この記事のポイント
o1 Proは2025年6月にo3-proへ後継され、ChatGPT上では選択不可。現在の最上位推論モデルはo3-pro(Pro $200/月)
o1 Proの技術的遺産(Chain of Thought安定性・試行回数耐性)はo3-proに継承され、重大エラー率が約20%改善
2026年4月時点でo1 Pro APIは非推奨。新規開発はo3($2/$8 per 1M tokens)またはo4-mini($1.10/$4.40)を推奨
当時のベンチマーク(AIME 2024数学80%・Codeforces 90%・PhD科学79%)はo3-proで全面的に上回られている
推論モデル導入を検討する企業は、o3-proの性能とo4-miniのコスト効率を比較した上で段階的に採用するのが現実的

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
この記事で解説する「OpenAI o1 Pro(o1 pro mode)」は、2024年12月にChatGPT Proプラン(月額200ドル)向けにリリースされた推論特化モデルです。2025年6月に後継モデル「o3-pro」がリリースされ、現在はChatGPT上でo1 Proを選択することはできません。
本記事ではo1 Proの当時の性能・料金・使い方を記録として残しつつ、2026年4月時点の後継モデル情報もあわせて解説します。
後継モデルの詳細は以下の記事をご覧ください。
OpenAI o3-proとは?性能・料金・使い方を解説 / OpenAI o3とは? / o4-miniとは?
ChatGPTの新料金プラン「ChatGPT Go」については、以下の記事をご覧ください。
ChatGPT Goとは?料金や機能、広告の仕様、Plus版との違いを解説
ChatGPT o1 Pro(o1 pro mode)とは
この記事で解説している「OpenAI o1 Pro」は、2024年12月から2025年6月までChatGPT Proプラン(月額200ドル)で提供されていた推論特化モデルです。2025年6月10日より後継モデル「OpenAI o3-pro」がリリースされ、現在のChatGPT Proプランではo3-proが提供されています。
本記事の内容はo1 Proが提供されていた当時の情報に基づく解説です。2026年4月現在の最上位推論モデルについては、o3-pro解説記事をご参照ください。

o1 pro model選択画面
o1 pro modeは、OpenAIが2024年12月5日にChatGPT Proプランの発表とあわせてリリースした推論特化モデルです。月額200ドル(当時の日本円で約3万円)のChatGPT Proサブスクリプションで利用できました。
o1 Proの主な特徴は以下のとおりです。
- 推論・思考の深さが当時のモデルの中で最も高く、複雑な問題を段階的に分解して解答する
- その分応答時間が長く、1〜3分程度の思考時間を要する
- 数学・コード・科学論文の検証で特に高い精度を発揮する一方、単純な問答では他モデルとの差が小さい
なお、2025年6月10日にo3-proがリリースされた後、ChatGPT上でo1 Proを選択することはできなくなっています。現在、推論モデルの選択肢としてはo3(汎用推論)とo4-mini(軽量・高速推論)が中心です。
OpenAI o1の読み方
o1の読み方は「オーワン」です。o1 Proは「オーワンプロ」と呼ばれていました。後継モデルのo3-proは「オースリープロ」と読みます。
o1 ProのAPI提供状況(2026年4月時点)
o1 Pro modeのAPIは最後まで一般提供されませんでした。o1のAPIは2025年1月に一般提供が開始されましたが、2025年10月に非推奨となっています。2026年4月現在、推論モデルのAPI利用には後継のo3($2/$8 per 1M tokens)またはo4-mini($1.10/$4.40)が推奨されています。
o1とo1 Proの性能の違い
以下の画像はOpenAIが報告する性能比較です。
OpenAIは3領域、二種類の性能比較テストの結果を公表しています。
o1シリーズの詳細についてはOpenAI o1(ChatGPT o1)とは?使い方や料金、o1 Proについて徹底解説!もあわせてご覧ください。なお、以下のベンチマークデータは2024年12月時点のものであり、2026年4月現在は後継モデル(o3/o3-pro)がすべての指標で上回っています。
全体では数学分野の能力が最もo1との差が出た結果でした。
結果の詳細をみていきましょう。
1. 数学分野の能力比較

