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ChatGPTを使って広告バナーを作成する方法!作成例やプロンプトも紹介

この記事のポイント

  • この記事は、AIを活用して広告バナーをデザインする方法について解説しています。
  • ChatGPTとDALL-E 3を組み合わせることで魅力的なバナーを効率的に制作可能です。
  • CanvaGPTを用いれば、Canva上でAIが提案したバナーデザインをカスタマイズできます。
  • 広告バナーの使用に際しては、著作権や商用利用に注意する必要があります。

監修者プロフィール

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

今日のデジタルマーケティングにおいて、魅力的な広告バナーはオーディエンスを引き付ける重要な役割を果たしています。そこで注目されているのが、AIを活用した広告バナーデザインです。
OpenAIが開発した大規模な言語モデル、ChatGPTは、テキストベースでの問い合わせに応じてクリエイティブな広告バナーを生成することが可能です。

この記事では、その使い方から具体的な作成方法に至るまでを解説していきます。また、ChatGPTと統合された画像生成AI、DALL-E3の機能を用いて、視覚的なアピールが求められる広告バナーをより効果的に作成する技術も併せて紹介します。

AI技術を駆使して、デザインの質を向上させると同時に、効率的な広告制作を実現する方法を提供します。ぜひ最後までご覧ください。

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AIの広告作成イメージ

ChatGPTを使って広告バナーを作成する方法

ChatGPTを活用して魅力的な広告バナーを作成する方法をご紹介します。

バナーを作成するためChatGPTの有料版限定の機能であるDALL-E3を利用するため、ChatGPT Plusへの加入が必要となります。

【関連記事】
➡️ChatGPT Plusとは?その機能や無料版との違い、料金体系を徹底解説!

以下に示すのは、広告バナー作成の大枠となるプロンプトです。
プロンプトの{任意記述}の部分に、自分の状況に合わせた文章を入力し、ChatGPTに指示を与えることで、目的に合った広告バナーを作成することができます。

【プロンプト例】


あなたはとある企業のデザイナーです。
#条件に従って広告バナーとして最も適しているデザインを考えてください。

#条件
*#広告データを基にデザイン案を作成する
*#広告データを基に魅力的なバナー上の文言を考える
*#バナーサイズに従ったデザイン案を作成する
*#デザイン案とバナー文言を組み合わせた画像を生成する

#広告データ
{任意記述}

#バナーサイズ
{任意記述}


お菓子メーカーの広告バナー

まずは、お菓子メーカーが広告バナーを作成しようとしている状況を想定しました。プロンプトは以下の通りです。

【プロンプト例】

あなたはとある企業のデザイナーです。
#条件に従って広告バナーとして最も適しているデザインを考えてください。

#条件
*#広告データを基にデザイン案を作成する
*#広告データを基に魅力的なバナー上の文言を考える
*#バナーサイズに従ったデザイン案を作成する
*#デザイン案とバナー文言を組み合わせた画像を生成する

#広告データ
・新発売の季節限定チョコレート
・地元産のフルーツを使用した特別なフレーバー
・サステナブルなパッケージデザイン

#バナーサイズ:
1024x512ピクセル(横長)


上記のプロンプトによって、ChatGPTが作成してくれた広告バナーは以下のようになりました。

生成したお菓子メーカーの広告バナー生成したお菓子メーカーの広告バナー


ジムの広告バナー

次に、ジムの運営者が広告バナーを作成しようとしている状況を想定しました。プロンプトは以下の通りです。

【プロンプト例】

あなたはとある企業のデザイナーです。
#条件に従って広告バナーとして最も適しているデザインを考えてください。

#条件
*#広告データを基にデザイン案を作成する
*#広告データを基に魅力的なバナー上の文言を考える
*#バナーサイズに従ったデザイン案を作成する
*#デザイン案とバナー文言を組み合わせた画像を生成する

#広告データ
・最新鋭のトレーニング機器完備
・個人トレーナーによるマンツーマン指導
・24時間年中無休のアクセス可能

#バナーサイズ:
1792x1024ピクセル(横長)


