この記事のポイント
2026年のGitHub Copilotアップデートをカテゴリ別・月別に日本語で全項目解説
AIモデル(GPT-5.4・Claude Opus 4.6・Gemini等)の追加・廃止スケジュールを一覧で把握可能
Coding Agentの進化(Jira連携・エージェント型コードレビュー・Memory機能)を時系列で追える
2月はCLI GA・Enterprise AI Controls GA・Copilot Metrics GAなど基盤機能が一斉に正式リリース
月次で更新中。最新のCopilot動向を日本語で継続的にキャッチアップ可能

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
GitHub Copilotは毎週のように新機能や改善が発表されていますが、公式Changelogは英語ベースで更新頻度も高く、追いかけ続けるのは大変です。
「結局どのモデルが使えるの?」「Coding Agentはどこまで進化した?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2026年のGitHub CopilotアップデートをAIモデル・Coding Agent・IDE連携などカテゴリ別・月別に整理し、公式Changelogの全項目を日本語で解説します。毎月更新していきますので、ブックマークしてご活用ください。
目次
2026年2月 - Claude Opus 4.6 GAほか10件
2026年1月 - GPT-5.2-Codex GAほか3件
2026年2月 - Agentic Workflowsほか6件
2026年3月 - Figma MCP Serverほか1件
2026年2月 - Enterprise AI Controls GAほか1件
GitHub Copilotアップデートまとめ
GitHub Copilotは、GitHubが提供するAIペアプログラミングアシスタントです。コード補完、チャット、コードレビュー、そして自律的にコードを書くCoding Agentまで、開発ワークフロー全体をAIで支援するプラットフォームへと急速に進化しています。
GitHubは公式Changelogで新機能や改善を随時発表していますが、更新頻度が高く英語ベースのため、日本語環境の開発者にとってはすべてを追いかけ続けるのが負担になりがちです。
そこで本記事では、GitHub公式Changelogをソースとして、2026年のアップデートをカテゴリ別・月別に整理して日本語で解説します。AIモデルの追加・廃止からCoding Agentの進化、Enterprise向けガバナンス機能まで、全項目を網羅した上で実務でのインパクトも添えています。
毎月更新していきますので、ブックマークしてご活用ください。
月別アップデートサマリー
GitHub Copilotは毎週のようにChangelogが更新され、AIモデルの追加・Coding Agentの強化・IDE対応拡大・エンタープライズ機能のGA化など、多岐にわたるアップデートが行われています。このセクションでは、各月のアップデートをカテゴリ別の件数・注目トピックとともにサマリーテーブルで一覧しています。
テーブル内のリンクから、該当カテゴリの詳細セクションに直接ジャンプできますので、気になる機能をすぐに確認できます。
2026年3月

3月はGitHub Universe直後の大型アップデート月となりました。GPT-5.4のGA化、Coding Agentのエージェント型コードレビューへの移行、Jira連携のプレビュー開始など、開発ワークフローの自動化がさらに加速しています。
全5カテゴリで合計15件のアップデートが発表されました。以下の表にカテゴリごとの件数と注目トピックをまとめました。
| カテゴリ | 件数 | 注目トピック | ステータス |
|---|---|---|---|
| Coding Agent | 6件 | Jira連携プレビュー | GA/プレビュー |
| AIモデル | 3件 | GPT-5.4 GA | GA |
| メトリクス | 3件 | プランモード対応 | GA |
| IDE連携 | 2件 | Figma MCP Server | GA |
| Chat・Web体験 | 1件 | PRコメントモデル選択 | GA |
Coding Agentだけで6件と最多で、エージェント型コードレビューのGA化やCopilot Memoryのデフォルト有効化など、AIエージェントの本格運用を見据えた機能が集中しています。
IDE連携ではFigma MCP Serverによるデザイン↔コードの双方向ワークフローも新たに追加されました。
2026年2月

2月はCopilot史上最大規模のアップデート月でした。Claude Opus 4.6・GPT-5.3-CodexのGA化に加え、Copilot CLI・Enterprise AI Controls・Copilot Metricsがそろって正式リリースとなり、エンタープライズ利用の基盤が一気に整いました。
全7カテゴリで合計38件のアップデートが発表されました。
| カテゴリ | 件数 | 注目トピック | ステータス |
|---|---|---|---|
| AIモデル | 11件 | Claude Opus 4.6 GA | GA/プレビュー |
| Coding Agent | 7件 | Agentic Workflows | GA/プレビュー |
| メトリクス | 6件 | Copilot Metrics GA | GA/プレビュー |
| IDE連携 | 5件 | Zed GA | GA |
| CLI・モバイル・その他 | 4件 | Copilot CLI GA | GA |
| Chat・Web体験 | 3件 | Web検索強化 | GA |
| エンタープライズ管理 | 2件 | Enterprise AI Controls GA | GA/プレビュー |
AIモデルだけで11件と圧倒的に多く、Claude・GPT・Geminiと三大プロバイダのモデルが一挙に追加・更新されました。CLI・Metrics・Enterprise AI Controlsの三大基盤機能が同時にGAとなった点も特筆すべきです。
2026年1月

1月はCoding Agentの基盤強化と、CLI機能の大幅拡充が目立つ月でした。エージェント型メモリのプレビュー開始、Copilot SDKの技術プレビュー、CLI新機能の連続リリースなど、2月の大型GA化に向けた布石が打たれています。
全6カテゴリで合計16件のアップデートが発表されました。
| カテゴリ | 件数 | 注目トピック | ステータス |
|---|---|---|---|
| AIモデル | 4件 | GPT-5.2-Codex GA | GA |
| CLI・モバイル・その他 | 4件 | CLI機能強化 | プレビュー |
| Coding Agent | 3件 | エージェント型メモリ | プレビュー |
| エンタープライズ管理 | 2件 | BYOK強化 | GA/プレビュー |
| メトリクス | 2件 | データレジデンシー対応 | プレビュー |
| IDE連携 | 1件 | OpenCode対応 | GA |
CLI関連が4件と存在感を示しており、PlanモードやACP対応など、2月のCLI GA化に向けた機能が着実に積み上げられた月です。
AIモデル
GitHub Copilotでは、OpenAI・Anthropic・Google・xAIなど複数のAIプロバイダのモデルを選択して利用できます。
2026年はモデルの追加・GA化・廃止のサイクルが加速しており、GPT-5.x系の段階的リリース、Claude Opus 4.6の全プラットフォーム展開、Geminiファミリーの参入が大きなトレンドです。
管理者はCopilot設定でモデルポリシーを制御でき、エンドユーザーはモデルピッカーから利用可能なモデルを切り替えられます。
2026年3月 - GPT-5.4 GAほか2件

