この記事のポイント
【2025年最新】PC(Windows・Mac)でも拡張機能不要で公式に音声機能が利用可能に
無料版:1日15分、Plusプラン以上:1日60分の音声会話が可能
GPT-5、GPT-4oとの組み合わせで、より自然で高度な音声対話を実現
【新機能】GPT-5 Thinkingモード + 音声機能で、複雑な問題を音声で段階的に解決
議事録作成、英会話練習、ハンズフリー操作など、多様な場面で活用可能

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
【2025年10月最新版】 ChatGPTの音声入力・音声会話機能が大幅にアップデートされました。現在はPC(Windows・Mac)でも拡張機能不要で公式に音声機能が利用可能になっています。
結論: 2025年現在、ChatGPTの音声機能はスマホ・PC両方で標準搭載されており、無料版でも1日15分、Plusプラン以上では1日60分まで利用できます。GPT-5やGPT-4oと組み合わせることで、より自然な音声対話が可能です。
この記事では、2025年最新のChatGPT音声入力・音声会話機能について、PC・スマホそれぞれの設定方法や使い方を詳しく解説します。手が離せない時でも、話しかけるだけでChatGPTが反応し音声で応答してくれるため、多忙なビジネスシーンや英会話練習など、様々なシーンで活用できます。
【2025年の新機能】 GPT-5 Thinkingモードと音声機能の組み合わせにより、複雑な問題も音声で段階的に解決できるようになりました。
2025年12月12日に発表された最新モデル、「GPT-5.2(ChatGPT 5.2)」については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶︎GPT-5.2(ChatGPT 5.2)とは?その性能や使い方、料金体系を徹底解説!
目次
PC(Windows・Mac)で音声入力をする手順【2025年最新】
ChatGPTのスマートフォン(iPhone・Android)、タブレット版で音声入力をする手順
【2025年最新】ChatGPTの音声入力・会話機能とは
ChatGPTの音声機能は、2025年に大幅にアップデートされ、PC・スマホ両方で公式に利用可能になりました。
音声機能の概要
ChatGPTの音声入力・会話機能は、ユーザーが音声で質問や要求をしたり、ChatGPTと自然な会話ができる機能です。文字入力に比べてスピーディーな会話が可能で、実際に人と会話しているような感覚を味わえます。
2025年の主な変更点
【重要】2025年のアップデート内容:
- PC版で公式対応:Windows・Macで拡張機能不要で利用可能
- 利用時間制限:
- 無料版:1日15分
- Plusプラン以上:1日60分
- GPT-5対応:より自然で高度な音声対話が可能
- 高度な音声機能:標準音声 + 高度な音声会話モード
対応デバイス(2025年10月現在)
| デバイス | 対応状況 | 設定方法 |
|---|---|---|
| PC(Windows・Mac) | ⚪︎ 公式対応 | 拡張機能不要、ブラウザから直接利用 |
| iPhone・iPad | ⚪︎ 公式アプリ | ChatGPT公式アプリで利用 |
| Android | ⚪︎ 公式アプリ | ChatGPT公式アプリで利用 |
【2025年最新】ChatGPT音声機能の設定方法
2025年現在、ChatGPTの音声機能はPC・スマホ両方で公式に対応しており、拡張機能は不要です。
PC(Windows・Mac)で音声入力をする手順【2025年最新】
重要:2025年現在、PC版ChatGPTは公式に音声機能をサポートしており、拡張機能は不要です。
設定手順(拡張機能不要)
-
PC本体のマイク設定を確認(重要)
- Windows:設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク → ブラウザのアクセスを「オン」
- Mac:システム設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク → ブラウザ(Chrome/Safari等)にチェック
-
ChatGPT(https://chat.openai.com)にアクセスします
-
画面右下のメッセージ入力欄の横にヘッドフォンアイコンが表示されています
- このアイコンをクリックすることで音声機能が起動します
- 拡張機能のインストールは不要です
-
初回利用時、ブラウザからマイクへのアクセス許可を求められるので、「許可」をクリックします
- ブラウザ上部にポップアップが表示されます
- 「ブロック」を選択すると音声機能が使えません
- 誤ってブロックした場合は、アドレスバーのマイクアイコンから設定変更できます
-
音声機能が起動したら、以下の設定が可能です:
- 音声選択:ChatGPTの応答音声を選択(複数の音声から選択可能)
- 言語設定:日本語、英語など入力言語を設定
- 音声モード:標準音声 or 高度な音声会話モード
PC版での音声機能の使い方(2025年最新)
-
メッセージ入力欄横のヘッドフォンアイコンをクリック
-
音声モードが起動し、以下の2つのモードから選択:
- 標準音声モード:音声で質問→テキストで回答を確認→音声で読み上げ
- 高度な音声会話モード:リアルタイムで音声対話(GPT-5、GPT-4o対応)
-
話し終わったら、画面をクリックまたは自動で認識終了
音声機能の利用時間制限(2025年10月現在)
| プラン | 1日あたりの音声利用時間 |
|---|---|
| 無料版 | 15分 |
| Plusプラン($20/月) | 60分 |
| Proプラン($200/月) | 60分 |
| Business/Enterprise | 60分 |
ChatGPTのスマートフォン(iPhone・Android)、タブレット版で音声入力をする手順
スマートフォンの場合は、ChatGPTの公式アプリを利用する事で音声入力・会話機能を利用することができます。
事前準備
音声機能を使う前に、入力に使用する言語を設定しておくとスムーズです!こちらは後から変更可能です。
-
ChatGPTのアプリを開きます

