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Sora2とは?PC・スマホでの使い方や料金、新アプリについて解説!

この記事のポイント

  • AI動画制作の内製化を検討する企業は、Sora 2を第一候補として評価すべき。物理法則を理解したリアルな動画・音声同時生成は競合ツールにない強み
  • 月額$20のPlusプランから始め、制作本数に応じてProプラン(月額$200)へ移行する段階的導入が最適
  • 拡張カメオや動画ステッチングを活用すれば、従来の撮影・編集コストを大幅に削減でき、マーケティング動画の内製化に有効
  • Storyboardによるシーン単位の制御は、ブランドガイドラインに沿った動画量産が必要な企業にとって避けるべきでない機能
  • iOS・Android・Web対応でチーム全体での利用が可能。ただし商用利用時はコンテンツポリシーの遵守を徹底すべき
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

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Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。


「AIで動画を作れるのは知っているけど、もっとリアルで、自由自在に操れるツールはないの?」そんなクリエイターの期待を超える、次世代の動画・音声生成モデル「Sora 2」がOpenAIから登場しました。
これは単なる動画生成ツールではなく、物理法則を理解した「世界シミュレーター」への大きな一歩です。しかし、具体的に何が新しくなり、私たちの創造性をどう変えるのか、気になりますよね。

本記事では、この「Sora 2」と、その能力を体験できる新アプリ「Sora」について、その全貌を徹底的に解説します。
Sora 2の驚異的な新機能、自分を動画に登場させる「カメオ」、使い方、2026年2月時点の最新料金体系、そして安全への取り組みまで、公式発表を基に詳しくご紹介します。

なお、2026年1月10日以降、Soraの無料プランでの動画生成は停止され、ChatGPT PlusまたはProの有料プランが必要となっています。この点を踏まえて解説します。

ChatGPTの新料金プラン「ChatGPT Go」については、以下の記事をご覧ください。
ChatGPT Goとは?料金や機能、広告の仕様、Plus版との違いを解説

目次

OpenAIの「Sora2」とは?

Sora 2の核心:物理法則を理解した世界シミュレーター

GPT-3.5モーメントの到来:Sora 1からの飛躍的な進化

Sora 2の主な新機能と性能向上

より現実に忠実な物理シミュレーション

高度な制御性(コントローラビリティ)と映像表現

同期されたセリフと効果音の生成

自分や友人を動画に登場させる新機能「カメオ」

新ソーシャルアプリ「Sora」

ビデオスタイル:プリセットで手軽に雰囲気を変える

Storyboard:フレーム単位で動画を設計する

Image-to-Video with People:写真から動画を生成

Sora2 APIの提供開始

Sora2の使い方

アプリでの使い方

Web版での使い方

「カメオ」機能の使い方

招待コードの発行(地域によって異なる)

Sora2の料金

プラン別の機能・制限比較

Sora2 APIの利用料金

Sora2の利用制限について

クレジットの消費ルール

上限に達した場合:追加課金で生成回数を増やせます

Sora2のプロンプトガイド

プロンプト作成の基本思想

より良い結果を生むための具体的テクニック

プロンプトでは制御できないこと

Sora2とSoraアプリの安全対策

ユーザー自身が体験を管理できるツール

ティーンエイジャーの保護とペアレンタルコントロール

肖像権をユーザーが管理する「カメオ」の仕組み

透明性を重視した収益モデル

Sora2の活用事例

AI動画生成の可能性を業務プロセスのAI化に結びつけるなら

まとめ

OpenAIの「Sora2」とは?

Sora 2は、OpenAIが開発した最新の動画・音声生成モデルです。
2024年に発表された初代Soraが示した可能性を大きく超え、単なる映像生成ツールから、物理法則を理解する「世界シミュレーター」へとコンセプトを深化させています。

https://www.youtube.com/watch?v=lEcg6AJ6DVY

AI Agent Hub1

Sora 2の核心:物理法則を理解した世界シミュレーター

Sora 2の最も重要なコンセプトは、AIが物理世界を深く理解する「世界シミュレーター」としての役割です。

これまでの動画生成モデルは、テキストの指示に合わせるため、現実ではあり得ない動きや物体の変形(モーフィング)を起こすことがありました。
しかしSora 2は、物理法則をより正確にモデル化することで、成功だけでなく「失敗」もリアルに描画できます。

