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【Luma AI】Dream Machineとは?使い方や料金、プロンプトのコツを解説

この記事のポイント

  • LumaAIは高品質な映像や3Dモデルを生成するAIサービスを提供
  • Dream Machineは最大5秒の映像を簡単に作成可能な動画生成AI
  • 無料プランと有料プランが用意されている
  • 無料プランの場合は、1日10回・月30回までの制限がある
  • Dream Machineは、有料プランであれば商用利用が可能
坂本 将磨

監修者プロフィール

坂本 将磨

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Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

昨今、映像や3Dモデルを生成するAI技術が注目を浴びる中、特に目が離せない存在として浮上しているのが、Luma AIです。

本記事では、Luma AIが提供する3つの画期的なサービス「Dream Machine」、「GENIE」、「Interactive scene」について、その特徴と使い方に迫ります。
一体どのような機能があり、どれほどのクオリティが期待できるのでしょうか。また、利用料金や商用利用の可否についても詳しく解説。

映像制作の現場をはじめ、さまざまな分野で役立てられるこれらのサービスの潜在能力を探ります。興味を持たれた方はぜひ、Luma AIの世界に足を踏み入れてみてください。

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LumaAIとは

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LumaAIは、高クオリティな映像や3Dモデルを生成するAIが利用できるサービスです。

アメリカ・サンフランシスコ発のサービスで、スマートフォンで撮影した動画や写真、あるいはテキストを基に3Dモデルを生成するサービスから始まり、最近では高品質な動画生成が可能なAIサービス「Dream Machine」のリリースで話題を集めています。

また、米国を代表するベンチャーキャピタルである、「a16z(Andreessen Horowitz)」が巨額の出資をしていることもあり、今後の成長に目が離せない企業の一つです。

画像生成研修


Luma AIの「Dream Machine」とは

luma ai
Luma AIがリリースした最新サービス「Dream Machine」

Dream Machineは、日本語プロンプトで簡単にアニメや映画で見るようなレベルのクオリティの動画を生成することができる動画生成AIです。

2025年1月には、最新のRay2モデルが発表されて、前世代の10倍の計算能力を持つ大規模動画生成モデルとして大幅に性能が向上しています。
また、画像生成においてはPhotonモデルが統合され、動画と画像の両方で高品質な生成が可能になっています。


Dream Machineの特徴

「Dream Machine」は類似サービスと比べて、その使いやすさ・利用までのハードルに利点があります。

類似サービスとしては、OpenAIのSoraや、中国発祥の動画生成AI「可灵(Kling)」などが挙げられます。
これらのサービスは、以前から、クオリティの高い動画生成AIとして話題を集めていました。

しかし、「Sora」の利用許可は一部のユーザーにしか下りておらず、「可灵(Kling)」は中国の電話番号がないと利用することができません。
このように、今までの動画生成AIは、話題こそ大きかったものの、まだまだ身近な存在とは言えませんでした。

一方、Luma AIが発表した「Dream Machine」は、誰でも無料で、しかもスマホから利用可能です。

今までの動画生成AIに引けを取らないクオリティと、利用ハードルの低さにDream Machineの衝撃があったのではないでしょうか。

最新のRay2モデル

Ray2は2025年1月15日に正式リリースされた最新の動画生成モデルです。前世代Ray1の10倍の計算処理能力を持つ大規模な動画生成モデルで、自然で一貫性のある動きを伴う現実的なビジュアルを作成できます。

このRay2は標準版とFlash版の2つのバリエーションが提供されており、用途に応じて選択可能となっています。具体的な仕様については、以下の表で詳細を比較できます。

モデル リリース日 解像度 動画時間 フレームレート 料金 生成時間 特徴
Ray 2 2025年1月 540p & 720p 5秒 / 9秒 24fps $0.50–$1.62 47秒–167秒 高品質、滑らかな遷移
Ray 2 Flash 2025年3月 540p & 720p 5秒 / 9秒 24fps $0.17–$0.54 30秒–53秒 最高速生成、試作・SNS向け


このような仕様の背景には、Ray2における大幅な技術的進歩があります。特に計算能力の向上と物理法則に基づく自然な動きの表現において顕著な改善が見られており、その主要な改良点は次のようになっています。