3月はOpenAIの最新エージェント型コーディングモデルGPT-5.4がGA化し、一方でGemini 3 ProとGPT-5.1の廃止予告が出されました。モデルの世代交代が着実に進んでいます。
GPT-5.4の一般提供(GA)
OpenAIの最新エージェント型コーディングモデルGPT-5.4がGitHub Copilotで一般提供されました。複雑なマルチステップの開発タスクにおいて、論理的推論とツール実行の精度が大幅に向上しています。
Copilot Pro・Pro+・Business・Enterpriseの全プランで利用可能で、VS Code(v1.104.1以降)、Visual Studio(v17.14.19以降)、JetBrains IDEs(v1.5.66以降)、Xcode、Eclipse、github.com、GitHub Mobile、GitHub CLI、Coding Agentで選択できます。Enterprise・Business管理者はCopilot設定でGPT-5.4ポリシーを有効化する必要があります。
参考:GPT-5.4のGitHub Copilot一般提供についての公式Changelog
Grok Code Fast 1のCopilot Free自動選択対応
xAIのGrok Code Fast 1が、Copilot Freeプランの自動モデル選択プールに追加されました。自動モデル選択とは、ユーザーがモデルを手動で指定しなくても、タスクの特性に応じてCopilotが最適なモデルを自動的に選ぶ仕組みです。
Grok Code Fast 1はVS Code、Visual Studio、JetBrains IDEs、Xcode、EclipseのCopilot Chatで利用可能で、特に高速な応答が求められるコーディング支援タスクに適しています。無料プランユーザーにとっては、追加費用なしで利用できるモデルの選択肢が広がったことになります。
参考:Grok Code Fast 1のCopilot Free自動選択についての公式Changelog
Gemini 3 ProおよびGPT-5.1系の廃止予告
複数のAIモデルの廃止スケジュールが正式に発表されました。Copilot Chat、インライン編集、Ask/Agentモード、コード補完のすべてのCopilot体験に影響します。具体的な廃止日と後継モデルは以下のとおりです。
-
Gemini 3 Pro
2026年3月26日に廃止。Googleプロバイダ側の廃止に合わせたスケジュールです。後継はGemini 3.1 Pro
-
GPT-5.1 / GPT-5.1-Codex / GPT-5.1-Codex-Mini / GPT-5.1-Codex-Max
2026年4月1日に廃止。後継はGPT-5.3-Codex
これらのモデルを利用中のユーザーは、廃止日までに後継モデルへの切り替えが必要です。Enterprise・Business管理者はCopilot設定で後継モデルのポリシーが有効になっていることを確認してください。
参考:Gemini 3 Pro・GPT-5.1系モデルの廃止予告についての公式Changelog
2026年2月 - Claude Opus 4.6 GAほか10件

2月はAIモデルの追加ラッシュとなりました。Claude Opus 4.6・Sonnet 4.6・GPT-5.3-Codexが相次いでGA化し、Gemini 3.1 Proがプレビュー参入。Copilot Business・Proユーザーへのモデル開放も進みました。
Claude Opus 4.6の一般提供(GA)
AnthropicのClaude Opus 4.6がGitHub Copilotで一般提供されました。特に高難度のタスクにおける計画立案とツール呼び出しを伴うエージェント型コーディングに強みがあります。
Copilot Pro・Pro+・Business・Enterpriseの全プランで利用可能で、VS Code、Visual Studio、github.com、GitHub Mobile、GitHub CLI、Coding Agentのモデルピッカーから選択できます。Enterprise・Business管理者はCopilot設定でポリシーを有効化する必要があります。
参考:Claude Opus 4.6の一般提供についての公式Changelog
Claude Opus 4.6 Fastモードのプレビュー
Claude Opus 4.6のFast(高速)モードがリサーチプレビューとして提供開始されました。標準版と同等の知的能力を維持しつつ、出力トークン速度が最大2.5倍に高速化されています。推論速度の最適化に焦点を当てた実験的なバリアントで、レスポンス速度を重視するコーディング作業に適しています。
現時点ではVS Code(Chat・Ask・Edit・Agentモード)とCopilot CLIで利用可能で、Copilot Pro+およびEnterpriseプラン限定です。Enterprise管理者はCopilot設定で有効化する必要があります。プロモーション期間終了後はプレミアムリクエスト30倍の消費となる点に留意してください。
参考:Claude Opus 4.6 Fastモードのプレビューについての公式Changelog
GPT-5.3-Codexの一般提供(GA)
OpenAIのコーディング特化モデルGPT-5.3-Codexが一般提供されました。GPT-5.2-Codex比で最大25%の高速化を実現し、複雑なツール連携を要する長時間ワークフローでの実行能力が向上しています。その後、github.com・GitHub Mobile・Visual Studioでも選択可能になり、利用可能なプラットフォームが段階的に拡大しました。
参考:GPT-5.3-Codexの一般提供についての公式Changelog
Claude Sonnet 4.6の一般提供(GA)
Anthropicの最新エージェント型コーディングモデルClaude Sonnet 4.6がGA化しました。特に検索操作を伴うエージェント型コーディングタスクに強みがあり、Opus 4.6よりコンパクトながら高い応答速度を実現しています。
VS Code(Chat・Ask・Edit・Agentモード)、Visual Studio(Agent・Askモード)、github.com、GitHub Mobile(iOS・Android)、Copilot CLI、Coding Agentで利用可能で、Copilot Pro・Pro+・Business・Enterpriseの全プランに対応しています。現時点のプレミアムリクエスト倍率は1倍ですが、価格は変更される可能性があります。Enterprise・Business管理者はCopilot設定でClaude Sonnet 4.6ポリシーを有効化する必要があります。段階的なロールアウトのため、利用可能になるタイミングはユーザーにより異なる場合があります。
参考:Claude Sonnet 4.6の一般提供についての公式Changelog
Claude Opus 4.6のIDE展開拡大
Claude Opus 4.6の対応プラットフォームがVisual Studio、JetBrains IDEs、Xcode、Eclipseに拡大されました。VS Code・github.com・GitHub Mobileに続く展開で、Chat・Agent・Editの各モードで利用可能です。
これにより、主要なIDE・プラットフォームのすべてでOpus 4.6が選択できるようになり、開発者はどの環境からでも同一モデルを使った一貫したCopilot体験を得られます。Copilot Enterprise・Business・Pro・Pro+の全プランで利用可能ですが、BusinessおよびEnterprise管理者はCopilot設定でClaude Opus 4.6ポリシーを有効化する必要があります。
参考:Claude Opus 4.6のIDE展開拡大についての公式Changelog
Gemini 3.1 Proのパブリックプレビュー
Google Gemini 3.1 ProがGitHub Copilotでパブリックプレビューとして利用可能になりました。OpenAI(GPT-5.x系)・Anthropic(Claude 4.x系)に加えてGoogleモデルが本格参入し、三大AIプロバイダのモデルをCopilot上で自由に切り替えられるマルチプロバイダ体制が実現しています。
Gemini 3.1 ProはGemini 3 Proの後継モデルにあたり、3月26日に廃止されるGemini 3 Proからの移行先として推奨されています。開発タスクの特性に応じて複数プロバイダのモデルを使い分けたいチームにとって、選択肢の幅が大きく広がったアップデートです。
参考:Gemini 3.1 Proのパブリックプレビューについての公式Changelog
旧モデルの廃止(Anthropic・OpenAI)
2026年2月17日付で、以下の3モデルが全Copilot体験(Chat・インライン編集・Ask/Agentモード・コード補完)で正式に廃止されました。
- Claude Opus 4.1 → 後継: Claude Opus 4.6
- GPT-5 → 後継: GPT-5.2
- GPT-5-Codex → 後継: GPT-5.2-Codex
廃止対象モデルはモデルピッカーから選択できなくなります。これらのモデルに依存したワークフローやインテグレーションを使用している場合は、後継モデルへの切り替えが必要です。Enterprise管理者はCopilot設定で後継モデルのポリシーが有効になっていることを確認してください。
参考:Anthropic・OpenAIモデルの廃止についての公式Changelog
Claude・CodexのCopilot Business・Proユーザーへの開放
Claude・Codexモデルが、従来のPro+・Enterpriseに加えて、Copilot Business・Proユーザーでも利用可能になりました。2月4日のパブリックプレビュー開始を経て、月末にBusiness・Proへ正式展開された形です。
これにより、すべての有料Copilotプランでマルチプロバイダのモデル選択が可能になりました。従来はPro+・Enterpriseでしか使えなかったClaude Opus 4.6やGPT-5.3-Codexが、より広いユーザー層でも利用できるようになり、チームの規模やプランに関わらずタスクに最適なモデルを選べる環境が整っています。
参考:Claude・CodexのBusiness・Pro対応についての公式Changelog
個人ユーザー向けモデル有効化の簡素化
個人ユーザー(Pro・Pro+)向けに、AIモデルの有効化・切り替えに必要な操作が大幅に簡素化されました。Copilot設定画面のUIが見直され、利用可能なモデルの確認・有効化・切り替えが直感的に行えるようになっています。
マルチプロバイダ化に伴いモデルの選択肢が急増するなか、設定の複雑さが利用の妨げになるケースを解消する改善です。新しいモデルが追加された際も、設定画面からすぐに有効化して使い始められます。
参考:個人ユーザー向けモデル有効化の簡素化についての公式Changelog
GPT-5.3-Codexのgithub.com・Mobile・Visual Studio対応
GPT-5.3-Codexの利用可能プラットフォームがgithub.com、GitHub Mobile、Visual Studioへ拡大されました。2月上旬のVS Code対応に続く段階的展開で、ブラウザ・モバイル・デスクトップIDEの主要環境すべてでCodex系モデルが選択可能になっています。
GPT-5.2-Codex比で最大25%の高速化を実現したGPT-5.3-Codexは、複雑なツール連携を要する長時間ワークフローに強みがあります。プラットフォームの拡大により、github.com上でのPRレビューやモバイルからのエージェント指示など、VS Code以外のワークフローでもCodex系モデルの恩恵を受けられるようになりました。
参考:GPT-5.3-Codexのプラットフォーム拡大についての公式Changelog
Claude・Codexのパブリックプレビュー開始
Claude・CodexモデルがGitHub上でパブリックプレビューとして初めて利用可能になりました。この段階ではCopilot Pro+およびEnterprise向けの先行提供で、2月末にBusiness・Proへ正式展開される前のアーリーアクセスに位置づけられます。
GitHubがOpenAI以外のAIプロバイダのモデルをCopilotに組み込む大きな転換点であり、その後のClaude Opus 4.6 GA・Sonnet 4.6 GA・Gemini 3.1 Proプレビューへと続くマルチプロバイダ化の起点となったアップデートです。
参考:Claude・Codexのパブリックプレビュー開始についての公式Changelog
2026年1月 - GPT-5.2-Codex GAほか3件