数学分野での性能比較グラフ
グラフを見るとo1-previewに対して、o1 pro、o1の順に正確性の数値が高いことがわかります(78 vs 86)。
加えて、テストの試行回数を増やしてもo1 proの回答精度は高い値を継続し、o1は下がっています。この結果より、試行回数が増えるほど能力の差が開くことが示されています(67 vs 80)。
2. コード出力の能力比較

コード出力の能力比較
こちらはコード性能の比較です。
グラフを見るとo1とo1 proの性能差は1しかなく大きな差はないようにみえます(89 vs 90)。ただしコードの出力は試行回数が増えるほどその正確性は大きく下がることが示されています。
3. 博士課程レベルの科学的質問による能力比較

博士課程レベルの科学的質問による能力比較
グラフを見るとo1とo1 proの性能差は76 vs 79であり、試行回数を増やすと67 vs 74となっています。
どのモデルにおいても出力のムラが試行回数を増やすと出ることがわかり、出力の安定性という意味でo1 proの優位性は高いといえそうです。
上記のグラフは、各モデルが正解を出す確率(accuracy)を示しています。AIME 2024(数学の競技)、Codeforces(プログラミング競技)、そしてPhDレベルの科学質問に対して、o1、o1-preview、o1 pro modeのモデルがどれだけ正確に答えられるかを評価した結果です。
o1のモデル性能報告
OpenAIは2024年12月5日に、最新のAIモデル「OpenAI o1」とその高速版「OpenAI o1-mini」のシステムカードを公開しました。
o1は多くの場面で高い性能を示しましたが、「全ての場面で他モデルを上回る」というわけではありません。なお、o1シリーズの非推奨スケジュールによると、o1-previewは2025年7月、o1-miniは2025年10月にAPIから削除されています。以下に、当時のo1の特性を整理して解説します。
o1の強み
1. 複雑なタスクに対する柔軟性

複雑なタスクへの対応性能のグラフ
o1はスキャフォルディング(支援)が与えられると、成功率が大幅に向上し、人間2時間レベルのパフォーマンスに近づきます。
詳細な手順を含むタスクでは成功率が85%に達し、他の公開モデルを上回る結果が出ています(elicitedと示された箇所)。
ベースラインスキャフォルディング(単純な支援)は、モデルが最小限の支援を受けた状況でどの程度成功するかを測定するものです。一方、スキャフォルディングの改善(高度な支援)では、モデルがより高度な支援(タスクの分解や手順の提示)を受けた場合の成功率を測定しています。
2. 高度な思考プロセス(Chain of Thought)
o1は、タスクの分解や複雑な推論が求められるシナリオで効果を発揮します。特に、安全性や幻覚率の面で優れた結果を示していました。
3. 教育・サポート領域での可能性
適切な支援を設計すれば、教育やトレーニングで高い効果を発揮できます。先ほどのグラフにも示されたように、適切な引き出し(スキャフォルディング)が性能を大幅に向上させます。
o1の弱み

