AI総合研究所

SHARE

X(twiiter)にポストFacebookに投稿はてなブックマークに登録URLをコピー

【Vercel】v0とは?主要機能や使い方、料金体系を徹底解説!活用事例も紹介

この記事のポイント

  • v0は自然言語からUI/アプリを自動生成するVercelのAIツール(v0.app)
  • 2025年8月にエージェント機能を追加しv0.appへリブランド、300万ユーザーを突破
  • React/Next.jsとの高い互換性に加え、Git統合やデータベース接続にも対応
  • 無料プランから企業向けまで5段階の料金体系(クレジットベース課金)
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

XでフォローフォローするMicrosoftMVP

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

Vercelが提供するAI UI生成ツール v0(v0.app) は、自然言語の指示だけでReact/Next.jsベースのUIコンポーネントを自動生成できるサービスです。

2025年8月にv0.devからv0.appへリブランドされ、エージェント機能やGit統合、データベース接続など、プロトタイピングから本番開発までをカバーする機能が大幅に強化されました。

本記事では、v0の概要や特徴、2026年3月時点の料金プラン、始め方・使い方、活用事例、最新アップデート情報までをまとめて解説します。

v0(v0 by Vercel)とは

v0は、Vercelが提供するAI UI生成ツールです。

自然言語のテキストを入力するだけでReactコンポーネントを自動生成できるため、フロントエンド開発者から非エンジニアまで幅広く活用されています。2025年8月にv0.appから v0.app へリブランドされ、エージェント機能の搭載やGit統合の強化など、プロトタイピングだけでなく本番開発にも対応できるプラットフォームへと進化しました。2026年3月時点で300万ユーザーを超えるサービスに成長しています。

v0は、自然言語処理とUIデザインの融合を目指して開発されました。
Tailwind CSSとshadcn/uiというコンポーネントライブラリを基盤にしており、ユーザーが入力したテキストに基づいてUIコンポーネントを直感的に生成します。

AIモデルとしては、単一のLLMではなく composite model(複合モデル) アーキテクチャを採用しています。ベースモデルにはClaude Sonnet 4を使用し、前処理レイヤー(RAG・会話要約)、Quick Editパイプライン、独自開発のAutoFixモデル(vercel-autofixer-01)を組み合わせることで、エラーフリー生成率93.87%を実現しています。

また、v0はVercelの他のツール、特にNext.jsとの統合がスムーズに行えるように設計されています。

画像生成研修


v0の特徴

v0は以下のような特徴を持ちます。

V0の特徴
V0の特徴

自然言語によるUI生成

  • 言葉でUI要素を指示するだけで、Reactコンポーネントが自動生成されます。
  • 例えば、「クレジットカード入力フォーム」と入力すると、そのフォームのコードが生成されます。

カスタマイズの容易さ

  • GUIを使ったリアルタイム編集が可能で、生成されたUIをその場で調整可能です。
  • 生成されたコードを直接編集して、プロジェクトのニーズに合わせてカスタマイズ可能です。

複数のデザインバリエーション生成

  • 同じ指示から複数のUIバリエーションが生成され、最適なデザインを選ぶことができます。
  • 複数のバリエーションを組み合わせて理想的なUIを構築できます。

React/Next.jsとの高い互換性

  • 生成されたコンポーネントは、ReactやNext.jsプロジェクトに簡単に統合可能です。
  • Tailwind CSSとshadcn/uiライブラリを使用しており、モダンで一貫性のあるUIを提供しています。

効率的なプロトタイピング

  • 短時間で複数のデザイン案をプロトタイプでき、開発サイクルを短縮。
  • A/Bテストやユーザーフィードバックを容易に反映できる。

エージェント機能とGit統合(2025年8月〜)

v0.appへのリブランドに伴い、以下のようなエージェント機能が追加されました。

  • Web検索やファイル読み取りを活用した自律的な情報収集
  • Figmaデザインのインポートとカスタムデザインシステムの反映
  • Gitパネルによるブランチ作成・Pull Request・マージデプロイの一貫操作
  • SnowflakeやAWSデータベースとのセキュア接続
  • デプロイメント保護とアクセス制御


