この記事のポイント
GitHub Copilotの情報を包括的にまとめています。
使い始める方・使いこなしたい方・プランに迷われている方向けに解説しています。
サポート体制も整っていますのでお気軽にご連絡ください。

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
GitHub Copilot完全ガイドでは、AIによるコード支援ツール「GitHub Copilot」の基本から活用方法、料金プラン、設定手順、さらにはビジネス導入時の注意点まで、開発者・企業双方に役立つ情報を網羅的に解説します。
個人開発者はもちろん、チーム全体の生産性を高めたいエンジニアリングマネージャーにも必見のコンテンツ集です。
AI総合研究所では、GitHub Copilot研修、請求代行、運用の伴走支援を行っています。
お気軽にご相談ください。
目次
GitHub Copilotの著作権問題は?考えうるリスクや安全に利用する方法
GitHub Copilot 全プラン比較表(2025年5月)
GitHub Copilot for Businessとは?
GitHub Copilotのセキュリティプラン、GitHub Advanced Securityとは?
GitHub Copilotを基礎から学ぶ
GitHub Copilotとは?
GitHub Copilotは、GitHubが提供するAIペアプログラマーで、開発者のコーディング作業をリアルタイムに支援するツールです。OpenAIなどの大規模言語モデル(LLM)を活用し、コードの自動補完やコメントからのコード生成、関数の提案などを通じて、開発効率を大きく向上させます。
目次
- GitHub Copilotとは
- GitHub Copilot Agentとは
- GitHub Copilotの料金
- GitHub Copilot Pro・Business・Enterpriseの違い
- GitHub Copilotの使い方
- GitHub Copilotでできること
- GitHub Copilotを使ってみた
- GitHub Copilot利用時の注意点
GitHub Copilotのエージェントモードとは?
GitHub Copilot Agent(エージェントモード)は、GitHubが提供するAI開発支援機能の一つで、開発者が自然言語でタスクを指示するだけで、コードの生成、修正、テストの実行、エラーの自己修復などを自律的に行うことができるAIエージェントです。
目次
- GitHub Copilot Agentとは
- GitHub Copilot Agentの特徴
- GitHub Copilot Agentと他ツールとの比較
- GitHub Copilot Agentの使い方
- GitHub Copilot Agentを実際に使ってみた
- GitHub Copilot Agentの料金プラン
- GitHub Copilot Agentの導入時に気をつけたいポイント
GitHub Copilotの使い方は?
GitHub Copilotにはインライン機能やチャット機能、エージェントモードなど多様な機能が搭載されています。
ここではGitHub Copilotの使い方を詳しく解説します。
目次
- GitHub Copilotとは?
- GitHub Copilotの導入方法【VS Code編】
- 導入に必要な準備
- 日本語設定の方法
- GitHub Copilotを実際に使っていきましょう
- よく使うショートカットとチャットコマンド
- Copilot ChatのAIエージェント機能とは?
- AIエージェントの種類と役割
- 利用例:AIエージェントを活かす実践的なチャット指示
GitHub Copilotの著作権問題は?考えうるリスクや安全に利用する方法
Copilotは、GitHub上の公開リポジトリを含む大量のコードデータを学習しており、その中には著作権で保護されたコードも含まれている可能性があります。これにより、生成されたコードが元のコードと類似している場合、著作権侵害の懸念が生じます。
これに対して、GitHub および Microsoftは利用者を守るための声明も出しています。
目次
- GitHub Copilotの著作権問題とは
- GitHub Copilot利用時に考えうる法的課題
- GitHub Copilot利用時の著作権対策とガイドライン
- GitHub Copilot関連の訴訟と今後の動向
プラン別の詳細機能
GitHub Copilotのプランは大きく個人用とビジネス用にわかれています。
以下に、そのプランの詳細をまとめています。
GitHub Copilot 全プラン比較表(2025年5月)
プラン名 | 月額料金 (USD) | 対象 | GPT-4o | GPT-4.5 | Claude 3.7 | コード補完 | チャット/エージェント | モデル使用枠※ | 管理機能 | プライバシー保護/IP補償 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Free | $0 | 個人 | ✅ | ❌ | ❌ | 月2,000回 | 月50回 | 少量 | ❌ | ❌ |
Pro | $10 | 個人 | ✅ | ❌ | ✅ | 無制限 | 無制限 | 中 | ❌ | ❌ |
Pro+ | $39 | 個人 | ✅ | ✅ | ✅ | 無制限+優先 | 無制限+優先 | 多(Proの30倍) | ❌ | ❌ |
Business | $19 | 組織 | ✅ | ❌ | ✅ | 無制限 | 無制限 | 300回/月/人 | ✅(SSOなど) | ✅ |
Enterprise | $39 | 大企業 | ✅ | ✅ | ✅ | 無制限 | 無制限 | Businessの3.33倍 | ✅(高度管理) | ✅ |
※モデル使用枠:最新モデル(Claude 3.7, GPT-4.5など)を優先的に使える回数(Premium Request数)
EnterpriseはGitHub エンタープライズプランを使っていることが前提となります。
GitHub Copilot for Businessとは?
