この記事のポイント
GitHub Copilotは個人向け(Free, Pro, Pro+)と法人向け(Business, Enterprise)のプランを提供
各プランには月額/年額料金と「プレミアムリクエスト」の月間上限が設定
有料プランではBase Model利用時のプレミアムリクエスト消費なし、高性能モデル利用時は消費
無料プランはコード補完・プレミアムリクエスト共に上限あり、Base Modelでも消費
学生・教職員はGitHub Education経由で無料利用可能(条件あり)

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
AIペアプログラマーとして開発者の間で急速に普及しているGitHub Copilot。「導入してみたいけど、どのプランを選べばいいの?」「無料版と有料版で何が違うの?」といった料金に関する疑問は尽きません。
特に、高度な機能を利用する際に消費される「プレミアムリクエスト」の仕組みは、Copilotのコストパフォーマンスを理解する上で非常に重要です。
本記事では、このGitHub Copilotの複雑な料金体系について、どこよりも分かりやすく徹底的に解説します。
個人向けプラン(Free, Pro,Pro+)から法人向けプラン(Business, Enterprise)、そして料金体系の鍵となる「プレミアムリクエスト」の消費ルールやAIモデルとの関連性まで、詳しくご紹介します。
目次
【料金プランの基本的な考え方】「プラン」と「プレミアムリクエスト」
【個人向け】GitHub Copilotの料金プラン:Free, Pro, Pro+
【法人・チーム向け】GitHub Copilotの料金プラン:Business, Enterprise
【学生・教職員向け】GitHub Educationでの無料利用
【プラン比較】あなたに最適なGitHub Copilotプランはどれ?
個人利用の場合の選び方:Free vs Pro vs Pro+
法人利用の場合の選び方:Business vs Enterprise
Github Copilotの「プレミアムリクエスト」について
「Base Model」利用時の消費ルール(有料プラン vs 無料プラン)
GitHub Copilotの料金プラン概要
GitHub Copilotを使い始める前に知っておきたい料金プランの全体像を解説します。個人向けから法人向けまで、どのような選択肢があるのかを見ていきましょう。
GitHub Copilotを最大限に活用するためには、まずどのような料金プランが用意されているのか、その全体像を理解することが大切です。個人で利用するのか、チームや組織で導入するのか、また、どの程度の機能を求めるのかによって、選ぶべきプランは変わってきます。
GitHub Copilotとは?
本題に入る前に、GitHub Copilotがどのようなツールなのかを簡単におさらいしましょう。GitHub Copilotは、GitHubとOpenAIによって開発されたAIペアプログラマーです。
開発者がコードを書いている際に、次に入力されるであろうコードを予測して提案したり、コメントに基づいてコードブロック全体を生成したりします。
さらに、チャット形式で質問に答えたり、コードの説明やリファクタリング、テスト作成の支援も行ってくれます。まさに、開発者の頼れる相棒と言えるでしょう。
【関連記事】
▶︎GitHub Copilotとは?使い方や料金、Agent機能について解説
【料金プランの基本的な考え方】「プラン」と「プレミアムリクエスト」
GitHub Copilotの料金体系は、主に2つの要素で構成されています。
契約する「プラン」の種類:
GitHub Copilotには、無料で利用できるプランから、個人向けの有料プラン、そして法人向けのプランまで、複数の選択肢があります。
各プランには基本となる月額または年額の料金が設定されており、利用できる機能やサポート範囲が異なります。
「プレミアムリクエスト」の消費:
特定の高度な機能を利用したり、より高性能なAIモデルを選択してCopilotに指示を出したりする際には、「プレミアムリクエスト」という利用枠を消費する仕組みがあります。
各プランには、このプレミアムリクエストの月間上限が設定されています。
つまり、基本的な利用はプラン料金の範囲内で行え、より高度な使い方をする際にはプレミアムリクエストの上限を意識する必要がある、というイメージです。
この「プレミアムリクエスト」については、後のセクションで詳しく解説します。
プラン選択の重要性:なぜ自分に合ったプランを選ぶべきか
「とりあえず無料で使えるならそれでいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、GitHub Copilotの真価を最大限に引き出し、開発効率を飛躍的に向上させるためには、自分の利用目的や頻度、求める機能レベルに合ったプランを選択することが非常に重要です。
例えば、個人で趣味のプログラミングに使う程度であれば無料プランでも十分かもしれません。
