この記事のポイント
Midjourneyの無料版は2023年3月に廃止済みで復活の見込みはない。画像生成AIを無料で試したいなら、まずStable Diffusion OnlineかMicrosoft Designerから始めるべき
商用利用の安全性を最優先するならAdobe Fireflyが最適。学習データが全てライセンス済みのため、著作権リスクを最小限に抑えられる
初心者やデザイン非専門者にはMicrosoft DesignerかCanvaが第一候補。操作が直感的で、既存のMicrosoft 365環境との連携も容易
アニメ・イラスト系の画像生成に特化するなら、にじジャーニーまたはLeonardo AIが有効。Midjourneyと同等以上の品質を無料枠で試せる
Midjourneyの品質が必要な場合はBasicプラン(月$10)への投資を推奨。V7のDraft Modeにより実質的な生成コストは以前の半分に低下している

Microsoft MVP・AIパートナー。LinkX Japan株式会社 代表取締役。東京工業大学大学院にて自然言語処理・金融工学を研究。NHK放送技術研究所でAI・ブロックチェーンの研究開発に従事し、国際学会・ジャーナルでの発表多数。経営情報学会 優秀賞受賞。シンガポールでWeb3企業を創業後、現在は企業向けAI導入・DX推進を支援。
生成AIを駆使して、誰もが手軽に高品質な画像を生成できる時代が到来しています。特に注目されていたのが、高精度な画像を瞬時に生成してくれる「Midjourney(ミッドジャーニー)」です。
Midjourneyの無料版は2023年3月28日をもって廃止されており、2026年2月現在も無料プランは提供されていません。2024年8月にWeb版リリースを記念した期間限定の無料トライアルが実施されましたが、約1週間で終了しました。最新モデルのV7が公開された現在も、利用には有料プランへの加入が必須です。
本記事では、Midjourneyに代わる無料で使用できる画像生成AIサービスを詳しくご紹介するとともに、Midjourneyの現在の有料プラン体系や、無料版廃止の背景についても解説します。なぜ無料が廃止されたのか、どのサービスが自分の用途に合うのか、という視点で解説していきますので、画像生成AI初心者の方もぜひ参考にしてください。
この多様な選択肢の中から、ぜひご自身のニーズにマッチするAIツールを探し出して頂ければ幸いです。
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Midjourney(ミッドジャーニー)の無料版は廃止に
Midjourneyの無料プランは、利用者の急増に伴うサーバーへの負荷・生成画像の悪用といった理由により、2023年3月28日をもって廃止されました。
そのため、現在は有料プランに加入する以外はMidjourneyを利用する方法はありません。
Midjourneyの無料版が廃止された背景
Midjourneyの無料廃止は、突然の決定ではなく、複数の深刻な問題が積み重なった結果です。まず最大の要因として挙げられるのが、ディープフェイク画像の大量生成問題です。悪意のあるユーザーが無料版を使い、非常にリアルな偽画像を量産し、SNSやメディアで拡散するケースが相次ぎました。政治家・著名人の偽画像が特に問題視され、Midjourney社は対策を迫られる形となりました。
もう一つの大きな要因がサーバーコストの爆発的な増加です。無料版が公開された直後から利用者が急増し、GPU処理の負荷が想定をはるかに超えるレベルに達しました。無料ユーザーが大量のリクエストを送ることで、有料ユーザーのサービス品質にも影響が出始めたことが、廃止の直接的なきっかけとなりました。
このように、無料廃止はサービスの品質維持と安全なAI利用環境の確保を目的とした、やむを得ない判断であったといえます。
Midjourneyの現在の有料プラン
Midjourneyは用途や利用量に応じた4つのプランを提供しています。以下の表で、各プランの主な特性を整理しました。この表を参照した上で、次のセクションで無料代替サービスの詳細を紹介します。
| プラン | 月額料金(月払い) | Fast GPU Time | Stealth Mode |
|---|---|---|---|
| Basic | $10(約1,500円) | 3.3時間/月 | なし |
| Standard | $30(約4,500円) | 15時間/月 | なし |
| Pro | $60(約9,000円) | 30時間/月 | あり |
| Mega | $120(約18,000円) | 60時間/月 | あり |