  • 10倍の計算能力: 前世代Ray1の10倍の計算処理能力を実現し、より複雑な処理が可能
  • 高品質な動画生成: 5秒または9秒のクリップを540pまたは720p解像度で生成でき、実用的な長さの動画を作成
  • 自然な動き: より一貫性があり、物理的に正確な動きを実現することで、リアリスティックな表現が可能
  • 高度な理解力: 人、動物、物体間の相互作用を区別し、自然言語による指示の理解と推論を通じて、より正確なキャラクターを作成できるように


また、クラウド展開の面でも大きな進展があり、Ray2は2025年1月23日からAmazon Bedrockで利用可能になりました。AWSは完全管理型のLuma AIモデルを提供する最初で唯一のクラウドプロバイダーです。現在はUS West (Oregon) AWSリージョンで利用できます。

Photon画像生成モデル

動画生成に加えて、2024年11月に追加されたPhotonモデルにより、Dream Machineは動画だけでなく高品質な画像生成も可能になりました。

このPhotonは視覚的思考と高速反復のために一から構築された次世代画像モデルで、Lumaの画期的な新しいユニバーサルアーキテクチャにより、他の同等モデルの8倍の効率と速度で高解像度・高詳細・創造的に構成された画像を生成できます。

Photonモデルも標準版とFlash版の2つのバリエーションを提供しており、それぞれ異なる用途に最適化されているため、料金体系と性能特性を以下の表でまとめています。

モデル 1080p画像料金 生成速度 適用用途 効率性
Luma Photon $0.015 (1.5セント) 標準 プロフェッショナル用途 10倍の効率性
Photon Flash $0.002 (0.2セント) 2秒以内 大量生成・試作用途 超高速・超低コスト

<brこれらの性能向上の背景には、従来のAI画像生成の課題を解決する設計思想があります。Photonモデルの特徴的な機能としては、次のような点が挙げられます。

  • 高効率生成: 従来モデルの8倍の効率と速度を実現し、大幅なコスト削減を可能に
  • コスト効率: 1080p画像を$0.015で生成(Photon Flash版は$0.002)という業界最高水準の価格設定
  • 多様なスタイル: 写実的なシーンからアート作品まで対応し、幅広いクリエイティブニーズに応える

これらの機能により、Photonは単なる画像生成ツールではなく、デザイナー、映画制作者、建築家など幅広いクリエイティブプロフェッショナルの創作活動を支援する包括的なプラットフォームとして位置づけられています。大規模な二重盲検評価において、Luma Photonは市場の全モデルを品質、創造性、理解力で上回った ことも、その技術的優位性を裏付けています。


【Luma AI】Dream Machineの使い方

「Dream Machine」のサービスページは以下のURLになります。
Dream Machine

URLから遷移後の画面では、Dream Machineによって生成された動画たちがラインナップされています。
ラインナップの右上にある「Try Now」ボタンを選択しましょう。

lumaai1


ボタンを選択すれば、動画生成画面に映ります。

lumaai2


ここまでわずか2クリック。紛らわしい要素が極力無くされた形で、スムーズに動画生成にたどり着けます。
画面中央には画像をアップロードしたり、テキストを入力するための項目があります。

上記で紹介したものは基本的な機能で、他にも、「Idea」や、「Enhance prompt」などの機能があります。


Dream Machineの新機能「キーフレーム」

キーフレーム機能は、動画の始点と終点の2枚の画像をアップロードすると、その間をAIが補完して動画を生成するという機能です。


始点と終点の画像を指定できるようになったことで、「途中で画像が予期せず変化する」「意図しない要素が挿入される」といった問題が大きく改善されました。

使用例としては、「人物の表情や姿勢の変化」「風景や環境の変化(季節、時間帯など)」「オブジェクトの形状や位置の変化」といった様々なシーンで活用できます。

これにより、自然な動きや変化を持つ、より高品質で魅力的な動画コンテンツの制作が実現しています。


Dream Machineで実際に動画を作成してみた

「Idea」は、プロンプトをランダムに生成してくれる機能です。
これを使うことで自分でプロンプトを考えることなく、とりあえず動画生成をしてみることが可能になります。