ChatGPTアプリのホーム画面
-
左上の二本線をタップすると次の様な画面が表示されるので、サイドバー1番下のユーザーネームをクリックします。

左下:アイコンorユーザーネームを選択
-
設定画面が開くので、Speechという項目の「Main Language」をタップします。

「Main Language」
-
すると次の様な画面がでるので、入力に使う言語を設定することが可能です。

音声入力に使う言語の選択
「Auto-Detect」を選択すると、ユーザーが音声入力した言語を自動検出する事が可能ですが、「英語を喋っているのに日本語と認識される」など、意図した言語と違うものが出力される場合もあります。
そのため、英会話の練習をしたいときは英語、日本語で入力したいときは日本語、と用途に合わせて設定変更することをおすすめします。
音声入力の方法
-
スマホ本体の「設定」からChatGPTを選択し、「マイク」のアクセス許可をオンにします。

本体設定:マイクのアクセス許可(iPhone)
-
ChatGPTを開き、チャット入力欄の横にある「|||」マークをタップします。(タップするとすぐに入力が始まります。)

画像右下のマーク
-
画像の様な画面が表示されるので、入力したい内容を喋り終わったら、青く表示されている部分(どこでも可)をタップします。

音声入力画面
-
すると、入力した音声がチャット欄に表示されます。
録音が終わってすぐに送信されるわけではないので、正しい入力ができているか確認しましょう。

入力プレビューが表示される
音声会話の方法
1.入力の手順同様、マイクの設定がオンになっていることを確認し、ChatGPTを開きます。
2.先ほどの音声入力マークの右隣にある、ヘッドフォンマークをクリックします。

ヘッドフォンマーク
3.次の様な画面が表示されるので、「Start Speaking」と表示されたら話しかける、もしくは、画面を長押しながら話しかけます。

音声会話の画面
- すると、ChatGPTが音声で回答をしてくれます。
会話履歴は通常のチャット同様保存され、後から確認することが可能です。また、会話履歴からChatGPTの回答音声を再生することもできます。
ChatGPT音声の音声入力・会話機能の活用例
ChatGPTの音声入力・会話機能は、語学学習やビジネスにおける様々なシーンで活用する事ができます。
ここでは音声機能の活用例について紹介していきます。
議事録の作成
例えば、会議中に議事録を作成する際にChatGPTを使用することで、議論の内容をリアルタイムで文書化し、議事録の作成や共有をスムーズに行うことができます。
また、手が塞がっているときでも音声で指示を出せるため、データ検索や情報収集などの作業を行いながら別のタスクを進めることが可能になります。
このように音声入力は、マルチタスクが求められる状況でもフルに能力を発揮し、時間の節約につながります。
英会話の練習
ChatGPT音声会話機能は語学の学習にも対応しています。例えば、英語の発音練習をするとき、ネイティブレベルの応答を得ることが可能で、実際の会話のシミュレーションとして活用することができます。
また、ユーザーの発音や文法を評価してもらう事も可能で、リアルタイムでの対話を通じて学習効果を高めることができるのです。
ChatGPTの音声入力・会話機能が利用できない原因と対処法
【2025年版】音声機能のトラブルシューティング
音声会話が機能しない場合、以下の原因と対処法を順番に確認してください。
1. PC本体のマイク設定を確認(最も多い原因)
Windows:
- 設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク
- 「マイクへのアクセス」を「オン」
- アプリの一覧でブラウザ(Chrome/Edge等)を「オン」
Mac:
- システム設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク
- ブラウザ(Chrome/Safari等)にチェックを入れる
2. ブラウザのマイク許可を確認
- アドレスバー左のマイクアイコンをクリック
- 「このサイトでは常に許可」を選択
- ページをリロード
3. マイクのハードウェア確認
- マイクが正しく接続されているか確認
- 他のアプリ(Zoom、Discord等)でマイクが動作するか確認
- マイクがミュートになっていないか確認
4. その他の確認事項
- ブラウザやアプリが最新の状態であることを確認
- インターネット接続が安定しているか確認
- ブラウザのキャッシュをクリアして再試行
- 別のブラウザで試してみる
まとめ
【2025年10月最新版】ChatGPT音声機能完全ガイド
この記事では、2025年最新のChatGPT音声入力・音声会話機能について、設定方法や活用例を詳しく解説しました。
重要ポイントのおさらい
2025年の主な変更点:
- PC版で公式対応:Windows・MacでChromeの拡張機能不要で利用可能
- 全プランで利用可能:無料版(1日15分)、Plusプラン以上(1日60分)
- GPT-5対応:より自然で高度な音声対話が実現
- 高度な音声会話モード:リアルタイムで自然な対話が可能
デバイス別設定方法
PC(Windows・Mac):
- メッセージ入力欄横のヘッドフォンアイコンをクリック
- 拡張機能のインストール不要
- 標準音声モード or 高度な音声会話モード
スマホ(iPhone・Android):
- ChatGPT公式アプリで利用
- ヘッドフォンマークから音声会話を開始
- 音声言語の設定が可能
プラン別利用時間
| プラン | 1日あたりの音声利用時間 |
|---|---|
| 無料版 | 15分 |
| Plusプラン($20/月) | 60分 |
| Proプラン($200/月) | 60分 |
| Business/Enterprise | 60分 |
主な活用シーン
- 議事録作成:会議内容をリアルタイムで文書化
- 英会話練習:ネイティブレベルの発音で会話練習
- ハンズフリー操作:運転中や作業中でも利用可能
- GPT-5 Thinking:複雑な問題を音声で段階的に解決
音声入力はChatGPTとの対話をより直感的で効率的なものに変えることができます。2025年のアップデートにより、PC・スマホ両方で簡単に利用できるようになりました。
ぜひこの記事を参考に音声入力・会話機能を活用し、ChatGPTとの対話をビジネスや日常生活に役立ててください。









