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デジタルの力で博物館の魅力を世界中に届ける-Google Arts & Culture

この記事のポイント

  • この記事は、Google Arts & Cultureを通じて博物館の魅力をデジタルで世界に広めている取り組みについて紹介しています。
  • Googleは多くの博物館と連携し、インターネット上で様々な文化体験を提供しています。

監修者プロフィール

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

博物館や美術館は、文化や芸術の宝庫として世界中にその価値を放っていますが、実際に訪れる機会は限られるものです。
そこで、Google Arts & Cultureはデジタル技術を駆使して博物館の魅力を世界中の人々に届けようとしています。

本記事では、オンライン展示の充実や、画期的なインターネット上の体験を通じ、文化機関がいかにしてデジタル変革で新たな可能性に挑戦しているかをご紹介します。

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デジタル変革で博物館を広める

博物館はただの建物ではなく、文化や芸術を伝える大切な場所です。しかし、みんなが博物館に行けるわけではありません。
そこで、Google Arts & Cultureがデジタルの力を使って、もっとたくさんの人に博物館の魅力を届けようとしています。

例えば、インドのアートや写真を集めた「マッチボックス・モメンツ」や、ロンドンのコートールド・ギャラリーの絵画など、さまざまな作品がインターネット上で見られるようになっています。

これによって、家にいながらにして世界中のアートに触れることができるんです。これがデジタル変革の力で、もっと多くの人に博物館を知ってもらうための方法の一つです。

Google、文化機関と連携強化

Googleは、Google Arts & Cultureを通じて、さまざまな博物館や文化機関と連携を強化しています。
これにより、博物館に行く計画を立てる時に役立つ情報や、バーチャルで美術館を探検する体験などが提供されています。

例えば、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂やフランスのオペラ劇場のように、歴史や芸術の重要な場所が、インターネットを通じて私たちのもとにやって来ます。

これによって、文化体験が豊かになり、世界中の人々が博物館の素晴らしさを感じることができるようになるのです。

サンティアゴ・デ・カンポステーラ大聖堂のGoogle Arts & Cultureストリートビュー
サンティアゴ・デ・カンポステーラ大聖堂 のGoogle Arts & Cultureストリートビュー

博物館の日、新たな取組発表

毎年5月18日は国際博物館の日です。この日は、博物館がどれだけ大切な役割を担っているかを祝う特別な日となっています。

Google Arts & Cultureでは、この日に合わせて博物館がデジタルでより多くの人とつながるための新しい取り組みを発表しました。
それには、オンラインでの展示強化や、物理的な展示をデジタルコンパニオンで補完することなどが含まれます。

メキシコのテレビサ財団やローマのクイリナーレ大統領宮殿がそれに取り組んでいて、私たちが普段見ることのできない展示をオンラインで深く探ることが可能になっています。これにより、博物館の新しい魅力を発見することができるでしょう。

出典:Google

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監修者

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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