しかし、業務で本格的に活用したい開発者や、チームで連携して大規模なプロジェクトを進める場合には、有料プランが提供する無制限のコード補完、より多くのプレミアムリクエスト、高度なAIモデルへのアクセス、組織管理機能などが大きなメリットとなります。
この記事を読み進めながら、各プランの特徴を理解し、ご自身にとって最適なプランはどれかを見極めていきましょう。
【個人向け】GitHub Copilotの料金プラン:Free, Pro, Pro+
個人開発者やプロフェッショナルが利用できる無料プランと有料プラン(Pro, Pro+)の料金、主な機能、そして「プレミアムリクエスト」の上限について詳しく解説します。
個人でGitHub Copilotを利用したい方向けには、無料プランと2つの有料プランが用意されています。それぞれの特徴を見ていきましょう。
参考:Github
Copilot Free
「Copilot Free」は、本格導入の前にまずはGithub Copilotを試してみたい、という方に最適なプランです。
一部制限はありますが、AIによるコーディング支援を気軽に試すことができます。
項目 | 詳細 |
---|---|
料金 | 無料 |
対象ユーザー | 個人の開発者(組織ライセンス未利用者) |
コード補完 | 毎月最大2,000件まで |
チャット/プレミアムリクエスト | 毎月最大50件まで |
利用可能な主なAIモデル | Base model (GPT-4.1) GPT-4o Claude 3.5 Sonnetなど |
こんな人におすすめ:
- GitHub Copilotを初めて試してみたい方
- 個人的な小規模プロジェクトで利用したい方
- 学習目的でAIコーディング支援を体験したい方
無料プランでも基本的なコード補完やチャット機能は利用できますが、利用量に上限がある点と、Base model利用時でもプレミアムリクエストを消費する点に注意が必要です。
Copilot Pro
「Copilot Pro」は、より本格的にAIコーディング支援を活用したい個人開発者やプロフェッショナル向けの標準的な有料プランです。
項目 | 詳細 |
---|---|
料金 | 月額:$10 USD 年額:$100 USD(年間プランで2ヶ月分お得) |
対象ユーザー | 個人開発者、プロフェッショナル |
コード補完 | 無制限 |
IDE内Copilot Chat (Base Model) | 無制限の対話が可能 |
エージェントリクエスト (Base Model) | 無制限 |
プレミアムリクエスト上限/月 | 300 |
利用可能な主なAIモデル | Base model (GPT-4.1) GPT-4o Claude 3.5 Sonnet Claude 3.7 Sonnet Gemini 2.5 Pro (Preview)など |
その他特徴 | 多様なIDEとエディタをサポート |
こんな人におすすめ:
- 日常的にコーディング作業を行うプロの開発者
- コード補完やチャット機能を頻繁に利用したい方
- 複数の開発環境でCopilotを利用したい方
Copilot Proでは、コード補完が無制限になり、Base modelを使ったチャットやエージェント機能も気兼ねなく利用できます。
さらに、30日間の無料試用版も用意されています(個人用アカウントで有料プランを始める前に1回限り)。
Copilot Pro+
「Copilot Pro+」は、AIによる開発支援を最大限に活用し、最先端の機能を求める個人開発者向けの最上位プランです。
項目 | 詳細 |
---|---|
料金 | 月額:$39 USD 年額:$390 USD(年間プランで2ヶ月分お得) |
対象ユーザー | AIパワーユーザー、最先端機能を求める個人開発者 |
コード補完 | 無制限 |
IDE内Copilot Chat (Base Model) | 無制限の対話が可能 |
エージェントリクエスト (Base Model) | 無制限 |
プレミアムリクエスト上限/月 | 1,500 |
利用可能な主なAIモデル | Base model (例: GPT-4.1) GPT-4o Claude 3.5 Sonnet Claude 3.7 Sonnet Gemini 2.5 Pro (Preview) など、利用可能な全ての最先端モデルへのアクセス |
その他特徴 | Proプランの全機能に加え、より高度な機能への優先アクセス |
こんな人におすすめ:
- 常に最新のAIモデルを利用して開発効率を極限まで高めたい方
- プレミアムリクエストを大量に消費するような高度なタスクを頻繁に行う方
- AIによる開発支援の最前線を体験したい方
Copilot Pro+は、より多くのプレミアムリクエストと、利用可能な全AIモデルへのアクセス権が魅力です。ただし、Pro+には無料試用版は提供されていません。
【法人・チーム向け】GitHub Copilotの料金プラン:Business, Enterprise
企業や開発チームでGitHub Copilotを導入する場合には、組織での利用に適した「Copilot Business」と「Copilot Enterprise」の2つのプランが用意されています。
参考:Github
Copilot Business
