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チャットボットの活用事例27選|メリットや導入ポイントを徹底解説

この記事のポイント

  • 本記事では、チャットボットの様々な業界での活用事例について詳しく紹介しています。
  • 小売・eコマース業界では、顧客サポートの充実を目的としたチャットボット導入例が多数挙げられています。
  • 金融業界では、営業時間外のサポートや各種問い合わせに24時間対応可能なチャットボットの導入による効果が明らかにされています。
  • 旅行業界では、多言語対応や安全・災害情報提供を目的としたチャットボットの活用が紹介されています。
  • 医療業界では、論文検索支援やコロナワクチン接種予約といった業務にチャットボットが活用されている事例が掲載されています。
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

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Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

チャットボットの進化に伴い、多様な業界でその活用が進んでいますが、まだまだその可能性を十分に理解し活用している企業は少ないのが現状です。本記事では、チャットボットをうまく活用するための具体的な事例を、小売・eコマース業界から医療業界まで、幅広く27選紹介します。各事例の概要、導入範囲、そして期待される効果を解説し、チャットボット導入のメリットとデメリットもバランスよく考察しています。これからチャットボットの導入を検討する方々にとって、有益な情報を提供する記事となっています。

チャットボットとは

チャットボットとは、人間と自然な対話を模倣するように設計されたコンピュータープログラムです。テキストまたは音声を通じて、ユーザーからの質問に答えたり、タスクを実行したりします。

チャットボットは主に以下の技術要素で構成されています。まず、自然言語処理(NLP)により、ユーザーが入力したテキストを解析し、その意図を理解します。次に、対話管理システムが、理解した意図に基づいて適切な応答を生成したり、必要なアクションを実行したりします。さらに、機械学習により、過去の対話データから学習し、より自然で正確な応答ができるように精度を高めていきます。

チャットボットには大きく分けて2つの種類があります。ルールベース型は、事前に設定されたルールに基づいて質問に回答するシンプルな仕組みです。一方、機械学習ベース型は、過去の対話データから学習し、より自然で柔軟な会話を実現できます。近年は、ChatGPTのような大規模言語モデルを活用した生成AI型チャットボットも登場し、より高度な対話が可能になっています。

チャットボットを活用できる業務とは

チャットボットは様々な業務領域で活用することができます。ここでは、主要な業務カテゴリごとにチャットボットの活用方法をご紹介します。

チャットボットイメージ22

カスタマーサポート業務で顧客満足度を向上させる業務効率化手法

顧客からの問い合わせ対応は、チャットボットが最も活用される業務領域です。よくある質問(FAQ)への自動回答、商品の返品・交換手続き、配送状況の確認、パスワードリセットなど、定型的な問い合わせには24時間365日対応できます。

ZOZOTOWNやReFaの事例のように、営業時間外でも顧客が自己解決できる環境を提供し、顧客満足度の向上とサポート担当者の負担軽減を実現します。

予約・受付業務で業務効率化を実現しコスト削減を達成する手法

医療機関のワクチン接種予約、旅行施設の宿泊予約、レジャー施設のチケット予約など、予約や受付業務の自動化にチャットボットが活用されています。

山﨑内科医院のコロナワクチン接種予約ボットやアソビューのチケット予約支援チャットボットの事例では、カレンダー連携や事前問診取得により、効率的な予約システムを実現しています。24時間受付可能で、電話の取りこぼしを防ぎ、予約率の向上につながります。

採用・人事業務で生産性向上とコスト削減を実現する業務効率化手法

人事・採用領域でもチャットボットの活用が進んでいます。応募者への自動連絡、面接日程の調整、よくある質問への回答など、採用プロセスの効率化に貢献します。

パーソルホールディングスのmatchbo(t)やブックオフコーポレーションのらくロボの事例では、SMS連携による応募者とのスムーズなコミュニケーションにより、面接設定率や採用率の向上を実現しています。

情報提供・案内業務で顧客満足度を向上させる業務効率化手法

観光案内、病院案内、大学の学生サポートなど、情報提供や案内業務でもチャットボットが活用されています。

大阪観光局の多言語チャットボットは訪日外国人旅行者への観光情報提供、藤枝市立総合病院のチャットボットは患者への病院案内、立教大学のチャットボットは学生への履修登録や試験に関する情報提供を行っています。これらにより、利用者は必要な情報に迅速にアクセスでき、案内担当者の負担も軽減されます。