これらの機能により、v0は「UIのプロトタイピングツール」から「本番ソフトウェア開発にも対応するAIプラットフォーム」へと進化しています。


この中でも、特に生成されるUIのスタイリッシュさはピカイチです。
後ほど活用例をご紹介しますが、既存のサービスと比べてデザイン性が高く、柔軟な点はどんなシーンにも活用可能だと言えるポイントの一つになるでしょう。

なお、v0と同様に自然言語からWebアプリを生成できるツールとしては、bolt.newLovableなどもあります。v0はReact/Next.jsとの互換性やVercelエコシステムとの統合が強みである一方、bolt.newはブラウザ完結型、Lovableはノーコード寄りのアプローチを取っているため、用途に応じて使い分けるのが効果的です。


v0の料金

v0はサインアップすることで無料でも利用できますが、使いたい内容に合わせて有料プランも用意されています。2025年5月に料金体系が「メッセージベース」から「クレジット(トークン)ベース」に変更されました。

以下に2026年3月時点の各プランの概要をまとめました。

プラン名 月額 月額クレジット プロジェクト数 主な対象
Free $0 $5分 200 個人の探索・お試し
Premium $20/月 $20分 無制限 パワーユーザー・個人開発者
Team $30/ユーザー/月 $30分/ユーザー 無制限 チーム開発(クレジット共有可)
Business $100/ユーザー/月 $30分/ユーザー + ログイン時$2/日 無制限 データオプトアウト対応・プライバシー重視
Enterprise カスタム カスタム 無制限 SAML SSO・RBAC・専用サポート


V0の料金
出典:v0 公式ウェブサイト


クレジットベースの課金では、使用するAIモデルの種類や生成の複雑さによって消費クレジットが変動します。購入クレジットの有効期限は1年間で、Team以上のプランではチーム内でのクレジット共有が可能です。

まずはFreeプランから始め、用途に合わせてグレードアップしていくのがおすすめです。Businessプラン以上ではデータオプトアウト(AIトレーニングへのデータ使用拒否)にも対応しているため、企業でのセキュリティ要件にも応えやすい設計になっています。


v0のはじめ方

v0を使い始める際には、サインアップが必要になります。
ここからは実際に使うための準備から応用例についても画像や具体例を交えながら触れていきます。

1.Vercelアカウントの作成

まず、Vercel v0のウェブサイトにアクセスします。
公式サイト右上の「Get started」をクリックします。

vercel v0のトップページ
vercel v0のトップページ

質問を入力する画面に切り替わりますが、サインアップもしくはサインインしなければ利用できないため、登録を先に完了させる必要があります。

2. サインイン、もしくはサインアップ

右上に表示されている「Sign In」をクリックします。

右上のSign Inをクリック
黒丸で囲われているところです。黒地に白文字で右上に表示されます

次のページに切り替わります。アカウントをすでにお持ちの方はこのページからサインインしてください。
まだお持ちでない方は右上の「Sign Up」をクリックします。

アカウントもお持ちの方はログイン、お持ちでない方はSign Up
アカウントもお持ちの方はログイン、お持ちでない方はSign Upをクリック

3.サインアップ

アカウントをお持ちでない方はここでアカウントを作成します。

まず、利用の目的や名前を登録します。

利用目的と名前の登録画面
今回はhobbyを選択しました

その後、表示されている登録方法の中からお好みの方法を選びます。
メールアドレスでも登録は可能ですが、今回はGithubを使ってサインアップしました。

Github認証画面
Githubを選択すると自身のアカウントが自動的に表示されます。黒塗りの部分に自分のアカウントが表示されます

vercelに対して利用認証を許可すると、ショートメッセージでコードを送る画面が表示されるため、緑のボタンをクリックします。

Githubのログイン手順画像
携帯電話の電波が受信できる状態にしてクリックします

6桁のコードがショートメールで届くため、入力して認証を完了させます。

サインアップには電話番号での認証も必要です。
国と番号を入力し、ショートメールで送られてくるコードを使って認証します。

電話番号の登録画面
初期設定はアメリカになっているため、在住国に変えます。日本の携帯電話番号の場合は最初の0を除いて入力します

電話番号認証が終わると登録は完了です!
完了すると以下のような画面が表示されます。

今回はGithubを使ったため、リポジトリのクローンができる画面になっています。

登録完了後の画面
これでvercel v0を使うことができます

これでサインアップは完了です。次に、実際に触ってみましょう!


