この記事のポイント
本記事はChatGPTを使った副業について、メリット・デメリットを含めて詳細に解説している内容です。
副業におけるChatGPTの活用は、効率的な作業、柔軟な働き方、低コストでの開始が可能な点がメリットです。
ブログ執筆、SNS運用、翻訳、イラスト生成、アプリ開発など、具体的な副業例が挙げられています。
ChatGPTを利用するにあたり、目的に合わせた効果的な使用や自身のスキルの補完、作業フローの構築がコツとして紹介されています。

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
AIツールのなかでも特に注目を集めている「ChatGPT」を使いこなすことで、副業を成功させるための様々なメリットがありますが、それだけでなく注意すべきデメリットも存在します。
本記事では、ChatGPTを使った副業の有効な活用方法や、収入を得るための独自のコツ、そして副業を行いながら気をつけるべきポイントについて、具体的な例を交えつつ詳細に解説していきます。
職業やスキルに縛られずに、自宅にいながら、あるいは世界のどこからでも副収入を得られるChatGPTの活用法を、詳しくご紹介してまいります。ぜひ最後までご覧ください。
ChatGPTの新料金プラン「ChatGPT Go」については、以下の記事をご覧ください。
ChatGPT Goとは?料金や機能、広告の仕様、Plus版との違いを解説
目次
ChatGPTでできるおすすめの副業5選
近年、副業は本業の収入を補うだけでなく、自己成長やキャリアの幅を広げる手段として注目されています。特にリモートワークの普及やAIツールの進化によって、以前よりも少ないリソースで副業を始めやすい環境が整いました。その中でも、生成AIの代表格である「ChatGPT」は文章作成やアイデア出し、データ整理など幅広い分野で活用できるため、副業との相性が非常に良いツールといえます。
「副業を始めたいけれど、何から手をつければよいかわからない」「自分のスキルをどう活かせるのか不安」という方にとっても、ChatGPTは頼もしいパートナーになります。初期投資が少なく、特別な専門知識がなくても活用できる点は大きな魅力です。
この記事では、AI、特にChatGPTを利用して始められるおすすめの副業を5つ厳選して紹介します。それぞれの特徴やメリットを理解することで、あなたに合った副業スタイルを見つけるきっかけになるはずです。
そもそも副業とは
「副業」とは、本業以外に収入を得るための活動全般を指します。アルバイトやパートのように時間を切り売りする働き方もあれば、スキルや知識を活かしてフリーランスとして仕事を請け負うケースもあります。最近では、YouTubeやSNS運営、ブログ執筆、スキル販売サービスを通じた活動など、インターネットを活用した副業が増加しています。
副業が注目される背景には、働き方改革やリモートワークの普及、そして将来の不確実性に備えたいというニーズがあります。日本でも企業が副業を認める動きが広がっており、「収入を増やすため」だけではなく、「スキルを磨く」「人脈を広げる」「将来的なキャリアの選択肢を増やす」といった目的で副業を選ぶ人が増えています。
このように副業は、単なる収入源にとどまらず、自己実現やキャリア形成の重要な手段となりつつあるのです。
AIで副業することのメリット・デメリット
副業の中でも特に注目されているのが「AIを活用した副業」です。生成AI、特にChatGPTのような言語モデルは、文章作成・要約・翻訳・アイデア発想など多様な作業を効率化できるため、従来では外注が必要だった作業を一人でもこなせるようになっています。
メリット
- 作業効率の大幅な向上
本来数時間かかる文章作成やリサーチも、ChatGPTを使えば短時間で成果物に仕上げられます。 - 初期費用がほぼ不要
PCとインターネット環境があれば始められるため、リスクが少なく参入しやすいのが特徴です。 - スキルがなくても挑戦できる
専門知識がなくても、AIがアイデア出しや言い回しをサポートしてくれるので、ゼロから挑戦可能です。 - スケール可能
仕組みを整えれば複数の案件を効率的に回せるため、時間の切り売りに比べて収入を増やしやすい傾向があります。
デメリット
- 差別化の難しさ
誰でもAIを使えるようになった今、「AIで作っただけ」の仕事は価格競争に陥りやすく、独自性が求められます。 - 品質の担保が必要
ChatGPTの出力には誤りや不自然な部分が含まれる場合があるため、人間の確認や修正は欠かせません。 - 案件獲得の壁
スキルや実績が少ないと、クラウドソーシングなどで仕事を得にくいことがあります。その場合は小さな案件から始め、実績を積み上げる必要があります。
このようにAIを使った副業には明確なメリットがある一方で、注意すべき点も存在します。重要なのは「AIをどう使うか」「どこで自分の強みを発揮するか」という視点です。
では、どのような副業が具体的にあるのでしょうか。以下でおすすめの副業例を5つ紹介します。
## 1.ブログ執筆やライター業務