1月はGPT-5.2-Codexの正式リリースとIDE展開が進み、一方で旧モデルの廃止予告も出されました。
GPT-5.2-Codexの一般提供(GA)とIDE展開
GPT-5.2-CodexがGitHub Copilotで一般提供されました。その後、Visual Studio、JetBrains IDEs、Xcode、EclipseでもCodexモデルが選択可能になり、主要IDE全体での利用が可能になっています。
参考:GPT-5.2-Codexの一般提供についての公式Changelog
Gemini 3 FlashのIDE展開
Google Gemini 3 FlashがVisual Studio、JetBrains IDEs、Xcode、Eclipseで利用可能になりました。VS Codeとgithub.comに続く展開で、高速な推論速度が特徴のモデルです。
定型的なコード生成やシンプルな質問応答など、精度よりもレスポンス速度を重視するタスクに適しています。Gemini 3.1 Proの登場前の時点では、GoogleモデルとしてCopilot上で唯一選択可能なモデルでした。
参考:Gemini 3 FlashのIDE展開についての公式Changelog
Anthropic・OpenAIモデルの廃止予告
一部のAnthropicおよびOpenAIモデルについて、今後の廃止スケジュールが正式に予告されました。対象はClaude Opus 4.1、GPT-5、GPT-5-Codexで、2月17日の廃止に先駆けた事前通知です。
Copilot Chat、インライン編集、Ask/Agentモード、コード補完のすべてのCopilot体験に影響するため、該当モデルに依存したワークフローやインテグレーションを使用している場合は、廃止日までに後継モデルへの移行計画を立てる必要があります。Enterprise管理者は後継モデルのポリシー有効化も併せて確認してください。
参考:Anthropic・OpenAIモデルの廃止予告についての公式Changelog
Coding Agent
Coding Agentは、GitHub Copilotの自律型コーディングエージェント機能です。Issueの割り当てやPRコメントからタスクを受け取り、コードの分析・実装・テスト・PR作成までを自動で行います。2026年はエージェント型アーキテクチャへの全面移行、外部ツール連携(Jira・Raycast)、Memory機能の本格導入が大きなトレンドです。
2026年3月 - Jira連携プレビューほか5件