専門的な相談業務で業務効率化と顧客満足度を向上させる手法

金融、保険、医療などの専門分野でも、チャットボットが相談業務をサポートしています。

楽天証券の投資AIアシスタントは投資初心者への基本的な投資知識の提供、ビヘイビアのほけんGAIは保険相談への対応、flixyのメルプは患者の受診相談に対応しています。これらは人間の専門家と連携しながら、基本的な相談対応を自動化し、専門家がより高度な相談に集中できる環境を作り出しています。

社内業務支援で生産性向上とコスト削減を実現する業務効率化手法

チャットボットは社内業務の効率化にも活用されています。

共栄火災海上保険のWisTalkや住友生命保険のAI i-assistの事例では、社内FAQサイトにチャットボットを導入し、従業員からの問い合わせに自動対応しています。これにより、社内サポートデスクの負担軽減と従業員の自己解決促進を実現し、組織全体の業務効率化につながっています。

チャットボットを活用するメリット

チャットボットを導入することで、企業は多くのメリットを享受できます。ここでは主要なメリットを表形式でまとめてご紹介します。

カテゴリ メリット 具体的な効果
顧客対応の向上 24時間365日対応可能 営業時間外でも顧客の問い合わせに即座に対応でき、顧客満足度が向上します。みずほ証券の事例では、営業時間外の問い合わせ対応を実現し、顧客と従業員の満足度向上につながっています。
業務効率化 定型業務の自動化 よくある質問への回答や予約受付などの定型業務を自動化することで、担当者はより付加価値の高い業務に集中できます。山一商店では問い合わせ数が半減し、共栄火災では問い合わせ件数が約10%減少しました。
コスト削減 人件費の削減 人間のオペレーターに代わってチャットボットが対応することで、人件費を削減できます。ブックオフコーポレーションでは面接設定コストが半減しています。
応答速度の向上 即座に回答可能 顧客を待たせることなく、即座に回答を提供できます。リクターでは応募者のファーストコンタクトを24時間365日、10分以内に実現しています。
対応品質の均一化 常に一定品質の対応 担当者によるばらつきがなく、常に一定品質の対応を提供できます。これにより、顧客体験の標準化が実現します。
多言語対応 グローバル対応の実現 大阪観光局やBEBOTの事例のように、複数言語に対応することで、訪日外国人旅行者など多様な顧客層にサービスを提供できます。
データ収集と分析 顧客インサイトの獲得 顧客との対話データから、顧客のニーズや行動パターンを分析できます。JA全農コープでは、顧客のリアルな声を収集し、新たなビジネス機会の発見につながっています。
スケーラビリティ 同時多数対応可能 人間のオペレーターと異なり、複数の顧客に同時対応できるため、繁忙期でも対応品質を維持できます。

チャットボットを導入する際の課題と対策

チャットボット導入には多くのメリットがある一方で、いくつかの課題も存在します。ここでは主要な課題とその対策を表形式でまとめてご紹介します。

課題カテゴリ 具体的な課題 対策
導入コスト システム導入や開発に初期費用がかかる 自社のニーズに合わせて、ルールベース型から段階的に導入し、効果を見ながら機械学習ベース型へ移行することでリスクを低減できます。また、クラウド型のサービスを活用することで初期投資を抑えることも可能です。
学習データ不足 十分な学習データがない場合、正確な回答ができない 導入前にFAQデータを整備し、過去の問い合わせ履歴を分析してよくある質問をリスト化します。運用開始後も継続的にデータを蓄積し、チャットボットの精度を向上させていきます。
複雑な問い合わせへの対応限界 感情的な対応や複雑な問題解決には人間の対応が必要 チャットボットで対応できない場合は、スムーズに有人対応へエスカレーションする仕組みを構築します。みずほ証券の事例のように、チャットボットと有人チャットを組み合わせることで、効率的かつ高品質な顧客対応を実現できます。
システム障害リスク システム障害が発生した場合、顧客対応が滞る可能性がある 冗長化構成やバックアップシステムを準備し、障害時の代替手段(電話対応など)を明確にしておきます。また、定期的なメンテナンスと監視体制を構築します。
プライバシーとセキュリティ 顧客情報を取り扱うため、情報漏洩のリスクがある 個人情報保護法に準拠したデータ管理体制を構築し、暗号化通信やアクセス制御を実施します。また、定期的なセキュリティ監査を実施し、脆弱性を早期に発見・対処します。
ユーザー受容性 顧客がチャットボットに慣れていない、または抵抗感がある AOKIのWEBスタイリストチャットのように、親しみやすいデザインやキャラクターを採用し、ユーザーが気軽に利用できる工夫をします。また、チャットボットの限界を明確に伝え、必要に応じて人間の担当者につなげるオプションを提供します。
運用・メンテナンス負荷 定期的な更新やメンテナンスが必要 専任の運用チームを設置し、定期的にFAQの更新や対話ログの分析を行います。また、ユーザーからのフィードバックを収集し、継続的な改善を行う体制を構築します。
ROIの測定困難 導入効果の定量的な測定が難しい 問い合わせ件数の削減率、応答時間の短縮、顧客満足度スコア、コスト削減額など、具体的なKPIを設定し、定期的に効果測定を行います。山一商店やブックオフコーポレーションの事例のように、明確な数値目標を設定することが重要です。

