この記事のポイント
- Google Chromeを使用してChatGPTをデスクトップアプリ化する具体的な手順を画像付きで解説
- Microsoft EdgeのサイドバーにChatGPTを追加する方法を段階的に説明
- デスクトップアプリ化のメリットとして、素早いアクセス、ショートカット利用、アイコンからの起動を詳述
- ChatGPT利用時に便利なショートカットキーの一覧と設定方法を具体的に紹介
- MacユーザーにChatGPTの公式デスクトップアプリが提供開始されたことを追記情報として掲載
監修者プロフィール
坂本 将磨
Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。
「ChatGPTのデスクトップアプリ版があったら便利なのに」と感じた経験はないでしょうか。 ChatGPTは、スマホアプリ版は提供されているものの、 PCでの利用時にはブラウザからアクセスする必要があります。 そこでこの記事では、ブラウザを介さず、一般的なデスクトップアプリケーションとしてChatGPTを使用する方法について解説していきす。ショートカットキーを活用した効率的な操作方法についても紹介しているので、ぜひこの記事を参考にして、ChatGPTをより効率的に活用出来るようになれば幸いです。
最新モデル、OpenAI o1(o1-preview)について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください⬇️
OpenAI o1(ChatGPT o1)とは?その特徴や使い方、料金体系を徹底解説!
目次
ChatGPTをデスクトップアプリとして使う手順
ここでは、ChatGPTをデスクトップアプリとして使う具体的な方法を説明していきます。
Google Chromeでの設定方法
まずはGoogle ChromeでできるChatGPTをデスクトップアプリのように使う方法を手順を添えて解説していきます。
-
ChatGPTにアクセスします。
ChatGPT
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画面上部の、ファイルをクリックし、「Dockに追加」を選択します。
Dockに追加する
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次の様な画面が表示されるので、お好きな名称に設定し、「追加」をクリックします。
名称設定画面
-
すると、デスクトップアプリのようにChatGPTのアイコンが追加されます!
デスクトップアプリの様子
これらの方法で、デスクトップ上にChatGPTをアプリとして配置することが出来るようになります!
Microsoft Edgeでの設定方法
次にbingのサイドバーにChatGPTを追加する方法を手順を添えて解説していきます。
-
Bingにアクセスします。
Bingにアクセス
-
Edge を起動させ、右上にある3点リーダーをクリックし、設定を選択します(下の画像の青矢印の指すところ)。
設定を選択
-
サイドバーのカスタマイズオプションを設定する。
①左側のカテゴリから「サイドバー」または「Sidebar」を選択します。
②右上にある「サイドバーを常に表示する」または「Always show sidebar」をオンにします。
カスタマイズオプションを設定
-
サイドバーのカスタマイズ画面で、「ChatGPT」と検索。
ChatGPTと検索
-
サイドバーで [+] を選択してChatGPTを追加する。
ChatGPTを追加
すると、Microsoft EdgeのサイドバーにChatGPTのアイコンを追加し、アプリのように配置することが出来るようになります。
上記で紹介した方法以外にも、Safariでの設定方法や、ChatGPTのショートカットを作成する方法があります。詳しくはこちらの記事で解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
➡️ChatGPTのインストール方法を解説!デバイスごとの違いや注意点も
ChatGPTをデスクトップで使うメリット
ChatGPTをデスクトップアプリとして使用することには、以下のようなメリットがあります。
- いつでもアクセスできる - ブラウザを開く手間がなく、デスクトップ上に常駐させることができるため、ChatGPTに素早くアクセスできます。
- ショートカットが利用できる - デスクトップアプリなら、ChatGPTへの操作をショートカットキーに割り当てられ、手間がかからずに利用できます。
- アイコンから起動できる - デスクトップやドックにアイコンを配置しておけば、そこからすぐにChatGPTを起動できます。
このように、ChatGPTをデスクトップアプリ化することで、ブラウザ上での利用よりも効率的で快適にChatGPTを使用できるようになります。
日常的にChatGPTを活用したい場合におすすめです。
ChatGPT利用時に使えるショートカットキー
このセクションでは、ChatGPTでの作業をより効率的に行うためショートカットキーの設定方法を解説していきます。
以下は特に使用頻度の高いと予想されるショートカットキーの一覧です。
操作内容 | ショートカットキー | 解説 |
---|---|---|
テキスト入力開始 | Ctrl + Alt + C | ChatGPTを起動し、テキストを入力するため。 |
テキスト生成の開始/停止 | Ctrl + Alt + G | ChatGPTにテキスト生成を開始させ、必要に応じて停止させるため。 |
言語モデルの変更 | Ctrl + Alt + M | ChatGPTで使用する言語モデルを変更するため。 |
生成されたテキストのクリア | Ctrl + Alt + Del | ChatGPTで生成されたテキストをクリアするため |
入力文のコピー | Ctrl + Alt + C | 入力されたテキストをクリップボードにコピーするため。 |
出力文のコピー | Ctrl + Alt + V | ChatGPTによって生成されたテキストをクリップボードにコピーするため。 |
これらのショートカットキーを使いながら、ChatGPTを効率的に操作してみましょう!
まとめ
本記事では、ユーザー数が多いGoogle ChromeとBingでできるChatGPTをデスクトップアプリのように使う方法を紹介しました。
ChatGPTをデスクトップアプリのように利用することにより、毎回Googleなどの検索窓からChatGPTを探し出したうえで、ログインしてからの利用する手間を省くことができます。また、本文の後半には効率的な操作のためのショートカットキーの設定方法も解説しました。こちらもChatGPTでの作業を効率化する上で非常に効果的なアプローチです。
今回ご紹介した方法を参考に、ChatGPTをより便利で快適に活用してみてください。