3月はCoding Agentの適用範囲が大幅に拡大しました。Jira連携による外部プロジェクト管理ツールとの統合、コードレビューのエージェント型アーキテクチャへの移行、Copilot Memoryのデフォルト有効化など、エージェントの本格運用フェーズに入っています。
Copilot Coding AgentのJira連携(パブリックプレビュー)
JiraのIssueをCopilot Coding Agentに直接割り当て可能になりました。エージェントがJira Issueの説明・コメントを分析して実装し、ドラフトPRを自動生成します。Jira上でステータス更新や質問のやり取りも行われるため、GitHubとJira間のコンテキストスイッチが大幅に削減されます。
利用にはAtlassian MarketplaceからGitHub Copilot for Jiraアプリのインストール、GitHubオーガニゼーションの接続、リポジトリアクセスの設定が必要です。Jira CloudでRovoが有効化されていることが前提条件です。
参考:Copilot Coding AgentのJira連携についての公式Changelog
エージェント型コードレビューのGA化
Copilotのコードレビューがエージェント型のツール呼び出しアーキテクチャに移行し、一般提供となりました。リポジトリのコード、ディレクトリ構造、関連リファレンスを自動的に収集し、正確性とアーキテクチャの整合性を重視した高品質なフィードバックを提供します。
ノイズが減少し、より的確で実用的なレビューコメントが得られるようになっています。GitHub-hosted runnersを使用する場合はセットアップ不要で、self-hosted runnersの場合は一回限りの設定が必要です。
参考:エージェント型コードレビューのGA化についての公式Changelog
Copilot MemoryのPro・Pro+デフォルト有効化
Copilot Memoryが、Pro・Pro+ユーザーに対してデフォルトで有効になりました。リポジトリ固有のコンテキストを永続的に記憶し、Coding Agent・コードレビュー・CLIの各機能で一貫した知識を活用できます。
メモリはリポジトリ単位でスコープされ、現在のコードベースに対して自動検証された上で適用されます。28日経過後に自動削除される仕組みで、古い情報の蓄積を防ぎます。個人設定またはリポジトリ設定から無効化・管理が可能です。
参考:Copilot Memoryのデフォルト有効化についての公式Changelog
エージェントセッション管理の強化
エージェントのアクティビティを発見・管理するための新しいセッションフィルターが追加されました。エージェントの実行状況をフィルタリングして確認でき、セッションに画像を添付する機能も追加されています。バグの再現画面やデザインモックアップをエージェントに直接渡せるようになりました。
参考:エージェントセッションフィルターについての公式Changelog / エージェントセッションへの画像添付についての公式Changelog
Coding Agentのネットワーク設定変更の適用
2月に予告されていたCoding Agentのネットワークルーティング変更が正式に適用されました。従来は単一のエンドポイント(api.githubcopilot.com)に接続していましたが、サブスクリプションプランごとに接続先が分離されました。
- Copilot Business: api.business.githubcopilot.com
- Copilot Enterprise: api.enterprise.githubcopilot.com
- Copilot Pro / Pro+: api.individual.githubcopilot.com
self-hosted runnersやAzureプライベートネットワーキングを使用するLarger runnersでCoding Agentを利用している場合は、ファイアウォールやネットワーク許可リストに新しいエンドポイントを追加する必要があります。旧エンドポイント(api.githubcopilot.com)は許可リストから削除可能です。GitHub-hosted runnersを使用している場合は対応不要です。
参考:Coding Agentのネットワーク設定変更適用についての公式Changelog
2026年2月 - Agentic Workflowsほか6件

2月はCoding Agentの起動経路の拡大と、GitHub Agentic Workflowsという新概念の登場が目立ちます。Visual Studio・Raycastからのエージェント起動、Windowsプロジェクト対応など、エージェントの適用範囲が大きく広がりました。
GitHub Agentic Workflows(テクニカルプレビュー)
GitHub ActionsとAIエージェントを統合した新機能がテクニカルプレビューで公開されました。YAMLではなくMarkdownで自動化ワークフローを記述でき、自然言語で意図を記述するとAIエージェントが実行方法を判断します。
読み取り専用デフォルト、サンドボックス実行、ネットワーク分離、SHA固定の依存関係など、セキュリティ設計が重視されています。GitHub MCP Serverによるリポジトリ・Issue・PR・Actions・セキュリティ機能へのネイティブアクセスに対応しています。MITライセンスのオープンソースとして公開されています。
参考:GitHub Agentic Workflowsのテクニカルプレビューについての公式Changelog
Visual Studio・Raycastからのエージェント起動
Coding Agentの起動経路が大幅に拡大しました。Visual Studioから直接タスクをCoding Agentに委任できるようになったほか、macOS向けランチャーアプリRaycast経由でIssueをCoding Agentに割り当てることも可能になっています。
従来はgithub.comのWebインターフェースからIssueを割り当てるか、VS Codeから操作する必要がありましたが、Visual StudioやRaycastからの起動が加わったことで、開発者が普段使っている環境からブラウザを開かずにエージェントを起動できるようになりました。特にRaycastはmacOSの開発者コミュニティで広く利用されており、キーボードショートカットからの高速なエージェント起動が可能です。
参考:Visual Studioからのエージェント委任についての公式Changelog / Raycastからのエージェント起動についての公式Changelog
Coding AgentのWindowsプロジェクト対応
Coding AgentがWindowsプロジェクトでも利用可能になりました。従来はLinuxベースの実行環境のみでしたが、.NET、WPF、WinForms、Windows APIを使用するプロジェクトなど、Windows固有のビルドツールチェーンやランタイムを必要とするコードベースでもエージェントが動作します。
エンタープライズ環境では.NETベースの業務アプリケーションが多数稼働しており、Windowsプロジェクト対応によりCoding Agentの適用範囲が大幅に拡大しました。GitHub-hosted Windows runnersまたはself-hosted Windows runnersで実行可能です。
参考:Coding AgentのWindowsプロジェクト対応についての公式Changelog
Coding Agentのコード参照対応
Coding Agentがコード参照(code referencing)をサポートしました。エージェントが生成したコードがGitHub上のパブリックリポジトリのコードと一致する場合、その出典情報(リポジトリ名、ファイルパス、ライセンス種別)を確認できます。
オープンソースライセンスのコンプライアンスを重視する企業にとって不可欠な機能で、特にGPL等のコピーレフトライセンスのコードが意図せず混入するリスクを管理できます。Copilot ChatやコードCompletionでは既に提供されていた機能がCoding Agentにも拡大された形です。
参考:Coding Agentのコード参照対応についての公式Changelog
Coding Agentのモデルピッカー(Business・Enterprise)
Copilot BusinessおよびEnterpriseユーザーが、Coding Agentで使用するAIモデルをモデルピッカーから選択できるようになりました。IssueやPRコメントからCoding Agentを起動する際に、タスクの複雑さや求められる精度に応じてGPT-5.x系、Claude Opus 4.6、Gemini 3.1 Proなどから最適なモデルを選べます。
従来はCoding Agentのモデル選択はPro+のみの機能でしたが、Business・Enterpriseユーザーにも開放されたことで、組織全体でのエージェント活用の柔軟性が大幅に向上しました。
参考:Coding Agentのモデルピッカー対応についての公式Changelog
Coding Agentのネットワーク設定変更予告
Coding Agentのネットワークルーティングがサブスクリプションプラン別のエンドポイントに分離される変更が予告されました。従来の単一エンドポイント(api.githubcopilot.com)から、Business・Enterprise・Pro/Pro+それぞれの専用エンドポイントに切り替わります。
self-hosted runnersやAzureプライベートネットワーキングを使用するLarger runnersでCoding Agentを利用している場合は、3月の適用までにファイアウォールやネットワーク許可リストの更新が必要です。GitHub-hosted runnersを使用している場合は対応不要です。
参考:Coding Agentのネットワーク設定変更予告についての公式Changelog
Enterprise AI Controls・エージェントコントロールプレーンのGA化
Enterprise管理者向けのAIガバナンス機能が一般提供されました。エージェントのアクティビティをAudit Logで追跡し、エージェントセッションの開始・完了・失敗を一元管理できます。
カスタムエージェント定義のエンタープライズ全体への適用、MCPレジストリの一元管理、AIコントロールタブによるポリシー集約など、大規模組織でのCopilot管理を支える基盤機能です。
参考:Enterprise AI Controls・エージェントコントロールプレーンのGA化についての公式Changelog
2026年1月 - エージェント型メモリほか2件

