この記事のポイント
【2025年最新】ChatGPT全プラン(無料/Plus/Pro)でメールアドレスのみで登録可能、電話番号不要
API利用時のみ電話番号認証が必須、1つの番号で最大3アカウントまで認証可能
GPT-5を含む最新モデルも電話番号なしで利用可能(APIを除く)
OpenAIは厳格なプライバシー保護を実施、電話番号の悪用リスクは極めて低い
登録エラー時の6つの原因と具体的な対処法を詳細解説

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
【結論】2025年10月現在、ChatGPTの基本利用には電話番号不要ですが、API利用には引き続き必要です。GPT-5を含む全プラン(無料/Plus/Pro)でメールアドレスのみで登録できます。
本記事では、電話番号が不要になったメリット、API利用時の認証要件、プライバシー保護の観点、そして登録エラー時の対処法まで2025年最新情報を詳しく解説します。
2025年12月12日に発表された最新モデル、「GPT-5.2(ChatGPT 5.2)」については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶︎GPT-5.2(ChatGPT 5.2)とは?その性能や使い方、料金体系を徹底解説!
ChatGPT登録時の電話番号は不要に【2025年最新】
【2025年10月現在】ChatGPTの基本利用には電話番号認証は一切不要です。
以前はChatGPTを利用する上で、OpenAIアカウント作成時に電話番号の認証が必須でしたが、2023年12月のアップデートで不要になりました。
2025年現在の登録方法
以下の方法でChatGPT(GPT-5含む全モデル)を利用できます:
登録に必要なもの(いずれか1つ):
- メールアドレス(Gmail、Yahoo!など)
- Googleアカウント
- Microsoftアカウント
- Appleアカウント
利用可能なプラン(全て電話番号不要):
- 無料プラン:GPT-5(制限付)、GPT-4o、DALL-E 3
- Plusプラン($20/月):GPT-5、GPT-5 Thinking無制限
- Proプラン($200/月):全モデル無制限
ChatGPTのAPIを利用する場合は電話番号が必要【2025年最新】
【重要】ChatGPTの基本利用は電話番号不要ですが、ChatGPT APIを利用したい場合は電話番号の登録が必須です。
API利用時の電話番号認証要件(2025年版)
電話番号が必要な理由:
- セキュリティ強化と不正利用防止
- 開発者アカウントの本人確認
- 無料枠の適切な配布管理
APIで利用可能なモデル(2025年版)
電話番号認証後、以下のモデルAPIが利用可能になります:
| モデル | API料金(1Mトークン) | 用途 |
|---|---|---|
| GPT-5(gpt-5-main) | 入力: $5.00、出力: $15.00 | 最高品質の応答生成 |
| GPT-5 Thinking | 入力: $10.00、出力: $30.00 | 複雑な推論タスク |
| GPT-4o | 入力: $2.50、出力: $10.00 | バランス重視 |
| GPT-4o mini | 入力: $0.15、出力: $0.60 | コスト重視 |
ChatGPT APIの利用方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【関連記事】
➡️ChatGPT(OpenAI)のAPIキー発行・取得手順を解説!支払い方法も
固定電話やGoogle Voice、VoIP(仮想電話番号)も登録に使える?【2025年版】
【2025年10月現在】ChatGPT(OpenAI)のAPI用電話番号認証には、以下の制限があります:
使用できる電話番号
✅ 利用可能:
- 携帯電話番号(docomo、au、SoftBank、楽天モバイル等)
- 一部のMVNO(格安SIM)
❌ 利用不可:
- 固定電話番号
- Google Voice
- VoIP(仮想電話番号)
- Skype番号
- その他の携帯キャリア以外の電話番号
認証コードの受信方法
SMS(ショートメッセージ)のみ対応
- 音声通話での認証コード受信:❌ 不可
- メールでの認証コード受信:❌ 不可
- SMSでの認証コード受信:✅ 可能
【注意】 一部の格安SIM(MVNO)ではSMS受信ができない、または遅延する場合があります。SMS機能が有効になっていることを確認してください。
同じ電話番号を複数アカウントで認証できる?