「Copilot Business」は、中小規模の企業や開発チームでの利用を想定した標準的な法人向けプランです。個人向けプランの機能に加え、組織での利用に必要な管理機能やセキュリティ機能が強化されています。
項目 | 詳細 |
---|---|
料金 | ユーザーあたり月額 $19 USD |
対象ユーザー | 中小規模の企業、開発チーム |
契約条件 | GitHub FreeまたはGitHub Teamプランでのorganization、またはGitHub Enterprise CloudでのEnterpriseアカウントが必要 |
コード補完 | 無制限 |
IDE内Copilot Chat (Base Model) | 無制限の対話が可能 |
エージェントリクエスト (Base Model) | 無制限 |
プレミアムリクエスト上限/月 | ユーザーあたり 300 |
利用可能な主なAIモデル | Base model (例: GPT-4.1) GPT-4o Claude 3.5 Sonnet Claude 3.7 Sonnet Gemini 2.5 Pro (Preview) など |
主な組織向け機能 | 組織全体でのポリシー管理 コードスニペット収集のオプトアウト パブリックコード一致提案のブロック 指定ファイルの除外 監査ログ IP indemnity SAML SSO認証(※条件あり) |
こんな組織におすすめ:
- 複数人の開発チームでCopilotを統一的に導入・管理したい企業
- コードのセキュリティやコンプライアンスを重視する組織
- チーム全体の生産性向上を目指す企業
【関連記事】
▶︎GitHub Copilot for Businessとは?使い方や料金、導入方法を解説
Copilot Enterprise
「Copilot Enterprise」は、GitHub Enterprise Cloudを利用している大規模組織向けの最上位プランです。Businessプランの全機能に加え、より高度なセキュリティ管理、ポリシー設定、カスタマイズ機能、そしてプレミアムサポートが提供されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
料金 | ユーザーあたり月額 $39 USD |
対象ユーザー | 大規模組織(GitHub Enterprise Cloud利用前提) |
契約条件 | GitHub Enterprise Cloudアカウントが必要 |
コード補完 | 無制限 |
IDE内Copilot Chat (Base Model) | 無制限の対話が可能 |
エージェントリクエスト (Base Model) | 無制限 |
プレミアムリクエスト上限/月 | ユーザーあたり 1,000 |
利用可能な主なAIモデル | Base model (例: GPT-4.1) GPT-4o Claude 3.5 Sonnet Claude 3.7 Sonnet Gemini 2.5 Pro (Preview) GPT-4.5 (利用可否は要確認) など、利用可能な全ての最先端モデルへのアクセス +組織ナレッジ連携(近日公開予定など) |
主な組織向け機能 | Businessプランの全機能に加え、 より高度なセキュリティ管理・ポリシー制御 組織ナレッジに基づく回答(ベータ等) Bing検索連携(ベータ等) GitHub Mobile対応 PR要約 ファインチューニングモデル(近日公開予定等) プレミアムサポート |
こんな組織におすすめ:
- 数百~数千人規模の開発者を抱える大企業
- 最高レベルのセキュリティとガバナンスを求める組織
- 組織独自の開発環境やナレッジに合わせてAI機能を最適化したい企業
Copilot Enterpriseでは、Enterpriseレベルで契約し、その中で各organizationごとにCopilot EnterpriseまたはCopilot Businessを割り当てるかを選択できます。
【学生・教職員向け】GitHub Educationでの無料利用
GitHub Educationは、学生、教師、研究者が実際の開発ツールやスキルを学ぶためのリソースを提供するGitHubの取り組みです。
GitHub Proアカウントの無料提供や、各種開発ツールの無料アクセスなどが含まれており、その一環としてGitHub Copilotも対象となっています。
参考:Github
Copilot無料利用の対象者と申請条件
GitHub Copilotを無料で利用できる対象者は、主に以下の条件を満たす学生または教職員です。
- 学位を取得できるコースに在籍している認定教育機関(高等学校、大学など)の学生、またはその教職員であること。
- 学校発行のメールアドレスを持っているか、在学・在職を証明する書類を提出できること。
- GitHubの個人アカウントを持っていること(13歳以上)。
GitHub Educationへの申請は、公式サイトから行います。申請が承認されると、GitHub Copilotを含む様々な特典が利用可能になります。
▶︎Github Education
【プラン比較】あなたに最適なGitHub Copilotプランはどれ?