1月はCoding Agentの知能を底上げする基盤機能のプレビューが始まりました。エージェント型メモリによるリポジトリ学習と、Copilot SDKによるカスタムエージェント構築が、今後の拡張性を示す重要なマイルストーンです。
エージェント型メモリ(パブリックプレビュー)
Copilotがリポジトリ固有の知識を学習・保持するエージェント型メモリがパブリックプレビューで開始されました。Coding Agent・コードレビュー・CLIでのインタラクションを通じて自動的にリポジトリの特性を学習し、以降のやり取りに反映されます。
メモリは現在のコードベースに対して自動的に検証されてから適用され、28日後に自動削除されます。個人ユーザーはgithub.comの設定から、オーガニゼーション・エンタープライズ管理者はポリシー設定から管理できます。リポジトリオーナーはリポジトリ設定のCopilot > Memoryから保存されたメモリの確認・削除が可能です。
参考:エージェント型メモリのパブリックプレビューについての公式Changelog
Copilot SDK(テクニカルプレビュー)
Copilotの機能を外部アプリケーションに組み込むためのSDKがテクニカルプレビューで公開されました。Node.js/TypeScript、Python、Go、.NETの4言語に対応しており、マルチターン会話、カスタムツール実行、クライアント・セッションのライフサイクル管理といった統一APIを提供します。
参考:Copilot SDKのテクニカルプレビューについての公式Changelog
リポジトリのAgentsタブ
リポジトリのナビゲーションに新しい「Agents」タブが追加されました。Coding Agentがそのリポジトリ内で実行したセッションの一覧、各セッションの進行状況(実行中・完了・失敗)、生成されたドラフトPRへのリンクを一箇所で確認できます。
チームでCoding Agentを積極的に活用する場合、エージェントの活動履歴を把握し、意図しない変更や重複作業を防止するための可視性が重要です。IssueやPull Requestと同列にAgentsタブが設けられたことで、エージェントがリポジトリの「チームメンバー」として定着していく方向性が明確に示されています。
参考:リポジトリのAgentsタブについての公式Changelog
IDE連携
GitHub Copilotは、VS Code・Visual Studio・JetBrains IDEs・Xcode・Eclipse・Zedなど、主要な開発環境に対応しています。2026年はZedの正式対応、OpenCodeへの対応、各IDE向けの月次アップデートによる機能強化が進みました。
2026年3月 - Figma MCP Serverほか1件

3月のIDE連携では、Figma MCP Serverによるデザイン↔コードの双方向ワークフローが新たに追加されました。VS Code拡張の月次リリースも含まれています。
Figma MCP Serverによるデザインレイヤー生成
GitHub CopilotユーザーがVS CodeからFigma MCP Serverを利用して、デザインとコードの双方向ワークフローを構築できるようになりました。Figmaからデザインコンテキストをコードベースに取り込むだけでなく、レンダリングしたUIを編集可能なフレームとしてFigmaに送り返すことも可能です。
利用にはFigma MCP Serverのインストールとアカウント接続が必要です。現在はVS Codeで利用可能で、Copilot CLIへの対応も予定されています。すべてのCopilotサブスクリプションプラン・Figmaプランで利用可能です。
参考:Figma MCP Serverによるデザインレイヤー生成についての公式Changelog
VS Code Copilot拡張 v1.110(2月リリース)
GitHub Copilot for VS Code v1.110がリリースされました。主な新機能として、エージェントのライフサイクルフック(ポリシー適用・自動lint・コマンドブロックの自動化)、会話のフォーク、チャット内での自動承認切り替えが追加されています。
拡張性の面では、Extensionsビューからインストール可能なエージェントプラグイン、スラッシュコマンドとして利用できるスキル、Webコンテンツを自律的に操作する実験的なエージェントブラウザツールが導入されました。コンテキスト管理では、ツールやセッション間でのメモリ共有、会話履歴が大きくなった際の自動コンパクション、軽量なExploreサブエージェントによるコードベース調査にも対応しています。
そのほか、Copilot CLIとのdiffタブ連携、ファイル全体にわたるlong-distance next edit suggestions、スクリーンリーダーやキーボードナビゲーション向けのアクセシビリティ改善、AI生成コードへの共著者アトリビューションなども含まれています。
参考:VS Code Copilot拡張v1.110についての公式Changelog
2026年2月 - Zed GAほか4件

2月はZedエディタの正式対応が大きなトピックです。Eclipse向けMCPレジストリ対応、JetBrains IDEsの機能改善なども含まれています。
Zedエディタの正式対応(GA)
AtomとTree-sitterの開発者が手がけた高性能エディタZedでのGitHub Copilotサポートが一般提供されました。Rustで構築された軽量かつ高速なエディタで、GitHubとの公式パートナーシップによりCopilot認証がネイティブにサポートされています。
セットアップはZedの設定画面から「GitHub Copilot Chat」にアクセスしてサインインするだけで完了します。Copilot Pro・Pro+・Business・Enterpriseの全有料プランで利用可能で、追加のAIライセンスは不要です。軽量な開発環境を好む開発者にとって、VS CodeやJetBrainsに続く新たな選択肢が加わった形です。
参考:ZedエディタのCopilot正式対応についての公式Changelog
Eclipse向けMCPレジストリ対応
Eclipse向けCopilotプラグインにMCPレジストリが追加され、MCPサーバーの管理やカスタムツールの統合がEclipse上で直接行えるようになりました。VS CodeやJetBrains IDEsで利用可能だったMCPサーバー連携がEclipseにも展開された形で、エージェント機能の拡張性がIDE間で統一されています。
Java/Eclipseベースの開発チームがCopilotのMCPエコシステムを活用できるようになり、カスタムデータソースや社内ツールとの統合が容易になります。そのほか、Eclipse上でのCopilot体験に関する複数の改善も含まれています。
参考:Eclipse向けMCPレジストリ対応についての公式Changelog
JetBrains IDEsの機能改善
IntelliJ IDEA、PyCharm、WebStormなどJetBrains IDEs向けのCopilotプラグインに、新機能と複数の改善が入りました。UIの改善やパフォーマンスの向上に加え、エージェント型ワークフローやコンテキスト管理に関するアップデートも含まれています。
JetBrains IDEsはJava・Kotlin・Python・TypeScriptなど多言語の開発現場で広く利用されており、VS Codeに次ぐ主要なCopilot利用環境です。プラグインの安定性と機能の充実度が、チーム全体のCopilot採用率に直結する改善です。
参考:JetBrains IDEsの機能改善についての公式Changelog
VS Code・Visual Studioの1月リリース
VS Code Copilot拡張v1.109(1月リリース)およびVisual Studio向けCopilotの1月アップデートがそれぞれ公開されました。VS Code v1.109ではエージェント機能の改善やコンテキスト処理の最適化が含まれ、Visual Studio向けアップデートではCopilot Chat体験の改善やコード補完の精度向上が盛り込まれています。
両IDEとも月次リリースサイクルでCopilot拡張が更新されており、モデルの追加やプラットフォーム機能の変更に合わせて継続的に改善が行われています。
参考:VS Code Copilot拡張v1.109についての公式Changelog / Visual Studio 1月アップデートについての公式Changelog
2026年1月 - OpenCode対応

