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Copilotとは?製品別の特徴や料金体系、活用例を徹底解説!

この記事のポイント

  • Microsoft Copilotは日々の業務を効率化するAIアシスタントであり、無料で利用できるプランもあります。
  • Copilot Proは個人向けプランで、Microsoft 365アプリと連携可能であり、月額3,200円です。
  • Copilot for Microsoft 365は法人向けプランで、セキュリティ要件を満たした企業向けサービスとなっており、月額3,750円です。
  • Copilot Studioは法人向けプラットフォームで、チャットボットなどを独自にカスタマイズできます。

監修者プロフィール

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

Microsoftが提供するCopilotシリーズは、日々の業務をAIで効率化する新たなソリューションです。
個人や法人を問わず、用途に応じた多様なプランが用意され、会議の記録要約や文書の作成補助、さらにプログラミングの自動補完機能まで、AIの力を借りて作業を手助けすることができます。

本記事では、Copilotの概要から各プランの機能、料金に至るまで詳しく解説し、あなた自身で最適なプラン選びができるようにガイドします。
クラウド時代を先導するMicrosoftのAIアシスタント、Copilotシリーズで、作業効率を革新しましょう。

MicrosoftのCopilotとは

CopilotとはMicrosoftが出しているAIシリーズ です。副操縦士という意味があり、ユーザーの業務、執筆、会議などあらゆる面でサポートしてくれます。

以前は「Bing AI Chat」と言われたこともありましたが。現在はCopilotで名前は統一されています。

BingからCopiloへ
BingからCopiloへ

また、「Copilot」はいくつかのCopilotシリーズの総称であり、Microsoft Copilot, Copilot Pro, Copilot for Microsoft 365, Copilot Studio, Github Copilotの5種類 が挙げられます。

Microsoft Copilotの概要図
Microsoft Copilotの概要図


Copilotの機能比較【プラン別】

ここでは、Copilotの機能や料金について簡単に表にまとめました。料金や機能概要についてさっと知りたい方はこちらの表をご覧ください。

サービス名 Microsoft Copilot Copilot Pro Copilot for Microsoft 365 Copilot Studio Github Copilot 説明
価格 無料 3,200円 3,750円 25,000円 10ドル or 19ドル or 39ドル 各サービスの月額または特別料金
対話機能 チャット チャット 組織向けの安全なチャット カスタムコパイロットの作成 コード候補の提案 テキストベースの対話機能
要約 要約 要約 Microsoft 365アプリでの利用 テキストや文書の要約機能
画像生成 画像生成 画像生成 カスタムコパイロットの作成 画像生成機能
プラグイン/GPTの利用 プラグインやCopilot GPTの利用 プラグインやCopilot GPTの利用 企業のセキュリティ内での利用 プラグインやGPTテクノロジーの統合
特別アクセス GPT-4, GPT-4 Turboへの優先アクセス 特定のGPTモデルへの優先アクセス
Microsoft 365 Microsoft 365アプリでの利用 Microsoft 365アプリケーションとの統合

Microsoft Copilotの機能

Microsoft Copilotは、日常の仕事や生活を支援するAIアシスタント です。
Copilotを用いることでテキスト、音声、画像を活用したチャット、ドキュメントやWebページの要約、画像の作成などができます。

Copilotは、Webやモバイルデバイス、Windows、Edge、Bing など、あらゆるプラットフォームで利用可能なだけでなく、テキスト、音声、画像を使用してマルチモーダル(テキストだけでなく画像や音声も可能なこと)かつ直感的にAIを使用する こともできます。

チャット機能・要約機能

Copilotの機能の1つとして、対話型のAIチャット機能があります。 無料でChatGPT-4のモデルが使用できます。

ChatGPTと違う点としては、Webから検索する機能があり、「生成された文章の参考元」が分かることはCopilotの特徴です。

Webから検索する機能
Webから検索する機能

また、ドキュメントやWebページの要約も可能です。これにより、大量の情報を簡潔に把握することができます。

【関連記事】
➡️ChatGPTとMicrosoft Copilotの違いは?それぞれの違いを徹底解説

画像生成

Designer(旧称Bing Image Creator)を利用すれば、1日に15ブーストで画像を作成 でき、ビジュアルコンテンツの制作を低コストに行うことが可能になります。