チャットボット活用事例27選

ここからは、実際に様々な業界でチャットボットがどのように活用されているのか、具体的な事例を27個ご紹介していきます。
以下のリンクをクリックすることで各業界の事例まで飛ぶことができるので、見たい業界が決まっている方は活用してみてください。

小売・eコマース業界における業務効率化を実現したチャットボット活用事例

  1. 株式会社AOKI

AOKIのWEBスタイリストチャット

【概要】
AOKIのWEBスタイリストチャットは、販売経験豊富なスタイリストがオンラインでお買い物中の悩みを解決するサービスです。

【導入範囲】

  • 商品の違いの説明
  • サイズの相談
  • おすすめ商品の提案
  • スタイリングの提案
  • 商品のお手入れ方法
  • 購入後のアフターフォロー
  • コーディネート相談

【期待される効果】

  • 顧客の購買体験の向上
  • 購入前後の顧客サポートの充実
  • スタイリスト対応による顧客満足度の向上

  1. 株式会社ZOZO

ZOZOTOWNの箱猫マックスくん

【概要】
ZOZOTOWNのチャットボットは、顧客のさまざまな問い合わせに対応する自動応答システムです。

【導入範囲】

  • 返品・交換について
  • キャンセルについて
  • 商品の配送について
  • お支払いについて
  • メールアドレスを変更したい
  • メールが届かない

【期待される効果】

  • 顧客問い合わせ対応の迅速化
  • 顧客満足度の向上
  • カスタマーサポート担当者の負担軽減

  1. 株式会社MTG

ReFaのチャットボット

【概要】
ReFa ONLINESHOPのチャットボットは、顧客のさまざまな問い合わせに対応するための自動応答システムです。

【導入範囲】

  • 配送について
  • 注文について
  • クーポン/ポイント利用について
  • 支払方法について
  • 各種サービスについて
  • ReFa商品について
  • 返品について
  • 商品不具合について
  • 担当者に確認したい場合の対応

【期待される効果】

  • 顧客問い合わせ対応の効率化
  • 顧客満足度の向上
  • 担当者の負担軽減

【参考】
ReFa ONLINESHOP


  1. 株式会社 山一商店

山一商店の画像

【概要】
山一商店は、繁忙期の業務集中をRICOH Chatbot Serviceで解決しました。

【導入範囲】

  • 返品・交換について
  • キャンセルについて
  • 商品の配送について
  • お支払いについて
  • メールアドレス変更について
  • メールが届かない問題への対応

【効果】

  • 問い合わせ数の半減
  • 問い合わせ内容から新商品開発のヒントを得る
  • チャットボット導入による新規取引先の獲得

【参考】
業務集中の課題をチャットボットで解決。競争力強化にもつながる「RICOH Chatbot Service」導入事例


  1. JA全農コープ株式会社

JA全農コープ株式会社の画像

【概要】
Aコープ東日本(現JA全農コープ株式会社)は、RICOH Chatbot Serviceで業務効率を向上させながら顧客のリアルな声を把握しています。

【導入範囲】

  • 返品・交換について
  • キャンセルについて
  • 商品の配送について
  • お支払いについて
  • 営業時間について
  • 特定商品の在庫確認
  • その他問い合わせ対応