例えば、「バスケットボールの選手がシュートを外す」という場面で、ボールが不自然にゴールに吸い込まれるのではなく、バックボードに当たって跳ね返る様子を正確にシミュレートします。このような現実世界の法則への忠実さが、Sora 2を単なる映像生成ツールから、より高度なAIを訓練するための基盤へと引き上げています。

GPT-3.5モーメントの到来:Sora 1からの飛躍的な進化

OpenAIは、初代Soraの登場を言語モデルにおける「GPT-1の瞬間」と位置づけていました。これは、AIによる動画生成が初めて「機能し始めた」段階であったことを意味します。

そして今回のSora 2は、一気に「GPT-3.5の瞬間」に到達したとOpenAIは表現しています。
これは、Sora 2が単なる性能向上に留まらず、従来のモデルでは不可能だった、あるいは極めて困難だったタスクを実行できるようになったことを示しています。その進化は、次の章で解説する具体的な新機能に表れています。


Sora 2の主な新機能と性能向上

Sora 2は、物理シミュレーション、制御性、音声同期など、多岐にわたる領域で目覚ましい進化を遂げています。

ここでは、その代表的な新機能と性能向上について、公式のデモを基に解説します。

より現実に忠実な物理シミュレーション

Sora 2は、物体の動きや相互作用を、物理法則に基づき非常にリアルに生成する能力が向上しました。

以下の2つの例は、この物理シミュレーション能力の高さを端的に示しています。

  • 浮力と剛性の再現 パドルボードの上で人がバク転をする際、ボードが水に沈み、しなる様子を正確にモデル化します。

  • 複雑な動きの生成 フィギュアスケーターが頭に猫を乗せたままトリプルアクセルを跳ぶなど、極めて複雑でダイナミックな動きも生成可能です。


これらの例は、Sora 2が単に映像を作るだけでなく、その背後にある「世界の仕組み」を理解しようとしていることを示しています。こうした物理的な正確さは、エンターテインメント制作からシミュレーション訓練まで、幅広いビジネス用途に直結します。

高度な制御性(コントローラビリティ)と映像表現

ユーザーが生成したい映像の細部に至るまで、Sora 2は忠実に指示に従うことができます。CINEMATIC(映画的)、ANIME(アニメ)といったスタイルはもちろん、カメラワークやレンズの種類、ライティングといった専門的な指示にも対応します。

以下は、公式に発表されたプロンプトの一例です。どれほど詳細な指示が通るかを確認できます。

プロンプトの例(要約):

  • 被写体: ギザギザの氷の尖塔をかすめるドラゴン。
  • フォーマット: 5秒、4K。
  • レンズとカメラ: 50mm球面レンズを搭載した空中プラットフォーム。
  • ライティング: 午後遅くの低い太陽光。
  • サウンド: 高空の風切り音、翼の羽ばたき音、遠くの氷河が崩れる音。スコア(BGM)はなし。

このような極めて詳細な指示から、プロの映像制作者が求めるクオリティのショットを生成する能力を持っています。カメラワークやライティングの指定が通る点は、映像制作のプロが求める再現性を意味します。

同期されたセリフと効果音の生成

Sora 2は、映像だけでなく、それに完全に同期した音声も生成できる、汎用の動画・音声生成システムです。

https://youtu.be/1PaoWKvcJP0?si=33PrwG8ZuW5iYRnU

以下の3種類の音声要素を同時に生成できる点が、従来の動画生成AIとの最大の違いです。

  • リアルな環境音 洗練された背景のサウンドスケープを生成します。

  • セリフの同期 映像内の人物が話すセリフを生成できます。

  • 効果音 物体がぶつかる音や動作音など、リアルな効果音を付加します。


これにより、映像と音声が一体となった、没入感の高いコンテンツ制作が可能になります。後処理で音声を別途編集する工程が省けるため、制作フローの効率化にも直結します。

自分や友人を動画に登場させる新機能「カメオ」

Sora 2の最も特徴的な機能の一つが、カメオ(Cameos)です。これは、ユーザー自身や友人など、実在の人物をSoraが生成したあらゆる環境に登場させることができる機能です。

アプリ内で一度だけ短い動画と音声を記録することで、その人物の外見と声を正確に再現したデジタルアバターが作成され、様々な動画に挿入できます。この機能は人間だけでなく、動物や特定のオブジェクトにも適用可能です。

