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SAPとNVIDIAがAIを活用してビジネスプロセスを強化、生成AIコパイロットJouleで3D製品視覚化とコーディングを革新

この記事のポイント

  • この記事は、SAPとNVIDIAによるAIを活用したビジネスプロセスの強化に関するものです。
  • 生成AIコパイロットJouleにより、効率化された3D製品視覚化やコーディングプロセスへの革新が可能になります。

監修者プロフィール

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

AIの利活用をどう実現するかは、多くのビジネスリーダーにとって重要な課題です。
特にビジネスプロセスの効率化や自動化を図りたい企業にとって、SAPとNVIDIAが提携し、AI技術を搭載した生成AIコパイロットJouleを開発したことは大きな注目を集めています。

2024年6月にオーランドで発表されたこのパートナーシップにより、3D製品視覚化やコーディングプロセスが大きく変わる可能性を秘めています。

本記事では、彼らがどのようにビジネスプロセスを強化し、どんな革新的な成果をもたらすのかを、坂本将磨の視点を交えて解説します。

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SAPとNVIDIAのAI革新発表

2024年6月4日、フロリダ州オーランドで開催されたSapphireイベントで、ドイツのエンタープライズクラウドリーダーSAPとテクノロジー企業NVIDIAは、ビジネスアプリケーション向けのAI技術の最新進展を発表しました。

このパートナーシップにより、SAPの生成AIコパイロットであるJouleが、新たにAIコンサルティング機能とABAP開発者機能を搭載します。
SAPは、NVIDIAのAI EnterpriseソフトウェアとOmniverse Cloud APIを組み合わせることで、営業プロセスを強化し、複雑な製品の販売と購入プロセスの効率化を推進しています。

NVIDIAの創設者兼CEOであるJensen Huang氏は、「AIが様々な言語の表現を学習することの重要性」を強調し、SAPのCEO Christian Klein氏は、「この技術がビジネスの管理を支援する専門家やAIエージェントの役割を果たすであろう」と述べました。

https://youtu.be/flBI6BOvun8?si=S-xphOU9RTZ2bwh6

生成AIで営業効率化進む

この技術革新により、営業チームはSAP Intelligent Product Recommendationソフトウェアに統合された3D製品デジタルツインを利用して、顧客に最適なソリューションを即座に提案できます。

NVIDIAのOmniverseは実世界のシミュレーションを可能にし、時間とコストの節約、効率と安全性の向上に役立ちます。
また、NVIDIAのAIは、顧客の電力要件やリードタイム、カーボンフットプリントといった重要なパラメータに基づいて推奨事項を生成する機能を兼ね備えています。

これにより営業チームは顧客ニーズに合わせたより正確な見積もりを迅速に提供でき、ビジネスの効率化が進むことが期待されます。

Joule、ビジネスアプリ強化の詳しい内容

Jouleの新機能は、SAPのクラウドソリューションとアプリケーションのポートフォリオを強化し、ユーザーがビジネスデータに基づいた洞察を得ることを支援します。
NVIDIAのNeMo Retrieverマイクロサービスを活用したコンサルティング機能は、ドメインの専門知識とビジネス知識を組み合わせ、AIコパイロットがより正確で関連性のある回答を提供するようになります。

ABAP Developer機能は、5百万人以上の開発者が使用するABAPプログラミング言語にAIを導入し、コード生成、完成、説明、そしてソフトウェアユニットテストの作成を支援します。
これにより開発者はコード執筆に費やす手間を減らし、機能の構築と展開に集中できるようになります。

これらの進展は、ビジネスアプリケーションの可能性を拡大し、SAPとNVIDIAがどのようにしてAI分野でのイノベーションを推進しているかを示しています。

出典:NVIDIA

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監修者

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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