ハルシネーション評価の結果
1. ベースライン性能の課題
支援が最小限の状況では、成功率が他モデル(例:当時のClaude 3.5 Sonnet)より低い値となっています。ベースラインスキャフォルディングの成功率が約45%と、公開モデルの52%に劣る結果でした。
2. 特定の応答スピードや軽量性
o1-miniのような軽量版では性能が抑えられており、リソース制約がある環境では他モデルの方が適している場合があります。o1-miniは軽量化により、簡易質問(SimpleQA)の正確性が約7%、幻覚率が約60%と、フルモデル(o1)より大幅に劣っていました。
3. 一部の領域での特化不足
通常の問答や単純なタスクにおいて、他モデルと大きな差が出ないことがあります。簡易質問(SimpleQA)のo1の正確性は約47%と一定の性能を示しましたが、幻覚率が約44%と依然として高く、単純なタスクでの差別化が難しい結果でした。
これらの特徴を理解して適切に使い分けることが重要です。
o1とo1 proの価格モデルの違い
o1 Proが提供されていた当時、ChatGPTのプランは無料・Plus・Proの3種類でした。2026年4月現在はGoプラン($8/月)やBusinessプラン($25/ユーザー/月)が追加され、6プラン体系に拡大しています。法人プランについては別記事で詳しく解説しています。
以下の表は、o1 Pro提供当時のプラン構成と、2026年4月現在のプラン構成を対比したものです。
| プラン名 | 料金 | 当時の推論モデル(2024年12月) | 2026年4月の推論モデル |
|---|---|---|---|
| Free | $0/月 | o1の限定利用(回数制限あり) | o3-mini(制限付き)、o4-mini(制限付き) |
| ChatGPT Go | $8/月 | (プラン未提供) | o3-mini、o4-mini(広告付き) |
| ChatGPT Plus | $20/月 | o1、o1-mini(無制限) | o3、o4-mini(無制限) |
| Business | $25/ユーザー/月 | (プラン未提供) | o3、o4-mini(無制限)+ 管理機能 |
| Enterprise | 要問合せ | o1、o1-mini(無制限) | o3、o4-mini(無制限)+ セキュリティ |
| ChatGPT Pro | $200/月 | o1、o1-mini、o1 pro mode | o3、o4-mini、o3-pro |
当時、o1 Proを利用するには月額200ドルのProプランが必須でした。2026年4月現在、o1 Proの後継であるo3-proも同じくProプランで提供されています。一方、o3やo4-miniはPlusプラン($20/月)から利用可能なため、多くのユーザーはProプランに加入せずとも高性能な推論モデルを活用できます。
ではどのモデルを選べば良いの?
当時のOpenAI CEOサム・アルトマンは、ChatGPT Plusで多くの人は満足するとコメントしていました。この方針は2026年現在も変わっていません。
OpenAIからo1プレビューが本番環境にかつproプランではo1 proが利用可能に。
— 坂本将磨@AI総合研究所 (@LinkX_group) December 6, 2024
ペルソナが研究者、創薬なとの領域になってきており一般ユーザーでは知識をはかれなくなってきてる。
サムアルトマンもほとんどの人はplusのプランで満足すると思うよと。 https://t.co/AGJFidz6Kr
2026年4月時点での推奨は、まずo3やo4-miniをPlusプランで試し、より高精度が必要な場合にo3-pro(Proプラン)を検討する流れです。OpenAIのo3/o4-mini発表によると、o3はo1比で複雑な実世界タスクの重大エラー率を約20%削減しており、コストパフォーマンスも大幅に向上しています。
o1 Proを実際に利用してみよう!
以下は、o1 Proが提供されていた2024年12月当時に実施した検証です。o1とo1 Proの回答品質を比較しました。2026年4月現在、同様の検証を行う場合はo3とo3-proで比較することになります。
問い:日本の経済成長に本当に必要なことを考えて
o1の回答