v0の使い方

登録が完了したため、ここからは使い方についても解説します。

トップ画面では質問を入力する画面が表示されています。
ここに作りたいUIについてを記入すると、自動的に作成が始まり、できたものはコードと一緒に見ることができます。

今回は使い方を試すために、質問入力画面に表示されている「SaaS向けの金額計算機の作成」をお願いしてみます。
例を使う場合は、その項目をクリックすると生成が始まります。

質問入力画面
質問入力欄の下には例として3つ表示されています。今回は一番右端を使ってみました

入力してみると、以下のような生成がされました。
チャットAIのような形で生成されており、コードを確認することもできます。

生成された会話
生成された会話とコードの一部

右側には生成結果が表示されます。今回はコードを表示していますが、previewに切り替えることで実際のUIを確認できます。
実際に使ってみながら微調整が可能です。

生成された計算機
今回は二回の会話でこのような計算機が生成されました

ここからさらに会話を続けることができるため、詳細についてを具体的に共有することで理想のプロダクトの生成が可能になります。
今回はさらに会話を行って税金計算の機能も追加しました。

最終的に生成されたプロダクト
最終的に生成されたプロダクト

また、右上の「Publish」をクリックすることで周囲への共有も可能です。
公開内容についての確認が表示されます。

公開内容についての確認
内容を確認してconfirmします

リンクとしての公開もできますが、そのほかにXなどを使っての共有も可能です。

共有画面
黒塗りの部分にはURLが表示されています

共有する際にもチャット内容が公開されることがないのは安心です。
また、共有相手はv0のアカウントを持っていなくても閲覧、活用できます。
また、コードも一緒に共有されます。

共有後は以下のように表示されます。

共有結果
黒塗りの部分にはユーザー名が表示されています

テキストベースでやり取りができるため、コードに不慣れな方はうまく活用して指示をすることでよりイメージと近いものが生成されるでしょう。
コーディングに慣れている方は、サンプルコードも一緒に生成され確認できるので、テキストとコード両方を活用しながら進めることでより効率的な作業が実現可能になります。


v0の活用事例

今回は簡単にv0の使い方をご紹介しましたが、応用していくとその可能性はさらに広がります。
多くの機能を持つため、どんなものを作りたいか、理想系を事前にイメージした上で活用してみるといいかもしれません。

ここからは具体的に他のユーザーによって作り出されたプロダクトを、Xを中心にご紹介をしていきます。

管理画面の作成

ここでは管理画面をvercel v0を活用して作り出された例が紹介されています。

多機能の生成AIはすでに複数存在しますが、それらを行き来することなく一つのサービスで、かつテキストベースでフロントエンド部分を作ることもできます。

ビジュアル化することが得意なサービスであるため、このようにわかりやすくユーザーフレンドリーな画面を作り出すことができるのも特徴です。


LP作成

こちらはv0を活用して作成されたLPです。
テキストベースの利点を活かして何度かやり取りを重ね、指示を追加していくことで理想の形に持っていくまでがわかりやすく示されています。

また、日本語での指示をしているところも注目です。
どうしてもこういったサービスでは英語での指示の方が通りやすいことも多いですが、日本語での細かい内容を理解して実装してくれるのは非常にありがたいですね。