新ソーシャルアプリ「Sora」

Sora 2の発表と同時に、その能力を誰もが手軽に体験できるための新しいiOSアプリ「Sora」がリリースされました。

これは単なるツールではなく、創造性を中心に据えた新しいソーシャルプラットフォームです。

「Sora」アプリでできること:創造・リミックス・発見

「Sora」アプリは、ユーザーがSora 2の魔法を体験するための中心的な場所となります。以下の4つの機能が柱となっています。

  • 創造(Create) テキストプロンプトから、独自の動画と音声を生成します。

  • リミックス(Remix) 他のユーザーが作成した作品を基に、新しい作品を生み出します。

  • 発見(Discover) カスタマイズ可能なフィードで、新しい動画やクリエイターを発見します。

  • カメオ(Cameos) 自分や友人を動画に登場させ、ユニークなコンテンツを共有します。


OpenAIは、このアプリがテキストメッセージ、絵文字、ボイスノートに続く、自然なコミュニケーションの進化形になる可能性があると考えています。

10月30日のアップデート:拡張カメオ、動画ステッチング、リーダーボード機能

2025年10月30日、Soraアプリの大型アップデートが実施されました。以下の3つの新機能が追加されています。

拡張カメオ(Character Cameos)

従来のカメオ機能は、人物(自分や友人)を動画に登場させるものでしたが、アップデートにより、ペット、玩具、イラストなど、人物以外のキャラクターもカメオ化できるようになりました。

使い方は簡単です:

  1. プロフィール画面から「Create cameo」をタップ
  2. キャラクター(ペット、玩具、イラスト)の短い動画をアップロード
  3. 作成完了後、任意の動画生成時にそのキャラクターを呼び出し

この機能により、架空のペット、オリジナルキャラクター、さらには落書きまでを、再利用可能なアバターとして活用できます。

動画ステッチング(Video Stitching)

複数のSora生成動画を組み合わせて、より長く、複雑なマルチシーン動画を作成できるようになりました。これにより、以下が実現します。

  • 複数のシーンを繋いだ物語制作
  • 15秒を超える長尺コンテンツの作成(複数動画の組み合わせ)
  • より複雑なストーリーテリング

コミュニティリーダーボード

新たに実装されたリーダーボード機能により、以下がトレンドとして表示されます。

  • 最もリミックスされた動画
  • 最も頻繁に使用されるカメオ
  • 注目のクリエイターと作品

この機能により、クリエイティブコミュニティ内のトレンドが可視化され、インスピレーション源となります。

創造性を最大化するフィード思想

Soraアプリのフィード(タイムライン)は、多くのSNSとは異なる思想で設計されています。

OpenAIは、ユーザーのアプリ滞在時間を最大化することを目的としていません。代わりに、「消費(Consumption)」よりも「創造(Creation)」を最大化することを目指しています。
フィードのアルゴリズムは、ユーザーがフォローしている人や、新しい作品を作る上でのインスピレーションになりそうな動画を優先的に表示するように調整されています。

Sora2のフィード(タイムライン)機能の画面
Sora2のフィード(タイムライン)機能の画面

ビデオスタイル:プリセットで手軽に雰囲気を変える

Sora 2では、プロンプトに頼らず動画全体の雰囲気をワンタップで変更できる「ビデオスタイル」機能が追加されました。

現在利用可能なプリセットは以下の通りです。

  • Thankful 温かみのある感謝の雰囲気

  • Vintage レトロなフィルム風の色調

  • Comic コミック・マンガ風のスタイル

  • News ニュース番組風の映像表現

  • Musical ミュージカル風の演出

  • Selfie セルフィー風の親密なアングル

  • Handheld 手持ちカメラ風の臨場感あるブレ

  • Retro ノスタルジックなレトロ演出

  • Golden ゴールデンアワーの光に包まれた雰囲気


これらのスタイルを活用することで、プロンプトの工夫なしに一貫した映像トーンを実現できます。SNS向けのショート動画から、プレゼン素材まで、用途に応じたスタイルを選ぶだけで完成度が上がる便利な機能です。