試しにいくつかのプロンプトをランダム生成し、動画を生成してみました。どれも面白い内容になっています。

https://youtu.be/PpPROIJuixk

上記動画のプロンプト

「A teddy bear in sunglasses playing electric guitar, dancing and headbanging in the jungle in front of a large beautiful waterfall,4K」


https://youtu.be/o_nmOc-N_z4

上記動画のプロンプト

「Low-angle shot of a majestic tiger prowling through a snowy landscape, leaving paw prints on the white blanket」


また、Dream Machineは画像をアップロードし、プロンプトと掛け合わせることで動画生成をすることが可能です。
「Enhance prompt」にチェックを入れることで、プロンプトの情報に重みをつけて動画生成できます。


Dream Machineの料金

Dream Machineは2024年11月からクレジット制に移行し、より柔軟な料金体系となりました。

プラン 価格(月額) 月間クレジット 解像度 商用利用 ウォーターマーク
Free 無料 制限あり 720p 不可 あり
Lite $6.99 3,200クレジット 1080p(画像)/720p(動画) 不可 あり
Explorer $29.99 10,000クレジット 1080p(画像)/720p(動画) 可能 なし
Professional $99.99 更に多くのクレジット 1080p 可能 なし
Enterprise 要問い合わせ カスタム カスタム 可能 なし


冒頭で紹介した通り、1回の生成で作成できる動画は5〜10秒間まで(Ray2では最大10秒)です。
それ以上の長さの動画を作成したい場合は、動画を生成した後に、動画編集ソフト上でつなぎ合わせる必要があります。

そのため、「長尺の動画を作成したい」「凝った動画を作成したい」という方は、有料プランへと登録することをお勧めします。

また、現在のプラン内容および、動画の残り生成回数は、画面右上の「Account」ボタンを選択した先で確認することができます。

luma ai charge

クレジット消費量の目安

以下は、Luma AIの各種生成機能におけるクレジット消費量の目安です。動画の長さや解像度、生成方式(通常/高速)によって必要なクレジット数が異なります。画像生成機能(Photon)についても、1枚単位またはバッチ単位で消費量が変動します。

解像度 / 時間 動画生成(Ray2) Ray2 Flash(高速版)
720p / 5秒 160クレジット 55クレジット
720p / 10秒 320クレジット 110クレジット
1080p / 5秒 170クレジット 65クレジット
1080p / 10秒 340クレジット 130クレジット
画像生成(Photon) クレジット消費量
1枚生成 4クレジット
4枚バッチ生成 16クレジット

Dream Machineの商用利用について

Dream Machineの利用規約によると、商用利用するためには有料プラン(Explorer以上)に登録しておく必要があります。

LiteプランとFreeプランは非商用利用のみとなっているため、「クリエイターとして作品発表を行う方」や、「ビジネス上で利用する場合」はExplorer以上のプランに登録することをおすすめします。

また、商用利用以外にも、ディープフェイクやポルノなど、「Dream Machine」の利用にあたっては禁止事項がいくつか設けられています。

以下のURLより利用規約を確認することができます。


【3D生成AI】GENIE(GENIE AI)とは

次に「GENIE」についてご紹介致します。

「GENIE」は、テキストから3Dモデルを生成することができるサービスです。一般に、3Dモデルを作成するには、専門スキルを必要とします。

洗練されたスキルを持つ制作者(クリエイター)やゲーム開発者でも一つの3Dモデルを制作するには、かなり多くの時間が必要とされています。
そんな専門性を、テキストプロンプトだけでシミュレーションしてくれるのが「GENIE」です。


GENIEの使い方

以下のURLにアクセスし、アカウント登録を行うことで「GENIE」を利用できます
GENIE

G1
「GENIE」のトップページ


画面下部にプロンプトを入力する項目欄があり、その背後には3Dモデルの画像が並べられています。

カーソルを移動させることで、これら数種類の3Dモデルを選択することもできます。

G2
カーソルを動かすことで事例としての3Dモデルを選択できます


クロワッサンの3Dモデルを選択すると、「realistic croissant」という文字が表示されました。

G3
クロワッサンの3Dモデルについての詳細


これは、このクロワッサンの3Dモデルが、「realistic croissant」というプロンプトで生成されていることを意味します。

「realistic croissant」の右下に「Use Prompt」というボタンがあるように、このプロンプトはコピーして利用できます。
言わば、ここに例として表示されている3Dモデルは見本のようなものですね。