【期待される効果】

  • 問い合わせ対応の効率化
  • 顧客ニーズの変化への迅速対応
  • リアルな顧客の声の収集による新たなビジネス機会の発見

【参考】
お客様の変化に機敏に対応。「RICOH Chatbot Service」が業務効率を向上させながらお客様の真の声を浮き彫りにする。

金融業界における顧客満足度を向上したチャットボット活用事例

  1. 共栄火災海上保険株式会社

実際のWisTalkの画面

【概要】
共栄火災海上保険は、AIチャットボット「WisTalk」を導入し、社内問い合わせ対応の効率化を実現しました。

【導入範囲】

  • 社内ポータルサイト
  • ウェブサイト上の問い合わせ対応
  • 24時間体制の自動対応

【効果】

  • 営業担当者とサポートチームの負担軽減
  • 問い合わせ件数の減少(約10%)
  • ユーザーが自ら解決する割合の増加

【参考】
AI総研:共栄火災AIチャットボット効率化事例


  1. みずほ証券株式会社

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【概要】
みずほ証券は、お客様と従業員の利便性向上を目的に、ボイスボット「MOBI VOICE」、有人チャット「MOBI AGENT」、チャットボット「MOBI BOT」を導入しました。

【導入範囲】

  • 資料請求・ロック解除予約等の自動音声受付
  • チャットボットでのセルフ解決促進
  • 有人チャットでの本人認証を伴う問い合わせ対応

【期待される効果】

  • 営業時間外の問い合わせ対応の実現
  • 呼量の平準化とオペレーターの負担軽減
  • 顧客と従業員の満足度向上

【参考】
前編】みずほ証券株式会社|チャットとボイスボットの双方で高水準の顧客満足度を実現。今後はさらなる自動化やAIチャットの磨き込みを目指す

【後編】みずほ証券株式会社|チャットとボイスボットの双方で高水準の顧客満足度を実現。今後はさらなる自動化やAIチャットの磨き込みを目指す


  1. 楽天株式会社

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【概要】
楽天証券は、投資初心者をサポートするために、AIチャットサービス「投資AIアシスタント(ベータ版)」を導入しました。

【導入範囲】

  • 基本的な投資知識の提供
  • レベルに応じた投資方法の提案
  • おすすめのトウシル記事の紹介

【期待される効果】

  • 投資初心者の支援と投資ハードルの低減
  • 利用者の投資知識向上と長期的な投資継続の支援
  • お金や投資に関する不安の解消

【参考】
<延長決定!>ChatGPT搭載のAIチャット『投資AIアシスタント(ベータ版)』サービス開始のお知らせ


  1. 株式会社ビヘイビア

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【概要】
株式会社ビヘイビアは、保険相談AIチャットボット「ほけんGAI」を提供開始しました。

【導入範囲】

  • 生命保険、損害保険、法人保険などの相談対応
  • 24時間365日の問い合わせ対応
  • LINE公式アカウントを通じた相談

【期待される効果】

  • 地方在住者や営業時間外の相談対応の実現
  • 保険選びの悩み解消と情報アクセスの格差解消
  • 人間の保険アドバイザーと連携した高度な相談対応

【参考】
日本初の保険相談特化型・会話AI「ほけんGAI」サービス開始。ChatGPT技術を応用した無料保険相談AIチャットをLINEから気軽に(旧称: ほけんGPT)


  1. 住友生命保険相互会社

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【概要】
住友生命保険相互会社の公式HPおよび社内用FAQサイトに、AI機能付きチャットボット「AI i-assist」とFAQ管理システム「i-ask」が導入されました。

【導入範囲】

  • 公式HP内「よくあるご質問」メニュー
  • 社内用FAQサイト

【期待される効果】

  • 質問への会話形式での回答による顧客満足度の向上
  • 入電数削減と社内サポートデスクの効率化
  • 職員の自己解決促進とナレッジ管理の一元化

【参考】
住友生命保険にi-askとAI i-assistが導入されました

旅行業界における生産性向上を実現したチャットボット活用事例

  1. 大阪観光局

大阪観光局用Kotozna laMondo(コトツナ ラモンド)

【概要】
大阪観光局は、多言語対応可能な生成系AIチャットボットを導入し、訪日外国人旅行者への対応力を強化しました。

【導入範囲】

  • 大阪公式観光情報サイト「OSAKA-INFO」
  • 観光アプリ「Discover Osaka」
  • 観光案内所やコールセンターでの多言語問い合わせ対応