ここで注目すべきは、StandardプランからはRelaxモードが利用できるという点です。RelaxモードではFast GPU Timeを消費せずに画像を生成でき、月間の生成枚数制限を気にせず使えるようになります。つまり、継続的に大量の画像を生成したい場合は、Standardプランが費用対効果の観点から有利な選択肢となります。
年額払いを選択すると月額換算で20%割引が適用されます。生成速度(Fast GPU 1時間あたり)を基準に考えると、Basicプランでは月に約200枚、Standardプランでは約900枚が生成の目安となります。
まずMidjourneyを試したい人向けの最安プランの解説
「Midjourneyの品質を試してみたいけれど、いきなり高いプランに入るのは不安」という方には、月額$10のBasicプランがファーストステップとして最も適しています。Basicプランでも最新モデルV7を含む全モデルへのアクセスが可能で、月に約200枚程度の画像生成に対応できます。
Basicプランで試してみて、より多くの枚数が必要と感じたり、Relaxモードを活用したいと思ったりした場合に、Standardプランへのアップグレードを検討するという段階的なアプローチが、無駄なコストを抑えるうえで賢明です。なお、年額払いに切り替えると月額換算で約20%安くなるため、継続利用が決まった段階で切り替えるとさらにお得に使えます。
無料で使える!おすすめの画像生成AIサービス5選
Midjourney以外にも、無料で利用できる高精度な画像生成AIは多数公開されています。
ここでは、無料で利用可能な画像生成AIサービスを特徴別に紹介していきます。自分のユースケース(趣味・業務・デザイン制作など)に合わせて選択することが、使いこなしの第一歩です。
Stable Diffusion
Stable Diffusionは、コンピューティングの民主化を目指す非営利組織「Stability AI」によって開発されました。
Midjourneyと同様にテキストを入力することで高精度な画像を作成してくれます。

Stable Diffusionの使用画面
Stable Diffusionはオープンソースのソフトウェアとして提供されており、この点はMidjourneyと比較して大きな違いだと言えます。MidjourneyはDiscordを通じてアクセスされるサービスであり、コミュニティとのやり取りを重視していますが、Stable Diffusionは自分のPC上で直接実行することができ、自由にカスタマイズ可能です。
このような高い自由度は、研究や個人的なプロジェクトにおいて大きな柔軟性を発揮します。また、WebUIを提供するサービス(Google Colabや各種クラウド環境)を使えば、専門的な環境構築なしにブラウザ上で無料利用できる点も魅力です。
Stable Diffusionを使い始める際の手順は大きく2つあります。一つ目はローカル環境(自分のPC)にインストールする方法で、GPUが搭載されたPCであれば完全無料で使い続けることができます。二つ目はGoogle ColabなどのクラウドサービスからWebUIにアクセスする方法で、PCのスペックに依存せずブラウザだけで試せる手軽さが特徴です。どちらの方法も技術的な知識が多少必要になりますが、詳しい手順は関連記事をご参照ください。
【関連記事】
➡️Stable Diffusionを無料で使えるサービス!ブラウザでの使い方を紹介
Adobe Firefly
Adobe Fireflyは、Adobeが開発した画像生成AIで、商用利用を前提として設計されている点が最大の強みです。学習データに著作権上の問題がないコンテンツを使用しており、生成した画像をビジネスに安心して活用できます。
Adobe IDを取得することで、毎月一定数の生成クレジットが無料で付与されます。無料枠の範囲内であれば登録だけで画像生成を試すことができ、追加クレジットが必要な場合は有料プランへのアップグレードも可能です。
Adobe Creative Cloud(Photoshop・Illustratorなど)のユーザーであれば、各ソフト内からシームレスにFireflyの機能を呼び出せます。デザインワークフローに画像生成AIを組み込みたい企業や個人には、特に有力な選択肢となります。
特に企業の広告・マーケティング用途では、Adobe Fireflyが最も安全な選択肢です。他の多くの画像生成AIサービスは商用利用の可否や著作権の取り扱いが曖昧な場合がありますが、Adobe Fireflyは最初から商用利用を想定して設計されているため、法的なリスクを最小限に抑えながら生成画像をビジネスに活用できます。
Microsoft Designer(旧Bing Image Creator)
Microsoft Designerと旧称のBing Image Creatorは、DALL-E 3をベースにしたウェブベースの画像生成AIです。Microsoftアカウントがあれば追加のソフトウェアなしにブラウザから利用を開始でき、導入コストが実質ゼロという大きなメリットがあります。