これまで紹介してきた各プランの特徴を一覧表で比較し、個人の学習用途、本格的な開発、チームでの利用、大規模組織での導入など、目的別に最適なプランを選ぶためのポイントを整理します。
どのプランが自分に合っているのか、一覧で比較してみましょう。
【全プラン比較一覧表】
比較項目 | Copilot Free | Copilot Pro | Copilot Pro+ | Copilot Business | Copilot Enterprise |
---|---|---|---|---|---|
料金(USD) | 無料 | $10/月 or $100/年 | $39/月 or $390/年 | $19/ユーザー・月 | $39/ユーザー・月 |
主な対象 | 個人(試用・学習) | 個人(本格開発) | 個人(最先端AI活用) | 企業・チーム | 大規模組織 |
コード補完 | 月2,000件まで | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
IDE内Copilot Chat (Base Model) | 月50メッセージ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
プレミアムリクエスト上限/月 | 50 | 300 | 1,500 | 300/ユーザー | 1,000/ユーザー |
利用可能AIモデル(Chat等) | 基本モデル中心 | 基本+一部高性能モデル | 全ての利用可能モデル | 基本+一部高性能モデル | 全ての利用可能モデル+組織連携 |
組織管理機能 | なし | なし | なし | あり | あり(より高度) |
セキュリティ・コンプライアンス | 基本レベル | 個人レベル | 個人レベル | 強化 | 最上位レベル |
GitHub Education対象 | 対象外 | 無料利用可(条件あり) | 無料利用可(条件あり) | 対象外 | 対象外 |
表:GitHub Copilot 全プラン比較(2025年5月時点の情報を元に作成)
個人利用の場合の選び方:Free vs Pro vs Pro+
個人で利用する場合、まずはCopilot Freeで基本的な機能を試してみるのが良いでしょう。
コード補完やチャットの利用量が増え、プレミアムリクエストも活用したくなったらCopilot Proへのアップグレードを検討します。
Proプランは、ほとんどの個人開発者にとって十分な機能とプレミアムリクエスト上限を提供します。
さらに、常に最新のAIモデルを最大限に活用したい、プレミアムリクエストの消費が多いという方は、**Copilot Pro+**が選択肢に入ります。
法人利用の場合の選び方:Business vs Enterprise
チームや組織で導入する場合は、まずCopilot Businessが標準的な選択肢となります。
組織管理機能やセキュリティ機能が充実しており、チームでの利用に適しています。数百人以上の大規模な開発組織で、より高度なセキュリティ、ガバナンス、カスタマイズ、そして組織内のナレッジと連携したAI機能(近日公開予定)を求める場合は、Copilot Enterpriseが適しています。
Github Copilotの「プレミアムリクエスト」について
プレミアムリクエストは、GitHub Copilotの高度な機能や、特に処理能力を必要とする高性能なAIモデルを利用する際に消費される「利用枠」や「クレジット」のようなものです。
各プランには、1ヶ月あたりに利用できるプレミアムリクエストの上限が設定されています。
「Base Model」利用時の消費ルール(有料プラン vs 無料プラン)
最も基本的なAIモデルである「Base model」(執筆時点ではGPT-4.1がデフォルト)の利用に関しては、プランによってプレミアムリクエストの扱いが異なります。
- 有料プラン(Pro, Pro+, Business, Enterprise): Base modelを利用する限り、プレミアムリクエストは消費されません(消費量0)。
- 無料プラン(Copilot Free): Base modelを利用する場合でも、1リクエストあたり1プレミアムリクエストが消費されます。
この違いは、特に無料プランと有料プランを比較する上で大きなポイントとなります。
AIモデル利用時のプレミアムリクエスト消費
「Base model」以外の、より高性能なAIモデル(例:GPT-4o, Claude 3.7 Sonnet, Gemini 2.5 Proなど)をCopilot ChatやAgent Modeで選択して利用する場合、有料プランであってもプレミアムリクエストが消費されます。
どのモデルでどれくらい消費するかは、モデルの性能や複雑さによって異なります。具体的な消費量については、以下の記事をご覧ください。
▶︎GitHub Copilot のプレミアムリクエストとは?料金・消費の仕組みを徹底解説!