1月はOpenCodeエディタへの対応が新たに追加されました。
OpenCodeエディタの対応
オープンソースのターミナルベースエディタOpenCodeでGitHub Copilotが利用可能になりました。OpenCodeはターミナル上で動作するコードエディタで、SSHリモート開発やヘッドレスサーバー環境での作業に適しています。
VS Code、JetBrains、Zedに加えてOpenCodeが対応したことで、ターミナルファーストの開発スタイルを好む開発者にもCopilotの選択肢が広がっています。2月にGA化するCopilot CLIと合わせて、ターミナルベースのAI開発環境が充実した時期です。
参考:OpenCodeエディタへのCopilot対応についての公式Changelog
Chat・Web体験
github.com上のCopilot Chatや、Pull Request上での@copilotメンション、Web検索統合など、ブラウザベースのCopilot体験に関するアップデートです。
2026年3月 - PRコメントモデル選択

3月はPull RequestコメントでのCopilotモデル選択が追加されました。
Pull Requestコメントでのモデル選択
Pull Requestのコメントで@copilotをメンションする際に、コメントボックス左下に表示されるモデルピッカーから使用するAIモデルを選択できるようになりました。選択されたモデルでCoding Agentが起動し、専用のGitHub Actions環境でコードの修正・コンパイル・テスト実行まで自動的に行います。
現在はgithub.com上のPull Requestコメント(レビューコメントは対象外)で利用可能で、Copilotが生成したPRと手動で作成したPRの両方に対応しています。今後はGitHub Mobileやその他のコメント種別にも対応が予定されています。
参考:Pull Requestコメントでのモデル選択についての公式Changelog
2026年2月 - Web検索強化ほか2件

2月はgithub.com上のCopilot Chat体験が複数の面で改善されました。
github.com上のWeb検索の改善
github.comのCopilot Chatで、一部のモデルに対してモデルネイティブのWeb検索が有効化されました。GPT-5.1、GPT-5.1-Codex、GPT-5.1-Codex-Mini/Max、GPT-5.2-Codexでは、従来のBing検索統合に代わり、モデル自身のWeb検索機能が使われます。それ以外のモデルでは引き続きBing検索が利用されます。
特に時事的な質問やリアルタイム情報が必要なシナリオで、従来のアプローチよりも高速で正確な回答が得られるようになっています。この機能はCopilot設定から無効化することも可能です。プレビュー機能が有効なすべての有料Copilotサブスクライバーに展開されています。
参考:github.com上のWeb検索改善についての公式Changelog
CopilotによるPull Requestタイトルの自動生成
github.com上でPull Requestを作成・編集する際に、タイトル入力欄に表示される「GitHub Copilot」ボタンをクリックすることで、PRに含まれるコミットメッセージを分析してタイトルを自動生成できるようになりました。
生成されたタイトルはそのまま適用することも、手動で修正して使うこともできます。なお、タイトルの品質はコミットメッセージの質に依存するため、明確で説明的なコミットメッセージを書くことが推奨されます。「WIP」や「fix」のような曖昧なコミットメッセージでは、有用なタイトル提案が得られにくい場合があります。
参考:CopilotによるPRタイトル自動生成についての公式Changelog
Web版Chatでのツール呼び出し表示ほか改善
github.com上のCopilot Chatに3つの改善が加わりました。1つ目はツール呼び出しの可視化で、AIがどのツールを使用したかがリアルタイムで表示されるようになり、処理の流れの把握やエラー時の原因特定が容易になっています。各ツール呼び出しが生成した参照も確認可能です。
2つ目は会話のエクスポート機能で、チャット履歴をJSONまたはMarkdown形式でダウンロードできるようになりました。後からの参照や知見の共有に活用できます。3つ目はリポジトリ検索の改善で、チャットにリポジトリをアタッチする際のレコメンデーション精度が向上し、目的のリポジトリをより素早く見つけられるようになっています。
参考:Web版Chatのツール呼び出し表示ほか改善についての公式Changelog
エンタープライズ管理
Copilotの組織・エンタープライズレベルでの管理機能です。AIポリシーの制御、コンテンツ除外、BYOK(Bring Your Own Key)、MCP Serverによる機能拡張など、大規模組織での安全なAI活用を支える機能群です。
2026年2月 - Enterprise AI Controls GAほか1件

2月はEnterprise AI Controlsの正式リリースとコンテンツ除外APIの追加が行われました。
Enterprise AI Controls・エージェントコントロールプレーンのGA化
Enterprise管理者向けのAIガバナンススイートが一般提供されました。管理タスクの統合ビュー、きめ細かな権限を持つエンタープライズカスタムロール、エージェントセッションのAudit Log追跡を提供します。
カスタムエージェント定義のエンタープライズ全体適用、1クリックの保護ルール、AIコントロールタブでのポリシー一元管理など、大規模組織でのCopilot運用に不可欠な管理基盤です。MCPエンタープライズ許可リストはパブリックプレビューとして提供されています。
参考:Enterprise AI Controls・エージェントコントロールプレーンのGA化についての公式Changelog
Copilot Content Exclusion REST API(パブリックプレビュー)
Copilotのコンテンツ除外設定をREST APIからプログラマティックに管理できるようになりました。特定のファイルやディレクトリをCopilotの参照対象から除外する設定を、GitHub UI上の手動操作に代えてAPIを通じて自動化できます。
大規模組織では数百のリポジトリにまたがるコンテンツ除外ポリシーを一括管理する必要があり、手動設定では運用負荷が高くなりがちです。REST APIの提供により、Terraformやスクリプトベースの構成管理ツールと組み合わせたポリシーのコード化(Policy as Code)が可能になり、セキュリティポリシーの適用漏れを防止できます。
参考:Copilot Content Exclusion REST APIのパブリックプレビューについての公式Changelog
2026年1月 - BYOK強化ほか1件

