマグカップなどの商品モックアップ生成)、Creative Upscaler / Crisp Upscaler(高解像度化)、AI Fine-Tuning(独自スタイルの学習)、Background Remover(背景除去)の8つの編集ツールが利用可能です。

ロゴ制作例

ベクター画像生成では、ロゴやアイコンのデザインに特に威力を発揮します。上の画像は、プロンプトで「大人の雰囲気のイタリアンレストランのロゴのイラスト。イタリアの国旗の色を入れて。」と指定して生成したロゴの例です。SVG形式で出力すれば、名刺からポスターまでどのサイズにも拡大縮小が可能です。

モックアップ作成例

AI Mockuper機能を使えば、生成した画像をTシャツやマグカップなどの商品に配置したモックアップを自動的に作成できます。ECサイトの商品画像や、クライアントへのデザイン提案資料を短時間で準備する際に有効です。

Recraftの使い方は、アカウント作成からプロジェクト作成、画像生成・ダウンロードまで3ステップで進められます。

GetRecraftfree選択画面

Recraftの公式サイトにアクセスし、「Get Recraft free」をクリックします。GoogleアカウントまたはE-mailでアカウントを作成します。

SingInCreate画面

recraft.aiにログイン画面

Googleアカウントでログイン後、いくつかのアンケートに回答してプランを選択します。

アンケート1画面

アンケート2画面

アンケート3画面

アンケート4画面

アンケート5画面

プラン設定画面

プラン選択後、ホーム画面が表示されます。「Projects」からプロジェクトを作成し、「Image」を選択して画像生成を開始します。

ホーム画面

Projects選択画面

CreateNewProject選択画面

新しいプロジェクト画面

Image選択画面

プロンプトに作成したい画像の詳細なテキストを入力します。英語と日本語の両方に対応しています。

RecraftEnglish画面

画像確認画面

RecraftJapanese画面

画像生成後、「Export」から希望の形式でダウンロードできます。PNG、JPG、SVG、Lottieの4形式から選択可能です。

Export選択画面

API連携機能を使えば、ECサイトの商品画像自動生成や、マーケティングコンテンツのバッチ処理など、大規模な画像生成ワークフローの自動化も実現できます。APIはRESTful形式で提供されており、非同期処理やバッチジョブにも対応しています。

ユースケースと競合サービス比較

Recraft V3/V4は、デザイン制作に特化したAI画像生成サービスとして、ロゴ・アイコン制作、広告バナー作成、ECサイトの商品画像生成、SNSコンテンツ制作の4分野で特に高い導入効果を発揮しています。以下のテーブルで、主要な活用分野と導入効果、2026年時点の活用トレンドを整理しました。

活用分野 導入効果 2026年活用トレンド
ロゴ・アイコン制作 SVGネイティブ出力で拡大縮小対応、デザイナーの初期ラフ作成時間を短縮 V4 ProのネイティブSVG品質向上でそのまま納品可能なケースが増加
広告バナー・SNS画像 テキスト配置機能でキャッチコピー入り画像を一括生成 API連携で広告クリエイティブのA/Bテスト用画像を自動生成
ECサイト商品画像 AI Mockuper機能で商品モックアップを短時間作成 複数カラーバリエーションの商品画像をバッチ処理で一括生成
コンテンツマーケティング ブログ記事のアイキャッチ画像やSNS投稿用画像を効率的に制作 24種類のスタイルプリセットでブランド統一感のある画像を量産
プレゼンテーション資料 スライド用のイラストやインフォグラフィックを高速生成 V4のデザイン品質向上で資料のビジュアル品質が底上げ

これらの活用分野に共通するのは、Recraftが「生成して終わり」ではなく、編集・出力までのワークフローを一貫して提供している点です。たとえばロゴ制作では、プロンプトで複数案を生成し、AI編集ツールで微調整を加え、SVG形式で書き出すという一連のプロセスがプラットフォーム内で完結します。

Midjourney V7・GPT Image 1.5・Flux Pro・Ideogramとの5サービス比較と選定基準

AI画像生成サービスの選定では、Recraft V3/V4、Midjourney V7GPT Image 1.5Flux Pro、Ideogram 3.0の5サービスが主要な候補として比較されます。以下のテーブルで、7つの観点から各サービスの特徴を整理しました。自社の用途と優先項目に基づいた選定判断にご活用ください。

