この記事のポイント
- AIが誤字脱字、文法ミスを検出&修正提案
- 自然言語処理で文章を解析し、より正確で読みやすい文章に
- ツール選びの基準は、正確さ、使いやすさ、機能、対応言語、価格。
- 文章の準備、校正依頼、確認・手直しの3ステップで校正完了
- 時間短縮、精度向上、文章力アップなど、メリット多数
監修者プロフィール
坂本 将磨
Microsoft AIパートナー、LinkX Japan代表。東京工業大学大学院で技術経営修士取得、研究領域:自然言語処理、金融工学。NHK放送技術研究所でAI、ブロックチェーン研究に従事。学会発表、国際ジャーナル投稿、経営情報学会全国研究発表大会にて優秀賞受賞。シンガポールでのIT、Web3事業の創業と経営を経て、LinkX Japan株式会社を創業。
日々、ビジネス文書やメールを作成する中で、誤字脱字や文法ミスがないか、表現は適切か、など校正に頭を悩ませることはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが、文章添削・校正AIツールです。AIが文章を自動でチェックし、修正提案をしてくれるので、校正作業を効率化できます。
本記事では、文章添削・校正AIツールの選び方から使い方、メリット・デメリットまで、具体的な例を交えて解説。おすすめのツールランキングも紹介します。
AIツールを活用して、校正作業の負担を軽減し、より質の高い文章作成を目指しましょう。
目次
文章添削・校正AIツールとは
文章添削・校正AIツールは、AI(人工知能)を利用して、文章の誤字脱字や文法ミスを自動的に検出し、修正提案を行うツールです。
自然言語処理(NLP)技術を用いて、文章の文法や文脈、スタイルを解析し、より正確で読みやすい文章へと改善するサポートをします。
NLPは、コンピュータが人間の言葉を理解し、分析するための技術で、文法や意味の解析、文脈の理解などを可能にします。
また、機械学習も組み合わされており、ツールが使われるたびに、より正確な提案ができるように進化します。
ランキングの基準
文章添削・校正AIツールのランキングには、以下の5つのポイントを意識しました。
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文法・スペルチェックの正確さ
ツールが誤字脱字や文法ミスをどれだけ正確に検出し、適切な修正提案を行えるかについてです。誤った指摘や不適切な修正提案が多い場合、信頼性が低くなります。 -
使いやすさ(ユーザーインターフェース)
ツールが直感的で使いやすいかどうかも大切です。ユーザーが簡単に操作でき、文章の修正がスムーズに行えるかどうか、UIのデザインや機能の配置が評価の基準となります。 -
対応言語の幅と精度
英語以外の言語、特に日本語を含む多言語に対応しているか、またそれらの言語でどの程度精度の高い校正が行えるかは、グローバルなユーザーにとって重要です。 -
機能の充実度
文法チェックだけでなく、文章のトーンやスタイルの改善、冗長な表現の指摘など、どれだけ多様な機能が備わっているかもランキングの大事な基準です。加えて、プラグインやアプリとの連携ができるかどうかも考慮すべきです。 -
コストパフォーマンス
無料プランと有料プランの内容や価格のバランスが適切かどうかも重要です。無料で利用できる機能の範囲や、有料版の価格に見合った価値があるかどうかも、評価の指標となります。
これらの基準を総合的に見て、今回のランキングを作成しました。それでは早速みていきましょう!