GitHub Copilot for Businessとは、企業向けに提供されるAIコーディング支援サービスで、チーム全体の開発生産性を高めるための管理機能とセキュリティ強化が組み込まれたプランです。GitHub Copilot Businessは、1ユーザーごとに月額19ドルで提供されています。
目次
- GitHub Copilot for Businessとは
- GitHub Copilot for Businessの主要機能
- GitHub Copilot for Businessの料金
- GitHub Copilot for Businessの導入方法
- GitHub Copilot for BusinessとEnterpriseの違い
- GitHub Copilot for Businessのユースケース
- GitHub Copilot for Businessの著作権対策
GitHub Copilotのセキュリティプラン、GitHub Advanced Securityとは?
GitHub Advanced Security(GHAS)とは、GitHubリポジトリに対して複数のセキュリティ機能を統合的に提供するサービス群です。
GitHub Advanced Securityは、2025年4月から「Secret Protection」と「Code Security」の2つのSKUに分割されました。これにより、ユーザーは必要な機能を選択して利用できるようになりました。
目次
- GitHub Advanced Securityとは?
- GitHub Advanced Securityの主要機能
- GitHub Advanced Securityの料金とSKU構成【2025年最新版】
- GitHub Advanced Securityの使い方
- 導入のポイント:自社に合った段階的なセキュリティ強化が可能
- よくある質問(FAQ)
GitHub Copilot Labsはすでに終了
GitHub Copilot Labsは開発者向けのAIベースのコード支援ツールで実験的機能を提供していましたが、現在はGitHub Copilotに統合されています。
目次
- Github Copilot Labsとは
- 統合された現在のGitHub Copilot
- GitHub CopilotとGitHub Copilot labsの比較
- GitHub Copilotの関連情報とサポート
GitHub Copilotの競合・代替サービス
GitHub Copilotの代替ツール!無料で使えるコード生成AI
GitHub Copilotは非常に便利なツールですが、一方でAIドリブンの開発に利用されるサービスはさまざまな選択肢があります。
その中でも有望なサービスをご紹介します。
目次
Cusorとは?
Cursorは、Visual Studio Code(VSCode)の操作感をベースに、AIによる高度なコード補完や自律的なアシスタント機能を実装した次世代コードエディタです。 非常に多くの企業で取り入れ始められているエンジニアには欠かせないサービスのひとつです。
目次
- Cursorとは
- Cursor v0.50 アップデート概要(2025年5月)
- Cursorの主要機能一覧
- Cusorの料金プラン(v0.50時点での最新)
- Cursorの使い方
- Cursorで最初にすると便利な設定一覧
- CusorとVscodeの比較
- CursorとGitHub Copilotの比較
- Cursorの導入事例
- よくある質問(FAQ)
AIサービスの使い方に関する用語
AI駆動開発とは?
AI駆動開発とは、ソフトウェア開発の様々な工程にAI技術を活用し、コーディングだけでなく開発プロセス全体を最適化 する手法です。
目次
- AIシステム開発(AI駆動開発)とは?
- AIシステム開発(AI駆動開発)の目的
- AIシステム開発(AI駆動開発)の主要技術
- AI駆動開発のプロセス
- AI駆動開発のメリット5選
- AI駆動開発の課題
- AIシステム開発(AI駆動開発)のおすすめツール
- AI駆動開発の事例
Vibe Codingとは?
Vibe Codingとは、OpenAI共同創設者であり元Tesla AI責任者のAndrej Karpathy氏によって2025年初頭に提唱されたものであり、AIに自然言語で指示を出すことでコード生成を行い、仕様よりも“ノリ”や直感を重視して開発を進める新しいスタイルのソフトウェア開発手法です。
目次
- バイブコーディングとは?
- 他のAIコーディング手法との違い
- バイブコーディングのメリット・デメリット
- GitHub Copilotとバイブコーディングの関係
- GitHub Copilot以外のツールとの違いと補完関係
- vibe codingのはじめ方、環境構築に必要なもの
- バイブコーディングの実践手順
GitHub MCPとは?
GitHub MCPとは、AIモデルが外部のリソースやツールと安全かつ標準化された方法で連携するためのプロトコル(Model Context Protocol)です。これにより、GitHub Copilotのエージェント機能がGitHubリポジトリや外部APIなどにアクセスし、実際のタスクを自律的に実行できる仕組みが提供されます。
目次
GitHub Copilotはソフトウェア開発に革新をもたらす新たなツール
GitHub Copilotは、AIによるコード補完やチャット支援を通じて、開発現場の生産性と創造性を大きく向上させる革新的な開発支援ツールです。個人開発からエンタープライズ開発まで幅広く対応しており、チーム規模やセキュリティ要件に応じた柔軟なプランが用意されています。
AI総合研究所では、GitHub Copilotの導入から活用までを一気通貫でサポートしています。
導入時の請求手続き、社内研修の実施、運用支援、セキュリティポリシーの設計まで、安心してご相談ください。