Storyboard:フレーム単位で動画を設計する

ChatGPT Proユーザー向けにβ版として提供されている「Storyboard」機能は、動画を秒単位でフレーム設計できる高度な制作ツールです。

sora.comのコンポーザーから「storyboard」を選択して利用します。ゼロからフレームごとに構築する方法と、シーンを説明して自動生成されたStoryboardを編集する方法の2通りが用意されています。

この機能により、動画の完成イメージを事前にプレビューしてから最終生成に進めるため、クレジットの無駄遣いを防ぎつつ、より意図通りの映像を効率的に制作できます。

Image-to-Video with People:写真から動画を生成

Soraで最もリクエストの多かった機能の一つが、「人物を含む画像からの動画生成」です。この機能により、家族や友人の写真をアップロードし、その写真を起点としたアニメーション動画を作成できます。

利用にあたっては、写っている人物の同意を得ていること、およびメディアのアップロード権限があることを確認する必要があります。静止画をモーションに展開する「Image-to-Video」機能と組み合わせることで、写真を最初のフレームとして使い、テキストプロンプトでその後の動きを定義できます。

Sora2 APIの提供開始

開発者がSoraの機能を自身のサービスに組み込むためのAPIの提供を開始されています。アプリ版とは異なり、商用利用やシステムへの統合を前提とした、より専門的な機能を提供します。

APIでは、主に以下のような機能が提供されます。

  • 透かし(ウォーターマーク)なしの出力 生成される動画には目に見える形の透かしが表示されず、クリーンな映像を自社のサービスやコンテンツに直接組み込むことが可能です。

  • リミックス機能 既存の動画IDを指定し、「カラーパレットをティール、サンド、ラストに変更する」といった新たなプロンプトを与えることで、元の動画の構成を維持したまま特定の部分だけを効率的に修正・再生成できます。

  • Storyboards(ストーリーボード) Pro ユーザーが Web 経由で利用可能な機能で、動画の概要を複数フレームの静止画で確認できます。これにより、完成形をプレビューしてから最終的な動画を生成できるため、効率的なコンテンツ制作が実現します。

  • システム連携と自動化 動画生成は非同期で処理され、Webhookを利用することで、生成の完了や失敗をシステム側で自動的に検知できます。これにより、ワークフローの自動化が可能です。

  • 付随アセットの取得 完成した動画ファイル(MP4)だけでなく、プレビュー用のサムネイル画像や、動画のコマを一覧表示するスプライトシートもプログラム経由で取得できます。

Sora2の使い方

Sora 2を体験するには、iOSまたはAndroidアプリ「Sora」を利用するか、公式Webサイトにアクセスするのが最も簡単な方法です。
ここでは、その始め方について解説します。

アプリでの使い方

2026年2月時点、Soraアプリの利用にはChatGPT PlusまたはProの有料プランが必要です(2026年1月10日より無料プランでの動画生成は停止)。

なお、2025年11月5日にAndroid版もリリースされ、iOS・Android両プラットフォームで利用できます。

  1. App StoreまたはGoogle Playからアプリをダウンロード
    iOS App Storeで「Sora by OpenAI」と検索し、アプリを入手します。Android端末をお使いの場合はGoogle Playからダウンロードできます。
    Sora App Storeの画面
    App Storeでの表示画面

  2. アカウントでログイン
    アプリを起動し、「ChatGPTで続行」ボタンからお持ちのOpenAIアカウントでログインします。
    Sora ログイン画面
    初回起動時のログイン画面

    その後、生年月日の設定を行います。
    Sora 生年月日入力画面
    生年月日の入力画面

  3. 招待コード入力(日本・米国・カナダ・韓国などでは不要)
    米国・カナダ・日本・韓国・タイ・ベトナム・台湾のほか、アルゼンチン・チリ・コロンビア・コスタリカ・ドミニカ共和国・メキシコ・パナマ・パラグアイ・ペルー・ウルグアイなど中南米にも対応地域が拡大されており、招待コード無しで直接利用を開始できます。

その他の地域のユーザーで招待コードを持っている場合は、この画面で入力してください。
Sora 招待コード入力画面
招待コードの入力画面


  1. 招待コードを入力すると、ユーザー名の設定を求められるので、お好きなユーザー名を設定します。
    ユーザー名の設定
    ユーザー名の設定

  2. 次に、プロフィール画像の設定をします(この手順はスキップ可能です)。
    プロフィール画像の設定
    プロフィール画像の設定

  3. ユーザー名とプロフィール画像の設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
    「視聴を開始する」をクリックすれば、設定は完了です。アプリの全機能が使えるようになり、公式サイト「sora.com」からもSora 2にアクセスできるようになります。
    視聴を開始する
    視聴を開始する