試しに、子猫の画像を生成しました。4つのパターンの猫が可愛く生成されています。

猫の画像生成
猫の画像生成


また、DEsignerの画像生成モデルはDALL・E3が用いられています。

DELL・E3の画像生成に興味ある方は、以下の記事ご覧ください。
➡️【画像生成AI】DALL-E3とは?その魅力や使い方を徹底解説

Copilot GPT

CopilotはプラグインとCopilot GPTを使用して機能を拡張できます。Copilot GPTでは、Microsoft Copilotを特定のトピックに特化した動作にカスタマイズすることが可能になります。

また、現在Microsoft CopilotのCopilot GPTには、「Designer」や「Vacation planner」などの一部のタスクがデフォルトで用意されています。

Copilot GPT


利用できる条件は、Microsoft Copilot Pro(次の章で解説しています)を登録 している場合に、カスタマイズされた独自のCopilot GPTの作成や編集が可能となります。

このカスタムバージョンのCopilot GPTを用いると、特定の目的に合わせて専門知識やプロセスの実装、AIプロンプトの再利用による時間の節約 などが可能になります。

例えば買い物用Copilot GPTを使用すると、食事プランに基づいて買い物リストを作成できます。

「Copilot」と「Copilot GPT」の回答を比較

普通のCopilotと料理用のカスタムCopilotであるCooking assistantに、「カレーの作り方を教えてください」と言ってみた場合の回答の比較です。

普通のCopilotは基本的なカレーの作り方を回答しています。

普通のCopilotの回答
普通のCopilotの回答


Cooking assistantは好みのカレーの種類や、アレルギーの有無などを詳しく質問し、よりユーザの要望に合わせたカレーのレシピを提供しようとしています。

Cooking assistantの回答
Cooking assistantの回答


好みや使用シーンに合わせて、どちらのCopilotを使用するか選択することができます。
現時点では、Copilot GPTはPCでのみ作成、編集、削除が可能です。利用および共有に関してはモバイルデバイスとコンピューターの両方で可能です。

【関連記事】
Microsoft Copilotについて、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

Microsoft Copilot(Bing AI)とは?できることや使い方、料金体系を徹底解説 | AI総合研究所

Microsoft Copilot(旧:BingAI)の特徴、使い方、導入事例をわかりやすく解説しています。情報収集からビジネス利用まで、新時代の検索体験を提案します。

https://www.ai-souken.com/article/microsoft-copilot-overview


Copilot Proとは

Copilot Proは先ほど紹介したMicrosoft Copilotを強化したもので、個人向けのプラン です。Copilot Proにアップグレードするメリットとしては以下の3つが挙げられます。

Copilot Pro画像
Copilot Pro画像

ピーク時の優先アクセス

Copilotのピーク時には、GPT-4とGPT-4 Turboへの優先アクセスが利用可能になります。
通常のCopilotユーザはピーク時にGPT-3.5の利用に制限される場合がありますが、それに対しCopilot Proユーザはピーク時にもGPT-4やGPT-Turboを利用できます。

Microsoft 365アプリとの連携

Copilot Proでは、Microsoft 365アプリケーションとの連携が可能になります。
Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNoteなどのアプリ内でCopilotを利用し、より迅速なコンテンツの作成や編集、コミュニケーションをすることができます。

Designerのブースト利用上限の緩和

Copilot Proでは、Designer(旧称Bing Image Creator)の利用上限が緩和されています。1日に最大100回まで、DALL-E 3による横長形式のAI画像を迅速に生成することができます。


Copilot for Microsoft 365とは

Copilot for Microsoft 365は、Microsoft 365 Business Standard または Business Premiumサブスクリプションを利用している方向けのプランで、法人向けの機能 となっています。