比較項目 Recraft V3/V4 Midjourney V7 GPT Image 1.5 Flux Pro Ideogram 3.0
提供元 Recraft(英国) Midjourney Inc. OpenAI Black Forest Labs Ideogram AI
最大の強み ベクター画像ネイティブ生成 芸術的・美的品質の最高水準 プロンプト精度の最高評価 写実的画像の最高品質 テキスト描画精度90%
ベンチマーク ELO 1172(Artificial Analysis) 芸術性で業界トップ評価 ELO 1264(LM Arena 1位) LM Arena 3位 テキスト含有画像で業界リーダー
無料プラン 30クレジット/日 なし ChatGPT Free枠内 Replicate等で従量利用可 限定的に利用可能
有料プラン最低価格 $12/月 $10/月 ChatGPT Plus $20/月 API従量課金 $8/月
ベクター出力 SVGネイティブ対応 非対応 非対応 非対応 非対応
推奨用途 ロゴ・デザイン制作・商用アセット アート・クリエイティブ作品 チャット内での画像生成・編集 フォトリアルな商用画像 テキスト入りバナー・広告

この比較から明確になるのは、各サービスが異なるユースケースに最適化されている点です。Recraft V3/V4は、ベクター画像が必要なロゴ・アイコン制作やデザインアセットの量産に最適です。Midjourney V7は、芸術的な品質を最優先するクリエイティブワークに向いています。GPT Image 1.5は、プロンプトの指示を最も正確に反映する点で、特定のビジョンを忠実に再現したい場合に強みを発揮します。Flux Proは写実的な商用画像の生成で最高品質を提供し、Ideogram 3.0はテキストを含むデザイン画像で突出した精度を持っています。つまり、選定の第一基準は「最終成果物の形式と用途」であり、ベクター画像が必要ならRecraft、アート性ならMidjourney、プロンプト精度ならGPT Image 1.5という判断軸になります。GrokCanva AIのような統合型プラットフォームも選択肢に入りますが、画像生成の専門性ではこれら5サービスが上位に位置します。

料金プランと導入ガイド

Recraft V3/V4の料金は、クレジットベースの従量課金制です。以下のテーブルで、2026年3月時点のプラン構成を整理しました。すべての有料プランで商用利用が可能であり、生成画像の著作権がユーザーに帰属します。

プラン名 月額料金 クレジット数 主な特徴 最大画像数/プロンプト 同時実行数
Free $0 毎日30 全機能お試し可、生成画像は公開、商用利用不可 2枚 なし
Basic $12 月1,000 商用利用可、生成画像は非公開、優先生成 4枚 最大10
Advanced $33 月4,000 デザイナー向け、高利用向けプラン 4枚 最大10
Pro $60 月8,400 高頻度利用向け 4枚 最大10
Teams $55/席 月9,000/席 チーム利用向け、SSO、プレミアムサポート対応 4枚 最大10

この料金テーブルで特に重要なのは、月間クレジットは繰り越しされない点です。未使用クレジットは請求サイクルの終了時にリセットされるため、利用頻度に合ったプランの選択が重要になります。クレジットが不足した場合は、400クレジットを$4で追加購入(トップアップ)することも可能です。1回の画像生成や編集で1〜2クレジットを消費するため、Basicプランの1,000クレジットで月500〜1,000回の操作が可能な計算です。

商用利用に関しては、有料プラン契約中に生成した画像の著作権がユーザーに帰属し、商用利用や再配布が可能です。無料プランで生成した画像はRecraftが著作権を保有し、商用利用はできません。ただし、他者の権利を侵害する画像の生成や、法律に違反する用途での利用は全プランで禁止されています。ChatGPTの商用利用Midjourney商用利用と同様に、利用規約の確認は必須です。

API利用の場合は、プラン料金とは別にAPI単価が適用されます。V3のText-to-Imageは1枚あたり$0.04、V4は$0.08、V4 Proは$0.30です。ベクター生成の場合も同じ単価体系で、V4 Text-to-Vectorが$0.08、V4 Pro Text-to-Vectorが$0.30となっています。大量の画像を自動生成するワークフローでは、API経由の方がコスト効率が高くなるケースがあります。