アプリでの動画の生成

  1. Soraアプリを開き、下のメニューバーにある「+」をクリックします。すると、動画作成画面に遷移します。
    「新しい動画を説明」欄に、プロンプトを入力します。画像をアップロードして動画を生成することも可能です。
    動画作成画面

  2. 動画の生成には数分かかります。動画生成中もタイムライン機能や別の動画作成など、他のタスクを行えます。
    生成中の動画は、「下書き」と表示されます。
    動画生成中

  3. 生成された動画は、タイムラインへの投稿や編集、ダウンロードが可能です。
    生成された動画

  4. 右上の「・・・」マークをクリックすると、ダウンロードが可能です。
    動画の保存

Web版での使い方

Soraは、スマホアプリだけでなくWebサイトからも利用可能です。
スマホ版では縦型動画しか作成できませんが、Webサイト経由の場合は横型の動画を生成可能です。

  1. Soraの公式サイトにアクセスし、ログインします。

  2. 画面下部にあるプロンプト入力欄に、生成したい内容を入力します。
    プロンプト入力欄

  3. 入力欄の右側にあるボタンを押すと、「縦型」か「横型」を選択できます。
    アスペクト比の変更

  4. 生成ボタンを押すと、数分で動画が生成されます。
    生成された動画


実際に生成された動画がこちらです。

https://youtube.com/shorts/2qE5qxbFJTM?feature=sharehttps://youtube.com/shorts/2qE5qxbFJTM?feature=share

「カメオ」機能の使い方

Soraアプリの目玉機能である「カメオ」は、簡単な手順で利用を開始できます。

  1. Soraアプリのプロフィール画面を開き、「Create Cameo」を選択します。
    Create Cameo

  2. 初回利用時はカメラとマイクへのアクセスを求められるので、設定からオンにします。
    カメラとマイクの許可

  3. 指示に従って、短い動画と音声を一度だけ記録します。

  4. 記録が完了すると、あなたの「カメオ」が作成され、動画生成時にいつでも呼び出せるようになります。


この「カメオ」データは、あなた自身が完全にコントロールできます。詳しくは安全性のセクションで解説します。

招待コードの発行(地域によって異なる)

一部の地域では招待制が継続されており、1つのアカウントで最大4名までのユーザーを招待できます。米国・カナダ・日本・韓国など招待制が解除された地域では、この機能は不要です。

  1. プロフィール画面左上の、「○件の招待」ボタンをクリックします。
    招待コードの発行
    招待コードの発行ボタン

  2. ユーザー名の下に記載されている6桁の文字列が招待コードとなります。
    招待コード画面
    招待コード画面

Sora2の料金

Sora 2の料金体系は、2026年1月10日に大きく変更されました。それ以前は無料プランでも動画生成が可能でしたが、現在はChatGPT PlusまたはProの有料プランが必要です(2026年2月時点)。

以下では、プラン別の機能差と、APIを利用する場合の料金を整理します。

プラン別の機能・制限比較

Soraの利用条件はプランによって異なります。以下の表で主な違いを確認してください。

比較項目 Plus(月額$20) Pro(月額$200)
Soraクレジット(月間) 1,000クレジット 10,000クレジット
最大動画長(アプリ) 15秒 15秒
最大動画長(Web版) 15秒 25秒
最大解像度 720p 1080p
ウォーターマーク あり なし(Web版)
Sora 2 Proモデルへのアクセス なし あり

ここで注目すべきは、Proプランのクレジット量がPlusの10倍という点です。動画生成は1クレジットを消費するわけではなく、解像度・動画長によってクレジット消費量が変動するため、高頻度で制作する場合はProプランの費用対効果が高くなります。

Sora2 APIの利用料金

開発者向けAPIは、生成する動画の長さ、使用するモデル、解像度に基づいた従量課金制です。料金は1秒あたりの単価で設定されています。

以下の表で、モデルと解像度の組み合わせによる単価を整理しました。

モデル 出力解像度 1秒あたりの料金
sora-2 720x1280 (縦) / 1280x720 (横) $0.10
sora-2-pro 720x1280 (縦) / 1280x720 (横) $0.30
sora-2-pro 1024x1792 (縦) / 1792x1024 (横) $0.50