AI搭載のチャットを組織グラフへの安全なアクセスとともに使用可能となり、Microsoft 365アプリ中での使用はもちろん、企業向けのセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの実現が可能になります。

Copilot in Outlook

https://youtu.be/bqRJ059VD3o

Copilot in Word

https://youtu.be/nG4TXiMbntk

Copilot in Excel

https://youtu.be/huQufzhoVkE

従来使用していたMicrosoft製品にCopilotが搭載されることでより便利に利用できるようになっています。

Copilot for Microsoft 365の活用シーン

Copilot for Microsoft 365は、個人使用の場合、一般法人の場合、大企業の場合といった幅広いシチュエーションで活躍することができます。

それぞれの場合の使用例についていくつか紹介していきます。

個人使用の場合

  • 文書の作成
    Word中でCopilotを使用することで、あらゆるトピックについて下書きを素早く作成可能になります。

  • 状況の把握
    Windows用のOutlookでCopilotを使用するとメールでの長い会話を要約でき、会話の内容を迅速に把握することができます。

一般法人の場合

  • データの分析
    Excel中などでCopilotを使用することで、Copilotによるデータの分析が可能となります。データ分析の結果から、説得力のある視覚化やアセットの作成などを行います。

  • セキュリティの維持
    Copilotには、ユーザがMicrosoft 365内で設定したセキュリティ、コンプライアンス、プライバシーポリシーが適用され、その範囲内で使用することができます。

大企業の場合

  • デジタルオーバーロードの軽減
    メール、チャット、ドキュメント、Webなどのデータ全体をCopilotでスキャンすることができ、私たちの代わりにデジタルデータに対して処理させることができます。
    これにより、デジタル情報によって過度な負荷がかかるデジタルオーバーロードを防ぐことができます。

  • 会議の効率化
    Copilotを使用して会議内の必要情報の抽出などをが可能となり、出席する会議の内容をさらに効率的に把握できるのはもちろん、出席できなかった会議についても低コストに内容を把握できます。



また、Copilot for Microsoft 365の詳しい使い方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
➡️Microsoft 365 Copilotとは?ExcelやWord、Powerpointでの活用例を紹介Copilotの使い方を紹介!


Copilot Studio

Microsoft Copilot Studioは、一般的な質問から複雑な問題まで、多様なリクエストに迅速に対応するCopilotを独自にカスタマイズして作成できる法人向けのプラットフォームです。

Webサイトやモバイルアプリ、Facebook、Teams、LINEなどがサポートするチャネルを通じて、顧客や従業員とチャットすることが可能です。

カスタムCopilotはコード不要で作成可能なため、コーディングができない人でも直感的にカスタムCopilotを作成できます。

Copilot Studioでチャットボットをカスタムした画像
Copilot Studioでチャットボットをカスタムした画像


Copilot Studioは、WebアプリとしてもTeams内の個別のアプリとしても利用可能で、使用目的によって自由に選択できます。

Microsoft 365向けのCopilotをカスタマイズしたり、カスタムCopilotとGPTを作成したり、Power Virtual AgentsやAzure AI Studioと連携することができます。

無料でもお試し可能ですのでぜひ一度試してみてください。

【関連記事】
➡️Microsoft Copilot Studioとは?使い方や料金、活用事例を徹底解説!


Github Copilot

Github Copilotの実際の使用例
Github Copilotの実際の使用例

GitHub Copilotは、オートコンプリート形式でコーディングを支援するAIです。GitHub、OpenAI、Microsoftによって開発された生成AIモデルを用いています。

どんなコードを書きたいか自然言語のコメントで記述したり、コードを書き始めたりすることで、コード候補を提案します。

【関連記事】
➡️Github Copilotとは?その使い方や料金、インストール方法を解説


Copilotシリーズの料金体系

続いて、先ほど紹介したMicrosoft Copilot, Copilot Pro, Copilot for Microsoft 365, Copilot Studio, Github Copilotの5種類のプランについて、それぞれ利用料金を解説します。