G4
見本の3Dモデルで使用されているプロンプトを転用することができます


もちろん見本に頼らずに自分でプロンプトを入力していくことで独創的な3Dモデルの生成が可能です。

GENIEのプロンプトのコツ

プロンプトは、「対象」+(「性質」+「スタイル」…etc)の順で入力する

例えば、以下の3Dモデルのプロンプトは「astronaut, floating-pose, photorealistic, 4K, HD」です。

G5
宙に浮いている宇宙飛行士の3Dモデル


ここでは、「astronaut(宇宙飛行士)」が対象であり、それ以下の「floating-pose(浮遊しているような姿勢), photorealistic(写実的), 4K, HD」はその対象についての性質になります。

対象をまず定義してあげて、そこから具体性を追求していく形で細部の情報を与えていくことをイメージしてください。
そうすることで思い描いた3Dモデルに近い物を作れるようになるでしょう。


Interactive sceneとは

最後に、「Interactive scene」の紹介をします。
「Interactive scene」は、動画から3Dモデルを生成することができるサービスです。

Web版とアプリ版があるので、それぞれ説明していきます。

Interactive sceneの使い方

以下のURLからアクセスできます。これまでと同様アカウント登録をすることで利用可能になります。
Interactive scene

IS1
URLを選択した先の画面(アカウント登録が必要になります)


遷移先の画面でさっそく「Drop a file in this area or click to select」という表記が現れました。
手元のパソコンに保存されている動画ファイルをドラッグしたり、この画面を選択することで、動画をアップロードすることができます。

また、アップロード画面をスクロールしていくと「Featured Captures」という項目があります。
ここでは、世界中のユーザーが「Interactive scene」を使って生成した3Dモデルが、一覧で表示されています。

これらの3Dモデルは、生成時に「Public」の設定で行われているため、一般ユーザーに向けて公開されています。

例えば以下は、東京都調布市にある「鬼太郎広場」という公園で撮影された動画から作られた3Dモデルです。

IS2
3Dモデルの素材となる動画


動画上では、撮影者がカメラを持って対象や公園全体を見渡すように撮影しているようです。

IS3
動画が3Dモデル化され、動画内の空間がビジュアライズされました


この動画が3Dモデル化されることで、動画内に含まれる景色が全て3Dモデル化されています。
3Dなので、あたかも動画で映されている空間の中に入り込んだかのような体験をすることができます。

下の画像の真ん中に表示されている水色の丸は、カーソルを動かしてクリックすることで出てきます。
(この地点にまで移動するという記号です。)

IS4
3D空間内の移動


あちこちに移動することができるので、動画内の世界をいろいろな角度から探検することができます。

IS5
河童の後ろ側からの視点

IS6
上空から俯瞰した視点

アプリ版の使い方

現在内容を調整しております。


Luma AIのアップデート情報機能・最新ニュース

Luma AIはその発表以来、画期的な機能の追加と大幅なパフォーマンス向上を重ねています。
Dream Machineの登場を皮切りに、カメラモーション機能の実装、API公開、そして処理速度の劇的な改善まで、動画生成の可能性を大きく広げる進化を遂げてきました。

以下、主要なアップデートを時系列で紹介します。

Dream Machine機能がリリース (2024/6/13)

次世代ビデオモデル「Dream Machine」が登場。テキストプロンプトと画像からAIを使用して高品質でリアリスティックな映像を生成できる新機能を、すべてのユーザーに向けて公開されました。

Extend video機能と高度な制御機能が追加 (2024/6/17)

Dream Machineに「Extend video」システムを実装。動画の内容を理解し、指示に従って一貫性のある形で動画を拡張できる高度な機能が追加されました。さらに、Standard、Pro、Premierの各プランでウォーターマークの削除が可能になり、よりプロフェッショナルな制作環境が実現しました。