o1の回答
1秒の間で多角的な視点で回答してくれました。
o1 proの回答

o1 proの回答(試行中)
同じように聞くとまずo1 proは試行中の表現がされます。
思考が進むとともにゲージが画像のように進んでいきます。

o1 proの回答
25秒の思考のあと、回答が出されました。
o1の回答と比較してより具体的で説得力のある回答が出力されています。
このように、o1 Proは思考時間をかけることで、より具体的で構造化された回答を生成していました。この特性はo3-proにも引き継がれています。
o1 proの使った感想、面白い活用事例15選
以下は、o1 Proリリース直後(2024年12月)にXで報告された活用事例です。o1 Proは現在利用できませんが、同様のタスクは後継モデルのo3-proでより高い精度で実行できます。
- プロトタイプの作成
控えめにo1pro modeめっちゃ便利.朝研究計画のプレゼンだったけど,そのモックアップコード(実行時間は早くないけど手元で動きそうなプロトタイプ)を研究計画書を入力にして15分で作れた.論文toCodeとか計画toAppが作れるようになるとめっちゃ捗る!
— 落合陽一 Yoichi OCHIAI (@ochyai) December 6, 2024
- 「○○の核心は何ですか?」と聞くと良い。
o1 pro modeに「○○について教えて」と尋ねてはいけない。代わりに「○○の核心は何ですか?」と聞くと良い。本質だけを回答してくれる。AI時代における学び方のスタンダード。添付は線形代数についてのQ&Aだが、2つめの回答は惚れ惚れするほど素晴らしい。ご自身の専門分野でも試してみてください。 pic.twitter.com/lp1N5bpmnV
— 朱雀 | SUZACQUE (@Suzacque) December 7, 2024
- BTCのチャート分析
o1 pro modeによるBTC日足のチャート分析です。
— Tommy(Toshihiko Ikeda) (@tommy_love123) December 7, 2024
極めて的確な分析です。笑います。… pic.twitter.com/EEvcRUpNHS
- 企業分析
以前にChatGPTの「o1-preview」で特定業態の企業のプロフィットツリー)を作らせたことがあって中々良いアウトプットで感心していたんですが、今朝リリースされた「o1 pro mode」で試したら格段に良いアウトプットが出てきた。
— 梶谷健人 (@kajikent) December 6, 2024
もはや普通のコンサルよりも良いアウトプット出してくる気が… pic.twitter.com/1hFfgwC5YO
- ケース面接の回答
最新のAIが出るたびに試してる、ケース面接。
— usutaku (@usutaku_channel) December 6, 2024
o1 pro modeの回答、丁寧で素晴らしい。
就活生はぜひ使って!
と言いたいところだけど
学生が月に3万円は厳しいよなぁ。 pic.twitter.com/8OgFpUWpNe
- 財務分析
3万円課金して「o1 pro mode」使ってみた様子。
— 梶谷健人 (@kajikent) December 5, 2024
o1がo1-previewに比べて高速化したのに対して、o1 pro modeは逆にもっと熟考して答えを出してくれる。
まだPDF添付はできないのでソフトバンクの決算短信の数カ所を画像で渡して財務分析お願いしたらGPT-4oよりも格段に良いインサイト出してきた。 pic.twitter.com/PEzavhMThS
- 複雑なパズルゲームの解答
https://x.com/Mira___Mira/status/1864817493480738924
- 数学オリンピックの問題を解答
o1-previewに解けなかった日本数学オリンピックの問題を本日発表されたo1に解いてもらったら、1分4秒かけて正解した。
— IT navi (@itnavi2022) December 5, 2024
Thinkingの内容を確認しても、previewより整理されていて、かなり性能が良くなっているように見える。https://t.co/20nJKjbu63 pic.twitter.com/AeerDqmPJy
- 難しいコードのバグの解消
6. o1: 難解なバグを解消https://t.co/kVB0RxNFhs
— 石川陽太 Yota Ishikawa (@ytiskw) December 6, 2024
- ゲームの作成
Metroid like game: GPT o1 pro + midjourney + https://t.co/OJ8cn5Ivza https://t.co/FLI2pl1Ztb pic.twitter.com/9htbpfaark
— Kevin Kern (@kevinkern) December 5, 2024
苦手なこと
- 時計の判別(o1, o1 proでの実施)
OpenAI-o1の弱点を発見しました。
— 中村としや|AIキャンプ® (@tsyn18) December 6, 2024
右脳的思考(空間把握能力)が著しく弱い。
3歳児でも解ける時計の問題が解けない。簡単なパズルも解けなかった。
O1の回答
上の時計は「8時10分」
真ん中の時計は「3時15分」
下の時計は「11時45分」 https://t.co/HW4I9XGPl9 pic.twitter.com/VFbLUwv5i7