プレミアムリクエストの追加購入について(有料プラン)
有料プランを利用している場合、もし月の途中でプレミアムリクエストの上限を使い切ってしまっても、追加で購入することが可能です。
追加購入の料金は、1リクエストあたり$0.04 USD(2025年5月時点)が目安となっています。ただし、追加購入を利用するには事前にアカウント設定で有効化したり、予算上限を設定したりする必要がある場合があります。
Github Copilotの支払い方法とサブスクリプション管理
GitHub Copilotの有料プランを利用する際の支払い方法や、サブスクリプションの管理について見ていきましょう。
利用可能な支払い方法
GitHub Copilotの料金支払いには、一般的にクレジットカードが利用できます。
法人向けプランの場合、請求書払いやAzure経由での支払いなど、契約形態によって異なるオプションが用意されています。
詳細はGitHubの公式情報を確認してください。
年間プランのメリット
Copilot ProおよびPro+プランでは、月額払いに加えて年額払いが選択でき、年額払いを選ぶと約2ヶ月分お得になる料金設定となっています。
長期間利用する予定であれば、年額プランがお得です。
プランのアップグレード・ダウングレード
GitHub Copilotのプランは、必要に応じてアップグレード(例:ProからPro+へ)やダウングレード(例:ProからFreeへ)が可能です。
変更は通常、次回の請求サイクルから有効になります。個人プランから法人プラン(BusinessやEnterpriseのシート割り当て)へ移行する場合、個人プランは自動的にキャンセルされ、日割りでの返金が行われることがあります。
サブスクリプションのキャンセルについて
Copilotの有料プランはいつでもキャンセルできます。キャンセル手続きを行うと、現在の支払いサイクルの終了時にサブスクリプションが停止し、それ以降の請求は発生しません。
無料試用期間中にキャンセルした場合、試用期間終了までは引き続き利用できます。
まとめ
本記事で解説したGitHub Copilotの多様な料金プランとプレミアムリクエストの仕組みを理解し、あなたのニーズと予算に最適な形でこの強力なAIコーディングアシスタントを導入・活用するための最終チェックポイントを提示します。
GitHub Copilotの料金体系は、一見すると少し複雑に感じるかもしれませんが、基本的な考え方はシンプルです。
- 自分に合った基本プランを選ぶ(Free, Pro, Pro+, Business, Enterprise)。
- プランごとに設定された「プレミアムリクエスト」の上限を把握する。
- 特に高性能なAIモデルを使うとプレミアムリクエストを消費することを理解する。
- 必要に応じて追加購入やプラン変更を検討する。
これらのポイントを押さえることで、GitHub Copilotという強力なツールを、コストを意識しながら最大限に活用することができます。開発スタイルやプロジェクトの規模、求めるAIの支援レベルなどを総合的に考慮し、最適なプランを選んで、AIと共にコーディングする新しい開発体験をぜひ楽しんでください!そして、常に最新の公式情報を確認することを忘れずに。