ブログの作成
1つ目がブログの執筆です。ChatGPTを利用し、書きたい内容を命令するだけで、ブログのアイデア出しから文章の構成、執筆までを効率的に行うことができます。
特にSEO対策を考慮したキーワードリサーチやタイトル作成もAIに任せることで、検索エンジンでの上位表示を狙いやすくなります。
無料ブログの収入源としては、大きく分けて以下の2つがあります。
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成果報酬(アフィリエイト)
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クリック(Googleアドセンス)
成果報酬(アフィリエイト)
アフィリエイトは、ブログを通じて、他社の商品やサービスを紹介し、その紹介によって商品やサービスが購入された際に、売上や成果に応じて報酬を得る仕組みです。
購入へ誘導するような記事を書く必要がありますが、良い誘導を書くことができると、多くの収入を得ることができます。
クリック(Googleアドセンス)
Googleアドセンスは、執筆したブログの読者が広告をクリックすることで、報酬を得ることができる仕組みです。
Googleアドセンスを設定することで、ブログの内容や読者の興味に応じた最適な広告を自動で表示してくれるので、広告を掲載するための誘導や設定が不要な点が非常に便利です。
この二つの収入源より、ChatGPTを使用して無料ブログでも収入を得ることができます。
しかし、どちらの収入源もブログにアクセスされなければ始まりません。そこで重要になるのがSEO対策です。
SEO対策とは
SEO対策とは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことで、ブログが検索エンジンの検索結果ページ(SERPs)でより高い順位に表示されるようにするための手法や戦略を指します。
SEO対策として以下の観点に着目すると良いでしょう。
- キーワードリサーチ:ターゲットとするキーワードをリサーチし、検索回数や競合状況を把握します。キーワードツール(例:Googleキーワードプランナー)を活用すると便利です。
- ページの高速化:ページの読み込み速度を改善するために、画像の最適化、キャッシュの利用、不要なスクリプトの削除などを行います。GoogleのPageSpeed Insightsを活用して改善点を特定できます。
- モバイルフレンドリーの実装:レスポンシブデザインを採用し、スマホでも使いやすいサイトを構築します。Googleのモバイルフレンドリーテストツールを使用してチェックします。
- メタタグの最適化:各ページのタイトルタグ、メタディスクリプション、ヘッダータグ(H1、H2など)を最適化し、検索エンジンにページの内容を正確に伝えます。
- 内部リンクの作成:関連するコンテンツ同士を内部リンクでつなぎ、読者の回遊性を高めます。また、内部リンクは検索エンジンのクローラーがサイトをインデックスしやすくする効果もあります。
また、近年ではAI SEOの対策も重要です。ChatGPT等を利用しながらSEOがどのように変わってきているかも把握しておくと良いでしょう。
関連記事:AISEOとは何か?ツール紹介と生成AI時代のSEO戦略・LLMOとの違いまで徹底解説
2.SNS運用

2つ目はSNS運用です。XやInstagramなどのSNS運用では毎日SNSを更新することが大切です。しかし、毎日投稿文を考え、文章を作成するのはとても大変です。
ChatGPTなら投稿内容に関する命令を入力するだけで、投稿内容を作成してくれるため、SNS運用を効率的に行うことができます。
また、有料版のChatGPTであれば、画像生成も可能です。ChatGPTで作成した画像をSNS運用に使用することで、他のSNSアカウントと差をつけることもできます。
試しにXに投稿する文章を考えてもらいましょう。
今回以下のように打ってみました。
今週末に開催されるAIと未来のビジネスについてのウェビナーを宣伝するために、Xに投稿する文章を作って

SNS投稿記事の生成
このように簡単にSNSに投稿する文章を生成することができます。
【関連記事】
ChatGPTを使ってTwitter(X)を運用を効率化する方法を徹底解説!
3.翻訳