【無料版あり】おすすめの文章添削・校正AIツール
会社名 | 商品名 | 順位 | サイトリンク | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||
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初期費用 | ターゲット | 月額 | オプション価格 | お試し | 外部機器連携 | オプション価格詳細 | 追加オプション | 画像1 | 画像2 | 画像3 | |||||
OpenAI | ChatGPT | 1 | 公式サイト | ChatGPTは、AIを駆使して人と対話することができるサービスです。簡単な質問に答えるだけでなく、文章の作成や要約、コードの生成にも対応しており、多岐にわたる応用が期待されています。 | 無料 | ChatGPTを活用したい方はもちろんのこと、これからAIを初めて利用する方 | 月額20ドル | API料金あり | |||||||
Anthropic | Claude | 2 | 公式サイト | Claudeは、洗練された言語能力と豊富な知識を備えており、会話や文章作成、プログラミングなど幅広いタスクに対応可能です。また、2024年6月に発表されたClaude 3.5 Sonnetは主要なベンチマーク評価において競合モデルを凌駕しています。 | 無料 | 「Claude」の高度な言語能力を活かしたタスクを実行したい方。 | 月額20ドル | API料金あり | |||||||
Microsoft | Microsoft 365 Copilot | 3 | 公式サイト | Microsoft Copilot(コパイロット)とは、Microsoft社が提供する生成AIサービスで、OpenAI社が開発した「GPT-4」とMicrosoftが従来提供していた検索エンジン「Bing」を組み合わせたものになっています。 | 無料 | Microsoft製品の使用が主な方。データの安全性を確保しつつ、業務に合わせたコンテンツ生成などをしたい方。 | 月額3,200円 | あり | |||||||
Gemini | 4 | 公式サイト | Gemini(旧称:Bard)は、Googleが開発した対話型AIチャットボットで、会話式インターフェース、言語の多様性、リアルタイムの情報取得、複雑なタスクへの柔軟な対応、モバイルフレンドリーなど様々な特徴が魅力です。 | 無料 | Googleの使用がメインの方。Imagen3やVeoなど最新のAI技術をUI上で試してみたい方。 | 月額 $19.99(Ultra) | あり | ||||||||
X | Grok | 5 | 公式サイト | Grokを開発したxAIは、イーロン・マスク氏が2023年7月に設立した新会社で、一般的な対話型AIとしての基本機能に加え、複雑なプロンプト技術やリアルタイム情報を活用する能力を持ち、幅広い用途に対応しています。Xの基盤にリアルタイムにアクセスできる唯一の対話型AIでもあります。 | 3ドル/月 | Xのプラットフォームと連携して、対話型AIを使用したい方。 | $8/月,$16/月 | ー |
こちらがランキングの詳細です。
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1位
ChatGPT
ChatGPTは、AIを駆使して人と対話することができるサービスです。簡単な質問に答えるだけでなく、文章の作成や要約、コードの生成にも対応しており、多岐にわたる応用が期待されています。
- 初期費用
- 無料
- ターゲット
- ChatGPTを活用したい方はもちろんのこと、これからAIを初めて利用する方
- 月額
- 月額20ドル
- オプション価格
- API料金あり
- お試し
- 外部機器連携
- オプション価格詳細
- 追加オプション
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2位
Claude
Claudeは、洗練された言語能力と豊富な知識を備えており、会話や文章作成、プログラミングなど幅広いタスクに対応可能です。また、2024年6月に発表されたClaude 3.5 Sonnetは主要なベンチマーク評価において競合モデルを凌駕しています。
- 初期費用
- 無料
- ターゲット
- 「Claude」の高度な言語能力を活かしたタスクを実行したい方。
- 月額
- 月額20ドル
- オプション価格
- API料金あり
- お試し
- 外部機器連携
- オプション価格詳細
- 追加オプション
-
3位
Microsoft 365 Copilot
Microsoft Copilot(コパイロット)とは、Microsoft社が提供する生成AIサービスで、OpenAI社が開発した「GPT-4」とMicrosoftが従来提供していた検索エンジン「Bing」を組み合わせたものになっています。
- 初期費用
- 無料
- ターゲット
- Microsoft製品の使用が主な方。データの安全性を確保しつつ、業務に合わせたコンテンツ生成などをしたい方。
- 月額
- 月額3,200円
- オプション価格
- あり
- お試し
- 外部機器連携
- オプション価格詳細
- 追加オプション
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4位
Gemini
Gemini(旧称:Bard)は、Googleが開発した対話型AIチャットボットで、会話式インターフェース、言語の多様性、リアルタイムの情報取得、複雑なタスクへの柔軟な対応、モバイルフレンドリーなど様々な特徴が魅力です。
- 初期費用
- 無料
- ターゲット
- Googleの使用がメインの方。Imagen3やVeoなど最新のAI技術をUI上で試してみたい方。
- 月額
- 月額 $19.99(Ultra)
- オプション価格
- あり
- お試し
- 外部機器連携
- オプション価格詳細
- 追加オプション
-
5位
Grok
Grokを開発したxAIは、イーロン・マスク氏が2023年7月に設立した新会社で、一般的な対話型AIとしての基本機能に加え、複雑なプロンプト技術やリアルタイム情報を活用する能力を持ち、幅広い用途に対応しています。Xの基盤にリアルタイムにアクセスできる唯一の対話型AIでもあります。
- 初期費用
- 3ドル/月
- ターゲット
- Xのプラットフォームと連携して、対話型AIを使用したい方。
- 月額
- $8/月,$16/月
- オプション価格
- ー
- お試し
- 外部機器連携
- オプション価格詳細
- 追加オプション
文章校正ツールの使用手順
今回は、文章校正ツールを使うための手順やプロンプトについて解説します。
手順の概要を簡単にまとめると、
- 文章の準備
- 校正を依頼
- 確認・手直し
の3ステップです。
ここからは、実際に実行例についてプロンプトを交えながら詳しく結果まで解説していきます。
それでは、実際に行ってみましょう!