企業分析サイト

こちらはURLを入力することで企業の情報をまとめ上げるものです。
v0でフロントエンド部分を作り、裏ではDifyに接続して動かすことで不慣れな方でもノーコードでアプリの制作が可能になってきます。


v0の今後の展望

v0は急速な進化を続けており、Vercelは2026年を「エージェントの年」と位置づけています。今後の方向性として注目すべきポイントを整理します。

  1. エンドツーエンドのエージェントワークフロー
    v0でのUI生成からVercelのSelf-Drivingインフラへのデプロイまでを、エージェントが一貫して処理するワークフローの構築が進んでいます。「バイブコーディングから本番ソフトウェア開発へ」というコンセプトのもと、開発の全工程をAIが支援する方向に進化しています。

  2. v0 Platform APIの提供
    v0のAI機能を自社アプリからAPI経由で呼び出せる開発基盤「v0 Platform API」が公開されています。これにより、自社独自のAIアプリビルダーやカスタムワークフローの構築が可能になります。

  3. エンタープライズ向け機能の拡充
    Gitパネルによるブランチ管理・PR・マージデプロイの一貫操作、SnowflakeやAWSデータベースとの接続、デプロイメント保護やアクセス制御など、企業の本番運用に耐える機能が続々と追加されています。

  4. AIモデルのさらなる進化
    v0のcomposite modelアーキテクチャにより、ベースモデルを柔軟にアップグレードできる設計となっています。独自開発のAutoFixモデル(vercel-autofixer-01)のさらなる精度向上も期待されます。


このように、v0は「UIの自動生成ツール」から「AIエージェントを中核に据えた開発プラットフォーム」へと急速に進化しています。


v0のアップデート情報・最新ニュース

v0はVercelによって頻繁にアップデートされています。2025年〜2026年にかけての主要な更新を時系列で整理します。

  • 2025年5月
    料金体系を「メッセージベース」から「クレジット(トークン)ベース」に変更。Teamプラン($30/ユーザー/月)とBusinessプラン($100/ユーザー/月)が新設されました。

  • 2025年5月
    v0 composite model family を発表。ベースモデルにClaude Sonnet 4を採用し、独自のAutoFixモデル「vercel-autofixer-01」を導入。エラーフリー生成率93.87%を達成しています。

  • 2025年6月
    日本市場でのクラスメソッドとのパートナーシップを締結し、日本企業向けのサポート体制が強化されました。

  • 2025年8月
    v0.devからv0.appへリブランド。エージェント機能を追加し、Web検索、ファイル読み取り、サイト検査、デザインインスピレーション、To-do管理、統合機能などが利用可能になりました。この時点で300万ユーザーを突破、毎秒6.5個のアプリが生成されています。

  • 2026年2月
    「The New v0」を発表。GitHubリポジトリのインポート(環境変数・設定の自動取得)、Gitパネル(チャットごとにブランチ作成・PR・マージデプロイ)、SnowflakeやAWSデータベースとのセキュア接続、デプロイメント保護・アクセス制御などのエンタープライズ向け機能が大幅に強化されました。


最新の変更履歴は Vercel Changelog で確認できます。

AI駆動開発

バックオフィス業務をAIで自動化 AI Agent Hub

AI Agent Hub

Microsoft Teams上でAIエージェントが業務を代行

経費精算・請求書処理をAIが自動実行。Microsoft Teams上でAIエージェントが業務を代行し、金融機関レベルのセキュリティで安心導入。


まとめ

v0(v0.app)は、Vercelが提供するAI UI生成ツールとして、自然言語からReact/Next.jsベースのUIを自動生成できるサービスです。2025年8月のv0.appへのリブランドを経て、エージェント機能、Git統合、データベース接続など、プロトタイピングから本番開発までカバーできるプラットフォームへと進化しました。

自然言語での指示や迅速なコード生成により、開発効率が飛躍的に向上します。無料プランからでも主要な機能を試せるため、まずは小さなプロジェクトで触れてみることをおすすめします。

AI総合研究所では、企業向けのAI導入・AI駆動開発の支援を行っています。v0をはじめとしたAIツールの導入でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。

監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

関連記事

AI導入の最初の窓口

お悩み・課題に合わせて活用方法をご案内いたします
お気軽にお問合せください

AI総合研究所 Bottom banner

ご相談
お問い合わせは
こちら!