【期待される効果】

  • 訪日外国人旅行者へのおもてなしの向上
  • 観光情報の管理業務の省力化
  • 多言語対応力の向上による利便性の向上

【参考】
【共同リリース】観光案内に多言語生成系AIチャットボットを日本初導入(※1)


  1. 株式会社ビースポーク

BEBOTの画像

【概要】
株式会社ビースポークは、日本政府観光局のウェブサイトでAIチャットボット「BEBOT」を導入し、訪日旅行者の問い合わせに24時間365日対応しています。

【導入範囲】

  • 英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語での対応
  • 観光、安全、災害に関する情報提供
  • パソコンやスマートフォンでの利用

【期待される効果】

  • 問い合わせ対応の負荷軽減
  • 利用者の満足度向上
  • 多言語対応による訪日旅行者の利便性向上

【参考】
ビースポーク・AIチャットボット「BEBOT」が、日本政府観光局の訪日旅行者向けサイトにて多言語ガイドを開始


  1. 株式会社ユーザーローカル

【概要】
株式会社ユーザーローカルJTBは、全国旅行支援ページにAIチャットボットを導入し、予約前の疑問解消による利便性向上を実現しました。

【導入範囲】

  • 全国旅行支援特設サイトの問い合わせ対応
  • 24時間対応のAIチャットボット
  • クーポン配布状況や利用条件などの質問対応

【効果】

  • 予約前の情報取得の利便性向上
  • 利用者の安心感向上
  • 問い合わせ対応の効率化と品質向上

【参考】
JTBが全国旅行支援ページにユーザーローカルの人工知能チャットボットを導入~制度の概要や予約方法などの質問に即座に応答~


  1. 株式会社アクティバリューズ

img_talkappi

【概要】
宿泊業界に特化した顧客体験プラットフォーム「talkappi」がChatGPTと連携し、600以上の宿泊施設でDXを推進しています。

【導入範囲】

  • ウェブサイト
  • 公式アプリ
  • LINE公式アカウント
  • Facebookページ
  • WeChat公式アカウント

【期待される効果】

  • 自動応答率の向上と誤回答リスクの最小化
  • 施設案内情報の優先提供による信頼性の向上
  • 24時間365日の顧客対応による満足度向上と人手不足の解消

【参考】
宿泊業界におけるChatGPTの活用を本格開始!600以上の宿泊施設が導入しているtalkappiがホテル・旅館のDX推進を牽引


  1. アソビュー株式会社

img_asoview

【概要】
アソビュー株式会社は、全国の娯楽施設やレジャー体験を予約できるサイト「アソビュー!」にて、チケット使用や予約確認を支援するチャットボットを導入しました。

【導入範囲】

  • チケットの使用・予約確認
  • パスワード再設定および2段階認証
  • キャンセル手続き
  • 臨時休園時の対応案内

【期待される効果】

  • チケット使用や予約確認の簡便化
  • パスワード関連の問題解決の迅速化
  • ユーザーの問い合わせ対応の効率化
  • ユーザーの満足度向上と利便性向上

【参考】
アソビュー!HP

医療業界における業務効率化を実現したチャットボット活用事例

  1. 株式会社flixy

1段階目の問診

2段階目の問診

【概要】
株式会社flixyは患者向けアプリ「メルプ」のAI受診相談機能を拡充し、1000以上の病名と500以上の症状に対応する機能を追加しました。

【導入範囲】

  • AI受診相談アルゴリズムの拡充
  • 設問設計・デザインの刷新
  • 簡易問診と詳細問診の2段階問診機能

【期待される効果】

  • ユーザーが入力する症状に基づき、候補病名を提示
  • ユーザーニーズに合わせた受診先と緊急度の表示
  • 患者の利便性と安心感の向上

【参考】
現役医師が開発!患者向けアプリ「メルプ」 AI受診相談を大幅にアップデート〜各診療科専門医の協力によりAIを拡充し、候補病名の提示が可能に〜


  1. 藤枝市立総合病院

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【概要】
藤枝市立総合病院は、病院案内サービスとしてAIチャットボットを導入し、患者さんやその家族への情報提供を強化しました。

【導入範囲】

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  • 病院のホームページ
  • 病院窓口訪問前の情報提供
  • パソコンやスマートフォンでの利用