Microsoft Copilotの料金

Microsoft Copilotは無料で使用することができます。

ただし、Microsoftアカウントでサインインせずに利用する場合は、5回までしかチャットすることができません。

会話制限に達した際の様子
サインインしないと1日5回までしかチャットできない


サインインをすると、1日30回まで使用することができます。
サインインをした場合
サインインすると30回に増える

Copilot Proの料金

Copilot Proの料金
Copilot Proの料金


Copilot Proはユーザ・月あたり3,200円です(2024年4月11日時点)。
1ヶ月の無料期間があるのでぜひお試ししてみてください!

注意事項
  • 使用可能アプリ(Webバージョン)
    - Word
    - Excel
    - PowerPoint
    - OneNote
    - Outlook
  • 対応言語
    - 英語
    - フランス語
    - ドイツ語
    - イタリア語
    - 日本語
    - ポルトガル語
    - スペイン語
    - 簡体字中国語
  • Outlookでの対応メールアドレス
    - @outlook.com
    - @hotmail.com
    - @live.com
    - @msn.com
  • その他注意事項
    - Microsoft 365 PersonalまたはMicrosoft 365 Familyを別途契約しているユーザーは追加特典として、より充実した機能を備えたデスクトップアプリでCopilotを利用可能
    - ExcelでのCopilot機能は英語でのみ利用可能(現在プレビュー段階)

Copilot for Microsoft 365の料金

Copilot for Microsoft 365はユーザ・月あたり3,750円です(2024年3月18日時点)。それぞれのプランには、個人向け、一般法人向け、大企業向けのライセンスがあり、価格はそれぞれ異なります。

個人向けプランは、先ほど紹介したCopilot Proを指し、「Microsoft 365 Personal」 または 「Family」のサブスクリプションが必要となります。

個人向けCopilot for Microsoft 365
個人向けCopilot for Microsoft 365



一般法人向けプランは、「Microsoft 365 Business Standard」または「Business Premium」のサブスクリプションが必要で、月額料金は3,750円です。

一般企業向けCopilot for Microsoft 365
一般企業向けCopilot for Microsoft 365



一方、大企業向けプランは、「Microsoft 365 E3」または「E5」のサブスクリプションが必要で、同様に3,750円の月額料金が適用されます。

大企業向けCopilot for Microsoft 365
大企業向けCopilot for Microsoft 365


Copilot Studioの料金

Microsoft Copilot Studioは、月額25,000円で提供されており、1ヶ月あたり25,000メッセージまでの利用が可能となります(2024年3月18日時点)。

ライセンスは容量ベースであり、追加のメッセージを購入することも可能です。


Github Copilotの料金

GitHub Copilotは、以下の3つの料金プランが展開されています。

  • Copilot Individual
    個人開発者やフリーランサー、学生、教育関係者向け

  • Copilot Business
    組織のエンジニアリング速度やコード品質、開発者の経験を向上させたい企業向け

  • Copilot Enterprise
    GitHub Copilotを組織に合わせてカスタマイズし、AIを開発者ワークフロー全体に導入したい企業向け


Copilot Individualは月額10ドルまたは年額100ドルで利用でき、最も人気のあるプランです。
Copilot Businessは月額19ドルで、Copilot Enterpriseは月額39ドル(ユーザー単位)です(2024年3月18日時点)。


まとめ

本記事では、Microsoft Copilotを紹介し、その機能やプランについて詳しく解説しました。Copilotはテキストや画像生成を通じて日常の作業を効率的に行うための強力なAIアシスタントであり、個人や法人向けに複数のプランが提供されています。

これらの技術は、ユーザーのニーズに合わせて作業を効率化し、生産性を向上させることを目的として提供されています。ぜひCopilotを活用して、普段の作業を効率化しましょう。

今回紹介したように、Copilotには様々なプランや機能があるため、あなたのニーズに合った最適なプランが見つかるはずです。

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監修者

坂本 将磨

Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。

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