実際の校正例 - ブログ記事
これからは具体的な使用例をご紹介していきます。
この例ではOpenAIによるChatGPTを使ってご紹介していきます。
- 文章の準備
まず、校正・添削したい文章を用意します。
今回はChatGPTにAIの未来をテーマに400字作文をしてもらいました。
対象とする文章はこちらです。
AIの未来は、社会のあらゆる分野に大きな影響を与えると期待されています。すでに医療、教育、製造業などで活用が進んでいますが、今後さらに進化し、より多くの業務が自動化されるでしょう。例えば、医療分野では、AIが診断や治療計画の策定を支援し、個々の患者に最適な医療を提供する手助けをすることが期待されています。また、教育では個別化学習が進み、生徒一人ひとりの学習スタイルに合わせたカリキュラムが提供されるでしょう。しかし、AIの進化には倫理的な課題も伴います。データプライバシーや雇用の問題にどう対応するかが重要です。人間との協調が求められる中、AIは人類の生活をより豊かにする一方で、慎重な運用が必要です。未来のAIは、社会全体がその恩恵を受けつつ、持続可能な発展を目指す鍵となるでしょう。
こちらを、ビジネスマン向けのブログ記事の一部になるように校正・添削します。
- 使いたいAIに対して依頼
今回はChatGPTですが、使いたいサービスを開き、内容を打ち込みます。
添削をして、と指示するだけでもいいのですが、役割や目的を与えてあげることでより求めた回答を得やすくなります!
今回は「ビジネスマン向けに」、「AIの説明をする記事の一部として」添削してもらいます。
今回与えたプロンプトは以下の通りです。
’’’
プロのライターになりきって、以下の文章を「ビジネスマン向けのAI総合記事の一部」となるように添削・校正してください。
’’’
- 確認
出力結果は以下のようになりました。
'''
AIの未来は、ビジネスのあらゆる領域において革新をもたらすと期待されています。医療、教育、製造業をはじめ、さまざまな分野でAI活用が進んでおり、今後はさらに多くの業務プロセスが自動化されるでしょう。例えば、医療分野では、AIが診断精度の向上や治療計画の最適化を支援し、個々の患者にパーソナライズされた医療を提供できるようになります。教育では、AIが個別指導を強化し、生徒一人ひとりのニーズに合わせた学習体験を提供することで、成果が大きく向上すると予想されます。
ただし、AIの発展に伴い、データプライバシーや雇用への影響といった倫理的な課題への対応が不可欠です。AIと人間が共存しながら、ビジネスの成長を支えるには、責任ある活用と管理が求められます。AIは、効率と創造性を同時に向上させ、競争力を強化する一方で、適切なリスク管理が欠かせない存在です。今後、AIは社会全体に大きな恩恵をもたらすとともに、持続可能なビジネスモデルの構築に寄与するでしょう。
'''
さらに意見を聞きたいため、どう言った点を変更したのかを比較する形で表示するよう依頼してみます。
以下のような回答が得られました。
修正点についてChatGPTの回答
当たり障りのない単純な文章から、ポイントを強調した文章になったことがわかりますね。
さらに質問を繰り返していくことでより求める形の文章に近づいていきます。
### 実際の構成例 - メール添削
別のパターンとして、メールの添削を行なってみます。
実例として以下のサンプルを活用しました。
’’’
件名: ミーティングの日程調整のお願い
[相手の名前]様
お世話になっております。
[あなたの名前]です。
先日お話ししましたミーティングの日程について、調整させていただきたくご連絡いたしました。
以下の日時でご都合の良いお時間をお知らせいただけますでしょうか。
- 〇月〇日(〇曜日)午前10時~午後2時
- 〇月〇日(〇曜日)午後1時~午後5時
- 〇月〇日(〇曜日)終日
ご都合の悪い場合は、別の日程も調整可能ですので、他のご希望の日時をお知らせください。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
敬具
[あなたの名前]
[会社名]
[電話番号]
[メールアドレス]
’’’
こちらを、「返事を催促する」
という内容に添削してもらいます。
与えたプロンプトは以下の通りです。
’’’
以下のメール文を、相手方へ返信を催促する形で書き直して。また、その際に失礼にならないよう敬意を持った表現を使ってください。
’’’
実行結果は以下のようになりました。
’’’
件名: 【再送】ミーティングの日程調整のお願い
[相手の名前]様
お世話になっております。
[あなたの名前]です。
以前お送りしましたミーティングの日程調整の件について、改めてご確認をお願いしたく、ご連絡させていただきました。お忙しい中恐縮ですが、以下の候補日時について、ご都合の良いお時間をお知らせいただけますと幸いです。
- 〇月〇日(〇曜日)午前10時~午後2時
- 〇月〇日(〇曜日)午後1時~午後5時
- 〇月〇日(〇曜日)終日
もしご都合がつかない場合は、他の日程でも調整可能ですので、ご遠慮なくお知らせください。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご返信いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具
[あなたの名前]
[会社名]
[電話番号]
[メールアドレス]
’’’
また、今後の参考にするために意識したポイントを確認してみました。
メール添削の際にChatGPTが意識したポイント
柔らかい催促の仕方などは今後自分でメールを書く際にも参考になりそうな表現です。
また、ChatGPTを使うと、ログを保存したり共有したりすることもできます。
詳しくはこちらをご覧ください。
このように、添削結果の表示だけでなく、そのポイントも合わせて出力することで、自分の文章力向上にも役立ちます!