キーフレーム機能が追加 (2024/6/28)

Dream Machineにキーフレーム機能が実装されました。開始と終了のキーフレームを設定することで物語性のあるコントロールが可能に。

テキスト指示と組み合わせることで、照明や季節の変化、視点の制御、被写体の変形、斬新なトランジションなど、これまでにない表現が可能になりました。

ループ機能が追加 (2024/7/22)

Dream Machineにループ機能を実装。テキスト指示、画像、キーフレーム、既存の生成物など、あらゆる入力からシンプルなチェックボックス操作でシームレスなループ動画を作成できるようになりました。

クリエイターの想像力を無限に広げる新たな可能性が開かれます。

エンドフレーム機能が追加 (2024/7/25)

Dream Machineに「End Frame」機能が実装され、すべてのユーザーが利用可能に。最終的なシーンの画像を指定すれば、そこに至るまでの数秒間の映像をAIが自動的に生成。
目的のシーンに向かって自然に展開する動画制作が可能になりました。

Dream Machine 1.5がリリース (2024/8/20)

Dream Machineが1.5にアップデート。テキストから動画への変換品質が向上し、プロンプトの理解力が向上。

さらにカスタムテキストのレンダリングや画像から動画への変換機能も改善され、より高度な動画生成が可能になりました。

カメラモーション機能が1.6にリリース (2024/9/4)

Dream Machine 1.6で新機能「Camera Motion」が登場。シンプルなコマンドでテキストや画像からの動画生成時にカメラワークを自由に制御できるように。
'camera'という単語を入力するだけで、カメラモーション機能が利用可能になります。

Dream Machine APIがリリース (2024/9/17)

世界で最も人気があり直感的な動画生成モデルをアプリケーションに統合できるDream Machine APIをベータ版として一般公開。
開発者は複雑なツールを構築することなく、創造的な製品を開発・スケールできるようになりました。

【主な特徴】
・直感的な動画作成・編集システム
・アプリ内での完結したユーザー体験
・画像間のマジカルなトランジション効果
・キーフレームを使用したストーリー作成
・カメラモーションによるシーン制御
・動画の拡張やループ機能

REST APIと使い慣れたSDKsを通じて提供され、新時代の視覚的な探索と創造の可能性を開きます。

フル品質のDream Machine v1.6クリップを20秒以内で生成可能に (2024/10/1)

Dream Machine v1.6の推論速度が10倍に向上し、フル品質の動画生成が20秒以下で可能に。「turbo」や「distilled」といった簡略化モデルではなく、品質を損なうことのない高速化を実現。

すべてのサブスクライバーとAPIユーザーが即座に利用可能です。

Dream Machine v1.1.0がリリース (2024/10/12)

Dream Machine APIがv1.1.0にアップデート。リアルタイムのステータス更新とクレジット残高を確認できるコールバック機能が追加され、より詳細な進行状況の把握が可能に。
pip installとnpmの両方で最新版が利用可能です。

Ray2がリリース (日付不明)

Lumaの最新動画生成モデル「Ray2」が登場。Ray1と比較して10倍の計算処理能力を持つ新しいマルチモーダルアーキテクチャでトレーニングされており、より高速で自然な動き、細部まで鮮明な描写、論理的なイベント展開を特徴としています。

生成精度も向上し、広告や短編映画などの制作に活用できるレベルに到達。
現在はテキストからビデオを生成する機能が提供されており、画像からビデオ、ビデオからビデオへの変換、編集機能は近日公開予定です。

AI駆動開発


まとめ

冒頭で紹介したように、Luma AIの今後の動には目が離せません。テキストや動画から3Dモデルを生成するという斬新な機能で注目を集めたかと思えば、Open AIのSoraなどを超えた?などという噂話を発生させるほどのクオリティを持つ「Dream Machine」をリリースしてきています。
誰でも使えるように無料版でもある程度操作が可能で、今後リリースされてくるサービスも私たちにとって身近な存在になっていくのではないでしょうか。

商用利用など、利用規則には注意が必要ですが、使い方次第では、大きなビジネスチャンスが生まれるかもしれません。

監修者
坂本 将磨

坂本 将磨

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。

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