【期待される効果】

  • 時間を問わない情報アクセスの実現
  • 患者や家族の疑問・質問の解消
  • 来院時の不安の軽減

【参考】
AI病院案内システム(チャットボット)サービスの開始について


  1. 医療法人社団橘会橘病院

医療法人社団橘会橘病院

【概要】
医療法人社団橘会橘病院は、AI対話型ツールChatGPTを導入し、論文検索に活用しています。

【導入範囲】

  • 論文検索
  • 医療の質向上のための情報収集

【期待される効果】

  • 膨大な関連論文の効率的な収集
  • 医療の質向上の促進
  • 医師の判断を補助する情報提供

【参考】
当院におけるAIチャットボットの活用について


  1. 医療法人社団壮明会山﨑内科医院

コロナワクチン接種予約ボット

【概要】
医療法人社団壮明会山﨑内科医院が、Cognigyを活用したコロナワクチン接種予約ボットを導入しました。

【導入範囲】

  • コロナワクチン接種条件判断
  • 事前問診取得
  • カレンダー連携
  • 予約状況確認
  • リマインダー機能

【期待される効果】

  • 効率的なワクチン接種案内および予約の実現
  • 24時間365日、非接触・非対面での安全な予約システムの提供
  • 今後の継続診療予約や初診療予約などの機能追加による利用範囲の拡大

【参考】
山﨑内科医院 – コロナワクチン接種予約ボット / 事前問診取得の自動化

人事・採用業界におけるコスト削減を実現したチャットボット活用事例

  1. パーソルホールディングス株式会社

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【概要】
PERSOLの「matchbo(t)」は、条件ミスマッチな面接を削減し、面接合格率を向上させるSMSチャットボット面接マッチングサービスです。

【導入範囲】

  • アルバイト・パート採用面接のDX化
  • 採用管理システムとの連携
  • 24時間365日の自動対応

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【期待される効果】

  • 条件ミスマッチな面接の削減
  • 面接合格率の向上
  • 応募受付から面接予約までのオペレーションコスト削減

【参考】
チャットボット面接マッチングサービス「matchbo(t)」


  1. ブックオフコーポレーション

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【概要】
ブックオフコーポレーションは、チャットボット「らくロボ」とコールセンターを組み合わせて面接設定の効率化を実現しました。

【導入範囲】

  • 応募者対応
  • 面接設定
  • コールセンターとチャットボットの連携

【期待される効果】

  • 面接設定率の向上(80%から91%へ)
  • 面接設定コストの半減
  • 店舗スタッフの業務効率化

【参考】
らくロボ(チャットボット)+コールセンターの組合せで、面接設定率:91%へ。面接設定にかかるコストは半減


  1. ブックオフコーポレーション

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【概要】
「やきとりの扇屋」「魚や一丁」「パステル」など多種多様なブランドを展開するcは、チャットボット「らくロボ」とSMS/LINE連携機能を導入し、面接到達率と採用率の向上を実現しました。

【導入範囲】

  • 応募者対応
  • 面接設定
  • 採用ホームページのリニューアル
  • 採用動画の制作・公開

【期待される効果】

  • 面接到達率の向上(約10~20%アップ)
  • 採用率の向上(約5~10%アップ)
  • 店長の負担軽減と店舗業務効率化

【参考】
ヴィア・ホールディングスの事例


  1. 株式会社リードパス

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【概要】
ファミリーレストランがリクターを導入し、応募者との連絡率を向上させ、採用人数を増やしました。

【導入範囲】

  • 応募者との連絡方法の改善(電話/メールからSMSへ)
  • 応募後の連絡スピードの向上
  • 応募者のファーストコンタクトの自動化(24時間365日、10分以内)

【期待される効果】

  • 応募者との連絡率向上(未連絡応募者割合の減少)
  • 面接設定率の向上
  • 採用人数の増加

【参考】
【連絡が取れない応募者が激減!】ファミリーレストラン導入事例①

教育業界における生産性向上を実現したチャットボット活用事例

  1. 八丈町立富士中学校

リーディングDXスクール

【概要】
文部科学省は2023年7月に「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を公表し、リーディングDXスクール事業の一環として、八丈町立富士中学校で生成AIを活用した教育実践を行っています。

【導入範囲】

  • 富士中学校における生成AI活用教育
  • 生徒による八丈島の魅力を伝えるオリジナルチャットボットの制作

【期待される効果】

  • 生徒の生成AI活用スキルの向上
  • 地域課題解決型学習の促進
  • AIを活用した新たな価値創造と教育の高度化
  • 実社会と結びついた学習体験の提供