Midjourneyがクリエイティブなアーティスティックなビジュアルやデザイナー向けに特化しているのに対し、Microsoft Designerはより幅広いユーザー層を対象としており、教育・研究・ビジネス資料作成・SNSコンテンツ制作など多岐にわたる用途での使用に向いています。
テキストから高品質な画像を生成できるだけでなく、生成した画像をテンプレートに組み込んでデザインを完成させる機能も備えており、ノンデザイナーでも実用的な成果物を作りやすい構成になっています。
Microsoft Designerは画像生成AI初心者にとって特に入門しやすいサービスです。Microsoftアカウント(Hotmail・Outlook・Xboxなどのアカウントでも可)さえあれば登録不要でそのまま使い始めることができ、日本語のプロンプト入力にも対応しています。余計な設定や専門知識なしに高品質な画像を生成できる手軽さは、初めて画像生成AIを試す方に最もおすすめできる理由の一つです。
【DALL-E 3の概要】
➡️DALL-E3とは?使い方や料金、無料で使う方法を紹介!商用利用は可能?
【Copilotの概要】
GPT-4搭載!Microsoft Copilotとは?できることや料金をわかりやすく解説
Canva
「Canva」は、オーストラリアの起業家Melanie Perkins、Cliff Obrecht、Cameron Adamsによって2012年に設立されました。
当初は教育目的のデザインツールとして始まりましたが、現在では世界中の数百万人のユーザーを持つ広範なデザインプラットフォームに成長しています。

ウェブとモバイルアプリからアクセスでき、多数のテンプレート・画像・フォントなどが用意されています。あらゆる種類のデザインニーズに応えようとする姿勢が特徴的で、そういった数ある機能の一つとして、画像生成AIが搭載されています。
Canvaの無料プランでも基本的な画像生成機能を利用できます。SNS投稿・プレゼンテーション資料・チラシなどのデザイン制作と画像生成を一つのツールで完結できる点は、業務効率化の観点から大きなアドバンテージです。
Canvaは「デザインを完成させながら画像生成もしたい」というユーザーに最も適したサービスです。他のサービスでは画像生成と最終的なデザイン作業を別々のツールで行う必要がありますが、Canvaはその両方をワンストップで完結できます。たとえば、SNS投稿用のバナーを作るとき、背景画像をAI生成してそのままテキストやロゴを重ねてデザインを仕上げる、という流れがすべてCanva内で実現できます。
【関連記事】
Canvaとは?できることや料金、実際の活用例を徹底解説!
にじジャーニー(niji journey)
にじジャーニーは、Midjourneyの技術をベースに、アニメ・イラスト風の画像生成に特化させたサービスです。Midjourney社とSpellbrushが共同開発しており、特に日本のアニメ・マンガ文化に影響を受けたキャラクターイラストや背景画像の生成を得意としています。
にじジャーニーはDiscordを通じて利用でき、基本的な使い方はMidjourneyと共通しています。Discordでにじジャーニーのサーバーに参加し、botにコマンドを送ることで画像を生成できます。無料枠での試用が可能なため、アニメ系のイラスト生成に関心がある方にとっては、まず試す価値の高いサービスです。
Midjourneyと比較したとき、にじジャーニーが特に優れている点は、アニメキャラクターの目・髪・衣装などの細部表現です。写実的な画像よりもイラスト調のビジュアルを好む方や、ゲーム・アニメ・VTuberなどのコンテンツ制作に活用したい方には、にじジャーニーがMidjourney以上に満足度の高い選択肢となりえます。
おすすめの画像生成AIサービス
上記では代表的な画像生成AIツールを紹介してきましたが、それぞれのサービスが提供する機能や、対象とする利用者は異なります。
「自分がやりたいこと」と「サービスが提供してくれる価値」を照らし合わせて、自分に最も合うサービスを見つけることが重要です。
ここでは、知名度は高くないものの優れた機能を持つ画像生成AIサービスを取り上げて紹介します。
Leonardo AI(旧:Leonardo.Ai)

Leonardo AI(かつては「Leonardo.Ai」「Reonard AI」とも呼ばれていました)は、芸術家「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の名に由来するサービスで、アーティスティックな画像を生成したいユーザー向けに設計されたツールです。