3つ目は翻訳業務です。ChatGPTは80か国以上の言語に対応しており、翻訳の性能も非常に高いです。
このことを利用して、翻訳の仕事を行うことができます。

ChatGPTへの入力

ChatGPTからの出力
このようにChatGPTが高精度な翻訳を行ってくれます。
しかし、翻訳は完全でないため、あくまで翻訳業務のサポートするツールとして利用しましょう。
ChatGPTの翻訳ミスや、固有名詞、難しい言い回しなどは人の目で判断する必要があります。そのため、翻訳先の言語に関する深い知識とスキルが求められます。
4. イラスト生成

Dalleの出力したAI車イメージ
4つ目はイラスト生成です。有料版のChatGPTではDALL-E 3やGPTモデルで画像生成機能を利用して画像を生成することができます。
【関連記事】
➡ChatGPT Plusとは?機能や無料版との違い、料金体系を徹底解説!
➡ChatGPT-4o(GPT-4o)とは?使い方や料金、無料で使う方法を解説!
ChatGPTの画像生成機能を利用して、AI画像を生成し、Adobe StockやWirestock、PIXTAなどの画像販売サイトを利用することで収入を得ることができます。命令を打ち込むだけで画像を生成してくれるので、絵心やスキルが不要で始めやすいのが大きなメリットでしょう。
広告のバナー作成に活用して、副業で広告バナーの作成案件をこなす方もいます。
広告バナーの詳しい作成方法は以下をご参照ください。
ChatGPTを使って広告バナーを作成する方法!作成例やプロンプトも紹介
ChatGPTを利用した思い通りの画像を生成方法
ChatGPTを利用して思い通りの画像を生成するためには、生成したい画像の詳細な情報を命令する必要があります。具体的には
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画像の題名
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画像のスタイル
-
画像の場所や時間帯
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その他キーワード(できるだけ多く)
は最低限必要でしょう。試しに以下の例で画像を生成させてみます。
・画像の題名:湖と夕日と山
・画像のスタイル:リアルな画像
・画像の場所や時間帯:夕方の山の間の湖
・その他キーワード:晴れ、静寂、自然、平和
ChatGPTへの入力

出力画像
上記のように命令を行った結果、このような画像が出力されました。このような手順で高品質な画像を生成して副業に活用しましょう。
5.開発案件の獲得
5つ目は開発案件の獲得です。
ChatGPTは書きたいプログラムの内容を入力するだけでプログラミングコードを出力してくれます。またプログラミングコードを入力することで、エラー箇所を発見してくれたり、より簡潔なコードに書き換えてくれます。この能力を活用し、開発することで収入を得ることができます。
AI駆動開発という概念が普及してきており、AIドリブンで開発をすることで通常よりも大幅な工数を削減しながら開発を行うことが可能です。
しかし、プログラミングに関するある程度の知識は必要ですし、開発環境を構築する必要もあるため、今回紹介した中では比較的難しい副業です。
具体的にはアプリの開発は以下の4つのフェーズから成っています。
- 設計
ChatGPTに相談しながら、どのようなアプリにするかを決めます。
- 環境構築
開発できる環境を整えます。
- アプリの実装
ChatGPTを活用し、1で考えた設計内容をソースコードに変換し、アプリを作成します。
- 実装したアプリのテスト
アプリのテストを行い、動作不良があった場合、修正を行います。
具体的には以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
➡ChatGPTでアプリ開発!実際の手順やプロンプトをわかりやすく解説
ChatGPTを副業で活用するメリット
副業としてChatGPTを活用することは、どういうことでしょうか。
ChatGPTとはOpenAIが提供している生成AIサービスであり、様々な業務プロセスの効率化や生産性の向上に寄与しています。