例えば、最高品質の「sora-2-pro」モデルで最も長い12秒の動画(高解像度)を生成した場合、0.50ドル × 12秒で、料金は6.00ドルとなります。APIはウォーターマークなしで出力できるため、自社サービスへの組み込みや商用コンテンツ制作に適しています(2026年2月時点)。


Sora2の利用制限について

Soraのクレジットは、プランの課金日ごとにリセットされる仕組みです。カレンダー上の月初ではなく、あなた自身の契約更新日に全額リフレッシュされます。リセット時に残っているクレジットは繰り越されません。

クレジットの消費ルール

1回の動画生成で消費されるクレジット量は、解像度・動画長・使用モデルによって変動します。Plusプランの場合、月間1,000クレジットで標準的な利用であれば月12〜25本程度の動画生成が目安とされています。ただし、解像度や動画長を上げるとクレジット消費が増えるため、設定次第で本数は変わります。

上限に達した場合:追加課金で生成回数を増やせます

月間クレジットを使い切った後も、アプリ内の追加購入オプションで生成を継続できます。ただし、追加クレジットの販売条件や価格はOpenAIの都合で変更される場合があるため、最新の条件はSoraアプリ内または公式ヘルプページをご確認ください。


AI研修

Sora2のプロンプトガイド

OpenAIが公開した公式ガイドには、Sora 2の能力を最大限に引き出すための実践的なヒントが満載です。ここでは、その要点を分かりやすく解説します。

プロンプト作成の基本思想

まず、ガイドではプロンプトを作成する上での基本的な心構えが示されています。AIを単なるツールではなく、「有能だが、あなたのイメージをまだ知らない撮影監督」と捉え、対話するように指示を出すことが重要です。

  • 詳細さと創造性のバランス プロンプトは詳細に書くほどイメージ通りになりやすい一方、あえて曖昧にすることでAIの創造性を引き出し、予期せぬ面白い結果を得られることもあります。目的によって使い分けるのが効果的です。

  • 反復(イテレーション)が前提 一度の指示で完璧を目指すのではなく、AIと対話するように少しずつ指示を変え、試行錯誤しながら理想の映像に近づけていくことが基本となります。

より良い結果を生むための具体的テクニック

良いプロンプトを作成するためには、いくつかの具体的なテクニックがあります。映像の各要素を分解し、的確な言葉で指示することで、AIはあなたの意図をより正確に汲み取ってくれます。

  • 最初に「スタイル」を定義する プロンプトの冒頭で「1970年代の映画」「16mmの白黒フィルム」のように全体のスタイルを定義すると、AIはその後の指示を一貫したトーンで解釈しやすくなります。

  • 具体的で「視覚的」な言葉を選ぶ 曖昧な表現は避けましょう。「美しい夜の通り」ではなく、「濡れたアスファルト、横断歩道、水たまりに反射するネオンサイン」のように、目に見える情景を具体的に記述することが重要です。

  • 動きとタイミングを明確にする 「部屋を横切って歩く」という指示では、どのような動きになるか分かりません。「窓まで4歩歩き、一息ついてからカーテンを引く」のように、動作を分解して指示すると成功率が上がります。

  • 参照画像でスタイルを固定する キャラクターデザインや背景の雰囲気を固定したい場合は、参照画像を使いましょう。AIはその画像を最初のフレームとして、プロンプトの指示に従って動画を生成してくれます。

  • リミックス機能で効率的に修正する 惜しい結果が出た場合は、リミックス機能が有効です。「同じショットで、モンスターの色をオレンジに変えて」のように、変更点だけを具体的に指示することで、うまくいっている部分を維持したまま効率的に修正できます。

プロンプトでは制御できないこと

一方で、どんなに巧みな文章で記述しても、プロンプトではコントロールできない技術的な制約も存在します。これらはAPIを呼び出す際のパラメータとして設定する必要があります。

  • 動画の解像度 (size)
  • 動画の長さ (seconds)