1月はBYOK(Bring Your Own Key)の機能強化とGitHub MCP Serverの拡張が行われました。
BYOK(Bring Your Own Key)の機能強化
自社のAPIキーを使用してCopilotを利用するBYOK機能が強化されました。新たにAWS Bedrock、Google AI Studio、OpenAI互換プロバイダが追加され、Responses APIサポート、最大コンテキストウィンドウの設定、ストリーミングレスポンスにも対応しています。Enterprise・Businessプランのパブリックプレビューとして利用可能です。
GitHub MCP Serverの機能拡張
GitHub公式MCP Serverに複数の機能が追加されました。新しいProjectsツールにより、Copilotのエージェントからプロジェクトボードのアイテム管理やステータス更新が可能になっています。OAuthスコープフィルタリングの追加により、MCPサーバー経由でアクセスできるGitHub APIの範囲をきめ細かく制御できるようになりました。
MCP(Model Context Protocol)はエージェントが外部ツールにアクセスするための標準プロトコルで、GitHub MCP Serverはリポジトリ・Issue・PR・Actions・セキュリティ機能へのネイティブアクセスを提供します。今回の拡張により、エージェントがGitHubの開発ワークフロー全体をより深く操作できる基盤が整いました。
参考:GitHub MCP Serverの機能拡張についての公式Changelog
メトリクス
Copilotの利用状況を可視化するメトリクス機能です。2026年はメトリクスダッシュボードとAPIの正式リリースが実現し、コード生成量、PR throughput、ユーザー別利用状況など、エンジニアリング組織のCopilot活用を定量的に把握できる基盤が整いました。
2026年3月 - プランモード対応ほか2件

3月はメトリクスの計測対象がさらに拡大しました。
メトリクスのプランモード対応
Copilotのプランモード(コーディング前にAIが実装計画を立てる機能)の利用状況がメトリクスに追加されました。ダッシュボードUIではInsights > Copilotの使用状況画面でリクエスト数やモデル使用量のプランモード内訳を確認でき、APIレスポンスではtotals_by_featureにchat_panel_plan_modeとして計上されます。
現時点ではJetBrains、Eclipse、Xcode、VS Code Insidersでのテレメトリに対応しており、通常版VS Codeへの対応も近日予定されています。エンタープライズ・オーガニゼーション・ユーザーの各レベルで確認可能です。
なお、プランモードのテレメトリは以前「Custom」カテゴリに含まれていたため、分離に伴いCustomの数値が減少する場合があります。「Requests per chat mode」や「Model usage per chat mode」チャートに影響が出る可能性がある点に留意してください。
参考:メトリクスのプランモード対応についての公式Changelog
Enterprise Managed Usersの一貫したユーザー名
Enterprise Managed Users(EMU)環境でのCopilotメトリクスレポートにおいて、user_loginフィールドの値が一貫した形式で返されるようになりました。
従来は一部のレポートでuser_loginにサフィックスが付与される場合があり、GitHub APIをまたいだユーザーデータの突合が困難になるケースがありました。この修正により、REST APIのCopilot使用状況メトリクスエンドポイントで返されるuser_loginが統一され、異なるAPIレスポンス間でのデータ照合が容易になります。
EMUアカウントを利用する組織でCopilotの利用分析やユーザー管理ワークフローを自動化している場合、レポートの正確性向上の恩恵を受けられます。
参考:EMUの一貫したユーザー名対応についての公式Changelog
メトリクスのユーザーレベルCLIアクティビティ対応
前週にリリースされたエンタープライズレベルのCLIテレメトリに続き、ユーザー単位でのCopilot CLIアクティビティメトリクスが追加されました。REST APIのユーザーレベルエンドポイントから取得可能です。
具体的には、個々のユーザーのCLIリクエスト数やセッション数、トークン使用量を追跡できるようになりました。これにより、CLIの活用が進んでいるユーザーの特定、日常的な利用パターンの分析、組織全体へのロールアウトに向けたキャパシティ予測が可能になります。IDE上での利用状況と合わせて、開発者ごとのCopilot活用の全体像を把握できる基盤が整いました。
参考:ユーザーレベルCLIアクティビティのメトリクス対応についての公式Changelog
2026年2月 - Copilot Metrics GAほか5件

2月はCopilot Metricsの正式リリースが最大のトピックです。ダッシュボード・API・PR throughputなど、エンジニアリング指標の可視化基盤が一気に整いました。
Copilot Metricsの一般提供(GA)
Copilotの利用状況メトリクスが一般提供されました。コード生成ダッシュボードによる提案・追加・削除行数の定量化、エンタープライズ・オーガニゼーション・ユーザーレベルの粒度でのトラッキングに対応しています。
エンタープライズ設定のAI Controls > Copilot > Metricsからアクセスでき、カスタムエンタープライズロールによるきめ細かなアクセス制御にも対応しています。今後は利用パターンとエンジニアリング成果を結びつける影響度評価の方向に拡張予定です。
参考:Copilot Metricsの一般提供についての公式Changelog
組織レベルのメトリクスダッシュボード(パブリックプレビュー)
オーガニゼーションレベルのCopilot利用メトリクスダッシュボードがパブリックプレビューで公開されました。従来はエンタープライズレベルでしか確認できなかった利用状況を、オーガニゼーションオーナーがGitHub UI上で直接確認できるようになりました。
アクセスにはオーガニゼーションオーナー権限、または「View Organization Copilot Metrics」権限を含むカスタムロールが必要です。Free・Team・Enterprise傘下を含むすべてのオーガニゼーションタイプで利用可能です。なお、ユーザーが複数のオーガニゼーションに所属する場合、組織レベルの合計とエンタープライズ全体の合計は一致しない点に留意してください(エンタープライズではユーザーの重複が排除されます)。
参考:組織レベルのメトリクスダッシュボードについての公式Changelog
PR throughput・Time to Mergeのメトリクス対応
Copilot利用メトリクスAPIに、Pull Requestの成果に関する3つの指標が追加されました。PRレビュー提案の採用率、Coding Agentが作成しマージされたPR数、PR作成からマージまでのサイクルタイムの3カテゴリです。
エンタープライズ管理者または「View Enterprise Copilot Metrics」ロールを持つユーザーが利用可能で、Copilotの導入がPRオーサリングにどう影響しているか、コンセプトからマージまでの時間を短縮できているかを定量的に把握できます。その後、組織レベルAPIにもPR throughputのメトリクスパリティが追加され、エンタープライズ・組織の両レベルで同等のデータにアクセスできるようになりました。
参考:PR throughput・Time to Mergeのメトリクス対応についての公式Changelog / 組織レベルAPI PR throughputパリティについての公式Changelog
メトリクスのエンタープライズレベルCLIアクティビティ対応
エンタープライズレベルでのCopilot CLIの利用状況がメトリクスに追加されました。IDE上でのCopilot利用メトリクスに加えて、ターミナルベースのCLI活用状況もエンタープライズ全体で可視化できるようになっています。
2月25日のCopilot CLI GA化を受け、CLIの組織内浸透度を定量的に追跡する手段が提供された形です。翌週にはユーザーレベルのCLIメトリクスも追加され、エンタープライズ全体と個人単位の両方でCLI活用を把握できる基盤が整いました。
参考:エンタープライズレベルCLIアクティビティのメトリクス対応についての公式Changelog
メトリクスレポートURLの更新
Copilot MetricsのGA化に伴い、メトリクスレポートへのアクセスURLが更新されました。社内ダッシュボードへの埋め込み、ブックマーク、自動レポート生成スクリプトなどで旧URLを使用している場合は、新しいURLへの更新が必要です。
エンタープライズ設定のAI Controls > Copilot > Metricsからアクセスする場合は自動的に新URLにリダイレクトされますが、直接URLを参照しているインテグレーションは手動更新が必要です。
参考:メトリクスレポートURLの更新についての公式Changelog
2026年1月 - データレジデンシー対応ほか1件