文章校正にAIを活用するメリット
文章添削・校正AIツールを活用することで、以下のような多くのメリットがあります。
メリット | 詳細 |
---|---|
時間の節約 | AIツールは誤りを瞬時に検出し、修正提案を行うため、ライティングや編集作業の時間を大幅に短縮できる。 |
精度の向上 | AIは一貫して高精度なチェックを行い、誤字脱字や文法ミスを正確に指摘することで、質の高い文章を作成できる。 |
多様なスタイルに対応 | AIツールはビジネス文書や学術論文、日常のメールなど、さまざまなスタイルに対応し、目的に応じた適切な提案が可能。 |
学習効果 | AIツールは修正理由を説明するため、ライティングスキルの向上につながり、継続使用でより質の高い文章が書けるようになる。 |
多言語サポート | 一部のAIツールは多言語での文章チェックに対応し、外国語でも精度の高い校正が可能。非ネイティブスピーカーにとって大きなメリット。 |
このように、効率的かつ簡単な文書作成だけでなく、ライター自身の文章スキルを鍛えていけるところもメリットとして考えられます。
文章校正AIツール利用時の注意点
一方で、メリットだけではない点にも注意が必要です。
以下のような点に意識して使用する必要があります。
注意点 | 詳細 |
---|---|
完全な精度を期待しない | AIツールは完璧ではなく、文脈の複雑な部分や特殊な専門用語、創造的な表現には誤った提案をする場合がある。最終的な判断は人間の目で確認が必要。 |
文脈の理解に限界がある | AIは文法解析に優れているが、文章の「意図」や「ニュアンス」までは理解できないため、比喩表現や感情的な文章では不適切な提案をすることがある。 |
プライバシーとデータセキュリティ | AIツール使用時に、文章が外部サーバーに送信される場合があるため、機密性の高いデータを扱う際は、ツールのプライバシーポリシーを確認する必要がある。 |
過信しすぎないこと | AIツールの提案は正確であっても、必ずしも「最適」ではない。個性や意図を反映した文章を書きたい場合、ツールを補助として使い、自分の判断を優先することが重要。 |
無料版と有料版の機能差 | 無料版では機能が制限されている場合があり、有料版ではより高度なスタイルチェックやトーン分析が可能。自分のニーズに合ったプランを選ぶことが重要。 |
これらの注意点を理解しながら、メリットも合わせて総合的に判断することでより文書作成の目的が効率的に達成される一助になるでしょう!
文章校正AIツール利用時のよくある質問
Q.AIツールはすべての文法ミスを正確に修正できますか?
**A.**AIツールは多くの文法ミスや誤字脱字を正確に指摘しますが、複雑な文脈や専門的な表現に対しては誤った修正提案をすることもあります。最終的な確認は人間の目で行うことが重要です。
Q.無料版と有料版の違いは何ですか?
**A.**無料版では基本的な文法チェックやスペル修正が主ですが、有料版ではスタイルやトーンの改善提案、文章全体の構造解析など、より高度な機能が利用可能です。自分の目的に応じて選ぶのが良いでしょう。
Q.AIツールを使っても個人情報は安全ですか?
**A.**多くのAIツールはデータセキュリティに配慮していますが、ツールによってプライバシーポリシーやデータの扱いが異なるため、機密性の高い情報を入力する際は、使用するツールのセキュリティ対策を確認することが大切です。
まとめ
文章添削・校正AIツールは、ライティングの効率を高め、文章の質を向上させる非常に有用なツールです。
AIの自然言語処理技術を活用して、文法ミスや誤字脱字を迅速かつ正確に指摘し、スタイルやトーンの改善提案も行ってくれます。
時間の節約や精度の向上といった多くのメリットがある一方で、AIには文脈や意図の理解に限界があり、プライバシーへの配慮も必要になってくる場合もあります。
最終的には、AIツールを補助的に利用しつつ、自身のライティングスキルを高めることが大切です。ツールのメリットと限界を理解し、適切に活用することで、より効率的な文章を作成する一助となれば幸いです。