以下のテーブルで、Recraftの導入でよく発生する課題とその対策を整理しました。

注意点 対策
無料プランのクレジット制限(30/日) 有料プラン移行前にFreeで機能を十分検証し、必要なクレジット量を見積もる
月間クレジットの繰り越し不可 利用頻度を1か月間トラッキングし、最適なプランを選択。不足分はトップアップ(400クレジット/$4)で対応
V4とV3のモデル選択 V4は高品質だがAPI単価が2倍。ラフ案にはV3、最終成果物にはV4 Proの使い分けが効果的
日本語プロンプトの精度 日本語対応済みだが英語の方が精度が高い傾向。重要な生成では英語プロンプトを推奨
ベクター出力の後処理 SVGのパス数が多い場合があり、Illustratorなどで最適化が必要なケースがある

これらの注意点の中でも特に重要なのは、V4とV3のモデル選択です。V4 ProはAPI単価が$0.30とV3の$0.04の7.5倍ですが、ネイティブSVGの品質は大幅に向上しています。アイデア出しやラフ案の段階ではV3で複数パターンを高速生成し、最終成果物のみV4 Proで高品質出力するという使い分けが、コストと品質の最適なバランスを実現します。

段階的活用ステップとFAQ

Recraftの活用は、以下の3ステップで段階的に進めることを推奨します。

  • ステップ1 無料プランでの機能検証(1〜2週間)
    Freeプラン(30クレジット/日)でアカウントを作成し、画像生成、スタイルプリセット、ベクター出力、AI編集ツールの各機能を試します。自社のデザインワークフローにおいて、どの機能が最も効果的かを見極めます。Pollo.AIDeepSeek Janus Proなど他の無料ツールとの比較検証もこの段階で行います。

  • ステップ2 有料プランでの本格運用(1か月)
    Basicプラン($12/月、1,000クレジット)に移行し、商用利用可能な画像生成を開始します。ロゴ制作、広告バナー作成、商品モックアップ生成など、実際の業務で使用して月間のクレジット消費量を把握します。必要に応じてAdvancedプランへのアップグレードを検討します。

  • ステップ3 API連携とワークフロー自動化(2〜3か月)
    APIを活用して、ECサイトの商品画像自動生成やマーケティングコンテンツのバッチ処理など、大規模なワークフロー自動化を構築します。V3とV4 Proの使い分けによるコスト最適化も実施します。

Recraftの導入を検討する際によくある質問を以下にまとめました。

  • Recraft V3とV4のどちらを使うべきか
    コスト重視ならV3(API $0.04/枚)、品質重視ならV4 Pro($0.30/枚)が推奨です。Recraftエディタ上では月額プランのクレジットを消費して両モデルを利用できるため、用途に応じた使い分けが最も効率的です。

  • 無料プランから有料プランに移行するタイミングは
    30クレジット/日では足りない頻度で利用し始めた場合、または生成画像を商用利用したい場合が移行のタイミングです。Basicプラン$12/月は、月500〜1,000回の画像生成・編集に対応するため、個人クリエイターには十分な容量です。

  • 生成画像の著作権はどうなるか
    有料プラン契約中に生成した画像の著作権はユーザーに帰属し、商用利用・再配布が可能です。無料プランで生成した画像はRecraftが著作権を保有するため、商用利用はできません。サブスクリプション解約後も、契約期間中に生成した画像の権利は維持されます。

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まとめ

この記事では、Recraft V3の基本機能からV4の最新アップデート、競合サービス比較、料金プラン、使い方、商用利用の条件までを体系的に解説しました。

Recraft V3/V4は、デザイン特化型の画像生成AIとして、3つの核心的な価値を提供します。第一に、ベクター画像(SVG)のネイティブ生成で、ロゴ・アイコンなど拡大縮小が必要なデザインアセットをAIで直接制作できる点です。第二に、テキスト配置・AI編集ツール・スタイルカスタマイズを統合し、生成から編集・出力までのデザインワークフローをワンストップで完結できる点です。第三に、V4のリリースにより印刷品質(4メガピクセル)のアセット生成が可能になり、プロフェッショナルのデザイン制作にも対応できる品質に到達した点です。

AI画像生成市場は2026年に5.1億ドル規模へ成長しており、用途に応じたツール選定がますます重要になっています。ベクター画像やデザインアセットの制作効率化を検討している方は、まず無料プランでRecraftの機能を試してみることをお勧めします。

監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

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