無料プランでは**1日150トークン(クレジット)**が毎日付与されます。基本的な画像生成では1トークン1枚に対応しているため、通常の用途であれば1日あたり約150枚の生成が可能です。トークンは毎日リセットされるため、コストゼロで継続的に利用できる点が大きな特徴です。
また、生成した画像に対してブラウザ上で簡単に加工を加えられる機能や、「画像」から「新しい画像」を作成する「Image to Image」機能も搭載されています。より精細な表現を求める場合はAlchemyなどの高画質オプションを利用することもでき、その場合はトークン消費量が増加します。
Leonardo AIの無料枠は、代替サービスの中でも特に充実しています。1日150トークンという枠は、日常的な用途であれば十分すぎるほどの量です。さらに毎日リセットされるため、「月間クレジットを使い切ってしまった」という事態が発生しにくく、安定して使い続けられるのがこのサービスの最大の強みといえるでしょう。
Sea Art
「SeaArt」は誰でも簡単にStable Diffusionを利用できることを目的としているサービスです。

特徴の一つとして、「LoRA」が使えることが挙げられます。LoRAとは「Low-Rank Adaptation」の略語で、画像生成AIに追加で学習させ生成結果を調整する仕組みのことです。
簡単に説明すれば、自分専用の「スタイルテンプレート」を作れる機能のようなものです。他のユーザーが作成したテンプレートを利用することもできるため、複雑なプロンプトの作成に悩む必要がありません。また、日本語でインターフェースが利用できるため、初心者にとって始めやすいこともメリットの一つです。
Sea Artは特に「プロンプトをうまく書けない」と悩む初心者に向いています。他のサービスでは英語でプロンプトを書く必要があったり、細かなパラメータを調整する必要がありますが、Sea Artは日本語UIに加えて他のユーザーのLoRAテンプレートをそのまま流用できるため、プロンプトのスキルがなくても思い通りの画像に近づきやすい構成になっています。
このように知名度は低くても、ユニークで高機能なサービスが存在するのが画像生成AIの面白いところです。
自分のニーズに合わせてさまざまなサービスを検討し、活用の幅を広げていくことをおすすめします。
代替サービスの比較
以下の表で、代替サービスの主な特性を整理しました。この表を参照した上で、ご自身の用途・スキルレベルに最適なサービスを選択してください。
| サービス名 | 無料枠 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| Stable Diffusion | 実質無料(環境次第) | オープンソース・高カスタマイズ性 | 研究・個人プロジェクト |
| Adobe Firefly | 月間クレジット付与 | 商用利用安全・Adobe連携 | ビジネス・デザイン制作 |
| Microsoft Designer | 無料(アカウントのみ) | DALL-E 3ベース・手軽 | 教育・SNS・資料作成 |
| Canva | 無料プランあり | デザイン統合・テンプレート豊富 | SNS・マーケティング |
| にじジャーニー | 無料枠あり | アニメ・イラスト特化 | アニメ・VTuber・ゲーム系 |
| Leonardo AI | 1日150トークン | Image to Image・LoRA対応 | アート・クリエイティブ |
| Sea Art | 無料枠あり | 日本語対応・LoRA豊富 | 初心者・アニメ系 |
ここで注目すべきは、目的別に最適なサービスが異なるという点です。商用利用を安全に行いたい場合はAdobe Fireflyが最も適しており、手軽に始めたい初心者にはMicrosoft DesignerやCanvaが向いています。アニメやイラスト系の画像を生成したい場合はにじジャーニーやSea Artが選択肢となり、より高度な表現を目指すクリエイターにはLeonardo AIが有力です。つまり、一つのサービスにこだわらず、用途に応じて使い分けることがコストと品質の両立につながるということです。
画像生成AIのプロンプト基礎知識
画像生成AIを使いこなす上で、プロンプト(AIへの指示文)の書き方は非常に重要なポイントです。Midjourneyの代替サービスを使う際も、プロンプトの質が生成画像のクオリティを大きく左右します。ここでは、初心者でも実践しやすい基本的なポイントを解説します。
良いプロンプトの書き方の基本
プロンプトは、AIに対して「どんな画像を生成してほしいか」を伝える指示文です。多くの画像生成AIサービスは英語プロンプトで最も精度よく動作しますが、Microsoft DesignerやSea Artは日本語プロンプトにも対応しています。