APIを利用するには電話番号の登録が必要と説明しましたが、1つの電話番号でOpenAIアカウント3つまで認証をすることが可能です。
ただし、電話番号のリンクを解除したり、認証をしたアカウントを削除しても、そのカウントは減りません。
電話番号の認証はアカウントの状態に関わらず通算3回までということを注意してください。
【関連記事】
➡️ChatGPT APIの無料期間はいつまで?確認方法や有効期限について解説!
ChatGPTに電話番号登録をするのは危険?
ChatGPTを運営しているOpenAIは、個人情報の取り扱いについて非常に慎重であり、電話番号をアカウント検証、プラットフォームの安全性を確保以外の目的に使用することはなく、ユーザーのプライバシーを重視していると述べています。
一般的な懸念点として挙げられるのは、ChatGPTへの入力データが学習に使用される可能性です。これはあくまでもChatGPTとの会話におけるデータの取り扱いであり、登録した個人情報そのものが学習に利用されることは考えにくいです。
また、ChatGPTは多くのユーザーによって利用されており、企業規模も大きいことから、電話番号の悪用リスクは低いと言えます。
一般的な利用者として登録することにおいて、安全性には十分な注意が払われていると言えるでしょう。
【関連記事】
➡️ChatGPTの情報漏洩事例はなぜ起きた?実際の事例を交えてその対策を紹介
電話番号の登録時にエラーが出た場合の対処法
ここでは、ChatGPTの電話番号登録ができない原因と対処法について説明しています。当てはまる症状や原因があるか参照してみてください。
ユーザー側の問題
- 入力情報の誤り*
電話番号等の関連する情報が間違っている可能性があります。再度確認してみましょう。
- アカウントの制限
他のアカウントで同じ電話番号が既に登録されている場合、新しいアカウントに同じ番号を3つ以上登録することはできません。他の番号を試してみてください。
- SMSの受信設定の問題
SMSの受信を拒否するようなテキスト ブロッカー アプリケーションを使用していないことを確認してください。
電話番号登録がうまくいかない原因と対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
➡️ChatGPTの登録ができない原因は?よくあるエラーと対処法を解説
ChatGPT(OpenAI)の問題
通信エラー
インターネット接続が不安定な場合、登録処理が正常に完了しないことがあります。安定したWi-Fiまたはデータ接続を使用が推奨されています。
- サーバーエラー
登録を処理するサーバーに問題がある場合、エラーが発生する可能性も。時間をおいて再度試してみましょう。
- システムの問題
電話番号の認証時にコードSMSが届かない場合、認証試行回数もしくは、最初のリクエストで問題発生したため、システムが一時的にブロックした可能性があります。数時間後にもう一度登録をやり直すことをお勧めします。
【関連記事】
➡️ChatGPTのネットワークエラーの原因と対処法をわかりやすく解説
上記の原因に当てはまらない、もしくは対処法を試したが解決しなかったという場合は、OpenAIのサポートチームに問い合わせることをお勧めします。
OpenAI ヘルプページ
まとめ【2025年最新版】
本記事では、ChatGPTの登録における電話番号認証の要否について、2025年10月時点の最新情報を詳しく解説しました。
重要ポイントの再確認
【ChatGPT基本利用】電話番号不要
- 全プラン(無料/Plus/Pro)でメールアドレスのみで登録可能
- GPT-5を含む最新モデルも電話番号なしで利用可能
- Google/Microsoft/Appleアカウントでも登録可能
【API利用】電話番号必須
- セキュリティと不正利用防止のため電話番号認証が必要
- 1つの電話番号で最大3アカウントまで認証可能
- 携帯電話番号のみ対応(固定電話、VoIP不可)
- GPT-5 APIを含む全モデルAPIが利用可能
【プライバシー保護】
- OpenAIは厳格なプライバシーポリシーを実施
- 電話番号はアカウント検証とセキュリティ目的のみに使用
- 電話番号の悪用リスクは極めて低い
【2025年の進化】
- 電話番号不要化により利用ハードルが大幅に低下
- GPT-5など最新モデルも簡単にアクセス可能
- API開発者向けセキュリティは維持
この変更により、ChatGPTはより多くのユーザーにとって利用しやすくなり、一方でAPI利用時のセキュリティも確保されています。
今後もOpenAIはユーザーのフィードバックを元にサービスの改善を続けていくことが期待されます。