【参考】
AWS:八丈町立富士中学校:生成AIを活用したオリジナルチャットボットの制作


  1. プランプラン株式会社

プランプラン

【概要】
プランプランは2023年4月25日に、小中学生向けのAIチャットボット「子どもが使える自学ネタ相談AIロボ β版」を公開しました。このサービスは、子供たちが自学(自主学習)の宿題を決める際に、AIと会話しながら最適な学習内容を選ぶのをサポートするもので、利用料は無料です。

【導入範囲】

  • 小中学生向けの自学ネタ相談
  • チャット形式でのAIロボとの会話

【期待される効果】

  • 自学の宿題のテーマ選びのサポート
  • 子供たちの学習の幅を広げ、興味を持たせる
  • 保護者や先生が適切なアドバイスを提供できない場合の補助

【参考】
クラウド教育支援システムの「プランプラン」、ChatGPTと連携したLINE bot「AI先生【体験版】」をリリース


  1. ベネッセグループ

ベネッセグループ

【概要】
Benesseの「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」のコールセンターに、AIチャットボットが導入されました。これにより、顧客の問い合わせに迅速に対応し、利便性を向上させることを目指しています。

【導入範囲】

  • 〈こどもちゃれんじ〉および「進研ゼミ」のコールセンター
  • 会員向けのウェブサイトおよびLINEを活用したチャットサービス

【期待される効果】

  • 顧客の問い合わせに対する迅速で効率的な対応
  • 顧客の問い合わせ労力の軽減と利便性の向上
  • コールセンターの効率化と顧客満足度の向上
  • AIとオペレーターの併用による高品質な顧客サポートの提供

【参考】
Benesseがこだわる、⼈に向き合うテクノロジー活⽤ コールセンターAI × ⼈のチカラで、圧倒的な「顧客サービス」の利便性と価値体験を実現


  1. 立教大学

立教大学

【概要】
立教大学は、AIを活用したチャットボット「PKSHA Chatbot」を導入し、職員の働き方改革を目指しています。この取り組みは大学全体の業務効率化と事務手続きの自動化を推進するものです。

【導入範囲】

  • メディアセンターのヘルプデスク
  • 在学生向けの履修登録や試験、評価等に関するFAQ
  • 複数部局にわたるFAQ管理
  • 事務手続きの自動化

【期待される効果】

  • 問い合わせ削減と業務効率化
  • 職員の負担軽減と働き方改革の推進
  • 学生支援の向上と利用者の利便性向上
  • ペーパーレス化の推進
  • 大学全体の業務効率化と業務の一元管理

【参考】

立教大学:チャットボットの導入で職員の働き方改革へ、目指すは大学全体の業務効率化と事務手続きの自動化

関連記事

AI・チャットボットの導入を検討されている方は、以下の記事も参考にしてください。

まとめ

本記事では、業界別にチャットボットの活用事例を27個紹介し、チャットボット導入のメリットと課題について詳しく解説しました。

現在では小売・eコマース業界から教育業界まで、多様な業界でチャットボットが活用されており、顧客対応の自動化、業務効率化、コスト削減などの効果を実現しています。
特に、24時間365日対応可能という特性は顧客満足度の向上に大きく影響するため、多くの業界でチャットボットの重要性が注目されています。

チャットボットを活用することで、企業は業務効率を改善するだけではなく、顧客価値を高めることが可能です。定型的な問い合わせ対応をチャットボットに任せることで、人間の担当者はより高度で付加価値の高い業務に集中でき、組織全体の生産性向上につながります。

ただし、導入にあたっては、初期コスト、学習データの準備、複雑な問い合わせへの対応限界、プライバシーとセキュリティの確保といった課題も存在します。これらの課題に対しては、段階的な導入、有人対応とのハイブリッド運用、適切なセキュリティ対策など、本記事で紹介した対策を講じることが重要です。

チャットボット技術は、ChatGPTなど大規模言語モデルの登場により急速に進化しており、今後さらに高度な対話や専門的な相談対応が可能になることが期待されます。今回紹介した事例が、皆様の今後のチャットボット導入のアイデアを広げる一助となれば幸いです。

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  • AI開発コンサルティング: 貴社の課題に最適なAIソリューションをご提案
  • チャットボット開発: 顧客対応の自動化、24時間365日対応を実現
  • 生成AI導入支援: ChatGPTなど最新の生成AIツールの業務活用をサポート
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監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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