1月はメトリクスのデータレジデンシー対応と、レガシーAPIの廃止予告が行われました。
Enterprise Cloudデータレジデンシーのメトリクス対応
GitHub Enterprise Cloudのデータレジデンシー環境でCopilot Metricsがパブリックプレビューで利用可能になりました。GDPR等の規制により特定リージョン内でのデータ保存が求められるEU圏の企業など、データレジデンシー要件が厳しい組織でもCopilotの利用状況を定量的に把握できるようになります。
従来のEnterprise Cloud環境で提供されていたメトリクス機能と同等の分析機能が、データレジデンシー対応インスタンスでも利用可能になり、グローバルに展開する組織でのCopilot導入判断を支援します。
参考:Enterprise Cloudデータレジデンシーのメトリクス対応についての公式Changelog
レガシーMetrics APIの廃止予告
従来のCopilot Metrics APIの廃止が正式に予告されました。2月にGA化する新しいMetrics APIが後継となり、コード生成ダッシュボード、エンタープライズ/オーガニゼーション/ユーザーレベルの粒度でのトラッキング、カスタムエンタープライズロールによるアクセス制御など、大幅に強化された機能を提供します。
既存のレガシーAPIを利用したダッシュボードやレポーティングツールを運用している場合は、廃止スケジュールに従い新APIへの移行が必要です。新旧APIではエンドポイントやレスポンス形式が異なるため、早めの移行検証を推奨します。
参考:レガシーMetrics APIの廃止予告についての公式Changelog
CLI・モバイル・その他
GitHub Copilot CLI(ターミナルベースのAIコーディングエージェント)とGitHub Mobileアプリ、その他プラットフォーム全体に関わるアップデートです。2026年はCLIの正式リリースが最大のトピックで、Plan Mode・Autopilot Mode・マルチモデル対応・MCP連携など、フル機能のAIエージェントとしてターミナルから開発できる環境が整いました。
2026年2月 - Copilot CLI GAほか3件

2月はCopilot CLIの正式リリースが最大のマイルストーンです。GitHub Mobileにもエージェント関連の機能が追加されました。
Copilot CLIの一般提供(GA)
2025年9月のパブリックプレビューを経て、Copilot CLIが一般提供されました。ターミナル上で動作する自律型コーディングエージェントとして、計画立案(Plan Mode)、自律実行(Autopilot Mode)、並列動作する専門エージェント、バックグラウンド委任(&プレフィクス)など、包括的な開発支援機能を備えています。
Claude Opus 4.6、GPT-5.3-Codex、Gemini 3 Proなど複数のAIモデルをセッション中に切り替え可能で、MCP Server連携、プラグインインストール、Markdownベースのスキルファイル、カスタムエージェント作成にも対応しています。セッションの自動コンパクション、リポジトリメモリ、クロスセッン回想など、長時間の開発作業を支援する機能も搭載されています。
macOS・Linux・Windowsに対応し、npm、Homebrew、WinGet、シェルスクリプト、スタンドアロン実行ファイルで配布されています。Copilot Pro・Pro+・Business・Enterpriseの全プランで利用可能です。
参考:Copilot CLIの一般提供についての公式Changelog
GitHub Mobile: Coding Agentのライブ通知
GitHub MobileアプリでCoding Agentの進行状況をリアルタイムで追跡できるライブ通知機能が追加されました。エージェントがタスクに着手した時点、コードの分析・実装中の進捗、ドラフトPRの作成完了、質問やエラーの発生時にプッシュ通知を受け取れます。
外出先やデスクから離れている間もエージェントの状況を把握でき、PR作成後のレビューやフィードバックを迅速に行えます。Coding Agentをバックグラウンドで稼働させながら他の業務を進める運用スタイルとの相性が良い機能です。
参考:GitHub MobileのCoding Agentライブ通知についての公式Changelog
GitHub Mobile: Coding Agentのモデルピッカー
GitHub MobileアプリにCoding Agentのモデルピッカーが追加されました。iOS・AndroidのGitHub Mobileアプリから直接エージェントに指示を出す際に、GPT-5.x系・Claude Opus 4.6・Gemini 3.1 Proなど利用可能なAIモデルから選択できます。
モバイルからのエージェント起動時にもデスクトップと同等のモデル選択体験が得られるようになり、場所を問わない開発ワークフローの柔軟性が向上しました。
参考:GitHub MobileのCoding Agentモデルピッカーについての公式Changelog
GitHubステータスページの更新
GitHubのステータスページ(githubstatus.com)の表示が更新されました。Copilotを含むGitHubの各サービスの稼働状況がより見やすく整理され、障害発生時の影響範囲や復旧状況の把握が容易になっています。
Copilotのサービス稼働状況を監視するSREチームや、障害発生時の社内コミュニケーションにステータスページを活用している組織にとって、情報の視認性が向上した改善です。
参考:GitHubステータスページの更新についての公式Changelog
2026年1月 - CLI機能強化ほか3件

1月はCLIの機能が連続的に強化されました。2月のGA化に向けた準備として、Plan Mode、エージェント強化、ACP対応など、核となる機能が次々と追加されています。
Copilot CLI機能の連続強化
1月中旬から下旬にかけて、Copilot CLIに複数の大型アップデートが行われました。エージェント機能の強化、コンテキスト管理の改善、新しいインストール方法の追加に加え、コーディング前に実装計画を立てるPlan Mode(Shift+Tab)の追加、GitHub CLIからの直接インストール対応が実現しています。
2月のGA化に向けた最終的な機能投入フェーズであり、CLI自体がフル機能のAIコーディングエージェントへと進化した重要な時期です。
参考:Copilot CLIのエージェント強化についての公式Changelog / Copilot CLIのPlan Mode追加についての公式Changelog / GitHub CLIからのインストール対応についての公式Changelog
ACP対応(パブリックプレビュー)
Copilot CLIにACP(Agent Communication Protocol)サポートが追加されました。copilot --acpでstdio経由、またはcopilot --acp --port 8080でTCP経由の接続に対応しています。IDE統合、CI/CDパイプライン、カスタムフロントエンド、マルチエージェントシステムなど、外部ツールとの連携の幅が大きく広がっています。