時計の時間の判別
筆者が試したところ回答は概ね正解となっていました。
全ての時計がダメなわけではなく、時計に数字が振ってない場合に判読が難しいことがあるようです。
o1 proでもだめ pic.twitter.com/NkCiaac3rX
— 石川陽太 Yota Ishikawa (@ytiskw) December 6, 2024
- アスキアートの表現
ChatGPT o1 pro modeのアスキーアートはまだ伸びしろありますね。現場からは以上です。 pic.twitter.com/1BcUiIqXhH
— Taiyo/AI Agent作る大学生 (@taiyo_ai_gakuse) December 6, 2024
少し可愛い笑っちゃうアスキアートが出力されています。
今後はもっと上手に描けるようになるかもしれませんね。
- プレゼン資料の作成
Canvaのテンプレスライドをもとに、o1 pro が作成したpython pptxのプレゼン資料4枚です↓
— Kai/司東海秀 (@kai_postv) December 6, 2024
とりあえず試してみただけなので改善の余地はありそうですが、イマイチですね... https://t.co/tCli4ako08 pic.twitter.com/cOnxd81hXY
まだパッとすぐ使えるものではないようです。
- コードの生成
まだ複雑なコードまでを解決できるわけではなく、エラー解消や複数のファイル構造理解には一定の工夫が必要です。
ChatGPT Proへのアップグレードの方法
2026年4月現在、ChatGPT Proプランではo1 Proの代わりにo3-proが提供されています。アップグレード手順自体は当時と同様です。以下のスクリーンショットはo1 Pro提供当時のものですが、基本的な操作フローは変わっていません。

ChatGPTのアカウントボタンを押す
ChatGPTにアクセスし、画面左下のアカウントボタンをクリックします。次に設定ボタンをクリックします。

設定画面
設定画面でサブスクリプションのボタンをクリックすると、現在のプランが表示されます。プランを変更する場合はプラン変更をクリックしてください。

PlusとProプランの選択画面
プランの選択画面が表示されます。Proプランにアップグレードする場合は右側のProを選択し、支払い情報を入力するとアップグレードが完了します。2026年4月現在のProプランでは、o3-proに加えてo3、o4-mini、GPT-5.4、Advanced Voiceが無制限で利用できます。
推論モデルの性能を見極めた上で組織のAI活用を設計する
o1 Proのような高性能推論モデルの登場は、AIにより高度な判断を任せられる時代が来たことを示しています。モデルの性能を理解した上で、自社のどの業務にAIを適用し、どの順番で展開するかという全体設計が、AI投資の成否を分けます。
AI総合研究所では、Microsoft環境でAI業務自動化を段階的に進める実践ガイド(220ページ)を無料で提供しています。モデル活用の前提となる業務設計から、部門別のユースケース、ROI算出方法まで網羅しています。
AI総合研究所の実践ガイドで、推論モデルの進化を自社のAI業務設計に反映させる方法をご確認ください。
推論AIモデルの知見を組織のAI導入に活かす
モデル性能の理解から業務設計へ
o1 Proのような高性能推論モデルを理解した上で、組織としてAI業務自動化を段階的に設計するための実践ガイド(220ページ)を無料で提供しています。
まとめ
本記事では、2024年12月にリリースされたOpenAI o1 Pro(o1 pro mode)について、当時の性能データ・料金プラン・使い方を解説しました。
o1 Proが示した「長時間の推論による回答安定性」という技術的特徴は、後継モデルであるo3-proに引き継がれています。o3-proはo1 Proと比較してすべてのベンチマークで性能が向上し、複雑な実世界タスクの重大エラー率も約20%改善されました。
2026年4月現在、推論モデルの選択肢は以下のように整理されています。
- o4-miniは軽量・高速な推論が必要な場面(API料金 $1.10/$4.40 per 1M tokens)に適している
- o3は汎用的な推論タスク(API料金 $2/$8 per 1M tokens)をカバーする
- o3-proはo1 Proの後継として、最高精度が求められる研究・開発業務に適している(ChatGPT Pro $200/月)
推論モデルの導入を検討する企業は、まずo4-miniやo3で実務タスクへの適合度を検証し、段階的にo3-proの活用を広げていくアプローチが現実的です。