プロンプトを書く際に意識すべき基本事項を以下にまとめました。この考え方は、Midjourney代替サービスのいずれにも共通して適用できます。
被写体の詳細を具体的に記述することが重要です。「a cat」より「a fluffy orange cat sitting on a wooden bench」のように、色・質感・ポーズ・場所を具体的に指定するほど、イメージに近い画像が生成されやすくなります。
スタイルやアートスタイルを指定することも効果的です。「photorealistic」「anime style」「oil painting」「watercolor」のようなキーワードを追加することで、生成画像の画風を方向付けることができます。
照明や雰囲気を指定することで、仕上がりのムードをコントロールできます。「golden hour lighting」「dramatic shadows」「soft natural light」といった表現を加えることで、プロの写真のような仕上がりに近づきます。
プロンプトのコツを押さえることで、代替サービスでもMidjourneyに近いクオリティの画像を生成できる場面が増えてきます。最初はシンプルなプロンプトから始めて、徐々に詳細な指定を追加しながら理想の画像に近づけていく練習が、上達への近道です。
Midjourney(ミッドジャーニー)の無料版が復活する可能性は?
下記の投稿の内容は、Midjourneyが期間限定で無料になるというものです。
To celebrate the launch of V5.1 we're turning free trials back on from now until the end of the weekend. We've also refreshed the trial credits for anyone who previously tried Midjourney but didn't get a membership. Have fun!
— Midjourney (@midjourney) May 6, 2023
こういった一時的な無料版の登場により、将来的に無料利用が可能になるのではないかという期待が高まりましたが、2024年8月のWeb版リリース時にも期間限定(約1週間)のトライアルが実施されたのみで、その後は有料化に戻っています。
2026年時点での無料復活の見通し
2026年2月現在、Midjourneyの無料プラン復活の公式アナウンスはなく、見通しは不透明な状況です。フェイク画像の問題やAI生成コンテンツに関するリスクへの対応を踏まえると、今後も完全無料での提供が再開される可能性は低いと考えられます。
一方、最新モデルV7の公開(2025年4月)に伴い、Midjourneyの画像品質は大幅に向上しています。V7では人物の手・指の表現が改善され、複雑な構図でも破綻しにくくなっており、日本語でのプロンプト入力にも対応するようになりました。さらに新機能「ドラフトモード」を使えば通常の10倍の速さでラフ案を生成し、気に入ったものだけを高画質化できるため、生成効率が大きく向上しています。
Midjourneyは無料では利用できませんが、その性能と利便性を考えると有料で使う価値は十分あります。月額$10のBasicプランから試すことができ、生成した画像をビジネスコンテンツ・マーケティング素材として活用すれば、費用を十分に回収できる可能性があります。
生成AI活用事例を知りたい方へ
画像・動画生成AIの導入事例集
Stable Diffusion、Midjourney、Runway等の最新生成AIツールを活用した企業の導入事例や、実務での活用方法をまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。
まとめ
この記事では、以下について解説しました。
- Midjourneyは2023年3月から無料利用できず、2026年2月現在も有料プラン(月額$10〜$120)のみ
- 廃止の背景にはディープフェイク画像の悪用とサーバーコストの増大という深刻な問題があった
- 最新モデルV7は高品質だが、無料トライアルは提供されていない
- Midjourney以外にも、無料で使える高精度な画像生成AIが多数存在する
- 用途・目的別に最適なサービスを選ぶことで、コストゼロでも高品質な画像生成が実現できる
画像生成AIは法整備が進む一方で、生成された画像の著作権や商用利用の取り扱いはサービスによって異なります。今回の記事で紹介した無料サービスも、利用規約の変更や規制の動向によって、やがて有料化していく可能性があります。容量用法を守り、各サービスの最新の利用規約を確認した上で、快適な画像生成ライフを楽しみましょう。