上記のプロンプトによって、ChatGPTが作成してくれた広告バナーは以下のようになりました。

生成したジムの広告バナー生成したジムの広告バナー


学習塾の広告バナー

最後に、学習塾の経営者が広告バナーを作成しようとしている状況を想定しました。プロンプトは以下の通りです。

【プロンプト例】

あなたはとある企業のデザイナーです。
#条件に従って広告バナーとして最も適しているデザインを考えてください。

#条件
*#広告データを基にデザイン案を作成する
*#広告データを基に魅力的なバナー上の文言を考える
*#バナーサイズに従ったデザイン案を作成する
*#デザイン案とバナー文言を組み合わせた画像を生成する

#広告データ
・合格実績豊富な中学受験コース
・小学生向けのプログラミング教育コース新設
・個別指導とグループ学習のハイブリッドスタイル

#バナーサイズ:
1024x1024ピクセル(正方形)


上記のプロンプトによって、ChatGPTが作成してくれた広告バナーは以下のようになりました。

生成した学習塾の広告バナー生成した学習塾の広告バナー


【応用編】「Canva」と「ChatGPT」を連携してより高度なバナーを作成

ChatGPTのGPTsであるCanvaGPTは、デザイン作成ツールCanvaに統合されたGPT技術で、ユーザーがテキスト入力からデザイン提案を受けることができるAI機能です。

ChatGPTのトップページ左側の「GPTを探索する」を選択し、検索バーで「Canva」と入力すると、以下の「CanvaGPT」が表示されるので、そちらを選択してください。

CanvaGPT
CanvaGPTのアイコン

実際の使用例

先程紹介したジムの広告バナーのプロンプトをCanvaGPTに実行すると、以下のような返答が返ってきました。

CanvaGPTによるジムの広告バナーCanvaGPTによるジムの広告バナー


ChatGPTが提案した画像以外にも、複数のイラストが用意されています。ユーザーは、これらのイラストをクリックすることで、Canvaの編集画面に直接アクセスできます。この編集画面では、ユーザーの好みに合わせてイラストをカスタマイズすることが可能です。

Canva編集画面への移動
Canva編集画面


提供されたイラストをベースに、色やテキスト、レイアウトなどを自由に変更し、自分だけのオリジナルデザインを作り上げることができます。Canvaの直感的な操作性により、デザインの知識や経験がなくても、簡単にプロフェッショナルな仕上がりのイラストを制作できるでしょう。


ChatGPTを使って広告バナーを作成する際の注意点

ChatGPTを使って広告バナーを作成する際にはいくつか注意しなければならない点があります。

著作権と商用利用

ChatGPTによって生成された広告バナーを商用目的で使用する場合、使用される画像やテキストが著作権に抵触しないことを確認する必要があります。

特に、既存のブランド名著名なキャラクター等は著作権の対象となり得るため、これらの要素を使用する際は特に注意が必要です。

【関連記事】
➡️ChatGPTの商用利用は可能!著作権リスクや規約上の注意点を解説

生成物の取扱いは自己責任である

ChatGPTを利用して生成した内容に関しては、最終的な使用責任はユーザーにあります。
AIが提供する提案や生成物をそのまま使用する場合でも、その内容が適切かつ法律に準じているかどうかは、使用者が確認し、必要に応じて調整する必要があります。

【関連記事】
➡️AIで生成した作品の著作権はどうなる?注意したいポイントを徹底解説

「AIによる生成物であること」を明記する

AIによって生成されたコンテンツを公開する際には、その事実を透明にすることが推奨されます。
これにより、視聴者や消費者はコンテンツが人間ではなくAIによって作成されたことを理解し、その情報を踏まえた上でコンテンツを評価することができます。


まとめ

ChatGPTを活用することで、テキスト入力から高度にカスタマイズされた広告バナーを迅速に生成することが可能です。
このアプローチは、デザインプロセスを効率化し、ユニークで目を引く視覚コンテンツの創出を実現します。

さらに、CanvaGPTの活用により、Canvaの直感的なデザインツールを用いて、AIによる提案をさらにカスタマイズし、編集することができます。
これにより、デザインの質を向上させるとともに、クリエイティビティの発揮にも役立ちます。

しかし、AIを用いたデザイン作成にあたっては、著作権と商用利用の観点から注意が必要です。生成されたコンテンツの使用に際しては、法的な制約を遵守し、必要に応じて内容を調整する責任がユーザーにあります。

AIの力を借りつつも、最終的なクリエイティブ作品はユーザーの責任と判断のもとに完成されます。

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監修者

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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