ChatGPTのサービス画面
この生成AIサービスを本来の業務だけでなく副業に活用する人が増えています。
ChatGPTの副業への活用は、多くのメリットがあります。以下にその代表的なメリットを詳しく紹介します。
1. 効率的な作業
ChatGPTは大量のデータを短時間で処理する能力があり、この能力は人間の作業効率をはるかに凌駕しています。
これにより、文章の生成や翻訳作業などの時間を大幅に短縮でき、効率的に作業を進めることができます。
例えば、ライターは長文の記事作成や校正作業をスピーディに行うことができ、複数のクライアントからの依頼を効率よくこなすことができます。
2. 時間と場所にとらわれない働き方
ChatGPTはインターネット接続さえあれば、どこからでもアクセス可能です。これにより、自宅やカフェ、旅行先など、好きな場所で仕事をすることができます。
また、自分のペースで働けるため、本業とのバランスを取りやすいでしょう。
例えば、昼間は本業に集中し、夜や週末に副業としてChatGPTを活用することで、効率的に収入を増やすことが可能です。
特に育児中の親や、本業で忙しい人にとって、この柔軟性は非常に大きな魅力です。
3. 低コストでのスタート
ChatGPTは、比較的低コストで利用可能です。ChatGPT自体は無料で利用可能ですし、有料プランに加入したとしても月額20ドルの費用のみで、リスクを抑えた形で副業を始めることができます。
これにより、副業を始める際の経済的負担を軽減できます。
【関連記事】
➡️ChatGPT(チャットGPT)とは?無料での始め方や料金、使い方のコツを解説!
ChatGPTを副業で活用するデメリット
ChatGPTを副業で活用するには多くのメリットがありますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。
以下にその代表的なデメリットを詳しく紹介します。
1. 誤情報のリスク
ChatGPTは大量のデータをもとに回答を生成しますが、そのデータが必ずしも正確であるとは限りません 。
特に最新の情報や専門的な知識に関しては、不正確な情報が含まれることがあります。これを防ぐためには、AIが提供する情報を必ず確認し、情報ソースに基づき利用することが重要です。
2. プライバシーとセキュリティの懸念
ChatGPTを使用する際には、データのプライバシーとセキュリティが重要な問題となります。
例えば、クライアントの機密情報を扱う場合、その情報が外部に漏れるリスクがあります
。AIプラットフォームを使用する際には、適切なセキュリティ対策を講じる必要がありますが、それでも完全にリスクを排除することは難しいです。
プライバシーやセキュリティに対する懸念を軽減するために、データの取り扱いには十分注意し、必要な対策を講じることが重要です。
3. 人間らしさの欠如
ChatGPTは高性能なAIですが、人間の感情やニュアンスを完全に理解することはできません。
例えば、カスタマーサポートで顧客の感情に寄り添った対応をすることが求められる場合、AIでは不十分なことがあります。
人間らしい共感や細やかな対応が必要な業務では、AIの限界を感じることがあるでしょう。
ChatGPTを使って副業で稼ぐコツ
1. 目的に合った使い方をする
ChatGPTを使用する際には、具体的な目的を持って利用することが重要です。
例えば、ブログの執筆ならSEO対策を意識したキーワードを取り入れる、SNS運用ならターゲットに合ったコンテンツを作成するなど、目的に応じた最適な使い方を心掛けましょう。
2. 自分のスキルを補完する役割
ChatGPTは万能ではありません。自分の得意分野やスキルを補完する形でChatGPTを活用することが大切です。
例えば、翻訳作業ではChatGPTが生成した初稿を自分でチェックし、品質を向上させることが大切です。
3. 定期的にフィードバックを行う
AIの出力結果をそのまま使うのではなく、定期的にフィードバックを行い、改善点を見つけることが重要です。
これにより、ChatGPTの利用効果を最大限に引き出すことができます。
例えば、ブログ記事の内容やSNS投稿の反応を分析し、次回の内容改善に役立てましょう。
4. 効率的な作業フローを構築する
ChatGPTを活用する際には、効率的な作業フローを構築することが大切です。
例えば、ブログ執筆ではアイデア出し、構成作成、執筆、校正の各ステップを明確にし、ChatGPTと自分の役割を分担することで、スムーズに作業を進めることができます。
また、テンプレートや定型文を作成しておくことで、作業の効率化を図ることも効果的です。
5. 目標を設定し、モニタリングする
副業で成功するためには、明確な目標を設定し、その達成度を定期的にモニタリングすることが重要です。
例えば、月間の収益目標やトラフィック目標を設定し、定期的にその進捗を確認することで、必要な改善点や新たな戦略を見つけることができます。
AI導入でお悩みの方へ
まとめ
本記事ではChatGPTを活用した副業について解説してきました。
ChatGPTを活用した副業には、多くのメリットと可能性が広がっています。効率的な作業、柔軟な働き方、低コストでのスタートといった利点を最大限に活かしながら、自分のスキルを補完し、効率的な作業フローを構築することで、成功へと繋げることができます。
読者の皆様も本記事を参考に自分のスキルや興味に合った副業を見つけ、ChatGPTを上手に活用していきましょう。