例えば、プロンプトに「動画を長くして」と書いても長さは変わりません。これらの技術的な仕様は、必ずパラメータで指定する必要があります。


Sora2とSoraアプリの安全対策

OpenAIは、Sora 2とSoraアプリの強力な能力に伴う潜在的なリスクを認識しており、ユーザーのウェルビーイング(心身の健康)を守るための様々な対策を講じています。

ユーザー自身が体験を管理できるツール

Soraアプリでは、ユーザーが自身のフィードに表示される内容を自然言語で指示できる、新しいクラスの推薦アルゴリズムを開発しました。これにより、見たいコンテンツと見たくないコンテンツを、ユーザー自身が細かくコントロールできます。

ティーンエイジャーの保護とペアレンタルコントロール

若年層のユーザーを保護するため、特別な対策が導入されています。

  • デフォルトの制限 10代のユーザーは、1日にフィードで閲覧できる動画生成数にデフォルトで上限が設けられます。

  • ペアレンタルコントロール 保護者はChatGPTを通じて、無限スクロールの制限、アルゴリズムのパーソナライズ停止、ダイレクトメッセージ設定の管理などを行うことができます。

肖像権をユーザーが管理する「カメオ」の仕組み

「カメオ」機能では、あなた自身の肖像(likeness)に対するコントロールは、完全にあなた自身に委ねられます。

  • 使用許可の管理 あなたの「カメオ」を誰が使用できるかを決めるのはあなただけです。

  • アクセスの取り消し いつでもアクセス許可を取り消したり、あなたのカメオを含む動画を削除したりできます。

  • 完全な透明性 あなたのカメオが使用された動画(他人が作成した下書きを含む)は、いつでもあなた自身が閲覧可能です。

透明性を重視した収益モデル

多くのアプリの問題は、ユーザーのウェルビーイングと相反する決定を促す収益モデルに起因するとOpenAIは指摘しています。

Soraアプリでは、有料サブスクリプションおよびクレジット追加購入による収益化を行っており、今後アプローチを変更する場合はオープンに伝えていくとしています。

【関連記事】
動画生成AIとは?無料サービスの紹介、ローカル利用、使い方まで徹底解説


Sora2の活用事例

Sora 2の発表以降、X(旧Twitter)をはじめとするSNSでは、世界中のクリエイターがその驚異的な能力を試した作品を続々と投稿しています。Runway Gen-3Veo 3といった競合ツールとは異なるSora 2ならではの強みが際立つ事例を、以下に厳選してご紹介します。

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AI動画生成の可能性を業務プロセスのAI化に結びつけるなら

Sora2の動画生成クオリティでAIのクリエイティブ能力を実感したなら、映像制作にとどまらず業務プロセス全体へのAI適用を検討する価値があります。プレゼン資料・説明動画・データ分析レポートまで、AIが成果物を自動生成する範囲は急速に広がっています。

AI総合研究所では、生成AIの体験を業務全体のAI化に発展させるためのガイド資料を提供しています。映像制作以外の業務にもAIを段階的に導入する進め方と、導入効果の測定方法を確認できます。

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AI業務自動化ガイド

Sora2の映像生成力を知った次は業務全体のAI導入へ

Sora2の高品質な動画生成でAIの出力能力を実感したなら、映像制作以外の業務にもAIを適用する次のステップが見えてきます。業務全体のAI化を段階的に進めるガイド資料をご活用ください。


まとめ

OpenAIの「Sora 2」と新アプリ「Sora」の登場は、AIによるクリエイティブの新たな時代の幕開けを告げるものです。

  • 物理法則を理解し、よりリアルな世界をシミュレートする能力。
  • 自分自身を動画に登場させられる革新的な「カメオ」機能。
  • 9種のビデオスタイルやStoryboardによる高度な映像制御。
  • 人物写真からの動画生成(Image-to-Video with People)による新しい表現の可能性。
  • ユーザーの安全とウェルビーイングを最優先する責任ある設計。

Sora 2は、汎用の世界シミュレーターとロボットエージェントが社会を根本的に変革するという、OpenAIの壮大な目標に向けた重要な一歩です。2026年1月以降は有料プランが必要になりましたが、ChatGPT PlusまたはProのサブスクライバーであれば、すぐにその能力を体験できます。対応地域もグローバルに拡大中であり、この新しいテクノロジーが、世界に多くの喜び、創造性、そして人々の繋がりをもたらすことが期待されます。

監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

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